NHK「ニュースウォッチ9」のメインキャスターを務める有馬嘉男さんの降板が発表され話題になっています。
この記事では有馬嘉男さんに対する韓国に関連した悪い評判、結婚や嫁、子供などの家族、大学などの学歴、これまでの経歴やニュースウォッチ9降板理由などについてまとめました。
この記事の目次
有馬嘉男のプロフィール
有馬嘉男のプロフィール
生年月日:1965年6月25日
出身地 :山口県徳山市(現在の周南市)
有馬嘉男さんはNHKに所属する報道記者出身のキャスターです。
2017年からはNHK総合の21時からの報道番組「ニュースウオッチ9」のメインキャスターを担当されていましたが、2021年3月いっぱいでの降板が発表されました。
今回はこの有馬嘉男さんについて見ていきます。
有馬嘉男には反日的で韓国好きとの悪い評判も
ネット上の一部では、有馬嘉男さんは反日的な発言が多いと言われており、韓国好きではないか、左翼キャスターなどといった悪い評判も目立つようです。
韓国大好きの有馬嘉男、非常に気がかりだってよ。どっち向いて物をいっているのやら。#NHK #有馬嘉男
— 平均的な日本人 (@benekotin) November 21, 2018
反日的で挑発的な発言が多く日本国内ではかなり嫌われている韓国のムンジェイン大統領と、有馬嘉男さんの見た目が似ているという声も多く、それも悪い評判につながっているようです。
NHKの有馬嘉男と韓国ムンジェイン新大統領は似てる pic.twitter.com/SlbthjNtxD
— とろろ (@totoro4729) May 9, 2017
NHKには理不尽な受信料の徴収や高額な役員報酬など色々と悪い評判も多いので、キャスターも少しでも韓国寄りの発言をするとネットでは批判されがちです。
「日本と韓国の同盟関係」という発言でも批判
2019年7月には、「ニュースウォッチ9」の放送中に有馬嘉男さんが「日本と韓国の『同盟関係』今厳しい状況にあると言わざるを得ません…」とコメントしましたが、日本と韓国は同盟国ではないため、この程度の知識でNHKの報道番組のキャスターをやっているのかと批判的な声が上がりました。
NHKニュースウォッチ9。
— 和田 政宗 (@wadamasamune) July 23, 2019
有馬嘉男キャスターが「日本と韓国の同盟関係」とコメント。
コメントは誰かが書いたのかもしれないが、自分でチェックもできず、この程度の知識でキャスターをやっていることは、国民の一人としても放送業界で最終チェックをする伝え手をしていた経験からも考えられない。
有馬嘉男の家族① 結婚していて嫁がいる
出典:https://announcer-room.net/
続いては、有馬嘉男さんの家族についてみていきます。
有馬嘉男さんは結婚されていて嫁がいるのは間違いないようですが、嫁の名前や年齢、いつ結婚されたのかなどの詳細な情報は一切明らかにされていません。
有馬嘉男の家族② 子供は息子がいる
有馬嘉男さんの子供は息子が1人いる事が判明しています。
2017年に受けた週刊誌のインタビュー記事で、有馬嘉男さんは、自分の父親がしてくれたように息子にも接したいが、思い通りにいかないと話されていました。
「自分で考え、自分で決めなさいというのを背中で語ってくれる人で。ぼくも息子に同じように接したいのですが、番組と同じで、思い通りにはいかないですね(苦笑)」
有馬嘉男さんはこれまで家族や結婚について語ったことはほとんど内容で、嫁や息子さんに関する情報はほとんどありません。
有馬嘉男の家族③ 父親は曹洞宗洞庭山原江寺の住職・有馬実成氏
有馬嘉男さんの父親は、曹洞宗洞庭山原江寺の住職を務められていた僧侶・有馬実成(ありまじつじょう)という方です。
社団法人シャンティ国際ボランティア会SVAの創設者として知られ、国際協力NGOセンターJANICの副理事長および理事長、東京災害ボランティアネットワークの副代表等を歴任し、国内で国際ボランティア活動の道を拓いた偉人として知られる人物です。
有馬嘉男さんの父・有馬実成氏は、2000年に64歳で亡くなられています。
有馬嘉男の学歴① 出身高校は山口県立徳山高等学校
続いては、有馬嘉男さんの学歴についてみていきます。
有馬嘉男さんの出身小学校と出身中学校は不明ですが、高校は「山口県立徳山高等学校」を卒業されているようです。
有馬嘉男さんの出身高校だと言われている徳山高校は全国でも屈指の進学校で、最新の偏差値は「65〜71」となっています。
有馬嘉男の学歴② 出身大学は上智大学
有馬嘉男さんは徳山高校卒業後、上智大学へと進学されています。
有馬嘉男さんの学歴については、以前何故か京都大学出身という情報が広まっていましたが、月刊「経済広報」や週刊新潮のウェブメディア「デイリー新潮」といった信用度の高いメディアの記事で「上智大学出身」と明記されているためこちらが正しい情報だと思われます。
有馬氏は上智大学を卒業後、1990年にNHKに入局。
山口県出身。上智大学卒業。1990年NHK入局。
有馬嘉男さんの上智大学での学部などは不明です。上智大学の最新の偏差値は「55〜67.5」となっています。
有馬嘉男の経歴① 大学卒業後NHKに記者として入局
出典:https://image.news.livedoor.com/
続いて、有馬嘉男さんの大学卒業後の経歴についてみていきます。
有馬嘉男さんは上智大学卒業後、1990年、24歳の頃にNHKに記者として入局しています。最初に配属されたのは香川県の高松放送局で、そこで4年間警察司法を担当されたそうです。
その後は、事件取材が好きだっため社会部を希望されたそうですが、希望は叶わず経済部に配属され、長く金融業界の取材を担当されています。
それから国際部に異動となり、1998年に新たに設置されたドイツ・フランクフルト支局の初代支局長に任命され、2002年まで4年間現地に駐在されています。
帰国後は再び経済部に戻り、金融キャップとして日銀クラブ・電機貿易業界などを担当したのを経て、2009年からはシンガポール支局長に任命され2013年頃まで現地に駐在されていました。
また、有馬嘉男さんは、経済部の金融キャップとして、この頃に発生したリーマンショックなどの取材も担当されています。
2012年には、NHKスペシャル「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ」の制作も担当。
その後、報道局副部長を経て、2017年6月に報道局記者主幹に任命されています。
有馬嘉男の経歴② 報道番組のキャスターを歴任
有馬嘉男さんは、シンガポールから帰国後は報道番組のキャスターを担当するようになり、2014年3月から2016年4月まではNHKBS1放送の「国際報道2014」、2016年4月から2017年3月まではNHK総合で放送された「ニュースチェック11」のメインキャスターを務められています。
有馬嘉男の経歴③ 「ニュースウォッチ9」のキャスターに就任
出典:https://nagoyazin.cocolog-nifty.com/
さらに、有馬嘉男さんは、2017年4月からは、帰国後からデスクを務めていた「ニュースウォッチ9」のメインキャスターに就任し、2021年3月の現在も担当されています。
有馬嘉男さんの視聴者目線の解説は好評でしたが、2021年2月に同番組のキャスターを卒業する事がNHKから発表されています。
NHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・0)でキャスターを務める報道局記者主幹、有馬嘉男氏(55)が、3月いっぱいで同番組を卒業することが8日、分かった。
突然の有馬嘉男さん降板の理由については、関係者から「2020年からタッグを組む和久田麻由子アナが成長したため、勇退する事になった」と説明があったようです。
タッグを組む和久田麻由子アナウンサー(32)が看板アナにまで成長したことから“勇退”が決定。
有馬嘉男さんは「ニュースウォッチ9」への思い入れが強く、今後も続投に意欲を燃やしていたという事なので、この「勇退」という降板理由には違和感を抱いた人が多かったようですが、実は別の降板理由があるとの報道が複数のメディアが報じています。これについては次の見出しで見ていきます。
有馬嘉男の「ニュースウォッチ9」降板理由は首相官邸を怒らせたため?
NHKは、2021年3月いっぱいでの有馬嘉男さんの「ニュースウォッチ9」のメインキャスター降板を発表しましたが、この電撃的な降板の理由について、有馬嘉男さんが2020年10月に菅義偉総理大臣にした質問が首相官邸を激怒させ、NHKが圧力を受けたからではないかと複数のメディアが報じ、物議を醸しています。
2020年10月、菅義偉首相が「ニュースウォッチ9」に生出演したときのこと。所信表明の話を聞きたいと依頼したものの、有馬氏が打ち合わせになかった学術会議の任命拒否問題について繰り返し質したからだった。キャスターとしては至極真っ当だが、これに官邸が激怒し、NHK上層部が有馬氏の交代を命じたと言われている。
これは、臨時国会開幕日だった2020年10月26日、「ニュースウォッチ9」に菅義偉総理大臣が生出演した際に、有馬嘉男さんが、当時批判を集めていた日本学術会議に関連する質問を何度もぶつけたというもので、最後の方では菅義偉総理は「説明できることと、説明できないことがある」と明らかにムッとした様子で答えられていました。
2020年3月1日配信の文春オンラインの記事によると、その放送直後に、山田真貴子内閣広報官からNHKの原聖樹政治部長に抗議の電話があったという噂がNHK局内に広まったのだそうです。
2020年12月11日の朝日新聞の記事には、坂井学官房副長官が会食時にこの有馬嘉男さんの学術会議の質問を批判する発言をした事が書かれているので、官邸がこの有馬嘉男さんの質問とNHKに対して不快感を抱いた事は事実だと見られています。
坂井学官房副長官は5日夜の会食の場で、菅義偉首相が出演した10月のNHKの報道番組をめぐり、「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない(日本)学術会議について話を聞くなんて。全くガバナンス(統治)が利いていない」などと言及した。
文春オンラインの記事によれば、この頃に有馬嘉男さんを「ニュースウォッチ9」のキャスターから降板させる動きが出はじめたという事です。
この報道から、NHKが官邸からの圧力を受けた、あるいは勝手にNHK幹部が政権に忖度したというのが有馬嘉男さんの「ニュースウォッチ9」降板の理由ではないかとする見方が出ています。
NHKは圧力の影響を否定
こうした一連の報道について、NHKは「誰かに何か言われたからということはない」として圧力を受けたのではという見方を否定しています。
有馬キャスターの降板を巡っては、「官邸を怒らせた」などと一部で報道されたが、正籬放送総局長は「公共メディアとして自主自律は生命線。誰かに何か言われたからということは一切ない」と圧力の影響を否定した。
まとめ
今回は、NHK総合の看板報道番組「ニュースウォッチ9」のメインキャスターとして知られる有馬嘉男さんについてまとめてみました。
有馬嘉男さんは、優しげな雰囲気と視聴者目線に立った解説で人気のキャスターですが、一部からは韓国びいきで反日的といった批判的な声があるようです。
そんな有馬嘉男さんの家族については、結婚して嫁がおり、子供は少なくとも息子が1人いる事などが明らかになっています。また、父親は日本に国際ボランティア活動の道を拓いた偉人として知られる僧侶・有馬実成氏(故人)である事が知られています。
有馬嘉男さんの学歴は、有数の進学校である山口県立徳山高校を経て上智大学を卒業されています。
大学卒業後の経歴は、1990年に記者としてNHKに入局後、経済部を経て国際部に配属され、フランクフルト支局長やシンガポール支局長などを歴任し、帰国後は報道番組のキャスターとして活躍し「国際報道2014」や「ニュースチェック11」などのメインキャスターを担当しました。
2017年からは「ニュースウォッチ9」を担当されていましたが、2021年3月いっぱいでの降板が決まっています。
降板理由については、2020年10月に菅義偉総理大臣が生出演された際に、有馬嘉男さんが予定にない質問を繰り返して、首相官邸を激怒させ、NHKに圧力があったのではないかとの見方が出ていますが、NHK側はそれを否定しています。