女王様キャラで一世を風靡したお笑い芸人のにしおかすみこさんが干されて消えた理由、結婚や旦那の噂、そして現在の活動をまとめました。
にしおかすみこさんの27時間テレビやネプリーグでの放送事故は衝撃的でしたね…最近はマラソンやブログ・エッセーの執筆などで活躍しています。
この記事の目次
にしおかすみこのプロフィール
にしおかすみこの経歴
出典:http://www.watanabepro.co.jp/
名前:西岡純子(にしおか・すみこ)
出身地:千葉県
生年月日:1974年11月18日
身長:163.5cm
体重:非公表
学歴:青山学院大学経済学部
芸風:漫談・江戸落語
活動開始:1994年
所属:ワタナベエンターテインメント
1994年、太田プロダクションから「西岡すみこ」としてデビュー。
1999年、NHKお笑い深夜番組「爆笑オンエアバトル」11月28日放送回にて、女性ピン芸人として初のオンエアを獲得。
2002年、事務所を太田プロダクションからワタナベエンターテインメントに移籍。嶋岡里美(現:satomi)とコンビ「つぶつぶ」を結成し、その後3年間に渡り活動されました。
2005年、「つぶつぶ」を解散し、再びピン芸人として活動。芸名を西岡すみこから「にしおかすみこ」に改名。
2006年、フジテレビ「くるくるドカン」のさざなみ芸人コーナー出演をきっかけに次第にブレイクし始め、2007年頃からお笑い番組「エンタの神様」を中心に、主に若い女性の間で人気のお笑い芸人として大ブレイクを果たすことに。
それまで黒いボンデージ衣装を身にまとった女王様キャラとしてテレビ出演をしていたものの、自身が演じるキャラクターと素の性格とのギャップの大きさに悩むようになり、2008年以降はネタ番組以外で素の性格を前面に出したキャラに転向。
2009年8月からは、春風亭小朝の指導のもとで落語に挑戦を始めるなど、自身の新たな芸の開拓を目指して努力されていました。しかし、某番組での失態(後述)もあり、その後は次第にメディア出演の機会が減少していくこととなります。
にしおかすみこが干された理由①「27時間テレビでの放送事故」
にしおかすみこの悲劇は27時間テレビで起こった
出典:http://yuuyaketrendnews.otori-yose.net/
2008年7月27日に放送された「FNS27時間テレビ!!みんな笑顔のひょうきん夢列島!!」の1コーナーであった、「復活!有名人の集まる店。貴子ママと若手芸人スペシャル!」の中で、当時人気芸人だったにしおかすみこさんにその悲劇は起こりました。
この時の企画内容は、「明石家さんまさん扮する貴子ママの店に若手芸人約50組が集まり、ネタの披露と悩み相談を行う」というもの。そして、スタジオセットは若手芸人を大御所のさんまさんと中堅・ベテラン芸人が両サイドから挟んだ形で、生放送が行われました。
中堅・ベテラン芸人の面々は、明石家さんまさんを筆頭に、小堺一機、ラサール石井、くりぃむしちゅー、雨上がり決死隊、山口智充、アンタッチャブル、次長課長、ガレッジセール、ビビる大木、タカアンドトシ、おぎやはぎ、ハリセンボン(敬称略)という錚々たる出演陣。
彼らすべてが冠番組を担当できるだけの話芸を持ち、笑いに対してもストイックな一流芸人ばかりという面々の中で、にしおかすみこさんを含む若手芸人50組がネタを披露するという、異常なまでの緊張状態の中で、にしおかさんに悲劇が起こることとなりました。
にしおかすみこ「27時間テレビでの放送事故」の詳細
その際の具体的な内容がヤフー知恵袋で解説されています。
【27時間TVでの失態その①】
深夜の若手ネタ見せコーナー中盤にて
にしおか、ピンクのワンピースという女王様ネタにそぐわない勘違い衣装で登場
さんまとなら寝てもいいと軽口トーク
ネタに自信がないから先に謝っておきますとラインを引く
↓
ネタ開始、ネタの途中で一切笑いがおきないため逃げて笑いを取ろうとするがそれも不発
もう一辺やれと促されるも、また最初からやろうとし注意される
さっきの途中からやろうとするも、頭が真っ白になり進まず
↓
涙目になりまた最初からはじめるが、ここで見かねたさんまがストップ
構ったちゃんモード全開でわざとらしく泣き出し同情を誘うが芸人達の目は次にやる柳原がかわいそうとの声
他の芸人のネタがはじまると自分は何事もなかったかのように爆笑
ネタ見せの前から予防線を張るという、プロの芸人からすれば最も忌み嫌われる行為をしたうえ、終いには泣き出してしまうという失態を犯してしまった、にしおかすみこさん。
今後、さまざまな番組で共演させていただく予定であったはずの大御所・中堅芸人さんたちやテレビスタッフの前で犯した失態は全国ネットで生中継されてしまったため、その一部始終を多くの視聴者が目にすることとなってしまいました。
当然、放送後ににしおかすみこさんに対する非難・批判がネット上を中心として噴出することとなり、それまで若い女性の間で得ていた彼女の人気は一気に失墜することとなってしまいました。
にしおかすみこが干された理由②「ネプリーグでの失態」
にしおかすみこがネプリーグで失態
2008年7月27日に放送された「FNS27時間テレビ!!みんな笑顔のひょうきん夢列島!!」の1コーナーであった、「復活!有名人の集まる店。貴子ママと若手芸人スペシャル!」の中で生放送中の号泣という失態を犯してしまったにしおかすみこさん。
これだけでも人気絶頂であった彼女のキャリアに大きな影を落としたことは言うまでもありませんが、さらなる悲劇が彼女を襲うこととなってしまいました。
前述のFNS27時間テレビ放送からしばらくして、にしおかすみこさんは再び、お笑い怪獣・明石家さんまさんと共演を果たすこととなってしまいました。この時の出演番組は「さんまinネプリーグ」で、にしおかさんはクイズの回答者として出演されていました。
FNS27時間テレビと同じ放送局であるフジテレビの番組で、しかも明石家さんまさんとの共演という、どう考えても前回の失態を挽回することを求められたこの番組内で、再び彼女は失態を犯してしまうことなります。
にしおかすみこ「ネプリーグでの失態」の詳細
その際の具体的な内容もヤフー知恵袋で解説されています。
【27時間TVでの失態その②】
ネプリーグにて
今朝の失態の後でどの面下げて来てるんだと言わんばかりに平然とネプリーグ出演
問題の合間にあれだけ出ていたさんまに「休み過ぎ」と言い場を凍り付かせる。さんまは呆れ顔で相手にせず
山田邦子の格好を「リュークみたい」と大声で言い、大スベリ、空気最悪
ファイブボンバーで2番手にもかかわらず1問目全く答えられず、場の空気は氷点下
空気を読んださんまが朝の事を含めて、「今日はたまたま調子悪いんやろな」とフォローするも全否定
「違います!むしろ調子いいくらいですよ!」と言い助け舟を潰し、自分の大失敗に自覚の無い事を露呈
ファイブボンバー2問目でも全く答えられず、場の空気は氷河期突入。
呆れっぱなしのメンバーに対し真っ先に出る発言が「だって緊張してるから・問題の意味が分からない」との言い訳
原田の「朝のことは忘れて頑張れ」というフォローにも「朝のことは忘れてますよ!嫌なこと蒸し返さないで下さい!」と反省の色が無いことを露呈させ出演者スタッフ視聴者の神経を逆なでる
ついには温厚なホリケンも激怒、後輩の山本高広にまでフォローされる始末
そしてしまいには「問題が聞き取りにくい、もっと滑舌良く読んでください」などと言って伊藤アナのせいにし、 名倉に「ちゃんと読んどるわ!」「お前のせいや!」と注意され、山田邦子には「人のせい!?」と呆れらる
3問目にて時間をかけてやっと正解するも、ホリケンのところで時間切れ
自分が時間を使い過ぎたことを棚に上げ「えぇーせっかく私答えたのに」
他のメンバーも答えが分からなかったことを知ると「みんなそうか~」と勝手に安心する
このほとんど勝負にならなくなってしまった展開に、ベテラン勢をバラエティ的にどうしようかと本気で悩ませ、コーナーは最後まで白けっぱなしの空気へ しかし本人は大して気にする様子もなく終始ヘラヘラしていた。
日頃から温厚なことで知られている堀内健(ホリケン)さんをも激怒させてしまうほどの失態を犯したにしおかすみこさん。
他事務所の先輩芸人ならまだしも、同じワタナベエンターテインメント所属で、直属の先輩である堀内さんが激怒したのは、それだけにしおかすみこさんのことを心配してくれていたからであったことは想像に難くありません。
事態を重く見た先輩芸人さんたちが差し伸べてくれた助け舟の数々をも無駄にしてしまった挙句、果ては芸人でもないアナウンサーの伊藤さんの滑舌にまで責任転嫁をしてしまった彼女のみっともない姿に、視聴者からは再び厳しい言葉が投げかけられることとなってしまいました。
にしおかすみこ、2度の失態でメディアから消える結果に
SM女王様キャラとはいえ、素顔は真面目で賢い普通の女性だと言われているにしおかさんが、前回出演時の失態を挽回しようと、必要以上のプレッシャーを自分自身にかけてしまっていたことは容易に想像できます。
過度なプレッシャーから周りが見えなくなり、先輩たちに対して変な絡み方をしてしまった挙句、差し伸べてくれた助け舟も無駄にしてしまう・・・、そんな悪循環に陥ってしまったのは、芸人としては失態ですが、ここまでくると可哀想とさえ感じさせられます。
2度に渡るチャンスを貰いながら、それらをことごとく潰してしまった彼女を「使いたい」と考える芸人さんや関係スタッフが激減したことは言うまでもないでしょう。その後、彼女は大手事務所・ナベプロの尽力もむなしく、徐々にメディアから遠ざかっていくこととなりました。
にしおかすみこの現在① 特技のマラソンを活かした仕事
出典:http://actresspress.com/
お笑い芸人としての活動は激減してしまったにしおかすみこさんですが、特技のマラソンを活かした活動が増えていきました。
2014年に開催された「サンスポ軽井沢リゾートマラソン」では、見事5位に入賞し、サンケイスポーツの記事で取り上げられるほどの活躍を見せています。
この時のブログが現在も残されています。
1時間36分08秒(グロス)で自己ベスト。
2分も更新出来た。
沿道で応援してくださった方々、
共に走って声をかけてくださった方々、
本当にありがとうございました。
嬉しかったし、とても力になりました。
ああ。楽しかった。
引用:ハーフマラソン 1時間36分08秒(グロスタイム)|にしおかすみこ オフィシャルブログ powered by Ameba
サンケイスポーツの記事を確認したにしおかさんは、「結婚するときは、すぐサンスポさんに報告しよう。全く。引くほど予定はないが」と感謝の気持ちを述べられていました。
また、にしおかすみこさんのその後を追う芸能記者の方からも、彼女の新たな活動に対する真摯な姿勢が高く評価されていたようです。
「立派なマラソンランナーで、全国各地の大会を走っています。去年10月、石川県で行われた『第4回 能登半島すずウルトラマラソン 』では102㎞の長距離を10時間08分で完走し、 女子の部2位。
また今年3月には、埼玉県・羽生市で行われた『第33回 藍のまち 羽生さわやかマラソン大会』でハーフ20kmを1時間31分でこれまた完走、女子40歳代の部で優勝を果たしています。
趣味だったマラソンを何らかのかたちでビジネスにしているのでしょう(芸能記者)
また、2019年にはフルマラソンで3時間5分3秒というベストタイムを記録しています。
かつてはフジテレビの番組で取り返しの付かない失態を犯してしまったことで、多くの視聴者から非難や批判の的となってしまったにしおかすみこさんですが、失態の原因ともなった、その真面目すぎる性格が今ではマラソンという別の舞台で活かされているようです。
にしおかすみこの現在② 料理ブログも話題に
料理が特技だというにしおかすみこさん。ブログで料理のことを書くことも多く、料理タレントとしてのブレークも狙っていそうです。
にしおかすみこ ドケチレシピ オフィシャルブログ powered by Ameba
にしおかすみこ なんか落ち着いたね pic.twitter.com/CZd1nX4wjl
— 私があやさんです。17~19ゆたday (@ayasan_uw) 2016年9月8日
にしおかすみこの現在③ 結婚や旦那と子供
にしおかすみこさんは1974年11月生まれのアラフィフ世代ですが、現在も結婚はされておらず、旦那も子供もいません。
にしおかすみこさんと結婚したいです!
— Bet (@Betrayal495) September 20, 2021
怒鳴る母、汚れた家…にしおかすみこが変わり果てた実家に暮らすと決意するまで @frau_tw https://t.co/BbF1TS4L2I #FRaU
にしおかすみこさんは美人なので「結婚したい」という男性もいそうですが、結婚はしていないようです。
にしおかすみこさんが結婚しない理由は明かされていませんが、「若い頃のSMキャラが原因」「認知症の母など家族の現状が大変」などの憶測が出てきています。
にしおかすみこの現在④ エッセー「ポンコツ一家」が話題に
出典:https://all.instagrammernews.com/
にしおかすみこさんは、2021年9月からWEBサイト「FRaU」で家族のことを綴ったエッセーの連載を始めました。エッセーでは、認知症の母、ダウン症の姉、酔っ払いの父、そして一発屋の自分という家族を「ポンコツ一家」だと表現しています。
また、一年ぶりに帰省した千葉県の実家が、砂や埃だらけの変わり果てた姿になっていたこと、その後母親が認知症であることが分かったことなどをありのままに明かし話題となりました。
一見、悲壮感の漂う家族や実家の現状ですが、にしおかすみこさんはコミカルに綴っており、その文才にも注目が集まっています。
コロナ禍で仕事がなくなり家賃が払えなくなっていたこともあり、現状を知った後は、実家で家族とともに生活を始めたにしおかすみこさん。エッセーからは、家族の問題と向き合う誠実な姿勢がうかがえます。
にしおか すみこ Sumiko Nishioka | FRaU
まとめ
彼女のブログやエッセーを見ていて感じるのは、とても真面目な女性であるということ。人柄が優れているだけでは生き残れない厳しいお笑いの世界において、彼女のような(良い意味で)普通な女性は生きづらさを感じていたのかもしれません。
一時期は精神的にかなり追い詰められていることが、ブラウン管を通しても手に取るように感じられて心配だった彼女ですが、今では特技を生かして自分らしく活躍されているようで何よりです。
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