人気YouTuberグループの「コムドット」と「平成フラミンゴ」が喧嘩状態で炎上していると話題です。
この記事ではコムドットと平成フラミンゴの間に何があったのか、原因となったイベントをめぐる行き違いの内容と炎上までを時系列順に詳しく紹介しまとめました。
この記事の目次
コムドットと平成フラミンゴのトラブルが炎上騒動に
出典:https://lh3.googleusercontent.com/
登録者数約400万人の人気YouTuberグループ「コムドット」と、登録者数約350万人超の女性2人組YouTuber「平成フラミンゴ」の間でトラブルが発生し炎上騒動に発展しています。
コムドットと平成フラミンゴの間で発生したトラブルはおおまかに以下の内容です。
2023年7月27日開催のコムドットが初めて総合プロデュースを務めるライブイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~(略称・CDF)」への出演が発表されていた平成フラミンゴが、後日出場自体を発表。これに対してコムドットのやまとさんが若干喧嘩腰とも感情的になっているとも受け取れる内容のツイートを投稿。
自分の言葉で喋ったか誰かに言わされたか知らないけど、証拠そろってるのに被害者ヅラして視聴者に嘘をついて、保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ
— コムドット やまと (@comyamato0515) June 23, 2023
本当のことを自分たちの言葉で話してくれるのをコムドット全員友達として待っています
このツイートが様々な憶測を呼び炎上騒動に発展してしまいました。
コムドットと平成フラミンゴは、過去に何度もコラボした事があり良好な関係でした。やまとさんも「友達として」と上のツイートで書いているように互いに友人という認識も持たれていました。
それだけに今回の炎上騒動は双方のファンの間で衝撃的に受け取られています。
次の見出しからコムドットと平成フラミンゴの間に一体何があったのか、時系列で詳しい内容を見ていきます。
コムドットと平成フラミンゴに何があったか時系列と内容① 原因はイベント出演に関する行き違い
コムドットと平成フラミンゴに何があったのかの内容を時系列で見ていきます。
コムドットと平成フラミンゴのトラブルの最初の原因となったのは、コムドットがアポなしで仲の良いYouTubeクリエイターらにアポなしで突撃し、自分達が総合プロデュースを手掛けるイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~(CDF)」の出演オファーを行うという内容の動画の公開でした。
4月29日にコムドットが平成フラミンゴにイベント出演を依頼する動画を公開
2023年4月29日、コムドットは「【合計5組】超豪華クリエイターに突撃して東京ドームのイベントの出演依頼してみたwwww」のタイトルで、イベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」への出演オファーを、5組の人気YouTuberグループに自ら行う内容の動画をアップしました。
この動画に大トリとして登場したのが平成フラミンゴの2人で動画ではイベントへの出演を快諾されています。
平成フラミンゴの2人が登場するのは「53:30」頃からです。
この動画の公開後、イベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」の運営(ABEMA主導)により、出演するクリエイターを紹介する告知動画の公開やチケットの販売も始まりました。当然ながら平成フラミンゴのファンもイベントを楽しみにしチケットを購入した方が多くいたようです。
6月13日「CDF」の公式が平成フラミンゴの同イベント出演は無い事を発表
ところが、動画公開から約1ヶ月半後の6月13日に、イベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」の公式Twitterから平成フラミンゴのCDFへの出演はないとの発表がなされました。
CDF公式Twitterは、4月29日に公開されたコムドットの平成フラミンゴへの出演依頼と承諾の模様を収めた動画は、ABEMAを主体とした運営チームの連携不備によりイベントの詳細が平成フラミンゴサイドに詳細に伝えられないままオファーが出され公開されたと説明。
さらに、動画公開後に改めてCDF運営チームと平成フラミンゴの所属事務所「LIBERTYTOWN」の間で出演に向けた協議が行われたものの、イベント開催日までの残された準備期間ではパフォーマンスをする事は難しいとの判断により平成フラミンゴの同イベントへの出演が見送られる事になったとする経緯が説明されています。
【運営からのお知らせ】
— Creator Dream Fes 〜produced by Com.〜 at 東京ドーム【公式】 (@CreatorDreamFes) June 13, 2023
平成フラミンゴさんに関して、コムドット YouTube 動画にて本イベントへの出演依頼の模様が公開されましたが、今回のイベントへの出演はございません。… pic.twitter.com/cB2Bqo7NBL
6月16日、平成フラミンゴが動画でCDF出演見送りについて説明
イベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」の公式による平成フラミンゴの同イベントへの出演が無いとの発表が出されてから3日後の6月16日、平成フラミンゴの2人は「クリエイタードリームフェス出演見送りについてお話しさせてください」というタイトルの動画を公開。
平成フラミンゴの2人はこの動画で、CDFへの出演を見送る事になった経緯について話しました。
それによると、CDFのイベント運営側と平成フラミンゴの事務所側での正式な契約が結ばれる前に、運営側から事務所に対して「コムドットが平成フラミンゴに出演オファーをし承諾した動画を公開します」と報告があったそうです。
平成フラミンゴの事務所側は「正式な依頼の前に動画を上げないでほしい」と伝えたそうなのですが、CDFのイベント運営側はそれを無視して動画を公開してしまったのだそうです。
結局これによって運営側と事務所側で話がこじれ、平成フラミンゴの同イベントへの出演は見送られる事が決まったそうです。
ただ、平成フラミンゴの2人としては本当はイベントに出演したいという気持ちがあり、事務所としても基本的にその方向でパフォーマンス内容も含めてイベント運営側と話し合いを続けていたそうなのですが、結局叶わずに出演見送りとなったとする経緯も明かされました。
また、運営側からはコムドットと平成フラミンゴが直接やりとりをしないようにとのお願いもされていたそうで、メンバー間で直接話し合う事も叶わなかったという事でした。
平成フラミンゴの2人はこの動画の中で、平成フラミンゴのイベントへの出演を楽しみにしてチケットを購入してくれたファンの方にも謝罪し、チケットの払い戻し対応を運営側に掛け合い了承してもらった事も明かされていました。
平成フラミンゴのイベント出演見送りの説明動画公開に合わせて、所属事務所の「LIBERTYTOWN」の公式Twitteも、正式に平成フラミンゴのイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」の出演辞退を発表しています。
【平成フラミンゴ Creator Dream Fes出演見送りについて】 pic.twitter.com/o1Z9GCSGbR
— LIBERTYTOWN (@libertytown_inc) June 16, 2023
こちらの発表では「違和感を覚える進行の中で、彼女達がステージに立てるように尽力したつもりでしたが力及ばず」と運営側の進行に違和感を持っていた事を明かした上、末尾にも「正しいと言える順序での運びがあり、全クリエイターが輝く場になることをお祈り申し上げます」と若干皮肉めいた一文も付け加えられており、平成フラミンゴ側がイベント運営側に対しかなり怒っているのではとの印象を持たれた方も多かったようです。
コムドットと平成フラミンゴに何があったか時系列と内容② コムドット側が反論
出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/
ここまで紹介したように平成フラミンゴサイドは、イベントの運営側の進行に不手際があったのがコムドットとのトラブルの原因との主旨の説明をしています。
一方で、コムドットサイドはこうした説明に対して違和感を覚えているようでSNSや動画でアクションを起こしています。
6月23日、コムドットのリーダーのやまとが喧嘩腰でTwitterを投稿し炎上
平成フラミンゴがイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」の出演見送りを発表してちょうど1週間後の6月23日、コムドットのリーダーであるやまとさんが自身の公式Twitterにて、この記事の冒頭でも紹介したツイートを投稿しました。
コムドット・やまとさんのツイートは「自分の言葉で喋ったか誰かに言わされたか知らないけど、証拠そろってるのに被害者ヅラして視聴者に嘘をついて、保身に走ったツケは必ず回ってくるぞ」とかなり攻撃的な印象を受ける内容でした。
やまとさんはこのツイートで平成フラミンゴを名指しにはしていませんが、タイミングからして明らかに平成フラミンゴのイベント出演見送りの説明に噛みついたものであると受け取られる事になりました。
このやまとさんのツイートに対しては「世界中の人が見れるTwitterで被害者ヅラなどと中傷するのはどうなのか」、「脅迫まがいな言い方はよろしくない」、「平成フラミンゴの事好きだから、こういう言い方されると悲しい」など、批判的なコメントが優勢となり炎上に発展しました。
コムドットが100%悪とは思ってない!
— chi (@chi_chi_nico_) July 4, 2023
けど、やまとのあの感情的な脅迫みたいなツイートだけは100%いただけない!
あんなの応援したいと思えないし一人の人間として、友達相手にそんな言い方しなくてもよくない?としか思わない。
あれだけは本当コムドットセンスない。#コムドット #平成フラミンゴ
誰に何を言いたいのかはわからんけど
— KAORI (@OMI_KAORI_) June 23, 2023
言い方がすごく卑怯だと思ってしまう。
キツい脅しとも取れること言ったのに最後は友だちとして。
本当に友達なら言わされてると思うなら相手の心中察すれるんじゃないかな。
思いやれるんじゃないかな。
コムドット、好きやったのにな。残念すぎる
一方、コムドットのファンからは、普段温厚なやまとさんがここまで怒りを露わにするのは何かよほどの事情があるのでは?と推察する向きも見られました。
6月30日、コムドットが平成フラミンゴへの反論も含む説明動画を発表
やまとさんのツイートからさらに1週間後の6月30日、コムドットは「CDFについてお話しさせていただきます」のタイトルで動画を投稿。
この動画ではまず、やまとさんが6月23日に投稿したツイートは平成フラミンゴが6月16日に投稿した動画に対するツイートで間違いないとの確認がなされました。
その上で、平成フラミンゴの動画の内容にはコムドットのメンバーが把握している内容と異なる部分が多々あり、それにより世間の運営に対する誤解や憶測が増えている状況を見て対応が必要と思いTwitterの投稿に至ったと説明。
コムドットによると、平成フラミンゴは動画内で「運営側から双方のメンバー間での連絡はやめてほしいとお願いされた」と説明していたがそのような事実は断じてなく、コムドット側から平成フラミンゴに連絡を取ろうとしても、返信がなかったためやむなくあのようなツイートをしたとの事でした。
また、運営側から平成フラミンゴサイドに、コムドットと平成フラミンゴ、平成フラミンゴの事務所、運営を交えた4者での話し合いをしたいとかけ合ったにも関わらず断られてしまったため、平成フラミンゴの2人に対する不信感が生まれ、問題のツイートの投稿に至ったとも説明。
さらに、コムドットは、平成フラミンゴの6月16日の動画内容との認識のズレの部分に関しては、「証拠を並べて平成フラミンゴを晒し上げるような事はしたくない」とも発言し、平成フラミンゴが事実ではない事を言っていると示唆しました。
そして騒動発生後には改めて、コムドット、平成フラミンゴ、事務所、運営の4者にによる話し合いの場が持たれ事も明かし、コムドットは6月16日の動画の間違っている部分を、平成フラミンゴの2人に改めて動画で訂正してほしいと求めたそうなのですが、平成フラミンゴサイドからは「認識の違い」だとして拒否されたのだそうです。
コムドットのやまとさんは一貫して、自分達が総合プロデュースするイベントが、平成フラミンゴの動画によって誤解され不信感を持たれている事が悔しいのだと説明されていました。
ただ、具体的に平成フラミンゴの動画のどの部分が事実と異なるのかについては最後まで全く触れられおらず、証拠はあるが出せないの一点張りであるためコムドット側の主張にはあまり説得力がなく、難癖をつけて平成フラミンゴを攻撃しているだけのようにも見えてしまうため、さらなる炎上につながっている状況です。
7月5日、平成フラミンゴが改めて騒動について謝罪
コムドットが平成フラミンゴの動画に対する反論の動画を投稿した後の7月5日、平成フラミンゴ側にも動きがあり、2人が改めてファンや関係者に向けて今回の騒動を謝罪する文章がRIHOさんのTwitterで発表されています。
もっと早くお伝えしたかったのですが、このタイミングになってしまい申し訳ありません。今日から動画投稿を再開させていただきます。いつも応援してくださっている方々には本当に感謝しております。私たちの想いを書いたので読んでいただけたら幸いです。 pic.twitter.com/PXgoeNgLQq
— RIHO【平成フラミンゴ】 (@RinrinFlamingo) July 5, 2023
コムドットの動画に対しては一切何も触れておらず、心配しているファンの目線に立っての謝罪とYouTuber活動再開の報告に終始した内容で、改めて平成フラミンゴの株が上がる結果となりました。
コムドットと平成フラミンゴに何があったか時系列と内容③ コムドットの登録者数が減少
平成フラミンゴとのイベント出演をめぐるトラブルでの炎上騒動後、コムドットのYouTube登録者数は減少傾向となり、2023年6月末の時点で425万人だった登録者数は2023年7月後半の現在で396万人とわずか1ヶ月で30万人近く減少しています。
ネット上では、コムドットが登録者数400万台の大台を割った事に焦りを募らせているとする内容の報道も目立つようです。
7月7日、炎上騒動を受けてコムドット・やまとが謝罪
平成フラミンゴとのトラブルで炎上が続いていたコムドットでしたが、7月7日に動画投稿を再開を報告する動画をアップしました。
この動画では、コムドットのメンバー全員での地元巡りの様子やトークなど今まで通りの雰囲気の本編の後にやまとさんが1人で登場して一連の騒動に対する謝罪を行いました。
やまとさんは自身が総合プロデュースするという立場から「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」というイベントを守らなければならないという責任感から冷静さを失っており、思いやりに欠けた発言をしてしまったと反省の気持ちを話されていました。
また、平成フラミンゴの2人にも改めて直接連絡し謝罪した事も明かされています。
コムドットと平成フラミンゴの喧嘩のような状態も話題に
今回のコムドットと平成フラミンゴのイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~」への出演をめぐるトラブルとその後の炎上により、元々仲が良かったはずのコムドットと平成フラミンゴが喧嘩別れのような状態になっているのもネット上では話題になっています。
コムドットと平成フラミンゴは2年にわたって何度もコラボ動画を配信しており、メンバーたちの仲の良い様子を微笑ましく見ていた視聴者も多かったようです。そのため今回の騒動でコムドットと平成フラミンゴがまるで喧嘩のような状態になっている事にショックを受けている視聴者の方も多いようです。
コムドット 平成フラミンゴ
— NaNaBuBu (@nanabubu7) July 11, 2023
喧嘩したの?
どっち悪いとか全然知らんけど
ただ悲しみ
結果として一部のコムドットのファンと一部の平成フラミンゴのファンの間でも喧嘩のようになっており、それをどちらのファンでもない人々が見て面白がるという構図が出来上がりさらに注目を集めている面もあるようです。
今回の騒動ではなんとなく平成フラミンゴの方がコムドットから距離を取ろうとしているようにも見えますが、本当に喧嘩状態にあるのかも含めて真相が明らかになる事も期待したいところです。
まとめ
今回は、コムドットが総合プロデュースを務めるイベント「Creator Dream Fes ~produced by Com.~(略称・CDF)」への主演をめぐる行き違いげ原因となって発生した、コムドットと平成フラミンゴのトラブルと炎上騒動についてまとめてみました。
ネット上ではコムドットと平成フラミンゴが喧嘩のような状態になっているが何があったのかと話題になっており、ここでは時系列順にそのトラブルの内容を紹介しました。
元々の原因は、コムドットが平成フラミンゴにイベント出演のオファーをし承諾されるという内容の動画が正式に出演が決まる前に公開されてしまった事でした。
その後、平成フラミンゴの2人は説明の動画を投稿しますが、これに対してコムドット側が「事実と異なる部分がある」として反論。その反論が若干攻撃的な内容だったため炎上騒動に発展したのでした。
現在も炎上は完全に収まったとはいえず、比較的批判を多く集めているコムドットのYouTube登録者数の減少が続いています。