楯真由子さんは、夏目雅子さんを叔母に持つタレントです。子供の頃から芸能界で仕事をしており、一時期引退していましたが、近年では活動を再開しているようです。
ここでは楯真由子さんの父と実母など家系図や家族情報、そして現在の活動についてまとめています。
この記事の目次
楯真由子のプロフィール
楯真由子(たてまゆこ)
他芸名:Mayuli(繭李、マユリ)
出身地:東京都生まれ、北海道育ち
生年月日:1988年3月1日
デビュー:1997年〜
学歴:堀越高等学校トレイトコース
身長:166cm
血液型:O型
事務所:トライストーン・エンタテイメント→フリー(現在)
楯真由子さんは、幼少期に叔母である夏目雅子(故人)さんの影響を受け、同じ女優の道を志すようになりました。そして1997年にオーディションを受けたことから演出家に見出され、朝ドラ「あぐり」などに出演し子役として活動するようになります。
演技派の子役として注目されましたが、やがて「夏目雅子の姪」という事実が大きくのしかかるようになり、パーソナリティ障害を発症し芸能活動から距離を置くように。
その後は、アニソンバンドのヴォーカリストやメイドシンガーとして活動するなど、声の世界へ方向転換。アーティスト系の活動ではMayuliという芸名で活動してます。
以降は「表現よろず屋さん」として歌手や声優、コスプレモデル、女優など、もともと好きだったというサブカルチャージャンルをメインに活動を続けています。
楯真由子の家系図~亡き叔母・夏目雅子の影響で芸能界の道へ
楯真由子の家系図が豪華と話題に
楯真由子さんの叔母は夏目雅子さん
夏目雅子を叔母に持つ楯真由子さんですが、親族にはそれ以外にも著名人がいます。
主に父方に有名人が多いです。
本人:楯真由子
母親:量子(一般女性)
父親:小達一雄(実業家)
父親の実妹(叔母):夏目雅子(女優)
父親の実弟(叔父):小達敏昭(プロゴルファー)
父方従姉妹(敏昭の娘):風間柚乃(宝塚男役スター)
父親の前妻:一般女性
父親の後妻:田中好子(元キャンディーズ・女優)
父妹の元夫:伊集院静(作家)
父方:小達家について
小達家は、もともと徳川将軍家の御典医で、四ッ谷に薬草園を拝領していたという家柄。明治になって「赤門堂」という薬草問屋を始めて、昭和8年に株式会社・亀甲屋と改めた。戦後、焼け出されて一から出直しとなったが、屋号は同じに雑貨屋として再スタートし、順調に成長。自宅兼店舗だった建物も、平屋から木造二階建て、さらに1967年には店舗は亀甲ビルとなり、高度経済成長とともに発展した
楯真由子、叔母・夏目雅子の影響で芸能界入り
故・夏目雅子
楯真由子さんの叔母であり、彼女が芸能界を目指すきっかけとなったのが、夏目雅子さんの存在です。
雅子さんと比較されるようになり、陰口として聞こえてくるのは見劣りする自分の容姿だった。ネット掲示板には「おばさんはキレイだけどブサイク」と心無い書き込みが。楯は「凄くショックでした。叔母はキレイなのにアイツはブサイク。劣化だって言われて傷つきました」と当時の苦しい思いを吐露した。演技の現場では「夏目雅子さんに芝居を寄せてくれ」というオーダーも。
引用: 「夏目雅子の姪」朝ドラ女優の今 31歳シングルマザー、借金返済のためキャバクラ週3勤務
「叔母である夏目雅子の存在そのものが私を縛ってきた。それを恨みに思うことがあった」
偉大すぎる親族を持つと、そういった苦悩もあるのでしょう。ただ子役時代に共演したことがある片岡鶴太郎さんは、そんな楯さんに対し「人のせいにしている。自分がこうしたいという気持ちを持たないと」と一喝しています。
ちなみに夏目雅子さんの実母曰く、(楯真由子さんは)「雅子さんに不思議ちゃんなところがそっくり」だそうです。
「私が生まれる前に叔母(夏目)は亡くなったので会ったことはないのですが、祖母から『あなたは雅子とよく似ている』と言われました。内向的なところやちょっぴり“不思議ちゃん”なところがソックリなんだとか(笑い)」
余談ですが、夏目雅子さんは伊集院静さんと結婚していましたが、これは前妻からの不倫略奪結婚でした。兄の小達一雄さんの女性問題といい、少しドロドロした逸話が多いですね。
楯真由子の家族情報~実母や実父の後妻・田中好子との関係は?
楯真由子の父親・小達一雄には愛人や隠し子がいた
父親:小達一雄
スイート・ベイジル株式会社(映像作品の企画製造・芸能プロダクション等)の元会長で実業家。
楯真由子さんの父親は、わかっている限り3回の結婚歴があるほか、隠し子などもいます。
・1回目の結婚:詳細不明
・2回目の結婚:楯真由子さんの母親(前妻からの略奪婚の噂?)
・3回目の結婚:田中好子(前妻婚姻時からの不倫交際)
・10年来の愛人と隠し子(田中好子さんとの婚姻時からの不倫愛人)
小達一雄さんは妹の夏目雅子さんを懸命に看病し、その死後は夏目雅子ひまわり基金の事務局長をつとめています。
また3回目の奥様の田中好子さんが亡くなった際には葬式で人目を憚らず泣き、”田中好子いつもいっしょだよ基金”を立ち上げるなどしています。
しかし田中好子さんの死後には、10年来の愛人や隠し子の存在などが報じられ、妻が闘病中にハワイに愛人らと行っていたなどと報じられました。
一部ネットニュースでは、以下のような辛辣な見方も…。
実業家といいながら、実際の仕事は実妹・夏目雅子の名前を冠した「夏目雅子ひまわり基金」事務局長であるという小達氏。その関連でカツラ開発や、骨髄移植の啓蒙を行っているというが、結局は妹の遺した遺産で食っているという印象は拭えない。
さらに、妻のスーちゃんが亡くなると、今度は彼女の遺志を継ぐという名目で「田中好子“いつもいっしょだよ”基金」を設立した。今度は妻でも食っていこうとしているらしい。小達氏の仕事は2人の女性に関係したものがメインのようだ。小達家は資産家だとはいうが、小達氏の行状を見ていると、亡くなった有名女優の妹と妻の2人の名前を利用し、その遺産で商売しているとしか思えない。それは愛人・隠し子がいるという疑惑でターボがかかる。
2012年に報じられたところによると(田中好子さん、夫が女性と新生活開始 親族とは「分骨確執」)、小達さんは”田中好子いつもいっしょだよ基金”を立ち上げたのと同じ頃に億ションを購入し、その愛人女性や隠し子とともに新しく生活を始めたとされます。
さらに田中さんの実家とは確執があり、田中好子さんの骨は分骨しているとも…。少し話はそれましたが、楯真由子さんのお父さんは、そんな感じの方のようです。
楯真由子の母親は一般女性の量子さん
楯真由子の母親も、前妻からの略奪婚だった?
楯真由子さんの母親の名前は量子さんで、かなりお綺麗な方です。ただ一般の方のため、あまり情報がありませんでした。
両親の離婚後、楯真由子さんは母親に引き取られ、母の実家がある北海道で育てられました。楯真由子さんの母親は小達一雄さんの2番目の奥さんで、1番目の妻から略奪したと噂されます。
スーちゃんも略奪婚ですその前の奥さんもです。当時生まれたばかりの赤ん坊を家を改築するといって実家に帰していた間に離婚されたと奥さんが泣いていましたのを当時テレビでやっていました、綺麗な人でしたが、バチがあたったといっていました。
なお楯真由子さんは、最初に母親を介し芸能事務所入り。ただ芸能活動がうまくいかなくなった楯真由子さんに対して、母親が「整形したら?」と勧めたこともあったそうです。
楯真由子、父親の後妻・田中好子との関係は良好だった
楯真由子の父親:小達一雄と再婚した田中好子
田中好子さんは、元キャンディーズの一員で女優。結婚直後の1992年から患っていた乳がんにより、2011年になくなりました。
田中好子さんは夏目雅子さんと仲が良く、家に出入りしていたところ、兄の小達一雄さんと知り合い、交際に発展したそうです。
田中好子さんは父親の再婚相手で、つまり楯真由子さんにとっては継母にあたる存在です。
ただ小達一雄さんは楯真由子さんの母親との婚姻中に、田中好子さんと不倫交際しその後に再婚したという経緯があります。
そのため楯真由子さんは田中好子さんに対しては、なかなか複雑な思いがあったようですが、成人してから親族の葬式・法事などで会うようになり、やがて親しくなり、田中さんが亡くなるまでメール交換をしあうような関係に。
田中好子さんに対する思いを語る楯真由子さん。
私の母から父を奪った相手ですから最初は緊張しましたが、すぐに打ち解けて、彼女が亡くなるまでメールのやりとりをしました。『私が芸能界のお母さんになってあげるね』と言われたことが今でも忘れられません
出典:夏目雅子の姪Mayulaが初CDリリース “十四光”の重圧が語る
父を奪ったことは事実ですが大人の事情があり、ひとりの女性として誰かを愛する権利はある。それを非難してはいけないと思うようになっていました
父から電話がきて、“好子はお前のことを心配していて、自分が芸能界の母親になってあげたいって言っていたんだよ”と。好子さんは、自分ができないことを引き継いでほしいと思っていたようなんです。その思いを引き継いでいくことは、この家に生まれた以上、やらねばいけないことだな、と。許せない存在だった好子さんを、許せるようになっていました
田中好子さんは、長年子供を切望していたといいます。(急死の田中好子さん 「絶対に生む」と不妊治療を続けていた )
小達一雄さんと1991年の結婚直後に乳がんが発覚してなお治療を続けていたそうですが子供には恵まれませんでした。
それが影響したのかどうかはわかりませんが、田中好子さんにとって楯真由子さんはほっとけない存在だったのかもしれませんね。
楯真由子の現在~キャバクラ週3勤務をするシンママになっていた
一度芸能界を引退した楯真由子さん
当初子役女優として活動していましたが、やがて歌手転身…しかしうまく行かずに芸能界引退へ。
女優をやめた彼女が選んだ仕事は歌手。大手事務所をやめ独立し奇抜なアイドルになった。その時は派手なかつらに怪しい洋服で脳髄美月として活動した。夏目雅子のイメージを払拭させようとしたが心身のバランスを崩し、アイドル活動は終了。22歳で芸能界を引退。
楯真由子さんは22歳の一時芸能界引退前に公私におけるストレスが原因で、パーソナリティ障害を発症しています。
ただその後は芸能活動を再開した楯真由子さん。2018年の記事では、彼女の活動について以下のように書かれています。
近年では、複数のゴシック系ブランドにイメージモデルとして起用され、モデル業に従事する傍ら、小説執筆や声優業、司会業へと、自己表現が可能と判断するありとあらゆるメディアへの進出に拍車が掛かっている。中でも声優業は、幼少期以来、心の友として傍らに置き続けたアニメやゲーム文化への敬愛を具現化する方法として力を入れており、近い将来、彼女の主たる活動のひとつになる事は間違いなさそうである。
ご自分の好きな分野で活動していると思われていた楯真由子さんですが、2019年8月に「爆報フライデー」に出演し、驚きの現状を語りました。
現在の楯真由子さんは?
楯真由子さんは芸能界引退後にまず結婚・出産・離婚を経験し、さらに現在では借金200万円があり、キャバクラ勤務しているそうです。
1年以上引きこもり状態だったが、23歳で一般男性と結婚し、長男をもうけた。1年で離婚
現在は母と7歳の息子と3人で暮らすが、生活は厳しく、子育てするために「200万円くらいに減ったんですが」と借金をしていると告白。キャバクラで週3回出勤し、月15万円を稼ぎ、残りはボイストレーニングの先生として生計を立てているという。
楯真由子さんは、今後改めて歌手として活動したいそうです。
楯真由子についてまとめると…
・楯真由子の実父は小達一雄、実母から略奪する形で元キャンディーズの田中好子と父が再婚している
・楯真由子は現在、シングルマザーとして週3でキャバクラに勤務しながらボイストレーニングの先生している
楯真由子さんは、夏目雅子さんや田中好子さんなどの今や伝説的な芸能人たちを親族に持つタレントです。ただ偉大すぎる叔母を持ち、同じ道に入った楯さんは苦労が多かったようです。
しかし彼女の生い立ちをみると、その苦悩は叔母の存在だけではなく、父親の女性問題などもっと身近なところからも影響したように感じてしまいますね。