「ミニタニ」で知られるものまね芸人のアキ・テリヤキさんが話題です。
この記事ではアキ・テリヤキさんの性別が女性の噂の真相、芸人としての経歴、年収や全試合観戦を支える収入源、結婚などのプライベートと、プロデュースした寿司屋がミシュラン獲得の現在についてまとめました。
この記事の目次
アキ・テリヤキは大谷翔平などMLB日本人選手のモノマネで話題の芸人
アキ・テリヤキのプロフィール
本名 ：神田昭洋（かんだ・あきひろ）
生年月日：1976年3月28日
出身地 ：茨城県水戸市
身長 ：159cm
体重 ：54kg
アキ・テリヤキ（Aki Teriyaki）さんは、メジャーリーグベースボール（MLB）のスタジアムで、ひときわ異彩を放つ日本人男性として俄に注目を集める人物です。
アキ・テリヤキさんはいわゆるものまね芸人であり、ダルビッシュ有さんや大谷翔平さんらMLBで活躍する日本人のトップ選手たちのものまねスタイルでスタジアムを訪れ注目を集めています。
そのユニークな応援スタイルは日米のMLBファンの心を掴んでおり、身長159cmという小柄な体格から「ミニタニ」、「ミニビッシュ」などの愛称で親しまれています。
しかし、アキ・テリヤキさんの素顔やこれまでの道のりについては、あまり知られておらず「アキ・テリヤキの性別は？」、「女性なの？」、「どんな経歴を歩んできたの？」、「（MLBを全試合観戦する）収入源や年収は？」、「結婚はしている？」、「寿司屋を経営しているって本当？」など、様々な疑問の声が見られます。
ここでは、そんなアキ・テリヤキさんへの多くの謎について詳しく解説していきます。
アキ・テリヤキの性別は「男性」だが女性説があった
公開されているプロフィールからも明らかなように、アキ・テリヤキさんの性別は「男性」です。本名が「昭洋（あきひろ）」である事からも、性別は男性であることがわかります。
ではなぜアキ・テリヤキさんが「女性」というキーワードで検索されることがあるのでしょうか。明確な理由は不明ですが、「アキ」という芸名が、男女ともに使われる名前であるため、芸名だけを聞いた人が女性と勘違いしてしまうケースや、身長159cmという日本人男性としては小柄な体格である事などが考えられます、
また、アキ・テリヤキさんのメディアで見せる物腰の柔らかい人柄や、ファンサービスに応じる優しい姿から、女性的なイメージを持つ人がいるのかもしれません。
アキ・テリヤキの芸人としての波瀾万丈の経歴
現在でこそ、大谷翔平さんやダルビッシュ有さんのものまね芸人としては唯一無二のポジションを確立しているアキ・テリヤキさんですが、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。日本での活動開始から、単身渡米、そして「ミニタニ」としてブレイクするまでの軌跡を詳しく追っていきます。
アキ・テリヤキの経歴① 高校で「たけしの元気が出るテレビ!!」の関東代表
アキ・テリヤキさんがお笑いの世界に足を踏み入れたきっかけは、高校時代にまで遡ります。
当時、絶大な人気を誇った日本テレビ系のバラエティ番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」内の人気企画「お笑い甲子園」に出場。 見事、関東代表に選ばれたことが、アキ・テリヤキさんの芸人人生の幕開けとなりました。
この時の同期には、現在ではタレント、司会者、作家、映画監督としてマルチな才能を発揮している劇団ひとりさんがいます。 若き日の2人が同じ舞台で夢を追いかけていたと考えると、非常に興味深いエピソードです。
高校卒業後は、ひとりコントなどを中心にピン芸人として活動を開始しました。
アキ・テリヤキの経歴② 夢を追って単身渡米するも厳しい生活に直面
日本で芸人としての一歩を踏み出したアキ・テリヤキさんでしたが、彼の視線は世界、特にエンターテインメントの本場であるアメリカ・ハリウッドへと向くようになります。日本人メジャーリーガーのパイオニアである野茂英雄さんの活躍に刺激を受け、「1回きりの人生、俺も大舞台で自分を試してみたい」との思いを強くした事がその理由でした。
そして2006年、アキ・テリヤキさんはついに渡米を決意。 野茂英雄さん（かつてロサンゼルスドジャースに所属）が活躍し、ハリウッドもあるロサンゼルスを活動の拠点に選びました。
しかし、異国の地での挑戦は想像以上に過酷なものでした。まずは語学学校に通いながら、アメリカの文化やコメディを学ぶ日々。 資金も潤沢ではなく、家賃350ドルの1人暮らし用のアパートを無理やり3人でシェアするなど、厳しい節約生活を強いられたといいます。
アキ・テリヤキさんはそれでも夢を諦めず、コメディショーの劇場に通い詰めてはアメリカのお笑いを研究し、ステージに立つ機会をうかがい、映画のエキストラなども務めながら、少しずつ経験を積んでいきました。
アキ・テリヤキの経歴③ 「ミニビッシュ」のものまねで注目されるように
転機が訪れたのは2012年でした。きっかけはダルビッシュ有投手がMLBのテキサス・レンジャーズに移籍したことです。 アキ・テリヤキさんはこれを機に、ダルビッシュ有さんのものまねキャラクター「ミニビッシュ」としての活動をスタートさせます。
身長196cmのダルビッシュ投手に対し、自身は159cm。 この約40cmという圧倒的な身長差を逆手にとったユニークなものまねは、現地で徐々に注目を集めるようになります。
アキ・テリヤキの経歴④ 「ミニタニ」で大谷翔平の全試合を観戦でブレイク
そして、アキ・テリヤキさんがブレイクするきっかけとなったのが、大谷翔平選手のものまね「ミニタニ」でした。
アキ・テリヤキさんは、2022年シーズンから、当時ロサンゼルス・エンゼルスに所属していた大谷翔平選手の出場する全162試合を現地で観戦するという、前代未聞の挑戦を開始しました。
この驚異的な行動は、日米のメディアで大きく取り上げられ、「ミニタニ」の名は一躍有名になります。 大谷翔平選手のホームランボールが直撃しかけるといったハプニングもあり、その存在はMLBファンにとって試合の楽しみの1つとなっていきました。
2023年3月のWBC（ワールド・ベースボール・クラシック）の際には、日本に一時帰国し、東京ドームで行われた試合も全試合観戦。 日本のテレビ番組「ミヤネ屋」などにも出演し、その知名度をさらに高めました。
ついには、エンゼルス球団から直接オファーを受け、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたオープン戦で始球式を務めるという快挙も成し遂げています。
アキ・テリヤキさんの挑戦は続き、大谷選手がロサンゼルス・ドジャースに移籍した2024年以降も全試合観戦を継続。2025年のワールドシリーズ終了時点までに4年連続で全試合観戦を成し遂げています。
アキ・テリヤキの「ミニタニ」などものまねレパートリー
アキ・テリヤキさんの魅力を語る上で欠かせないのが、そのユニークなものまねです。アキ・テリヤキさんの代表的なレパートリーを紹介します。
アキ・テリヤキのものまねレパートリー① ミニタニ（大谷翔平）
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今やアキ・テリヤキさんの代名詞になっているのが大谷翔平選手のものまね「ミニタニ」です。大谷翔平選手のユニフォームに身を包み、お面をかぶった姿でスタンドに現れます。 バッティングフォームや投球フォームをコミカルに真似るパフォーマンスで、球場の観客やテレビの前の視聴者を楽しませています。
アキ・テリヤキのものまねレパートリー② ミニビッシュ（ダルビッシュ有）
「ミニタニ」以前からのアキ・テリヤキさんの代表的なものまねキャラが「ミニビッシュ」です。ダルビッシュ投手の特徴を捉えたものまねで、アメリカの野球ファンの間ではお馴染みの存在です。
アキ・テリヤキのものまねレパートリー③ ChiSSA（DA PUMP・ISSA）
アキ・テリヤキさんはメジャーリーガー以外にもレパートリーを持っており、その1つがDA PUMPのISSAさんのものまね「ChiSSA（ちっさっ）」です。彼のエンターテイナーとしての一面が垣間見えるキャラクターです。
アキ・テリヤキの年収やMLB観戦の収入源
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アキ・テリヤキさんの活動で多くの人が疑問に感じるのがその収入源だと思われます。特に、大谷翔平選手の全試合観戦にかかる費用は莫大です。エンゼルス時代で年間約250万円、ドジャース移籍後は移動距離の増加などにより、年間約450万円にまで急増したと報じられています。
これだけの費用を捻出し、さらにロサンゼルスで生活していくためには、相当な年収が必要なはずです。公表されている情報はありませんが、彼の収入源として考えられるものを分析・考察します。
アキ・テリヤキの収入源① テレビ・メディア出演料
アキ・テリヤキさんは、「ミニタニ」としての知名度向上に伴い、日米のテレビ番組やウェブメディアへの出演機会が急増しました。 特に、日本のメディアからのオファーは多く、情報番組やスポーツ関連番組での出演料が大きな収入源の1つになっていると推測されます。一時帰国の際の出演だけでなく、現地からのリモート出演なども考えられるでしょう。
アキ・テリヤキの収入源② YouTubeチャンネル「TERIYAKI TIMES」
アキ・テリヤキさんは、自身のYouTubeチャンネル「TERIYAKI TIMESテリヤキタイムズ」を運営しています。 同チャンネルでは、試合観戦の様子やスタジアムグルメの紹介、現地でのファンとの交流など、独自のコンテンツを配信しています。
動画の再生回数に応じた広告収入は、彼の活動を支える重要な柱の1つであることは間違いありません。大谷選手の活躍と連動してチャンネルの注目度も高まるため、安定した収入が見込めるはずです。
アキ・テリヤキの収入源③ イベント出演・営業
ものまね芸人としてのイベント出演や、いわゆる「営業」も収入源として考えられます。日系企業が主催するイベントや、野球関連のファンミーティングなどにゲストとして呼ばれる機会もあるでしょう。特にアメリカ在住の日本人コミュニティからの需要は高いと予想されます。
アキ・テリヤキの収入源④ 企業スポンサー・タイアップなど
アキ・テリヤキさんのユニークな芸人活動は、企業にとっても魅力的な広告塔となり得ます。YouTube動画内での商品紹介（タイアップ）や、活動を支援する形でのスポンサー契約などが結ばれている可能性も十分に考えられます。
例えば、移動のための航空会社や、観戦グッズ、あるいは日本食レストランなど、アキ・テリヤキさんの活動と親和性の高い企業からのサポートがあるのかもしれません。
アキ・テリヤキの推定年収
上記の収入源を総合的に考慮すると、アキ・テリヤキさんの年収は決して低くはないと推測されます。年間450万円もの経費をかけて活動を継続できている事実も高年収を示唆しています。
具体的な金額を断定することはできませんが、メディア露出の頻度やYouTubeチャンネルの規模から考えると、推定年収は800万円～1500万円、あるいはそれ以上の可能性も考えられます。
もちろん、これはあくまで推測の域を出ませんが、アキ・テリヤキさんが自身の才能により生計を立て、自立した活動を続けている事は紛れもない事実です。
アキ・テリヤキの結婚
その活躍ぶりが注目される一方で、プライベートは謎に包まれているアキ・テリヤキさん。特にファンの関心が集まっているのが結婚についてです。
2024年7月時点の情報では、アキ・テリヤキさんは結婚していないとされています。 これまでにも、結婚している、あるいは彼女がいるといった公な情報はありません。
現在はアメリカで芸人（コメディアン）として成功するという大きな目標に全精力を注いでいて、結婚という選択肢はまだ考えていないのかもしれません。
アキ・テリヤキの現在…全試合観戦の区切りと「寿司屋」での新たな挑戦
出典：https://www.nikkansports.com/
アキ・テリヤキさんは2025年11月14日に日本テレビ系「DayDay．」に出演し、4シーズンにわたって続けてきた大谷翔平出場試合全試合観戦に来シーズンをもって区切りをつけるとの発表を行いました。
ドジャース大谷翔平のモノマネ「ミニタニ」として全試合現地観戦を行っているお笑い芸人アキ・テリヤキが14日、日本テレビ系「DayDay．」（月～金曜午前9時）に出演。「いままで4シーズンに渡って全試合観戦してきたんですけれども、ミニタニ全試合観戦、来シーズンをもって、最後にしたいなと」と、ミニタニ全試合観戦からの“来季限りでの引退”を表明した。
アキ・テリヤキさんはその理由として、自身が2024年3月にロサンゼルスに寿司屋「森希望 （Mori Nozomi）」をプロデュースしオープンさせた事を挙げています。
現在、アキ・テリヤキさんが関わる寿司屋「森希望 （Mori Nozomi）」は女性が大将を務めているという点でもかなり注目されています。現地メディアのランキングにも選ばれている本格的な日本クオリティの寿司店です。
新たな挑戦のひとつが、ロサンゼルス市内での寿司店プロデュースだ。昨年3月にオープンした「Mori Nozomi」は、食材の9割以上を日本から取り寄せ、日本と変わらぬ本格的な寿司を提供。さらに、日本人の女性職人が大将を務めることでも話題を集め、開店初年度で現地メディアが選定する「ロサンゼルス ベスト101レストラン」、「ニューレストラン ベスト10」（3位）に選出された。
2025年にはミシュランガイドの一つ星を獲得する快挙も成し遂げています。
ドジャース・大谷翔平投手（３０）のモノマネ芸人で、２０２２年から全試合を観戦している「ミニタニ」がプロデュースするロサンゼルスのすし店「Ｍｏｒｉ Ｎｏｚｏｍｉ」が２５日（日本時間２６日）、「ミシュランガイド・カリフォルニア」で一つ星を獲得した。２４年に開店したばかりだが、“初タイトル”をつかんだ。女性のすし職人がミシュランで星を獲得するのは米国で初の快挙だという。
芸人活動の傍ら、ビジネスの世界にも挑戦するアキ・テリヤキさんの多才ぶりには驚かされます。
どのような経緯で寿司店のプロデュースに関わることになったのか、店でどのような役割を担っているのか、詳細は不明な部分も多いですが、アキ・テリヤキさんの新たな挑戦として注目されています。食を通じて日米の文化の架け橋になるという、新たな夢がそこにあるのかもしれません。
まとめ
今回は、メジャーリーガーのものまね「ミニビッシュ」、「ミニタニ」で人気を集める芸人のアキ・テリヤキさんについてまとめてみました。
アキ・テリヤキさんは高校時代にお笑いの世界に飛び込み、単身アメリカへ渡った経歴を持ちます。
その芸人としての道のりは、決して平坦なものではありませんでしたが、好きなことをとことん追求する情熱と、誰もやらないことに挑戦する行動力で、大きな成功を掴みました。
2022年からは、大谷翔平さんの出場試合を全て現地観戦するという挑戦を続け、年間450万円もの経費をかけているとされますが、そのための収入源はメディア出演やYouTubeなど多岐にわたり、その活躍ぶりを裏付けています。
さらに、現在はロサンゼルスにオープンした寿司屋のプロデュースという新たな挑戦も始め、その才能はとどまるところを知りません。
これからもアキ・テリヤキさんは、スタジアムで、そして様々なメディアを通じて、私たちに笑顔と元気を届けてくれることでしょう。アキ・テリヤキさんの今後のさらなる活躍から、目が離せません。
