堀ちえみさんに対して誹謗中傷を繰り返していた無職の中島早苗被告に有罪判決が言い渡されました。
この記事では中島早苗被告の生い立ちや結婚や家族、無職で生活保護の経歴や多摩市の自宅、顔写真、誹謗中傷の内容と動機、裁判での判決と現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
中島早苗は堀ちえみに対し誹謗中傷を繰り返し逮捕起訴された無職の女

出典:https://chie-pctr.c.yimg.jp/
中島早苗被告(逮捕当時47歳)は、タレントの堀ちえみさんに対して、少なくとも2022年頃より約2年間以上にわたって、堀ちえみさんのオフィシャルのブログのコメント欄などを通じて少なくとも1万6000回以上にわたって執拗に誹謗中傷を繰り返していたとされる女です。
中島早苗被告は、2025年1月15日に堀ちえみさんに対する侮辱と脅迫の容疑で逮捕され、同年2月6日にも、ブログ管理会社の業務を妨害したとする偽計業務妨害などの容疑で再逮捕されました。
タレントの堀ちえみさん(57)のブログに約1万6000回にわたり中傷コメントを送信し、ブログ管理会社の業務を妨害したとして、警視庁人身安全対策課は6日までに、偽計業務妨害容疑で、無職中島早苗容疑者(47)=東京都多摩市落合=を再逮捕した。「堀さんの元ファンだ」と話す一方、動機などについては黙秘しているという。
その後、中島早苗被告は起訴され、一審では執行猶予付きの有罪判決が言い渡されましたが、中島早苗被告はこの判決を不服として控訴しています。
中島早苗被告による、堀ちえみさん誹謗中傷事件は、匿名性の高いインターネット社会の闇を浮き彫りにすると同時に、加害者の特異な人物像やその動機にも注目が集まりました。
ここでは、中島早苗被告の生い立ち、家族、結婚、経歴、そして無職で生活保護を受給しながら犯行に至った背景、さらに事件の詳細と裁判の経過、そして現在の状況などについて、現在の時点で判明している内容をまとめていきます。
中島早苗の生い立ちや家族構成・結婚歴等プライベートに関する情報は不明

堀ちえみさん誹謗中傷事件の犯人とされる中島早苗被告の生い立ちや家族構成、結婚歴など、プライベートに関する情報は2025年10月現在の時点ではほとんど公にされていません。
ただ、中島早苗被告の逮捕当時(2025年1月)の年齢が47歳、一審判決当時(2025年8月)の年齢が48歳と報じられているため、生年は1977年で、誕生月は1月から8月の間と推測されます。
中島早苗の経歴に関する情報はないが逮捕時は「無職」で生活保護で生活
中島早苗被告の経歴に関する情報も2025年10月の時点では何も情報が出ていない状況です。
逮捕時の報道では、東京都多摩市に住む無職の女性とされており、中島早苗被告は2025年現在の時点では無職だったようです。
タレントの堀ちえみ(57)の公式ブログに、計約1万6000回にわたりメッセージを送信したとして、警視庁人身安全対策課は6日までに、業務妨害の疑いで、東京都多摩市落合の無職中島早苗容疑者(47)を逮捕した。
また、一部報道では中島早苗被告が生活保護を受給していた事が明らかにされています。
中島被告は、職業にはつかず生活保護を受けていたが、SNSへの誹謗中傷は自宅周辺の商業施設でWiFi回線を使って送信を繰り返していた。
中島早苗被告が結婚していたかどうかは不明ですが、生活保護を受けていたという事なので、結婚はしておらず独身であった可能性の方が高いと見られています。(ただし、結婚しているが夫婦で生活保護を受けていた可能性はある)
中島早苗の顔写真は公開されておらず特定もされていない

中島早苗被告の顔写真は2025年10月の時点では公開はされておらず、インターネット上でも特定はされていません。
今回の事件の性質上、今後も中島早苗被告の顔写真が公開される事は考えづらいでしょう。
なお、インターネット上では顔写真なども含めて今回の堀ちえみさん誹謗中傷事件の犯人として逮捕された中島早苗被告を特定しようとする動きが見られます。
「中島早苗」という名前の著名人が複数存在し、今回の事件の報道に際して、一部で情報が混同される事態が生じています。例えば、元おニャン子クラブのメンバーや、編集者・ライター、NPO法人の代表など、社会的に活動している複数の同姓同名の女性が存在しており、今回の事件に関連していると誤認識されて風評被害などが生じる可能性があるため注意が必要です。
特に元おニャン子クラブのメンバーである中島早苗さんがこの事件の犯人ではと疑われるような事案が報道初期に一部ネット上で発生していましたが、今回の事件の犯人の中島早苗被告とは生年月日などが全く違うため完全に別人です。
中島早苗の自宅については東京都多摩市落合6丁目在住との報道
中島早苗被告の自宅を特定しようとする動きもインターネット上で見られるようです。
中島早苗被告の自宅については、逮捕時の報道で「東京都多摩市落合6丁目」と報道されています。
警視庁人身安全対策課は6日までに、業務妨害の疑いで、東京都多摩市落合6丁目、無職中島早苗(なかしま・さなえ)容疑者(47)を逮捕した。
6丁目というところまで地域が絞られているため、ここから「中島」という家を探せば自宅の特定につながりそうですが、中島早苗被告が生活保護を受けながら1人で暮らしていた事も十分に考えられるため、この自宅が実家であるとは限りません。
また、「中島」という苗字は珍しいものではないので、同地域に同じ「中島」姓の方が居住している事も可能性としてあり得ます。事件と無関係の人に被害が及ぶ可能性があるため、度を越した特定行為は控えましょう。
中島早苗の堀ちえみへの誹謗中傷内容は「うそ八百」「顔が歪んでいる」など

中島早苗被告による堀ちえみさんへの誹謗中傷は、少なくとも2022年から2024年にかけての約2年間にわたって、堀ちえみさんの公式ブログのコメント欄などを通じて行われました。
その誹謗中傷の内容は極めて悪質かつ執拗で、確認されているだけでも1万6000件以上(実際には2万件以上との関係者からの情報も出ている)にのぼると報道されています。
中島早苗被告の堀ちえみさんに対しての誹謗中傷の具体的内容は、「うそ八百」、「顔が歪んでいる」、「舌を引っこ抜かれたいのか」といった、ステージ4の舌がんを公表している堀ちえみさんの闘病生活を揶揄し、その尊厳を著しく傷つけるような内容だった事が明かされています。
さらに、攻撃の対象は堀ちえみさん本人にとどまらず、夫(実業家の尼子勝紀さん)や子供(実子5人と夫の連れ子2人)、さらにはペット(愛犬3匹)にまで及ぶなど、常軌を逸したものでした。
その他、コンサート当日の朝に「オマエの歌は下手クソだ」、「デブが衣装着て醜い」といった目を覆いたくなるような下劣な内容の誹謗中傷の書き込みをするなど、堀ちえみさんの芸能活動に対する妨害行為も確認されています。
中島早苗が堀ちえみを誹謗中傷した動機
中島早苗被告が堀ちえみさんを執拗に誹謗中傷し続けた動機については、2025年10月の時点でははっきりとはわかっていません。
警視庁の発表によると、中島早苗被告は「堀ちえみさんの元ファンだった」などと供述しつつ動機については黙秘しているとの事でした。
警視庁人身安全対策課は6日までに、業務妨害の疑いで、東京都多摩市落合の無職中島早苗容疑者(47)を逮捕した。
同課によると、「元ファンだった」などとは話しているが、動機については黙秘している。
かつては応援していた対象が、なぜこれほどまでに強い憎悪の対象へと変貌したのかが動機の解明につながると考えられますが、その具体的な経緯や心理は、被告の口から多くは語られていないようです。
しかし、一連の執拗な攻撃は、単なるアンチ活動という言葉では片付けられない、強い個人的な感情、あるいは一方的な期待が裏切られたことへの逆恨みのようなものが根底にあり、それが動機に関連づいている可能性が推察されます。堀ちえみさんの闘病やそれに関する発信が、中島早苗被告の何らかの感情を逆なでした可能性も考えられますが、動機については依然として不明のままです。
中島早苗への一審判決は懲役1年執行猶予3年
中島早苗被告は、2022年7月から8月にかけてインターネット掲示板に「(堀さんは)腐っている」と投稿したなどとして、2025年1月15日に脅迫と侮辱の容疑で逮捕され、その後、同年2月6日までにブログ管理会社の業務を妨害したとする偽計業務妨害容疑で再逮捕されました。
中島早苗被告は偽計業務妨害の罪で起訴され、2025年8月29日に東京地裁は懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
歌手でタレントの堀ちえみ(58)のブログに対しSNSで誹謗(ひぼう)中傷を繰り返し、偽計業務妨害の罪に問われていた中島早苗被告(48)の裁判で、東京地裁は29日、懲役1年執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
裁判で、中島早苗被告は誹謗中傷などの客観的事実についてはおおむね認めたものの、偽計業務妨害の意図はなかったと一部を否認しました。
判決では、犯行の執拗さや悪質性が指摘される一方で、被告が「今後はブログは閲覧せず、メッセージも送信しない」と述べていることや、前科がないこと、さらに「精神疾患の影響をきたしている可能性は否定できない」といった点が考慮され、執行猶予付きの判決となりました。
中島早苗の現在① 東京地裁の判決を不服として控訴

中島早苗被告は東京地裁の懲役1年執行猶予3年の一審判決を不服として、2025年8月21日までに控訴しています。
SNSを使って歌手でタレントの堀ちえみ(58)のブログに対して誹謗中傷を繰り返し偽計業務妨害の罪に問われ、一審で懲役1年、執行猶予3年の判決を受けた無職の女性(48)が、判決を不服として控訴したことが21日、分かった。控訴したのは東京都多摩市在住の中島早苗被告。
中島早苗の現在② 堀ちえみ側は民事での訴訟も考えている事を表明
一方、堀ちえみさんの夫で実業家の尼子勝紀さんは、裁判が始まってから堀ちえみさんに対する誹謗中傷が減ったとし、「裁判が抑止力にもなった」として、今後について、民事訴訟も考えているとの考えを表明しています。
「この裁判が始まって以来、他からの誹謗中傷が減った」と、裁判が抑止力にもなったとも話した。今後については、被告人は現在も生活保護を受けているが「弁護士と相談して民事での訴訟も考えていきたい」と話した。
中島早苗被告の控訴と、堀ちえみさんのサイドが民事訴訟を考えている事などから、今後の展開にも注目が集まっています。
まとめ
今回は、タレントの堀ちえみさんに対して、約2年以上にもわたって誹謗中傷を繰り返したとして逮捕起訴され一審では有罪判決を受けた無職の中島早苗被告についてまとめてみました。
中島早苗被告については、ほとんど情報が公開されておらず、生い立ちや家族、結婚、経歴などについては情報がありません。ただ、逮捕時には無職で生活保護を受けていた事が明かされています。
また、中島早苗被告の顔写真や自宅なども不明ですが、自宅については、逮捕時に「東京都多摩市落合6丁目」在住である事が報じられています。
中島早苗被告の堀ちえみさんに対する誹謗中傷の内容ですが、「うそ八百」、「顔が歪んでいる」、「舌を引っこ抜かれたいのか」などの舌がんで闘病中の堀ちえみさんを揶揄する内容や、「オマエの歌は下手クソだ」、「デブが衣装着て醜い」などの芸能活動を妨害するような内容、家族やペットに対する誹謗中傷などを堀ちえみさんの公式ブログなどに書き込んだとするもので、その書き込みの数は、少なくとも1万6000件以上にのぼる事がわかっています。
中島早苗被告が堀ちえみさんに誹謗中傷を繰り返した動機は現在の時点ではわかっていませんが、中島早苗被告は堀ちえみさんの元ファンと供述しており、何らかの執着が動機となった可能性が高いとみられています。
中島早苗被告に対し、東京地裁は「懲役1年執行猶予3年」の有罪判決を言い渡しましたが、中島早苗被告はこの判決を不服として控訴しています。
一方、堀ちえみさんサイドも民事訴訟も考えていると表明しており、この騒動は今後も続く模様で、現在も今後の展開に注目が集まっています。

















