大人気女優の竹内結子さんが自殺によって亡くなった事と約2ヶ月前の三浦春馬さんの自殺との関係が注目されています。
今回は竹内結子さんと三浦春馬さんの共演や、姉弟のように仲が良いと言われていた件、共にクローゼットの中で首を吊った状態で発見されている事、2人の共通点、他殺説や陰謀説などについてまとめました。
この記事の目次
竹内結子の自殺には三浦春馬の自殺が関係との見方が強い
大人気女優だった竹内結子さんが、2020年9月27日に40歳の若さで急逝されました。
竹内結子さんは27日未明、東京都渋谷区の自宅マンションでぐったりしているのが夫で俳優の中林大樹さんによって発見され、救急搬送された病院で死亡が確認されました。
遺書などは発見されていませんが、自宅寝室のクローゼットの中で首を吊った状態で発見された事を複数のメディア(時事通信や読売新聞など)が報じており、そうした現場の状況などから自殺と見られています。
竹内結子さんは、2019年2月27日に俳優の中林大樹さんと再婚したばかりであり、2020年1月末には中林さんとの子供が生まれたばかりでした。周囲からは幸せの絶頂と見られていた中での、竹内結子さんの突然の自殺に「一体なぜ?」という声が多く上がっています。
竹内結子さんの死から、わずか2ヶ月前の2020年7月18日には同じく大人気俳優だった三浦春馬さんが自殺(だと見られている)によって亡くなっており、2人には共演歴などもあった事から2人の死に何か関係があるのではないかとする見方が強くなっています。
ここでは、竹内結子さんと三浦春馬さんの関係や共通点などについてまとめていきます。
竹内結子と三浦春馬は映画「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」で共演
竹内結子さんと三浦春馬さんは2019年5月17日に公開された映画「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」で共演しています。
2人の共演はこの作品が初めてで、竹内結子さんは「氷姫」の異名で呼ばれる香港の女帝ラン・リウ役を、三浦春馬さんはそのラン・リウを騙そうとする天才恋愛詐欺師ジェシーの役をそれぞれ演じています。
この作品の中では竹内結子さんと三浦春馬さんのキスシーンもあり、これが竹内結子さんの最後のキスシーンだとも言われています。
また、2020年7月に公開された続編「コンフィデンスマンJP -プリンセス編-」でも竹内結子さんと三浦春馬さんは共演しています。
2人が、死のわずか1年前に共演していたという事は、2人の死が関連づけてとらえられる大きな要因となっています。
竹内結子と三浦春馬は共演後まるで姉弟のように仲の良い関係だった
竹内結子さんと三浦春馬さんは「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」で共演し、そのシーンだけを見れば、まるで本当の恋人同士のように見える大人なロマンスシーンを演じて大きな話題を呼びました。
この共演によって、竹内結子さんと三浦春馬さんは意気投合し、ロケ地の香港では一緒に食事に行ったり、撮影終了後も互いに連絡を取り合ったりしていたそうです。
竹内結子さんが俳優の中林大樹さんとの結婚を発表した時、真っ先にお祝いのメッセージを送ったのも三浦春馬さんだと言われ、関係者の話によると2人はプライベートでまるで姉弟のように仲の良い関係を築いていたのだそうです。
そして、姉妹のように仲の良い関係になっていたという三浦春馬さんの突然の自殺報道に、竹内結子さんはとても大きなショックを受けたとされ、その報道から数日後に予定されていた「コンフィデンスマンJP -プリンセス編-」の舞台挨拶への参加を見送っています。
とても責任感が強くプロ意識の高い女優であった竹内結子さんが、以前から予定されていた舞台挨拶への出演を見送ったという事からも、竹内結子さんが三浦春馬さんの死にどれほど大きなショックを受けていたのかという事がよくわかります。
このように生前の2人の仲の良さが周囲に知られていた事も、竹内結子さんと三浦春馬さんの自殺を関連づける理由のひとつとなっています。
竹内結子と三浦春馬の自殺方法はクローゼットでの首吊りという共通点
竹内結子さんと三浦春馬さんは、共にクローゼットの中での首吊り自殺で亡くなったと報道されています。
竹内結子さんは、三浦春馬さんが亡くなってからわずか2ヶ月後に亡くなっていますが、自殺が連鎖して立て続けに起こるケースが多い事はかなり昔から専門家の研究によって指摘されており、一般的にもよく知られています。また、その自殺する場所や方法などが詳しく報じられた場合に、それを真似て自殺するケースがよく見られる事も研究によって示されています。
こうした事から、三浦春馬さんの自殺方法がクローゼットの中での首吊りだったという事は複数のメディアが大きく報じていたため、竹内結子さんはその方法を意図的に真似たのではないかと見るのが自然ではないかと思います。
そして、竹内結子さんが三浦春馬さんの自殺方法を意識して真似たとするなら、竹内結子さんの自殺には三浦春馬さんの自殺が強く影響した可能性が極めて高いと言えるのでは無いかと思います。
竹内結子と三浦春馬の共通点① 複雑な家庭環境
続けて、竹内結子さんと三浦春馬さんの生い立ちや性格面での共通点についてもまとめていきます。
まず、竹内結子さんと三浦春馬さんは、それぞれ複雑な家庭環境に育ったという共通点が注目されています。
竹内結子さんは、3人姉妹の末っ子として生まれましたが、父親が理不尽なほどに厳しかったと言われており、優しかった母親は竹内結子さんが中学生の頃にがんを患い、母の闘病の真っ只中に両親は離婚。しかも離婚しているにも関わらず、両親は家族以外の周囲に離婚している事を明かさず、そのまま一緒に暮らし続けていたそうです。
そして1994年、竹内結子さんが14歳の頃に母親が闘病も虚しく他界しています。竹内結子さんが亡くなった年齢と同じ、40歳になる年に亡くなられたそうです。
多感な年頃の竹内結子さんが、最愛の母の死に大きな喪失感を味わったのでは無いかと想像されますが、その翌年に父親は別の女性と再婚しています。これでは竹内結子さんは母の死を整理する暇もなかったのでは無いかと思います。しかもこの女性は亡き母の友人だったのだそうです。
母の死後、すぐに別の女性と再婚した父親には、嫌悪感があったかもしれません。継母は実母の友人だったようです。
さらに、この女性には3人の連れ子がおり、竹内結子さんは突然6人きょうだいになってしまいます。母の死でショックを受けている時に、突然大きく家庭環境が変化してしまった事は、思春期の竹内結子さんはとても辛い日々を送ったのでは無いでしょうか。
竹内結子さんは、桜井亜美さんの小説「サーフ・スプラッシュ」の文庫版の解説文を書いているのですが、その中で当時の父親と再婚相手との生活について書いています。
「足早に台所を通り過ぎる時、一人の人間として父が必要とした女の人が、彼女の子供のために食事の支度をしている。晩の食卓の賑(にぎ)やかな景色が、私にはガラス越しのものに見えた」「私は父に人生を好きに生きてくれたらいいと思っていた。連れ子という荷物がいることを面倒に感じられたくなかったのだ」
引用:竹内結子さん 複雑な家庭環境の中で孤独な思春期を過ごしたことを小説の解説文に寄稿…桜井亜美さん著「サーフ・スプラッシュ」
竹内結子さんは父の再婚相手を「父が必要とした女の人」と書き、その継母の連れ子で、自分にとって義理の兄弟達の事は「彼女の子供」と書いており、自分の家族だと思っていなかったように感じられます。
事実、竹内結子さんは当時の家庭の中に居場所がなく、母方の祖母の家で過ごす事が多かったそうです。
竹内結子さんは女優として成功した後、父親を個人事務所の取締役にすえるなど、父を大切にしようとしていたようでした。
しかし、その父親が竹内結子さんの母方の祖母の資産を母方の親族に無断で処分してしまい、それが原因で父と母方の親族との関係が険悪になり、その結果竹内結子さんは最愛の母方の祖母と疎遠になってしまったという事があったそうです。もしかすると竹内結子さんは、父親が自分の大切なものを次々と奪い去っていくと感じていたのかもしれません。
「あまり大きな声では言えませんが……おばあちゃんの資産を結子ちゃんの父親が処分して、不動産を購入したそうなんです。父親としては“義母の許可を得ている”との言い分だったらしいけど、親族とトラブルになったそうです。2人のトラブルを知っていた結子ちゃんは、祖母とは会いにくくなっていったのです」
一方の三浦春馬さんも、小学1年生の頃に母親に連れられて実父の家を出ています。小学校高学年の頃に母親は再婚し、義理の父親のもとで育ちました。
そしてこの母親は、三浦春馬さんが俳優として成功した後に、あろう事か三浦さんの所属事務所に金を無心し、三浦春馬さんが俳優を辞めたいと相談した時には、三浦春馬さんに購入してもらった自宅マンションのローンが払えなくなるからという利己的な理由で引退を止めたといった報道が出ており、三浦春馬さんにとってあまり良い母親ではなかったようなのです。
真偽は不明ですが、三浦春馬さんは自殺する数年前からは母親を避けて顔を合わせないようにしていたとの関係者からの証言も出ており、母に対して複雑な感情を抱いていた事は確かなようです。
今となっては2人の本当の気持ちは永遠にわかりませんが、関係者が明かした情報などからは、竹内結子さんと三浦春馬さんには、複雑な家庭で育ち、親に対して複雑な感情を抱いていたという共通点が浮かび上がってきます。
竹内結子と三浦春馬の共通点② 真面目で責任感が強く人に優しい性格
竹内結子さんと三浦春馬さんは2人とも非常に真面目で責任感が強く、人にとても気を遣う優しい性格だったという共通点も注目されています。
関係者から、竹内結子さんも三浦春馬さんも、過去に極端にわがままなパートナーに振り回されていたという証言が出ています。
思春期に親の都合に振り回されたにも関わらず、芸能界で成功してからはその親を大切にしようと懸命だった事もそうですが、2人には親しい人のわがままを出来るだけ受け入れようとする優しい性格という共通点があったようです。
また、竹内結子さんも三浦春馬さんも、非常にストイックでプロ意識の高い俳優として定評がありました。逆にいえば、2人は真面目で責任感が強いため、周囲の期待に応えようと自分の限界を超えて無理をしてしまうという共通点があったともいえます。
竹内結子の死は他殺や陰謀であるとする説がネット上で噂されている
三浦春馬さんが2020年7月に、その2ヶ月後の9月には女優の芦名星さん、そして竹内結子さんと、まだ若い人気俳優達が立て続けに自殺によって亡くなりました。
非常に人気が高く芸能界で成功している彼らが立て続けに自ら死を選ぶのはおかしいとして、他殺説を唱える人々がいます。
他殺説の根拠としてあげられているのは、3人ともクローゼットの中で首吊りという同じ方法で亡くなっている事。遺書が残されていない事などがあげられています。
特に、竹内結子さんは再婚したばかりでメディアでは幸せそうな結婚生活が度々報じられており、2020年1月には子供が誕生したばかりだった事から、幼い子供を残して自殺するはずがない他殺に違いないといった声も出ているようです。
また、報道で詳しい状況が明かされないのはなんらかの陰謀があるからだという説も上がっており、アメリカのCIAの仕業だとする説や、秘密結社イルミナティに殺害されたとする説など、何を根拠にしているのかよくわからない陰謀論も多数囁かれているようです。
まとめ
今回は、2020年9月27日に40歳の若さで亡くなった女優の竹内結子さんと、その約2ヶ月前に亡くなった俳優の三浦春馬さんとの関係や共通点などについてまとめてみました。
竹内結子さんと三浦春馬さんは、2019年に映画「コンフィデンスマンJP」で共演して以来姉弟のように仲が良かったようです。竹内結子さんと三浦春馬さんは2人ともクローゼットの中で首を吊っていたという共通点から2人の死には関係があると見る向きが強いです。
2人には複雑な家庭環境で育った、真面目でとても優しい性格だったなどの複数の共通点も注目されています。
竹内結子さんも三浦春馬さんも人気絶頂の中での突然の自殺だった事から他殺説が出ていますが、有名人が亡くなると毎回のように出る陰謀論の類なので真に受けない方が良いでしょう。
最後になりましたが、竹内結子さんと三浦春馬さんのご冥福をお祈りします。