トムハンクスは1980年代から活躍するハリウッドスターです。昔から映画・テレビ界の第一線で活躍するトムハンクスですが、2020年4月に現在の妻・リタウィルソンとともに新型コロナウィルス感染を公表しました。
ここではトムハンクスの若い頃の写真、元嫁のサマンサルイスや現在の嫁のリタウィルソンなど結婚歴と離婚歴、息子3人と娘1人の子供4人の情報、そして新型コロナウィルスに感染した現在と病状についてまとめています。
この記事の目次
トムハンクスのプロフィール
トム・ハンクス
本名:Thomas Jeffrey Hanks
出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州
生年月日:1956年7月9日
身長:183cm
職業:俳優、映画監督、プロデューサー等
デビュー:1980年頃
トムハンクスは1979年にニューヨークに移り住み、その翌年の1980年に映画『血ぬられた花嫁』でデビューしました。当初はコメディ系の作品を得意としており、『メイフィールドの怪人たち』(1989年)や『ビッグ』(1988年)などに出演。
1990年代に入ると、『フィラデルフィア』(1993年)や『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)などの話題作にも出演するようになり、一躍名優としての地位を築き上げました。
以降は日本でも公開されるような人気映画に数多く出演しています。
また本分は役者としてながらも、監督やプロデューサーなど製作側として作品に携わることも。2011年には約28億円稼いだとして「ハリウッドで最も稼いだ俳優」ランキングで第5位になるなど、かなりのセレブであることも知られています。
2016年にアメリカの『大統領自由勲章』を受章。2020年には長年のエンターテイメント界への貢献からゴールデングローブ賞 セシル・B・デミル賞を受賞しました。
トムハンクスの若い頃…代表作は94年公開の『フォレストガンプ』
トムハンクスの若い頃①『トムハンクスの大迷宮』(1982年)
まだデビューしたての頃の作品で、当時26歳だったトムの初主演作です。かっこいいですね。
トムハンクスの若い頃②『ビッグ』(1988年)
アラサーのトムハンクス。面影はもちろんありますが、何より痩せています!
トムハンクスの若い頃③映画『フォレストガンプ』(1994年)
アラフォーぐらいの頃。トムハンクスといえばと同作を思い出す人も多いのでは?不朽の名作ですね。『フォレストガンプ』はアカデミー賞をはじめとする多くの映画賞を受賞しました。
トムハンクスの若い頃④『ユーガットメール』(1998年)
40代過ぎぐらい。ラブコメの女王・メグライアンとの共演作でした。日本でも話題になった映画です。
2000年前後、トムは『プライベートライアン』、『グリーンマイル』、『キャッチミーイフユーキャン』、『ターミナル』など多くの話題作に出演しています。
トムハンクスのちょっと昔⑤2006年頃より
これは映画『ダヴィンチコード』(2006年)公開にともなう来日時の写真です。身長は183cmぐらいですが、がたいがいいですね。
最近のトムハンクス
画像は2016年の『大統領自由勲章』授賞式より。同章はアメリカの最高位の勲章の一つ。
これはウォールトディズニー、マザーテレサ、マーガレット・サッチャー、ボブディランなど歴史的偉人にもおくられた栄誉ある章です。
トムハンクスの結婚・離婚歴① 元嫁はサマンサ・ルイス
トムハンクスの最初の嫁 サマンサ・ルイス
トムハンクスと最初の嫁は女優サマンサ・ルイス
(本名:スーザン・ディリンガム)
サマンサは演劇ジャンルで活躍していた女優ですが、あまり多くの作品には出演していません。
トムはカリフォルニア州立大学で演劇を学んでいた頃に、4歳年上のサマンサと出会いました。
2人はやがてニューヨークで一緒に暮らすようになり、第一子誕生後の1978年に正式に結婚しました。
1982年には第二子が生まれましたが、結婚当初はトムがまだ無名時代で金銭的な問題などもあり、関係が悪化。そのためトムハンクスがキャリアを重ねるのに反して、夫婦関係は壊れていき、1984年になる頃には完全に破綻していたといいます。そして1987年に離婚成立。
サマンサとの結婚生活について、トムハンクスは以下のように語っています。
ハンクスは、2013年、『The Express』に「壊れた結婚生活は、僕が自分の子どもたちと同じ年頃に感じていたのと同じような感情を彼らに与えていているのを意味していた。僕は結婚には若すぎたし不安定だった。まだ23歳だったし、僕が初めて結婚したとき、息子のコリンはすでに2歳だったんだよ。本当のところ、そうした責任を負う準備ができていなかった」と語っている。
サマンサはトムとの離婚後、独身を通しました。しかしガンが見つかり2002年に他界。ちなみに、病床時のサマンサに高度な医療の紹介し金銭的にもサポートしたのは元夫・トムハンクスだったとか。
トムハンクスの結婚・離婚歴② 再婚した嫁は女優のリタ・ウィルソン
リタ・ウィルソン
本名: Margarita Ibrahimoff
出身地:ロサンゼルス
生年月日:1956年10月26日
職業:女優、歌手、プロデューサー等
デビュー:1972年頃
東欧系の両親を持つリタ・ウィルソンは、1956年に生まれました。1972年にアメリカでデビューを果たし以降多くの映画・ドラマに出演しました。映画では『虚栄のかがり火』や『めぐり逢えたら』、『Dearフレンズ』、『プリティ・ブライド』、ドラマならば『グッド・ワイフ』、『Girls』などに登場。
2000年代以降は、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』などのプロデューサー業での活動も知られています。
トムハンクスとリタ・ウィルソンの馴れ初めから再婚まで
ハリウッドで最も長続きし、おしどりカップルとして知られている
トムハンクスとリタ・ウィルソンは、1981年にテレビシリーズ『Bosom Buddies』での共演で出会いました。
その時は特に何もなかったといいますが、1985年の映画『ピース・フォース』での再共演を機に交際に発展。(時期的に前妻との離婚成立前ですが、すでに関係が破綻していたころ)
そしてトム離婚後の1988年4月に結婚しました。プライベートでは2人の子供に恵まれ、また仕事の場でも映画『めぐり逢えたら』など数多くの共演・共作を果たしたベストカップルです。
トムハンクスはリタ・ウィルソンを運命の女性と話します。
トムは自分の両親が5歳で離婚し、その後引越し続きで落ち着かない生活を送ったことで精神的に不安定になったと告白。ファミリー・マン願望がとても強く、そんな彼の気持ちを汲み取れるのがリタだったと告白している。トムは「幸せな結婚の秘訣は、ズバリ運命の女性と結婚できるかだ。リタ・ウィルソンと出会うことができて、自分は本当にラッキーだった。オレは世界一幸運な男だよ」と語っている。
トムハンクスはこれ以外にも「何があっても僕たちふたりは一緒にいる」「初めて会った時に互いに運命を感じていた」「僕の恋人で親友」などとリタウィルソンとの関係を語っています。
2018年には結婚30周年を迎える夫妻ですが、まだまだラブラブなご様子でトムは「(妻が)朝ベッドから起きてボサボサの髪の毛を整えているところを眺めていると…けむりが出そうなぐらいホッとだ!」と話しています。
幸せな結婚の秘訣について、トムは①30過ぎてからしたほうが良い②真実をいつでも伝えることとしています。
トムハンクスの息子① コリンハンクス(第1子/母サマンサルイス)
トムハンクスファミリー!
(トムハンクス夫妻+4人の子供と長男嫁)
コリンハンクス
生年月日:1977年11月24日
母親:サマンサ・ルイス
職業:俳優
代表作:映画『『キング・コング』』、ドラマ『ロズウェル/星の恋人たち』、ドラマ『デクスター 警察官は殺人鬼』など
トムハンクスの第一子であるコリンハンクスは父親と同じく俳優として活動しており、4人の子供たちのなかでも最も父親似と評判です。
コリンハンクスは1996年にトムの監督作品『すべてをあなたに』でデビューを果たし、以降はテレビドラマ・映画などに出演。彼は父親のトムほどの名声がまだありませんが、地道に活動を続ける俳優として評価が高いです。
私生活ではエジェーントのサマンサ・ブライアントと結婚しており子供が2人います。トムはこの長男の嫁のことを”実の娘”のようにかわいがっているそうです。
2019年のトムの誕生日にコリンは、Instagramで以下のように父親を祝福しました。
お父さん、63歳の誕生日おめでとう!彼は素晴らしいユーモアを持ち合わせた良い人だ。愛してるよ、おやじ!
父子関係は良好のようです。
トムハンクスの娘① エリザベス・ハンクス(第2子/母サマンサルイス)
エリザベス・アン・ハンクス
生年月日:1982年頃
母親:サマンサ・ルイス
職業:女優・作家
エリザベス・アンハンクスは、トム唯一の娘です。女優としてのキャリアは多くはなく作家としても活動中です。既婚。
トムハンクスの息子② チェスターハンクス(第3子/母リタ・ウィルソン)
チェスター・ハンクス
生年月日:1990年8月4日
母親:リタ・ウィルソン
職業:ラッパー・俳優等
トムハンクス本人を始め、比較的評判の良いトムファミリーですが、そのなかでも唯一?の問題児とされるのが第三子であるチェスターです。
チェスターは”ドラ息子””ダメ2世”などと呼ばれることがあるほどで、悪いことはこれまで一通りやってきたという感じです。
黒人差別発言、ティーンエイジャーの頃からのアルコール・薬物常習者、親を訴訟に巻き込む交通事故を起こし、最期には暴力・器物破損行為による指名手配など…。
ただチェスター自身の子供誕生をきっかけに、現在は更生しているとの話も。
「今日は報せたいことがある。僕には娘がいるんだ。そう、娘だ。彼女の誕生は僕の人生で最高の出来事だ。彼女がいるから、僕は人生を見つめ直し、酒やクスリを絶った。1年半くらい、何もやってない」
In Touchによると、娘の母親は、チェスターと一夜の関係を持ったティファニーという名の女性。4月に生まれた娘が「人生を根底から変えてくれた」とチェスターは周囲の人に話しており、現在は自身の過去の体験を活かしてドラッグカウンセラーとして働いているという。トムとリタは3人目の孫の誕生をとても喜んでいるそうで、今年のハロウィンも一緒に過ごしたのだとか。
トムハンクスの息子③ トルーマン・ハンクス(第4子/母リタ・ウィルソン)
トルーマン・ハンクス
生年月日:1995年
母親:リタ・ウィルソン
職業:映像監督、助手などの裏方
トムハンクスの末っ子・トルーマンは、俳優ではなく裏方の監督や助手などの仕事をしています。
トムハンクスの現在…新型コロナに夫婦揃って感染→完治を公表
2020年3月、新型コロナウィルス感染を公表
ハリウッドスターで最も早い時期に新型コロナウィルス感染を公表したトムハンクス夫妻。
感染経路:不明(当時、身近な人たちのなかに新型コロナ陽性者はいなかった)。夫妻は同時に感染した可能性が高い。
3月 トムの映画撮影(エルビス・プレスリーの伝記映画)のため夫婦で訪れたオーストラリアで、ともに体の痛み、疲れ、悪寒などを感じ検査を受ける。
3月11日 新型コロナウィルス感染陽性とオーストラリアでの入院を公表
3月12日 息子(コリンとチェスター)が両親の病状をSNSで報告(意外と良いとの報告)
3月16日 退院、オーストラリアで自主隔離へ
3月29日 完治を報告しアメリカ帰国。その後も自主隔離継続
4月7日 リタが仕事復帰(事前収録という形)
4月11日 トムが仕事復帰(バラエティに自宅からテレワーク生出演)
症状的にはリタ・ウィルソンのほうが重かったようで、以下のように治療を振り返っています。
糖尿病が心配されていたトムは高熱も、味覚や嗅覚の障害もなかったようだが、5年前には乳がんに罹患して両乳房の切除手術を受けたことを公表したリタは、かなり症状が重かった様子。
「極度の倦怠感と痛みと不快感で、とにかく触られたくないっていう感じだった。陽性とわかって9日目にまだ39度弱の熱があって寒気はするし、嗅覚と味覚がおかしかった」「クロロキンを摂取したタイミングで熱が下がったんだけど、この薬が効いたのかどうかはわからないわ。それに、服用後にものすごい吐き気とめまい、極度の筋力の低下がみられたの」と語った。
(※クロロキンはもともと抗マラリア剤で新型コロナ治療薬としても使用されるが、安全性などは未知数。リタウィルソンもそのひどい副作用のため、使用には疑義を呈した)
トムハンクス夫妻は罹患を経て新型コロナウィルスに免疫を持ったそうで、それを今後の新型コロナ対策治療に役立てたいと考えているようです。
リタとトムは最近、血液を提供する研究に参加したそうだ。新型コロナウイルス感染歴のある抗体を提供し、ワクチン開発に役立つかどうかの返事を待っているという。
「医者は私達に免疫ができたと言ってて、その言葉を信じたい。免疫がついたからこそ、血漿を提供してウイルスで苦しむ人達を助けたい。」
トムハンクスについてまとめると…
・トムハンクスに子供は息子が3人と娘が2人おり、長男と次男は芸能界で活動している
・トムハンクスと嫁のリタウィルソンは、2020年3月に新型コロナウィルスに感染したが、4月には夫婦そろって仕事に復帰するまで回復した
トムハンクスは1980年代から活躍する、日本でもおなじみのハリウッドスターです。アメリカの著名人として初めての新型コロナウィルス感染ということで世界中から心配されましたが、現在は無事完治しました。
今後も健康に気をつけて、末長く活躍していってもらいたいですね。