2023年10月7日に東京の渋谷スクランブル交差点で発生した改造車が複数の歩行者に怪我を負わせた事故が話題になっています。
この記事では渋谷スクランブル交差点事故の概要や事故の瞬間の動画、犯人/今泉龍汰の改造車の運転手の名前や逮捕容疑、逮捕後の起訴や現在などについてまとめました。
この記事の目次
渋谷スクランブル交差点事故は改造車が歩道に突っ込み7人が負傷した事故
「渋谷スクランブル交差点事故」は、2023年10月7日の19時半過ぎ、東京都渋谷区道玄坂のスクランブル交差点を左折してきたセダンタイプの自動車が道路左側のガードレールに接触し、付近にいた歩行者7人(いずれも20歳代の男性)に怪我を負わせた交通事故です。
事故車は、渋谷駅の高架下の方から大通りを走行してきて、右折しようとしところ左に曲がってしまい、対角の反対車線にはみ出しそうなほどの大回りになってバランスを崩し、そのまま曲がり過ぎてガードレールに衝突しています。
事故を起こした自動車の運転手は事故当時20歳の今泉龍汰容疑者で、助手席に女性を乗せていたとの証言も出ています。事故車の車種は「オールズモビル・カトラス」で、車体の位置を通常よりも上げる改造(リフトアップ)が施されていました。
渋谷スクランブル交差点事故の負傷者7人は命に別状はないものの、2人が頭や腰の骨を折る重傷を負っています。(残りの5人は腕や足の打撲などの軽傷)
渋谷スクランブル交差点事故の原因は改造車によるパフォーマンス走行
渋谷スクランブル交差点事故の原因は、改造車によるパフォーマンス走行による運転操作ミスと見られています。
捜査関係者によると、今泉被告が運転していたのは改造された「アメ車」で、「(タイヤを浮かせる)リフト走行に失敗した」という趣旨の供述をしていた。
一部報道によると、運転手の今泉龍汰容疑者は油圧によって車体を大きく傾けるパフォーマンス走行をしながら、渋谷スクランブル交差点付近の道路を事故の1時間以上前から周回していたという事です。
運転手の今泉龍汰容疑者は「右折しようとしたのに左に曲がってしまった」との供述もしているという事ですが、これは、右折をしようとしたら右折禁止である事に気がつき慌てて左にハンドルを切ったところバランスを崩したという事だったようです。
車体の一部を浮かせるパフォーマンス走行をしようとしたところ、右折禁止に気がついて慌ててハンドルを切ったために車体が大きくバランスを崩し、そのまま曲がり過ぎてガードレールに突っ込んだのが事故の原因である可能性が高いようです。
渋谷スクランブル交差点では、10年以上前から改造車によるパフォーマンス走行が危険視されていたとの指摘も出ています。
東京・渋谷のスクランブル交差点付近で今月7日夜、若者らの列に突っ込む事故を起こした自動車は改造車だったとみられている。交差点付近では10年以上前から改造車のパフォーマンス走行が危険視されていたが、防ぐ手だてはなかったのか。
渋谷スクランブル交差点事故発生の瞬間の動画
渋谷スクランブル交差点事故発生の瞬間の動画がネットに拡散されています。
YouTubeに上げられている動画は制限がかけられていますが、「X」(旧Twitter)で同じ動画が拡散されています。
渋谷スクランブル交差点、事故の瞬間
— かなみの (@kanamino_5050) October 7, 2023
車が喫煙所に突っ込む pic.twitter.com/kyPjTAuLAr
ローライダーによるスクランブル交差点の渋谷の事故
— 話題をさがすピンちゃん (@doradoraod) October 7, 2023
土浦ナンバーだったみたいだけど、こんな都会に来て恥ずかしいと思わないのかね。ほんとに茨木県民の恥だ。
※多数の怪我人が発生し、救急隊によるトリアージが行われています。 pic.twitter.com/FdzcBhVIvg
固定カメラで上から撮影された動画は出回っていますが、通行人による撮影はされていなかったようで道路上から事故の瞬間を捉えた動画は現在の時点では出ていないようです。
また、事故発生直後の動画も複数がXに上げられています。
ん?!飯ってるときに渋谷スクランブル交差点でなにがあったんだ?!?!
— こばやん (@chikuwa328) October 7, 2023
クラシックカーの事故??? pic.twitter.com/edHrxkndBx
事故車両はやっと積載されて、引き上げられました。しかし、まだ現場では鑑識が続いているのでしばらくは通行規制は続く見込みです。
— こばやん (@chikuwa328) October 7, 2023
以上現場からでした pic.twitter.com/kIddVrujaI
渋谷スクランブル交差点事故の犯人の改造車運転手の名前は今泉龍汰
ここまででも書いていますが、渋谷スクランブル交差点事故を起こした運転手の名前は「今泉龍汰」です。
渋谷スクランブル交差点事故の発生時や現行犯逮捕された当時の報道では運転手の名前は伏せられていましたが、2023年10月27日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で起訴された際に運転手の名前が今泉龍汰である事が一部のメディアによって公表されました。
また、それまでは20歳代男性と報じられていた年齢も「事故当時20歳」である事が公表されました。
また龍の字でした(笑)
— こんにちはきつねさん。 (@konchiwa1992151) October 28, 2023
デジタルタトゥー
今泉龍汰容疑者(20)
今泉龍汰容疑者(20)
東京・渋谷のスクランブル交差点付近で歩行者7人が車にはねられた事故で、東京地検は27日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で、運転していた今泉龍汰容疑者(20)を起訴した。
渋谷スクランブル交差点事故発生時は運転洲の名前が伏せられていたため、「なぜ名前が公表されないのか」、「また、上級国民へのマスコミ忖度か」といった声が上がっていましたが、起訴後に産経新聞などが名前を公開しています。
渋谷スクランブル交差点での
— サスケ (@uUeYoGkiMrRbJHf) October 8, 2023
クルマ突込みで7 人を負傷させた事故
その場で
逮捕されたドライバーの20 代の男
顔も名前も公表しないのは
何故なんだ?
上級国民て奴なのかな? pic.twitter.com/p2uejzPdWg
渋谷スクランブル交差点での事故
— オポッサム (@ec_hammer) October 9, 2023
20代の男として運転手の名前が公表されていない
何かの力が加わているのか?
まともやマスゴミの忖度かい!
相変わらずのマスゴミ忖度
特に上級国民や何かに忖度したというわけではなく、ただ単に起訴か不起訴か確定していなかったために名前の公表に踏み切らなかったというだけだと思われます。
また、渋谷スクランブル交差点事故では死亡者が出ていなかった事も即座に名前が公表されなかった理由の1つと思われます。
とはいえ、死亡者が出なかったのはただ単に幸運であっただけで、1つ間違えれば大勢の死者が出ていてもおかしくはない重大な交通事故である事は間違いありません、しかも事故を起こしたのがパフォーマンス走行を行う改造車であり、事故の原因がその改造やパフォーマンスにあった点でも悪質であると判断している方が多かったため、名前をすぐに公表すべきだという声が高まったようです。
渋谷スクランブル交差点事故の犯人の今泉龍汰は逮捕
渋谷スクランブル交差点の事故を起こした犯人の運転手の今泉龍汰容疑者は、駆けつけた警察官によって現行犯逮捕されています。逮捕容疑は「自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)」でした。
警視庁渋谷署は、車を運転していた20代の男を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。
目撃者によると、逮捕された当時、今泉龍汰容疑者は特に暴れる様子ではなく大人しく警察官の指示に従う様子だったという事です。
また、逮捕時の今泉龍汰容疑者の服装は白色のTシャツにジーンズだったようですが、今泉龍汰容疑者と見られる画像は現在の時点ではネット上には出ていません。
逮捕された男を見た人
「警察に連れていかれるのを見ました。白いTシャツにジーンズですね。淡々と警察車両に乗せられる感じで、暴れたりそういう感じではない」
また、運転手の名前が今泉龍汰である事は起訴時に公表されているものの、顔画像は現在の時点では公開はされておらず、ネット流出もしていないようです。
悪質な交通事故を起こしているとはいえ、今泉龍汰容疑者は事故直後に車から降りてきて、負傷者に「大丈夫ですか」と尋ねるなど救護活動を行おうとしていたとの目撃証言も一部から出ており、特に普段から悪質な人間だったというわけではないと見られています。
こうした逮捕者に何か悪質な過去があったり、札付きの不良だったりした場合はネットの匿名掲示板などにタレコミ情報が書き込まれるケースが多くありますが、今回の件では現在の時点ではそうした書き込みは確認できません。
渋谷スクランブル交差点事故の犯人の現在
渋谷スクランブル交差点事故を起こした犯人の運転手・今泉龍汰容疑者の現在ですが、2023年10月27日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)で東京地検によって起訴されています。
東京・渋谷のスクランブル交差点付近で歩行者7人が車にはねられた事故で、東京地検は27日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で、運転していた今泉龍汰容疑者(20)を起訴した。
略式起訴されたとは報じられていないため、正式起訴された可能性が高いようです。正式起訴であった場合は今後、犯人の今泉龍汰容疑者は刑事裁判を受ける事になります。
これは過失運転致死傷罪にあたり、法律で定められている刑罰は「7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金」となっています。
今回の件はその中でも過失運転により被害者を負傷させた例なので、今泉龍汰容疑者がこれが初版であった場合、過去の判例から見ても懲役刑ではなく罰金刑となる可能性が高いと見られています。
ただ、今泉龍汰容疑者が過去に何らかの前科があった場合や交通事故や違反の常習者であった場合、もしくは被害者の怪我が重く後遺症などが残るなどした場合などは、執行猶予付きの懲役の判決や場合によっては実刑判決が下される可能性もあると見られています。
犯人の今泉龍汰容疑者は現在も拘留されているのか保釈されているのかまではわかっていません。
まとめ
今回は、2023年10月7日の19時半過ぎ、東京都渋谷区道玄坂のスクランブル交差点で発生した渋谷スクランブル交差点事故についてまとめてみました。
渋谷スクランブル交差点事故は、車体をリフトアップする改造が加えられたセダンタイプの自動車が、右折時にバランスを崩してガードレールに突っ込み、近くにいた7人に重軽傷を負わせた事故です。
人混みの中で発生した事故だったため、多くの目撃者がおりネット上でも話題になりました。固定カメラなどで撮影された事故の瞬間の動画もネットに拡散されていて現在も視聴できます。
渋谷スクランブル交差点事故を起こした改造車を運転していた犯人は当時20歳の今泉龍汰容疑者です。今泉龍汰容疑者は事故後すぐに「自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)」の容疑で逮捕されました。
逮捕時には名前が公開されていませんでしたが、起訴された後に一部のメディアが名前を報じました。
渋谷スクランブル交差点事故を起こした運転手の今泉龍汰容疑者が現在、拘留されているのか保釈されているのかはわかっていません。
今後、今泉龍汰容疑者は裁判を受ける事になり初犯であった場合には罰金刑のみの可能性が高そうです。ただし、過去に何らかの犯罪や悪質な交通事故や違反を繰り返していた場合には、執行猶予付きの判決や実刑判決が下される可能性もあると見られています。