日本最大のECサイト「楽天市場」を運営し、「楽天モバイル」の携帯事業にも乗り出している楽天株式会社の創業者・三木谷浩史さん。
日本を代表する有名な実業家ですが、三木谷浩史さん現在までの経歴、年収・資産・自宅、そして結婚した嫁と子供など家族について詳しく総まとめしましたのでご紹介します。
この記事の目次
三木谷浩史のプロフィール
日本を代表する実業家・三木谷浩史
三木谷浩史さんはインターネット通販サイト「楽天市場」を運営し、「楽天モバイル」の携帯電話事業参入や米企業のWalmartとの事業提携を打ち出すなど日本の最前線で活躍する楽天株式会社の代表です。
三木谷浩史さんについての詳しいプロフィールはこちら。
本名: 三木谷 浩史(みきたに ひろし)
生年月日: 1965年3月11日
出身地: 兵庫県神戸市
出身校: 一橋大学商学部、ハーバード大学経営大学院
職業: 実業家、慈善活動家
配偶者: あり
受賞: ハーバード大学経営大学院卒業生功績賞、フランス共和国レジオンドヌール勲章、ルクセンブルク大公国メリット勲章
引用:Wikipedia – 三木谷浩史
三木谷浩史さんは一橋大学卒業後に日本興業銀行に就職して頭角を現し、会社の費用で米ハーバード大学に留学して経営学修士号のMBAを取得するなど華々しい経歴を持っています。
しかし、三木谷浩史さんは小学校時代は通信簿は2と3が並ぶ平凡な少年で、中学校ではタバコを吸い始めるなどお世辞にも出来の良い子供ではなかったそうです。
三木谷浩史さんがいかにして日本を代表する経営者になったのか、生い立ちから詳しく総まとめしましたのでご紹介しましょう。
三木谷浩史の生い立ち…父親は大学教授、母親は戦国武将・本多忠勝の末裔
三木谷浩史の家計は由緒正しき家柄
三木谷浩史さんの父親・良一さんは経済学者で神戸大学名誉教授をしており、母親・節子さんは戦国武将・本多忠勝の末裔であり元貿易会社勤務をしていたそうです。
三木谷浩史さんには5歳年上の姉と3歳年上の兄がおり、3人兄弟の末っ子として生まれました。
6歳頃まで神戸市垂水区にある神戸商科大学職員住宅に住んでいたようで、当時は裕福とは縁の遠い生活だったようです。
7歳の頃に父親がイェール大学の研究員に就くことになったため家族でニューヨークに移住しました。
三木谷浩史さんはアメリカで2年間生活し、帰国後は明石市立松が丘小学校に転入しました。
三木谷浩史さんは小学校時代に運動神経が抜群でやんちゃな少年だったようですが、勉強はせずに授業中によく騒いでいたため先生に怒られてばかりだったようです。
三木谷浩史の経歴
三木谷浩史、一浪の末に一橋大学に入学
岡山県の岡山白陵中学校に入学した三木谷浩史
三木谷浩史さんは1977年に岡山県の岡山白陵中学校に入学して、実家を出て寮生活を送っていました。
しかし、同学校の教育があまりにスパルタだったことから三木谷浩史さんは2年生の6月に退学して実家に戻り、地元の明石市立朝霧中学校に転入しました。
三木谷浩史さんにとって人生で初めての大きな挫折であり、この経験からそれまでの中途半端な生き方に決別して並ならぬ努力を重ね始めました。
三木谷浩史さんは中学3年生の頃に生徒会長に就任し、学校に硬式テニス部がなかったことから地元の明石ローンテニスクラブに入っていました。
兵庫県立明石高等学校に進学した三木谷浩史
三木谷浩史さんは1980年に兵庫県立明石高等学校に進学しました。
三木谷浩史さんは高校時代にテニスに打ち込み、「関西ジュニア」の大会でベスト16入りを果たし、高校2年生の頃には県大会で準優勝をするまでになりました。
また、英語を身につけるために学校法人予備校神戸セミナー経営者だった村上雄藏さんの英語塾に入所していました。
1983年に兵庫県立明石高等学校を卒業すると、三木谷浩史さんは1年間浪人をして一橋大学に合格しました。
一橋大学商学部に進学した三木谷浩史
三木谷浩史さんは1984年に一橋大学商学部に進学し、花輪俊哉ゼミナールに所属していました。
三木谷浩史さんは大学でもテニスを続け、テニス部のキャプテンをしていました。
三木谷浩史、新卒で日本興業銀行(現・みずほ銀行)に入行
大学卒業後、1988年に現在のみずほ銀行である日本興業銀行に入行した三木谷浩史さんは、同期入行だった石原慎太郎さんの三男である石原宏高さんと知り合い、現在まで親友関係が続いているそうです。
三木谷浩史さんは同銀行に入行してからもテニス部に入り、銀行対抗戦に出場した際には後に頭取になった黒澤洋さんとダブルスを組んでいます。
同銀行の資金でハーバード大学に留学した三木谷浩史さんは、MBAを取得したことで企業家への夢が生まれたそうです。
三木谷浩史、楽天を設立する
阪神・淡路大震災が起業の後押しをした
1995年1月17日に阪神・淡路大震災が起きてしまいましたが、故郷の神戸も被災して尊敬していた叔父と叔母を亡くしたことで失意の底に沈み、三木谷浩史さんは起業することを決意しました。
この体験は三木谷浩史さんの起業家としての原点でもあり、2011年に東日本大震災が起きた際にはポケットマネーで10億円以上を寄付し、自社・楽天からも3億円を寄付しています。
三木谷浩史さんは日本興業銀行を退職するとコンサルティング会社であるクリムゾングループを立ち上げました。
そして、三木谷浩史さんは同会社で6000万円の利益を手にすると、1997年に楽天株式会社の前身である株式会社エム・ディー・エムを立ち上げました。
そして、三木谷浩史さんは日本を代表するECマーケット「楽天市場」を始め、楽天トラベル、楽天証券、楽天ブックス、楽天モバイルなど次々と新事業を立ち上げて行きました。
会社設立から2年後の1999年6月には 商号を楽天株式会社に変更。設立から約5年後には、三木谷浩史さんの個人資産が3000億円を超えていたと言われています。
三木谷浩史の資産や年収~自宅は推定23億円の大豪邸
三木谷浩史は日本で第4位の大富豪
日本で第四位の大富豪である三木谷浩史
三木谷浩史さんは2002年付けの米経済誌『フォーチュン誌』の若手富豪ランキングで個人資産額3000億円で6位に入り、2008年に8位になっていますがその後ランクアップを続けてきました。
三木谷浩史さんはその後のランキングについては以下のようになっています。
2010年…47億ドル(4277億円)で6位
2011年…56億ドル(4648億円)で5位
2015年…68億ドル(7558億円)で3位
2017年…56億ドル(4648億円)で4位
三木谷浩史さんがこれほどの個人資産を獲得してきた背景には、嫁の晴子さんの支えも大きかったと言われています。
三木谷浩史、高級住宅街に推定23億円の大豪邸を建設
今や日本を代表する大富豪となった三木谷浩史さんは東京の渋谷区松濤にとんでもない豪邸を建設。あまりの広さに航空写真で見ると「工場みたい」との声も上がっています。
三木谷浩史の渋谷区松濤の自宅
広さはなんと270坪もあるそうで、設計は有名建築家の城戸崎博孝氏が担当したそうです。
堀江貴文、三木谷浩史に「23億円あるなら他に使い道は無かったのか」と苦言
2016年に完成した三木谷浩史さんの通称「楽天御殿」ですが、同じくIT企業「ライブドア」を運営していたホリエモンこと堀江貴文さんが物申しています。
三木谷社長が渋谷区の高級住宅街に約23億円の豪邸を建設していることが語られたが、そのことについて堀江氏は「なんでこんなん買うのかなって思った」と語った。
さらに堀江氏は「なんか、日本のIT起業家の人たちってつまんねえなと思った」とコメント。グーグルやアマゾンなど、米国の起業家は宇宙開発事業や、電気自動車開発に出資していると話し、「三木谷さんが豪邸に23億円っていうのは、スケールが小さすぎて。俺が人類の夢に投資するんだと言って欲しいのに、23億円あるんだったら他に使う場所があるんじゃないかと言いたい」と持論を語った。
堀江貴文さんはTwitterでも三木谷浩史さんに対し時折文句を言っていますが、ツイートは三木谷浩史さん本人もしっかりチェックしているそう…。
これに対し、2人の共通の知り合いである天ゴールデンイーグルスの社長・立花陽三氏経由で「たまには褒めてよ」と言われると明かしています。
三木谷浩史が結婚した嫁は銀行時代の後輩~子供は息子が1人
三木谷浩史、銀行時代の後輩・晴子さんと結婚
三木谷浩史さんのパートナーで右腕の嫁
三木谷浩史さんは日本興行銀行の同僚で後輩だった晴子さんと職場恋愛の末に結婚しました。
三木谷浩史さんの嫁の晴子さんも華々しい経歴の持ち主で、父親は農水省の元官僚であり、上智大学に進学して在学中にアメリカへの留学も経験しています。
そして、晴子さんの弟はあらゆるレストランプロデュースをする株式会社グラナダの創業者・下山雄司さんです。
三木谷浩史さんは日本興業銀行のテニス部で嫁の晴子さんと知り合い、社内恋愛を経て結婚しました。
実は日本最大のECマーケット「楽天市場」が誕生したのも三木谷浩史さんの嫁・晴子さんの鋭いビジョンがあったおかげで、「楽天市場」を立ち上げた1997年当時はまだ13店舗しか入っておらず現在とは比べ用も無いほど小規模のマーケットでした。
インターネット普及前ということもあり仕方がありませんが、当時は現在のように誰でも簡単に通販ショップを運営できるような便利なツールは無く、プログラミングが必須な非常に敷居の高い状態でした。
そのため、当時楽天株式会社の広報を担当していた晴子さんは「情報は生モノ、新鮮な情報を提供することが今後の成長のカギ」というビジョンを打ち出して新規顧客を開拓していきました。
その中で、「楽天市場」に簡単に出店ができるようにワープロ入力さえできれば誰でも編集、管理ができるシステムができあがり、店舗数は軒並み増えていきました。
晴子さんは「何でも揃うショッピングモールにする」というビジョンを持って「楽天市場」の拡大に尽力し、現在までに日本で最大のECマーケットを作り上げることに成功しました。
三木谷浩史さんの成功の影には嫁・晴子さんの鋭いビジョンがあったことも大きく影響していたようですね。
その後、晴子さんは渋谷区広尾でフレンチレストラン「hAru」を経営していましたが、現在は「オーナーの都合により閉店」となっています。
三木谷浩史の子供は慶應義塾に通っている
有名人御用達のお受験塾に通わせ、慶應義塾幼稚舎に入学しています。
また、その塾には松嶋菜々子さんの中学生になる長女(2004年5月生まれ)も通っていたことが判明しています。
松嶋菜々子・反町隆史夫妻は松嶋の強い意向により、子どもが小学校に上がる前からお受験を開始し、名門・慶應義塾幼稚舎に多くの合格者を出している“伝説のお受験教室”に通わせていたという。この教室はカリスマ校長が子どもの個性に合わせて指導することで有名だが、週2回の指導と補習で授業料は年間300万ほど。恐ろしい額に仰天してしまうが、楽天の三木谷浩史社長や清原和博もこの教室に子どもを通わせていたという。残念ながら、松嶋・反町夫婦の長女は慶應には合格できなかったが、某名門女子校に合格。
また、Wikipediaの慶應義塾幼稚舎の「子息を幼稚舎に通わせた著名人」にも三木谷浩史さんの名前が載っていました。
現在の息子さんの年齢は不明ですが、松嶋菜々子さんの長女と同年代の為、大学生かと思われます。
三木谷浩史の私生活エピソードから分かる性格
三木谷浩史の私生活エピソードから性格を探る
ネット上で公開されている三木谷浩史さんの私生活エピソードから性格の傾向を探ってみましたのでご紹介しましょう。
三木谷浩史の好きな食べ物
三木谷浩史さんの大好物は高級寿司などではなく太打ちそばとウェンディーズのハンバーガーと庶民的なところがあるようです。
三木谷浩史もお酒の伝説を持っている
三木谷浩史さんもやり手企業家にありがちな銀座で大枚を落とす経験をしており、ロマネコンティを3本空けて一晩で500万円飲んだ事があるそうです。
三木谷浩史は犬好き?
三木谷浩史さんは2004年頃にチロという名前の犬を飼っていたことで知られていますが現在は不明です。
三木谷浩史はそばが大好き
三木谷浩史さんのいきつけのお店は麻布十番にあるそば屋「更級堀井」で週二回は行くそうです。
三木谷浩史のモットー
三木谷浩史さんは人生を生きる上での信条として「常に挑戦」を挙げています。
三木谷浩史の芸能界の友人
三木谷浩史さんは音楽プロデューサーのつんく♂さんや神田うのさんと親しいようです。
三木谷浩史さんの私生活エピソードから分かる性格を一言で表すなら「意外と庶民派」ということかもしれません。
三木谷浩史さんは自著「ファースト・ペンギン 楽天・三木谷浩史の挑戦」の中で「ADHDの傾向があるかもしれない」と綴っており、小学校時代から落ち着きが無く多動の傾向があるようで、好きなことには尋常じゃないほど没頭するそうです。
ADHDには天才が多いと言われていますが、三木谷浩史さんもまたそうした企業家としての天性の性格を持って生まれたのかもしれませんね。
また、三木谷浩史さん関連の話題で、スペイン随一の名門クラブ・FCバルセロナで22年間プレーを続けてきた伝説のプレーヤー、イニエスタが楽天がオーナーを務めるヴィッセル神戸に電撃移籍しました。
スーパースターの移籍にサッカーファンは未だに信じられないとの声も上がっています。
#イニエスタ 選手加入記者会見🎥#ヴィッセル神戸 での新たな冒険が今日から始まりました!@andresiniesta8 @vissel_kobe #Jリーグ #jleague pic.twitter.com/ETZDn7D76z
— Jリーグ (@J_League) May 24, 2018
📸写真ギャラリー📸
— サッカーキング (@SoccerKingJP) May 26, 2018
2018.5.26 ヴィッセル神戸 アンドレス・イニエスタ ウェルカムイベント
🔻記事はこちら https://t.co/dk6SqjXBYR
🗣編集部より
「#ヴィッセル神戸 に加入した #イニエスタ が、ファンの前に姿を現しました」 pic.twitter.com/Iph0pAW1FK
イニエスタが神戸に、、
— hutarime (@hutarime_o) May 24, 2018
正式発表までは信じないと心に決めていたが、まだ信じられない。うん、まだ信じてない。#イニエスタ
三木谷浩史について総まとめすると・・・
・三木谷浩史に子供は息子が1人おり、慶應義塾通っている。
・三木谷浩史の資産や年収は、米経済誌『フォーチュン誌』の若手富豪ランキングで2017年度は日本4位の56億ドル(4648億円)と大富豪である。
・三木谷浩史は東京・渋谷区松濤の高級住宅街に推定23億円の大豪邸を建設している。
日本最大のECマーケット「楽天市場」を始め、数々の事業を打ち出して成功してきた稀代の実業家・三木谷浩史さんについて総まとめしてきました。
「楽天市場」の成功の背景には嫁の晴子さんの活躍があったというエピソードは世間的に知られていないでしょう。
三木谷浩史さんはADHDと診断されたわけではないようですが、確実にその傾向を持った性格をしているようで、実業家は天職だと思っているようです。
楽天は英会話能力が必須なグローバルな企業だと言われていますが、今後はAmazonと並ぶ世界のスタンダードなECマーケットにしていって欲しいですね。