2019年8月に起こった「常磐道あおり運転暴行事件」にて逮捕された「ガラケー女」こと喜本奈津子ですが、意外なことに近所の評判は悪くない人物だったとか。
この記事では、喜本奈津子の生い立ちと実家、宮崎文夫の出会いから逮捕まで、卒業アルバムやインスタの画像、そして現在をまとめました。
この記事の目次
喜本奈津子(ガラケー女)のプロフィール
喜本奈津子(きもと なつこ)
出身地:神奈川県川崎市
喜本奈津子は、2019年8月10日に起こった「常磐道あおり運転暴行事件」にて、「ガラケー女」との通称で注目を集めた人物です。
「常磐道あおり運転暴行事件」に関しては、事件当日の午前6時過ぎに、常磐自動車道を走行中だったAさん(24)に対して、不動産会社経営者・宮崎文夫(43)が煽り運転を仕掛けたことから始まります。
その後、進路妨害の末にAさんの車を強制停止させた宮崎文夫が、白いBMVから降りてきて凄んだところ、ブレーキから足を離してしまったAさんの車が急発進してBMVに衝突。激高した宮崎文夫が、Aさんを数発殴りつける傷害事件へと発展してしまうことになりました。
暴行事件には直接関与していなかった喜本奈津子でしたが、BMWに同乗していたうえに、宮崎文夫がAさんに因縁をつけ暴行する様子を携帯電話(ガラケー)で撮影していたようですね。
「常磐道あおり運転暴行事件」は、事件の一部始終を記録していたドライブレコーダーの動画がマスコミやインターネット上に流出したことで、逮捕前から世間で話題沸騰した事件でもありました。
そのため、SNS上で犯人捜しが始まり、まったくの別人が「ガラケー女」であると濡れ衣を着せられて、大バッシングされる騒動も起こりました。
煽り運転のガラケー女
— kazuPC CORSAIRAORUS☠EVGA推し (@kazuPC3) August 19, 2019
当初インスタ特定とかで顔写真出てた人全く別人だったみたいね。
人違いにあった女性は未だにバッシングで困ってるみたいな
SNSはほんと怖いですね
喜本奈津子(ガラケー女)の生い立ちと経歴…川崎市出身で実家はパン屋
喜本奈津子、実家は川崎市内でパン・菓子店を経営
喜本奈津子に関しては、神奈川県川崎市内でパン・菓子店を営む喜本家の長女として生まれて来ています。
喜本奈津子は、経済的に苦労することはなかったものの、亭主関白タイプの父親の元で抑圧される母親を見て育つことになりました。
近所の事情通は、
「父親は毎朝4時に起床して店の前に水をまき、午後8時には寝る。近所のピアノの音がうるさいといって母親を使って抗議させたことも。」
校内暴力が吹き荒れた時代に学生時代を過ごし、母校の中学は不良が消火器を振り回して暴れているような惨状だったという喜本奈津子ですが、本人はそういった周囲の雰囲気に感化されることもなく、真面目な学生だったと言われております。
喜本奈津子、母親の認知症が原因で親子仲が悪化
県立高校を卒業後は地元で就職している喜本奈津子に関しては、周囲からは真面目に働いていると認識されていたものの、病院の食堂など職場環境が合わずにすぐ辞めてしまった仕事もあったようですね。
2000年代末頃に肝臓がんで父親を亡くしている喜本奈津子ですが、その後母親が軽度の認知症に見舞われる不幸も直撃しています。
認知症を患った母親と喜本奈津子は親子関係が悪化の一途を辿り、母親を家から閉め出したり、本人が締め出されたりしていたとか。
「ある日、なっちゃんがカギをなくして家に入れなくなったことがあった。自宅のお母さんは玄関のドアを開けてくれず、頼まれて別の出入り口のワイヤーを切断してあげたことがありました。翌日、“おかげで助かりました”と本人がわざわざお礼に来ました。基本的には礼儀正しい人なんです」
また、認知症の母親の介護疲れからか、クレーマー体質化していた部分もあった喜本奈津子は、隣宅の自転車が自宅前にはみ出していることに苛立ち、警察に通報することまでありました。
ちなみに、喜本奈津子にとって心労の種となっていた母親については、結局のところ、2016年頃に介護施設に入居させることになったようですね。
喜本奈津子(ガラケー女)と宮崎文夫の出会いから逮捕まで
喜本奈津子、宮崎文夫と出会い系サイトで出会う
喜本奈津子に関しては、これまでに結婚歴もなく独身を貫いていたものの、結婚願望などはあったらしく、出会い系サイトに登録して結婚相手を探していたようですね。
そんな中で知り合ったのが宮崎文夫だったようで、2019年初頭頃より交際を始めていたとか。
交際開始以降の喜本奈津子は、宮崎文夫の経営する不動産会社の仕事を手伝うようになり、居住地も実家から大阪市内のマンションへと移すことになりました。
宮崎文夫は、以前は20代のモデル体型の女性と交際していたため、特に年上好きということもなく、また交際する相手には事欠かなかったようですね。
そのため、同じマンションに住む住民たちも2人が交際しているとは思ってもいなかったらしく、逮捕後の報道を見て驚いていました。
喜本奈津子、宮崎文夫の“絶対服従女”だった
宮崎文夫については、ハンドルを握ったら人格が変わるという事もなく、普段から粗暴な言動が目立っていたと言われております。
宮崎文夫の粗暴な振舞いに関しては、マンションの駐車場に愛車を2台置くために、住民の車を勝手に移動させて路上に放置したり、早朝にマンション内で水まきを始めるなど、やりたい放題だったようですね。
ちなみに、マンションは宮崎文夫が経営する不動産会社が所有する物件だったようで、宮崎文夫は、迷惑な住民というよりは傍若無人なオーナーという立場でした。
喜本奈津子は、そんな宮崎文夫に対して絶対服従状態だったと言われており、引っ越しのために川崎市内の実家から荷物を運びだす際には、宮崎文夫に顎で使われる姿が目撃されています。
「実家前に軽トラックを停めて、ふたりで大型の冷蔵庫を運び入れようとしていたんです。ところが、間口が狭かったのか、すぐには搬入できなかった。男から“冷蔵庫を押さえておけ!”と命令された喜本被告は片手を冷蔵庫にかけ、意味なく路上にたたずんでいた。もう片方の手は例のガラケーをピコピコいじっていました」(男性住民)
喜本奈津子、犯人蔵匿・隠避の疑いで逮捕
「常磐道あおり運転暴行事件」では、当初指名手配されたのは宮崎文夫のみでした。
しかしながら、恋人関係にあった喜本奈津子も一緒に逃亡し、一時期は東京都品川区のアパートに潜伏していたようですね。
その後、2019年8月18日になると、自宅マンションのある大阪市東住吉区付近で宮崎文夫と一緒にいるところを犯人蔵匿・隠避の容疑で逮捕されることになりました。
逮捕の瞬間‼️
— GAWARAっち (@J7hMgfA7UDkfvHM) August 18, 2019
出頭するからと暴れ叫び抵抗するも、警官隊に車に押し込まれ、知人…ガラケー女?も別の車で確保されたとか。
宮崎文夫は、きもとさーんと、何度も叫んでいたとか、木本さんて誰…⁉️
しかも自宅前での確保との事。やっぱり馬鹿じゃね?自宅に戻ったら、捕まるさ pic.twitter.com/6Kj8BKsjRT
喜本奈津子の逮捕容疑が「犯人蔵匿・隠避」なことは不思議な感じもしますが、2人は同じマンション内の別の部屋で暮らしていました。
そのため、品川のアパートから大阪に戻った後は、喜本奈津子の部屋の方に宮崎文夫が潜伏していた他、食事なども提供していたことを「犯人蔵匿・隠避」の罪に問われてしまったようですね。
喜本奈津子(ガラケー女)の卒アルやインスタ画像が流出
喜本奈津子、高校の卒業アルバム画像流出
逮捕後の喜本奈津子は、高校の卒業アルバム写真も流出しており、ニュース・情報番組などで大々的に晒し者にされることになりました。
喜本奈津子の素顔に対しては、ネット上でも辛辣な意見が多かったようですね。
喜本奈津子の学生時代の写真、
— 通勤グチリスト (@tu_kinguchilist) August 27, 2019
ブスすぎて何度見ても笑うw
宮崎にヴィトン買ってやる前に
アンチエイジングとか
整形が先では?
宮崎も女好きとか言われて
イキってるわりに
連れてる女がこれじゃなぁ
女を見る目がない男は
出世しないってホントだよなぁ
喜本奈津子、食べた料理をインスタグラム投稿
喜本奈津子に関しては、逮捕後に本人と物と思われるインスタグラムも発見されています。
喜本奈津子のインスタグラムの内容に関しては、本人の手料理や外食した際に食べた料理画像などが投稿されていました。
また、すぐに飽きてしまったのか、逮捕される1年以上前から更新が途絶えていたとの情報もあります。
とはいえ、発見後の喜本奈津子のインスタグラムには、ネットユーザーたちの罵声コメントが殺到したため、釈放後に閉鎖しています。
喜本奈津子(ガラケー女)は上祐史浩の関係…フェイスブックで友達に?
喜本奈津子は、元オウム真理教幹部で現「ひかりの輪」代表の上祐史浩さんのFBのフォロワーだったことまで発覚しています。
そのため、「ひかりの輪」の信者なのかとマスコミも色めき立つこととなった喜本奈津子ですが、週刊誌「FLASH」記者が「ひかりの輪」に確認したところ、「まったくの無関係」との回答が返って来たようですね。
「我々の行事に参加したこともないし、会員ではありません。上祐自身も、『会ったことはない』と言っております」
つまり、彼女が上祐氏に興味を抱き、FB上で友達申請を送ったところ、上祐氏は面識がないにもかかわらず承認していたということのようだ。
喜本奈津子は、2000年代末頃より占いにハマり込み、とある占い師に「内弟子にして欲しい」と頼み込んでいた時期もあったため、「ひかりの輪」の活動内容に関心を抱いていたのかもしれませんね。
ちなみに、この頃の喜本奈津子は、基本的には礼儀正しく大人しい人物だったものの、一緒に占いにやって来た友人が鑑定結果に疑問を呈すると激高したりするなど、周囲を困惑させる一面もあったとか。
喜本奈津子(ガラケー女)の現在…罰金30万円で釈放されていた
逮捕後の喜本奈津子に関しては、2019年9月には、罰金30万円の略式命令を受けて釈放されています。
世間を騒がせた「常磐道あおり運転暴行事件」の関係者である喜本奈津子だけに、罰金刑のみでの釈放は罪が軽すぎると感じる人間が多く、ネット上でも批判の嵐となりました。
日本を震撼させた煽り運転事件の喜本奈津子容疑者が罰金刑のみで釈放された。
— よくぶか (@kabuyametai) September 8, 2019
被害者だけが割りを食う犯罪者天国日本。
釈放後の喜本奈津子については、2019年9月頃に「週刊女性」記者がその消息を探ったものの、川崎市内の実家には帰って来ていないとの近所住民の証言を得ているようですね。
「あの人は帰ってきていませんよ。事件発覚当時から実家は無人のままです。これだけ有名になると、新しい仕事を探すのは難しいかもしれないけれど、留置場では十分考える時間があって反省しただろうから帰ってくればいいのにね」
と近所の女性は話す。
また、宮在文夫が所有している大阪市内のマンションにも喜本奈津子の姿は発見されなかったため、もしかしたら妹や親戚の家で匿って貰っているのかもしれませんね。
ちなみに、宮崎文夫に関しては、2019年12月に水戸地検に「強要と傷害の罪」で起訴されて以降も余罪が次々と判明し追起訴をされており、裁判の方が長引きそうな気配となっています。
喜本奈津子(ガラケー女)についてまとめると…
・喜本奈津子は神奈川県川崎市出身で、実家はパン・菓子店を経営していた
・喜本奈津子の流出した卒アル画像にネット上では酷評が相次いだ
・喜本奈津子は209年8月に犯人蔵匿・隠避の容疑で逮捕されたが、翌月に罰金30万円の略式命令を受けて釈放された
喜本奈津子に関しては、それまで真面目に暮らしていたものの、宮崎文夫と出会ってしまったために、日本中を震撼させた事件の当事者になってしまった不運な女性と言えます。
喜本奈津子が更生して人生をリスタート出来ることを祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。