人気動物バラエティ番組「天才!
」で紹介された白井家の動物を保護する取り組みは多くの支持を集めていますが、週刊文春が白井家を批判する記事を掲載した事で物議を醸しています。
ここでは、そんな白井家の父親や収入などの疑問や、週刊文春が報じた数々の疑惑、現在の様子などについてまとめました。
白井家は「志村どうぶつ園」で話題の動物保護家族
今回紹介する「白井家」は、日本テレビの人気動物バラエティ番組「天才!志村どうぶつ園」で紹介され話題を集めている静岡県浜松市の家族です。
白井家は「志村どうぶつ園」で、馬やヤギ、犬、ウサギ、モルモット、カメレオンなど、殺処分の危機にあった動物を引き取り飼育していると紹介され話題になり、その後準レギュラー化され多くのファンを獲得しました。
白井家は、子供達から「神」と呼ばれている母親の白井由紀子さんと由紀子さんの実母、子供4人の6人の家族で、協力し合いながら保護した動物を飼育しているようです。
白井家の子供達は、長男の白井鴻明(こうめい)さん(2019年1月時点22歳)、次男の白井迅(じん)さん(2019年1月時点18歳)、長女の白井悠流(2019年1月時点25歳)さん、次女の白井凛さん(2019年1月時点16歳)の4人。
白井家の子供達の中でも特に長男の鴻明さんと、次男の迅(さんはイケメンだと話題になり、熱心に動物の世話をしている姿が番組で紹介された事で人気を集めています。
白井家の父親は?
白井家には父親はいないようです。母親の白井由紀子さんもSNSでシングルマザーである事を明かしているので、父親とは離婚しているか別居状態にあると推測されます。
また、白井家の子供達が全員かなりの美形でハーフ顔である事から、父親はイケメン外国人ではないか?との噂がネット上で広がっているようですが事実かどうかは確認できませんでした。
白井家の収入源は?
40匹以上の動物を飼育しているとなれば、多額の飼育日がかかると考えられますが、白井家の収入源はどうなっているのでしょうか?
まず、母親の白井由紀子さんは英会話教室を経営されていると紹介されているので、その英会話教室からの収入があるようです。
そのほか、白井家は「馬の使用済み蹄鉄販売」、「動物のお世話体験会」、「馬との撮影会」などのチャリティー活動を展開されており、この収入もかなり大きいと見られています。
また、長男の鴻明さんはアルバイトやモデル活動をして収入を得ているようです。
そのほか、出演する「天才!志村どうぶつ園」から「取材協力費」が支払われているという事でこれも収入源になっているようです。
詳細な収入額までは不明ですが、馬やヤギなどの大型動物を含めて40匹以上飼育できるという事から白井家に相当な収入がある事は間違いなさそうです。
白井家の動物虐待疑惑や近隣トラブルを週刊文春が暴露し問題に
「志村どうぶつ園」で多くの動物を保護し愛情を注ぐ様子が紹介され人気を集める白井家ですが、2019年11月に「週刊文春」がこれまでの白井家のイメージを覆す衝撃的記事を掲載し物議を醸しています。
「週刊文春」によれば、「志村どうぶつ園」では白井家の良い面だけが紹介されており、実際は「近隣トラブル」や「不適切な動物飼育」など、白井家には様々な問題があるという事でした。
ここでは、現在物議を醸している週刊文春が暴露した白井家の様々な疑惑を見ていきます。
また、それらの疑惑に対する白井家側からの回答も合わせて見ていきます。
糞尿問題や畑を食い荒らす、動物に噛まれるなどの近隣トラブルが多発
「週刊文春」の記事によれば、白井家は飼育している動物が原因になって、これまでに何度も近隣住人との間にトラブルを起こしているそうです。
週刊文春は近隣の複数の住人に取材し、「不適切飼育」によって迷惑を被っているとの多数の証言を得たようです。週刊文春に掲載された近隣住人からの証言はざっと以下のような内容です。
「白井家の裏には動物たちの糞尿が山積み状態になっており、雨が降るたびにそれが道路に流れ出してしまい異臭を放ち迷惑している。」
「白井家から脱走したヤギが近隣の畑の作物を食い荒らして全滅させてしまう。馬も脱走して道路沿いを歩いていた事がある」
「畑の作物が荒らされた事を注意しに白井家を訪れたところ、家の中から飛び出してきた犬に腕を噛まれ数針を縫う大怪我を負った。
糞尿が原因でハエが大量発生し、近隣住人はその対処に追われている。近所にあったコンビニも被害を受けていた。
上の中でも、特に重大だと思われるのが馬の脱走です。人が馬に蹴られたり、噛み付かれたりすれば命を落とす事もあります。近隣には子供も住んでいるという事なので、馬の脱走が事実なのであれば親たちは看過出来ないでしょう。
この他にも、「志村どうぶつ園」の取材陣が殺到し、撮影中は連日10台以上の車が路上駐車されて迷惑している、イケメンの長男と次男のファンが押しかけて迷惑しているといった声も見られたようです。
週刊文春は、取材した近隣住人が受け取った白井由紀子さんからの謝罪の手紙の写真なども掲載しています。白井由紀子さんは直筆の手紙で被害を受けた住人に謝罪されているようなのですが、近隣住人によればその後も同様の被害が続いているという事で、「反省しているようには見えない」といった声も出ているようです。
週刊文春は白井家にこれらの件について質問する文章を送ったところ、白井由紀子さんの名前でファックスによる返信があり「馬の脱走」、「ハエ大量発生」、「畑の作物食い荒らし被害」、「犬による咬傷事故」については「事実です」と認めたという事でした。
ヤギの体に落書きをした疑惑も
イケメンだと話題の白井家の長男・鴻明さんがバレンタインデーだからと飼育しているヤギの体にスプレーでハートマークを落書きした疑惑も報じられています。
この落書き時ちょうど「志村どうぶつ園」の撮影スタッフもいたが、この落書きは放送できないため隠すようにして撮影していたのだとか。
週刊文春は関係者から入手した写真として、実際に落書きされたヤギの写真も掲載しています。
また、このスプレーが人体や動物に有害な物質が含まれているものだった事なども関係者からの証言として続報記事に書かれています。
週刊文春はこれについても白井家に文書で質問していますが、「事実ではない」との回答があったということでした。
チャリティー活動に対しても疑惑の目が
週刊文春は、白井家が動物飼育のために行なっているチャリティー活動に対しても疑惑の目を向けています。
このチャリティー活動の中の1つに、白井家で飼育されている馬の使用済みの蹄鉄にスプレーでペイントし、お礼の手紙などを添えて販売するという活動がありました。
これはあくまでも「白井家の馬が使用した蹄鉄」として販売されていたはずなのですが、週刊文春によれば、蹄鉄が足りなくなるとどこかから白井家の馬とは関係のない使用済みの蹄鉄が運ばれてくるのだそうです。
また、蹄鉄の販売価格についても、当初は3000円だったものが、飛ぶように売れ始めると1万円の販売価格に値上げしたとも書かれています。
文春はそのお金の使い道についても触れており、蹄鉄が売れ始めた頃から鴻明さんは車を買い替え、洋服やギターも新しいものを買っている様子でそれにチャリティーとして稼いだお金を使ったのでは?といった方向で記事が書かれていました。
少なくともチャリティーで得たお金が適切に動物の飼育のために使われているのであれば、とても良い取り組みだと思うのですが、もしも文春の記事で指摘されているように私欲のために使われているのであればチャリティーの賛同者を裏切る行為になってしまいます。
ただ、これについて白井由紀子さんはインスタグラムを通じて、チャリティー売上は全て動物のために使っていると説明されています。
これまでの馬蹄鉄やイベント等のチャリティー売上についても、間違いなく、全て、動物の餌代や整備費用に充てさせていただいております。
白井家ボランティアからの内部告発も
白井家に動物愛護の精神に共感し、多くの人々がボランティアとして協力しているそうなのですが、週刊文春にはこうしたボランティアの人々からの内部告発があったと書かれています。
そのボランティアの方からなされた内部告発とは以下のような内容だったようです。
白井家の飼育していた馬の「フルハート」が亡くなり、その遺体を運ぶために協力して欲しいと、ボランティアの方数人が呼び出されたのだそうです。
ボランティアの方々が協力に訪れたところ、なんとそこには既にバラバラに解体された「フルハート」の遺体が並べられていたのだそうです。ボランティアの方はこのあまりの光景にショックを受け、文春への内部告発に至ったようです。
なお、浜松市動物愛護教育センターによれば、馬の死体の解体は「死亡獣畜取扱場」という専用施設以外で行なってはならないと定められており、特別が許可がないにも関わらず解体を行なった場合は違反になるという事でした。
これについて、白井由紀子さんはインスタグラムにて「事実と異なる内容が記載されています」と説明されています。
白井家は法に触れることはしておりません。私達はフルくんは獣医師の元法的手続きをいたしましたが、亡骸は、元飼主の強い要望で手配された専門業者を通じて引き取られ、骨格がご自宅で大切に保管されているそうです。
飼い犬がモルモットを噛み殺したとの告発も
また、ボランティアの方は白井家が飼育していたラブラドールレトリーバーが新たに保護したモルモットを噛み殺してしまった事も告発しています。
しかし、その後放送された「志村どうぶつ園」では、なぜか別のモルモットが替え玉として用意され放送されていたというのです。
これは放送前に白井由紀子さんがSNSでモルモットの画像をアップしてしまっていたため、その辻褄を合わせるために替え玉を用意したのではないかと、そのボランティアの方は見ているという事でした。
ただ、白井家は週刊文春からの質問に対して「全て事実ではありません」と回答しています。
全て事実ではありません。「正確に報道するために」と仰るのであれば虚偽記載の記事を掲載するのはお控えください。心当たりがありませんが、「証言、物証」があると仰るのであれば、せめて「証言」「物証」の具体的な内容と掲載しようとしている記事の内容を「正確に報道するために」事前にお見せください。
引用:《志村どうぶつ園》白井家新疑惑「モルモットが愛犬に噛み殺されました。テレビには“替え玉”が…」ボランティア内部告発
白井家の現在
「週刊文春」の白井家についての批判的記事が出た事で、世間では白井家を問題視する声も出始めており、現在白井家は「志村どうぶつ園」で取り上げられる事がなくなっています。
ただ、白井由紀子さんは現在もインスタグラムの投稿を続けられており、動物達や白井家の家族達が幸せそうにしている写真が公開されています。
白井家は現在も動物達との生活を続けられている様子です。
まとめ
白井家は、殺処分の危機にある動物などを保護し飼育している家族で、動物バラエティ「志村どうぶつ園」で取り上げられた事で話題になりました。
その動物愛護にあふれた取り組みには多くの賛同者が出ましたが、2019年11月に週刊文春がこの白井家に対して批判的な記事を多数掲載し物議を醸しています。
週刊文春の記事から批判的意見も出ている白井家ですが、何が真実であれ飼育されている動物達には何の罪もない事だけは間違いありません、これからも動物達が幸せに暮らしていけるように
願っています。