カワイイメタルを発信するBABYMETALは、日本のみならず、世界に注目されるアイドルグループです。
この記事では、メンバーのプロフィールや経歴、そして海外の反応などをまとめています。
BABYMETALのプロフィールと経歴
プロフィール
グループ名:BABYMETAL(ベビーメタル)
デビュー年:2010年〜
所属事務所:アミューズ
2010年に結成されたBABYMETAL(ベビーメタル)。
テーマは、「アイドルとメタルの融合」です。
BABYMETALに所属する3人は、もともと芸能事務所アミューズで結成された
若手アイドルグループの”さくら学院”(小・中学生が在籍する)のメンバーです。
さくら学院を担当するプロデューサーのKOBAMETAL(メタルファン)が、後のボーカル中元すず香(SU-METAL)の歌声を聴いたことがBABYMETAL結成のきっかけに、その後、水野由結(YUIMETAL)、菊池最愛(MOAMETAL)が加入し、現在のメンバー編成になりました。
さくら学院在籍時は重音部として活動していましたが、メンバー卒業後はそのまま新事業として稼働しています。
活動経歴
BABYMETALの活動はメタルレジスタンスと称され、2016年までに第1章~第4章が
完結、または始まっています。以下より各章の主だった活動経歴をまとめています。
第1章
2014年2月に全米ビルボード総合チャートにランクイン(日本人最年少にて)、翌3月には
日本武道館ワンライブを2日間行い、当時の平均年齢14.7歳で女性アーティストでは
史上最年少記録を打ち立てる。
第2章
2014年7月にはワールドツアー(フランス・ドイツ・アメリカ・イギリス・カナダ・日本)を
敢行と、レディーガガの北米公演のサポートアクトとして帯同。
第3章
2015年5月からはワールドツアー(北米、ヨーロッパ、中南米を中心に10カ国15公園)を敢行、
6月にイギリスのミュージックアワード
「METAL HAMMER GOLDEN GODS AWARDS 2015 CEREMONY」にて
「BREAKTHROUGH AWARD」を受賞、
8月には同国のロックフェス「Reading&Leeds Festival」にも参加。
日本に於いても、横浜アリーナ・幕張メッセ・さいたまスーパーアリーナにてライブを
行っており、第3章では世界のみならず日本においてもかなり大きな実績を積んでいます。
第4章(現在〜)
2016年にはすでに3回目となるワールドツアーを開始しており、イギリスでは
世界的アーティストなどもコンサートを行うウェンブリー・アリーナにて
日本人初のワンマンライブを成功させています。
同年4月1日に発売した2ndアルバム「METAL RESISTANCE」は、
日本においてオリコンチャート2位、イギリスで15位、オーストラリアで7位、
アメリカで39位といずれも自己最高位なのはもちろん、それまでの日本記録を上回るものも。(イギリス・オーストラリア等)。
一番有名な曲は、「ギミチョコ!!」
BABYMETALのメンバーと人気について
BABYMETALのメンバーは、中元すず香(SU-METAL)、水野由結(YUIMETAL)、菊池最愛(MOAMETAL)の3人です。
BABYMETALのメンバーの人気順とプロフィールを以下にまとめました。
BABYMETALメンバー人気1位:中元すず香(SU-METAL)
名前:中元すず香(なかもとすずか)
別名:SU-METAL
出身地:広島県広島市
生年月日:1997年12月20日
身長:156cm
体重:37kg
所属事務所:アミューズ
BABYMETALのボーカルやダンスを担当し、SU-METALとして活動しています。
3歳のときにモデル活動を開始し、その後はアクターズスクール広島を経て、
アミューズに所属、さくら学院の活動では「可憐Girl’s」や「BABYMETAL」に参加し、
卒業後はBABYMETALとして活動しています。
彼女の歌唱力がきっかけでもあるとされるBABYMETALの結成ですので、その歌のうまさは
アイドル業界NO1では?と噂されることも多々あります。
SU-METALの逸話として有名なものが、その姉である中元日芽香さんで、
お姉さんも自身もアイドルグループ乃木坂46の一員として芸能活動していました。
お姉さんの中元日芽香さん。
よく似ていますね。
また、広島アクターズスクール時代にはモーニング娘。のセンターを務めた
鞘師里保(※2015年末に卒業しています)と同じ時期に所属し、何度も共演していたそうです。
鞘師里保さん。
同世代に逸材二人・・・なんだかアイドル漫画でも出来上がりそうな展開ですね。
当時のことをこんな風に語る後輩もいます。
──鞘師さんはどんな方でしたか?
とにかく大先輩です。私がASHに入ったときからいて、そのときからオーラが違ってました。(鞘師)里保ちゃんと(中元)すず(香)ちゃんはずっとトップにいて、ふたりでASHを引っ張ってる感じでした。
──ふたりはライバルのような関係だったんですか?
そうだと思います。ふたりは同じクラスになることが多くて、クラス内オーディションで歌割りを決めるんですけど、いつもみんなの前で、どっちが大サビを歌うのかを発表されるような感じでした。ふたりとも、みんなの憧れの存在でしたね。
この広島アクターズスクールには、あのPerfumeも所属していたので、人材の宝庫ですね。
この二人の関係は、ファンなどからもライバル関係として称されることも多いようです。
モー娘の新しい時代を築いた絶対的エース鞘師里保と世界で活躍するベビーメタルの中元すず香が、広島のアクターズスクールで仲間でありライバルだったっていう過去熱すぎるよね
— みほらむ (@yyy81_mhrm) 2016年4月22日
@Wild_and_Woolly 鞘師ちゃんは例外でしょう。あのコの野心家ぶりは入った頃から傑出してましたから。あと、鞘師ちゃんよりひめたんのほうが有名というのは事実なんでしょうか。一般人の感覚ではどっちもどっちです。私は中元すず香への対抗心がモー娘。脱退の理由だと思ってます。
— もとすき (@motoski) 2016年4月20日
中元すず香は何倍も何倍も上だった。鞘師ちゃんも逸材だけど。
— れひ (@hiwaaka) 2016年4月7日
また、中元すず香さんは、ちょっと天然ということで・・・ポンコツとして愛されてもいます。
世界中で大人気のベビメことBABYMETAL。メインヴォーカルのSU-METALこと、中元すず香の歌唱力は半端ないです。ただ実は彼女かなりのポンコツでした…それは中元すず香とSU―METALが同一人物だとは思えない程です… https://t.co/Uq78yZKXIS
— あきらっち (@miraiakira) 2016年4月11日
ポンコツ具合をまとめられている動画がこちら。
世界を虜にするその歌唱力とのギャップも一つの魅力かもしれませんね。
BABYMETALメンバー人気2位:水野由結(YUIMETAL)
名前:水野由結(みずのゆい)
別名:YUIMETAL
出身地:神奈川県
生年月日:1999年6月20日
身長:152.6cm
所属事務所:アミューズ
BABYMETALのスクリームやダンスを担当し、YUIMETALとして活動しています。
雑誌などの読者モデルを経て、アミューズのさくら学院に加入後、
「Twinklestars」や「BABYMETAL」などに参加し、
卒業後はBABYMETALとして活動しています。
BABYMETALでは、キレキレのダンスなどが話題のYUIMETALですが、
インタビューではこんなことも。
私はやりたいことがありすぎて。さくら学院で歌とダンスで表現する楽しさも学んだし、「仰げば尊し」のPV撮影で久しぶりに演技したのも楽しかったし。中3の写真集で、いつもは制服だけど、私服や衣裳でモデルさん気分になったのも嬉しくて。芸能界にあるお仕事に全部挑戦したいので、目の前のことから1つひとつ探していけたらいいですね。
今後の活動にも期待ですね。
BABYMETALメンバー人気3位:菊地最愛(MOAMETAL)
名前:菊地最愛(きくちもあ)
別名:MOAMETAL
出身地:愛知県名古屋市
生年月日:1999年7月4日
身長:151cm
所属事務所:アミューズ
BABYMETALではスクリームやダンスを担当し、MOAMETALとして活動しています。
雑誌などのモデルとして活動後、2007年にアミューズに所属し、
2010年にさくら学院に加入後は「Twinklestars」や「BABYMETAL」に参加し、
卒業後はBABYMETALとして活動しています。
趣味はギターをひくこと。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」の曲中にはギターソロがあり、MOAMETALがカッコよく引き上げる姿も・・。
ただこれについてはエアーギターだと、ラジオ内でご本人が語っています。
やはりギターをひくことも好きなそうで、PV内でのかっこいいギターの弾き方も、
経験者ならではのもののようですね。
今後、本当にBABYMETALとして弾いている姿も見てみたいものです。
キツネ様について
一人一人を見ていると、かわいいアイドルといった風のBABYMETALですが、
彼女たちの活動は、メタルの神さまでもある「キツネ様」のお告げによって行われているそうでう。
ですのでコンサート中は、キツネ様がメンバーに降臨して行っています。
つまり普段のプライベートは世をしのぶ仮の姿(?)ですので、彼女たちの真髄はライブに行かないと、理解できないかもしれません。
BABYMETALの海外の反応
海外における、BABYMETALの活動内容は前述の経歴通りです。
ワールドツアーを毎年成功させ、海外の音楽チャートにもランクインをし続けるのは
やはり海外の人気があってこそですよね。
海外の反応を、以下よりまとめてみました。
BABYMETALを高く評価する声
たとえば、2015年のワールドツアー発表時には海外ファンの反応をご紹介します。
「ありがとう!夢が叶ったよ」「やっと彼女たちをみれる、チケットが完売するといいな、勿論俺が買ってからね」(メキシコ)、「トロントで会える。楽しみだ!」(カナダ)、と初登場の地域を含むファンも興奮気味。
今回の第1弾で、ヨーロッパはドイツとオーストリアのフェス出演ということもあり、「欧州単独がないのかよ~ミュンヘンのフェスに行こうかな。でも日本で見るほうが魅力的にみえるよ」「もうフェスじゃなくて単独ライブが見たい」「北欧はまだか」「南米ではやってくれないのか?」など、今回公演の無い地域のファンがコメント。
「でも彼女たち学生だからさ、ツアーで行けないからって不平を言うのはやめようぜ」と大人の対応を見せるファンもいるが、世界中のBABYMETALのファンが地元での単独公演を望んでいるようだ。
海外のライターでは、BABYMETALを以下のように批評する方も。
BABYMETALほどメタル界を破壊したバンドはいないと述べる英エンターテイメントサイト『List』のライター、マット・エバンズ氏は、同じく新アルバムのレビュー記事のなかで、メタル界の出所の正しさを重要視する傾向は長所と短所があると指摘する。
信者は、実在する、本物で根源的な何かに近づいた気持ちにはなれるが、そうすることでメタル自体を真剣に捉え過ぎ、本来メタルが持つ、高度に構築され、遂行的な側面を否定する危険性もあると同氏は述べる。
BABYMETALは、ゾッとするような野蛮なものに大量の超かわいいアイドルポップを加えることで、(特にその結果が驚くほど効果的なだけに)極度に対立的な方法でメタルが持つカルト的正統性に挑戦している、というのが同氏の考えだ。
2016年4月22日のミュージックステーションに出ていた時は、海外で遭遇したファンとのエピソードを語っています。
YUIMETALは歌唱前のトークパートで自分たちへの海外からの反応について、「日本より海外のほうがプライベートでたくさん声を掛けてもらっていて、こないだアメリカの「The Late Show」という番組に出させてもらったんですけど、その次の日に移動で飛行機に乗ったんですよ。そうしたらそのスチュワーデスさんが『昨日テレビに出てたでしょ! BABYMETALでしょ!!』って気づいてくださって。たくさんお菓子をもらいました!」とグループの勢いをうかがわせる、微笑ましいエピソードを語った。
BABYMETALの海外人気はまだまだという声
しかし、中にはBABYMETALの人気はそこまでのものではないとする声も聞かれます。
日本のカルチャーを愛する外国の熱狂的なファンが多くいるのは確かですが、世界では「BABYMETALっていったいなんなんだ!?」「おもしろそうだからライブを観に来たよ」といった声が大半を占めていて、まだまだBABYMETALを評価する段階にまで至っていない、というのが現状のようです。
「日本人アーティストの海外公演でよくあるのが『客は日本からの遠征組と現地の日本人だけ』というパターン。今までの『全米進出!』はほとんどがそうでした。しかし、彼女たちの海外ライブは日本人だけでなく、間違いなく現地のファンが大勢駆けつけている。『大人気』は言いすぎだとしても一部に人気があるのは確かですから、これは大きな違いです。着実に海外向けのパフォーマンスや現地公演を積み重ねていけば、本当に絶大な海外人気を獲得することも不可能ではない」
BABYMETALについては評価を2分する場合もありますが、これだけの話題性があるからこその批評と言えます。
ただ海外での活動を見る限りでは、かなり好意的に受け入れられているようですね。
今後にも期待です!
なんといっても日本では、こんな大御所もラブコールをしているぐらいです。
永遠の若大将こと加山雄三さんです。
「初めて彼女たちの曲を聴いたのは2年くらい前だったかな。歌は上手いし、ダンスもバッチリ。バックバンドのテクニックも世界で上位のレベルだと思った。だから“これは絶対に海外でもウケる”って確信を持っていたんだ」
加山氏に今後の共演の可能性を尋ねると、
「それはヤバイ。オレ、きっと舞い上がっちゃうよ。オレはジジイの大ファンってだけだから
若大将とBABYMETALの共演も、見てみたいです!