横浜市青葉区の住宅で75歳の後藤寛治さんが殺害された強盗殺人事件で実行犯として逮捕された宝田真月容疑者が話題です。
この記事では宝田真月容疑者の生い立ちや親や祖父などの実家の家族、高校や大学、職歴などの経歴、チー牛と話題の件や事件の動機、現在などについてまとめました。
この記事の目次
- 宝田真月は横浜市青葉区の住宅強盗殺人事件で実行犯として逮捕された男
- 宝田真月の生い立ち
- 宝田真月は実家で父親と祖父母と同居で場所は千葉県印西市木下
- 宝田真月の実家家族① 両親は離婚しており父親がメディアの取材に対応
- 宝田真月の実家家族② 母親は現在は所在不明との事
- 宝田真月の実家家族③ 祖父母もメディア取材に応じている
- 宝田真月の実家家族④ 妹が1人いる模様
- 宝田真月の経歴① 高校を2年で中退し大学へは進学せず
- 宝田真月の経歴② 高校中退後は県内建築会社勤務で一時は実家を出ていた
- 宝田真月の経歴③ 事件当時は個人事業主として塗装業の仕事をしていたか
- 宝田真月がチー牛顔だと話題にする声も
- 宝田真月が事件に関わった動機は税金の滞納
- 宝田真月の現在
- まとめ
宝田真月は横浜市青葉区の住宅強盗殺人事件で実行犯として逮捕された男
宝田真月(たからだ・まづき)容疑者(事件当時22歳)は、2024年10月15日に神奈川県横浜市青葉区の住宅で住民の後藤寛治さん(事件当時75歳)さんが殺害された強盗殺人事件で、実行役の1人として強盗殺人容疑で逮捕された男です。(その後、強盗致死罪で起訴)
首都圏で相次ぐ強盗事件に絡み、横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が殺害され現金が盗まれた事件で、神奈川県警は19日、強盗殺人の疑いで、千葉県印西市木下、自称個人事業主、宝田真月容疑者(22)を逮捕した。
事件は、10月16日の午前9時半頃に、現場住宅の近隣住民から「後藤さん宅の玄関脇の窓が割れている」と通報があって発覚。
被害者の後藤寛治さんは脱衣所で手足を縛られた状態で亡くなっており、遺体の全身に打撲痕があり、死因は全身打撲による失血死と発表されています。
室内には物色した形跡があり、複数の人間が土足で侵入した形跡も残されていました。後に現金約20万円とネックレスなど数点(約30万円相当)が盗まれている事も判明し、警察は強盗殺人事件として捜査を開始しました。
その後、犯行に使われた車の所有者として宝田真月容疑者が浮上し、神奈川県警は10月19日に同容疑者を強盗殺人容疑で逮捕しました。
警察の発表によると、宝田真月容疑者はSNS上でアルバイトを探して「ホワイト案件」という投稿に応募。これがいわゆる「闇バイト」でした。宝田真月容疑者は直前まで闇バイトだという認識がないまま犯行に加わったと供述しており、途中で闇バイトだと気がついたものの、個人情報や実家住所などを指示役に伝えてしまったため、家族に危害が及ぶと考えて断れなかったなどと供述しているという事です。
宝田真月容疑者は秘匿性の高い通信アプリで指示役と連絡を取り合い、自分の車で青葉区内で他の実行役2名をピックアップした後、コンビニに立ち寄って手袋や粘着テープを購入し、その後、現場となった後藤寛治さん宅へと移動して犯行に及んだとの事です。
また、宝田真月容疑者は、「現場を見ていたが自分はやっていない」との内容を供述しているという事です。
宝田真月の生い立ち
出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/
宝田真月容疑者の生い立ちについては、メディア取材に応じている宝田真月容疑者の父親や祖父母が若干の情報を明かしています。
それによると、宝田真月容疑者は幼い頃からおとなしい性格で、誰かに暴力を振るった事などもなく、警察沙汰になったのも今回の事件が初めてという事です。
また、祖父によれば幼い頃から物欲に乏しく、オモチャなどをねだる事もなかったようで、家族も宝田真月容疑者が今回の事件に関わった事が信じられないようです。
幼少期から物欲に乏しく、オモチャを買ってとねだることは一度もなかった。
宝田真月容疑者の生い立ちに関しては、祖父は家庭環境には特に問題があったという事はないと話しています。両親が離婚しているとの情報も明かされていますが、これは宝田真月容疑者が高校生の時だという事で、両親の離婚が宝田真月容疑者の人格に何らかの影響を及ぼしたという可能性は低いように思えます。
これまで誰かに暴力をふるったこともないです。もちろん警察に逮捕されたことも一度もありませんでした。高校の頃に両親が離婚したので母親はいませんが、家庭環境は父親と兄妹4人で、特に問題があったということはありません。
また祖父によると、宝田真月容疑者は中学時代には卓球部に所属したものの1年で退部してしまったとの事です。
その他、宝田真月容疑者の小学生時代からの友人が、宝田真月容疑者は小学生の頃から誰かと喧嘩をした事もなく、暴力を振るえるような人間ではないと証言しています。
小学校の頃から誰かとケンカしたこともないし、暴力とか振るえるやつじゃないです。
引用:〈横浜・強盗殺人〉「もうモンストできない」親友が語った“闇バイト”22歳男のフツーすぎる素顔と“ホワイト案件”の罠
宝田真月は実家で父親と祖父母と同居で場所は千葉県印西市木下
祖父によれば、宝田真月容疑者は今回の事件の3〜4年前から実家で家族と暮らしていたという事です。
今回の事件の報道で宝田真月容疑者の住所は「千葉県印西市木下」と報じられており、これが実家の住所と見て間違いないでしょう。
横浜市の住宅であった強盗殺人事件で、神奈川県警は19日、千葉県印西市木下、自称個人事業主の宝田真月(まづき)容疑者(22)を強盗殺人容疑で逮捕し、20日に横浜地検に送検した。
宝田真月容疑者の実家の詳しい場所までは特定されていません。
宝田真月の実家家族① 両親は離婚しており父親がメディアの取材に対応
宝田真月容疑者は事件の3〜4年前から実家で父親と祖父母と同居していたという事です。
宝田真月容疑者の両親は宝田真月容疑者が高校生の時に離婚しています。父親は事件後にメディアの取材に応じていて、宝田真月容疑者の経歴や人格について話しています。
宝田容疑者の父親:
(宝田容疑者の)働き始めは高校中退(の後)ですね。最初はとび関係。そこから塗装関係に。(容疑者は)真面目だと思うんですけどね。ちょっともう頭の中が整理つかなくて。どうやって、これから罪を償うのか。
引用:「真面目だと思う」父親が語った宝田真月容疑者の“素顔” 被害者母親が明かした市川“緊縛強盗”一部始終【首都圏連続強盗】
ただ、宝田真月容疑者の父親はは顔出しや名前の公開はしておらず、どのような人物なのかは明らかにされていません。また、宝田真月容疑者と父親の関係性なども現在の時点では何もわかっていません。
宝田真月の実家家族② 母親は現在は所在不明との事
宝田真月容疑者の両親は、宝田真月容疑者が高校生の時に離婚しているという事ですが、母親については現在は所在不明になっていると祖父が明かしています。
宝田真月容疑者は両親の離婚後、しばらくの間は母親の自宅を訪れる事もあったとの事ですが、その後所在不明になったという事なので、家族全員と連絡が途絶えたという事なのでしょう。
両親が離婚後、しばらくは母親の自宅にも行っていたようですが、今は所在がわからなくなっています。
いずれにせよ、離婚したとはいえ母親が子供とも連絡を断つというのは妙で、何か家族として問題があったのではないかと疑ってしまいます。宝田真月容疑者の祖父は家族の環境に問題はなかったと強調していますが、この状況では身内が家族の問題を明かすとは考えづらいので、何か明らかになっていない事実があるのかも知れません。
宝田真月の実家家族③ 祖父母もメディア取材に応じている
宝田真月容疑者の祖父母もメディアの取材に応じています。
宝田真月容疑者の祖父は2024年時点で72歳だという事です。
宝田真月容疑者は幼い頃から祖父に懐いていたとの事で、中学3年生の時には祖父と2人で会津に1週間の旅行に行った事が祖父により明かされています。
「孫が中学3年の時に、2人で会津に一週間旅行に行ったんですよ。温泉巡りに付き合ってくれてね……それが最初で最後の二人きりの旅でした。自分で言うのも恥ずかしいですが、おじいちゃん子でしたよ」──そう語るのは、首都圏で相次いで発生している強盗事件に関連して逮捕された宝田真月容疑者(22)の祖父だ。
引用:《闇バイトで強盗殺人》「本当にうちの孫がやったんですか…」実行犯・宝田真月容疑者の祖父が明かした“おじいちゃん子”だった孫
成長してから宝田真月容疑者は祖父と仲がよく、祖父に頼まれた仕事を進んで手伝うような孫だったとの事です。
宝田真月容疑者の祖母もメディアのインタビューに応じており、宝田真月容疑者は大人しく暴れるような性格ではないとして、強盗殺人事件の犯人として捕まった事が信じられないと話しています。
宝田容疑者の祖母:
(孫は)おとなしいようなタイプ。暴れるとかそういうような性格じゃない。全然わからない、もう信じられない、いまだに。
引用:「真面目だと思う」父親が語った宝田真月容疑者の“素顔” 被害者母親が明かした市川“緊縛強盗”一部始終【首都圏連続強盗】
宝田真月の実家家族④ 妹が1人いる模様
宝田真月容疑者の家族は両親と祖父母の他、妹が1人いる事がわかっています。
祖母とともに、取材に応じた祖父。宝田容疑者の父親や妹も事件を信じられず、憔悴しきっているという。
引用:《闇バイトで強盗殺人》「本当にうちの孫がやったんですか…」実行犯・宝田真月容疑者の祖父が明かした“おじいちゃん子”だった孫
宝田真月容疑者の妹については情報は特になく、年齢やどのような方なのかはわかっていません。
宝田真月の経歴① 高校を2年で中退し大学へは進学せず
宝田真月容疑者の経歴については地元の中学校を卒業後、高校に進学したものの高校2年の時に中退した事が祖父や父親らによって明かされています。
宝田真月容疑者が高校を中退した理由は「行くのが面倒になった」というものでした。
宝田真月容疑者が通っていた高校については具体的な情報は何も明かされておらず、私立か公立か、どの程度のレベルの高校だったのかも不明で特定はされていません。
祖父によると、宝田真月容疑者は成績も悪くなかったため(おそらく祖父は)大学に進学するつもりであり、高校を中退すると言い出した時も担任に止められたとの事です。
しかし本人の意思が固く大学へは進学はせずに高校を中退してしまったという事でした。
勉強はできるほうだったので、大学に進学するつもりだったんです。高校を中退するとき、担任教師からとめられたのですが、辞める意思は変わりませんでした
宝田真月は高校時代は焼肉屋でアルバイト
小学生時代から宝田真月容疑者の友人だという人物の証言によると、宝田真月容疑者は高校時代は焼肉屋でアルバイトをしていたという事です。
宝田容疑者の幼なじみの同級生Aさん。小学校の頃の集団登校をきっかけに仲良くなり、それ以降もずっと親交を続ける親友だ。
高校時代も同じ焼肉屋のキッチンでアルバイトをし、今でも週に1度は互いの家を行き来し、ゲームをするなどをして遊んでいたという。
引用:〈横浜・強盗殺人〉「もうモンストできない」親友が語った“闇バイト”22歳男のフツーすぎる素顔と“ホワイト案件”の罠
宝田真月の経歴② 高校中退後は県内建築会社勤務で一時は実家を出ていた
宝田真月容疑者は高校を2年で中退後は、知人の建築会社で働くようになったとの事です。
この時に一度実家を出ており、アパートを借りて1人暮らしをしていたという事です。
高校中退後は千葉県内の知人の建築関係者を頼り、実家を出てアパート暮らしをしながら働いていたという。
父親によると宝田真月容疑者は建築関係の会社で鳶職の仕事をしていたそうです。
宝田真月の経歴③ 事件当時は個人事業主として塗装業の仕事をしていたか
宝田真月容疑者は18歳の頃に建築会社をやめて父親と祖父母の住む実家に戻り、個人事業主として塗装の仕事をしていたという事です。
真月は18歳くらいの頃にそこを辞めて家に戻ってきました。私はてっきり別の場所で勤めるのだと思いましたが、『個人事業主』として独立していたようです。
家族の証言によると、宝田真月容疑者は週に6日ほど塗装の仕事をしていたという事で、かなりがっつり働いていたようで、家族や友人も金に困っているようには見えなかったといった趣旨の証言をしています。
同居していた宝田容疑者の家族の一人によると、同容疑者は塗装の仕事を週6日ほどしていたという。
宝田真月がチー牛顔だと話題にする声も
出典:https://cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/
インターネット上では宝田真月容疑者が「チー牛」であるとして一部で話題にされているようです。
「チー牛」とは、いわゆる「オタク」や「根暗」、「陰キャ」な性格の人間の見た目を揶揄するネットスラングで、報道された宝田真月容疑者の見た目に対して、オタク、インキャ風な印象を抱いた人々が「宝田真月ってチー牛だよね」などと話題にしているようです。
宝田真月って典型的なチー牛顔だよな
— いわし (@iwashi1618) October 21, 2024
チー牛で強盗殺人犯って終わってるわ
横浜強盗殺人の宝田真月容疑者はチー牛のモデルだったのかな? pic.twitter.com/7f9x3gXWfw
— Hungry Spider 6号 (@Hungry_spider72) October 22, 2024
宝田真月、千明博行
— 最強ねこレーザー (@nekodesuyo_da) October 28, 2024
みんなチー牛オタク顔
見た目からして凶悪犯罪者の顔ですよ
チー牛オタクは最低の人種
これを見たチー牛オタク系男性が
顔真っ赤にしてキレると思うけど
見てて面白いよね
宝田真月が事件に関わった動機は税金の滞納
宝田真月容疑者が今回の事件に関わった動機ですが、税金の滞納が数十万円あり短期間で稼げるバイトを探していたところ、それが闇バイトだったというかなりしょうもないものだったようです。
県警によると、宝田容疑者は「税金の滞納が数十万円あり、短期間で稼げるアルバイトを探していた」と供述。
宝田真月容疑者は闇バイトとは知らずに応募し、途中で闇バイトだと気がついたものの、自分や家族に危害を加えられる事を恐れて逃げる事ができずに犯行に加わった。現場では見ていただけで自分は何もしていないなどと供述していますが、事件後、奪った現金20万円からしっかり数万円を抜き取って手に入れており、税金を支払うための金銭を獲得するという動機の一部を果たしている事から、ある程度は能動的に犯行に加わっていたと見られても仕方がありません。
事件後、宝田被告は新横浜駅付近で他の2人を降ろし、奪った現金のうち数万円を抜き取り、残りを都内の公園のトイレに運んだとみられる。
宝田真月の現在
宝田真月容疑者は2024年10月19日に神奈川県警によって強盗殺人の容疑で逮捕され犯行に加わった事を認めたため20日には横浜地検に送検されています。
その後、11月8日に横浜地検は宝田真月容疑者の罪状を強盗致死の罪に切り替えて起訴し、加えて住居侵入罪でも起訴しています。
強盗殺人容疑で逮捕された塗装工宝田真月容疑者(22)が「現場を見ていたが、自分はやっていない」という趣旨の供述をしていることが8日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は他の実行役との役割分担を詳しく調べる。横浜地検は同日、宝田容疑者を強盗致死罪に切り替えて起訴。住居侵入罪でも起訴した。
宝田真月容疑者は現在はいずれかの刑事施設に勾留されているはずです。
今後、宝田真月容疑者は裁判にかけられる事になりますが、強盗致死罪の法定刑は「死刑または無期懲役」という非常に重いものです。ただし、例外的に有機懲役刑が言い渡される場合もあるという事です。いずれにしても宝田真月容疑者に対してはかなり重い判決が言い渡される事になると思われます。
まとめ
今回は、2024年10月15日に神奈川県横浜市青葉区の住宅で住民の当時75歳の後藤寛治さんが殺害されて現金約20万円や30万円相当の貴金属などが奪われた強盗殺人事件で、実行犯の1人として逮捕された宝田真月容疑者についてまとめてみました。
宝田真月容疑者は闇バイトとは知らずにSNSに応募し、今回の犯行に加わったとみられています。
宝田真月容疑者の生い立ちについてはおとなしく優しい性格で、両親と妹の特に問題のない家族で育った事などが家族により明かされています。
宝田真月容疑者の実家は「千葉県印西市木下」で、今回の事件から見て3〜4年くらい前から宝田真月容疑者はこの実家で祖父母と父親と同居していたという事です。
宝田真月容疑者の家族は、同居している父親と祖父母の他に母親と妹がいる事がわかっています。母親は宝田真月容疑者が高校生くらいの時に離婚し現在は所在がわからないという事です。妹はいるようですが詳しい情報は明かされていません。
宝田真月容疑者の経歴については、地元の中学を卒業後に高校へ進学したものの2年生の時に中退し、大学へは進学していません。大学卒業後は建築会社に勤めて鳶職の仕事をしていたとの事ですが18歳の時に退職し、この頃に実家へと戻って、個人事業主として塗装業の仕事を始めたという事です。
ネット上では宝田真月容疑者の見た目が「チー牛」だと話題にされているようですが、実際にオタで根暗な気質ではあったようです。
宝田真月容疑者が事件を起こした動機ですが、本人の供述によると「税金の滞納が数十万円あり、短期間で稼げるアルバイトを探していた」ところ、SNSで今回の事件に関わる案件を見つけ、闇バイトだとは思わずに応募したという事だったようです。
現在、宝田真月容疑者は強盗致死罪と住居侵入罪で起訴され、裁判を待っている状況です。