だいたひかるさんは、2004年にR-1ぐらんぷりで優勝したピン芸人で、2016年12月に乳がんを公表しました。
ここでは、だいたひかるさんの結婚歴と離婚歴や夫、乳がんステージ、そして再発後がん治療を中断して妊娠・出産した現在までをまとめています。
この記事の目次
だいたひかるのプロフィール
芸名:だいたひかる
本名:小泉 ひかる(旧姓・代田)
出身地:埼玉県東松山市
生年月日:1975年5月25日
身長:156cm
出身校:埼玉県立鶴ヶ島高等学校卒業
所属事務所:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
だいたひかるさんは、東松山市立南中学校、埼玉県立鶴ヶ島高等学校卒業。美容学校を卒業後の数年間は美容師を務めました。
その後、1998年から芸能活動を始め、ホリプロ、代官山プロダクションを経て、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属しています。
2002年のR−1ぐらんぷり初代チャンピオンで知名度を上げ、「どーでもいーいですよー」の持ちネタで知られるピン芸人として活躍しています。
だいたひかるの結婚歴と離婚歴・旦那について
だいたひかるさんは私生活では、2006年1月に放送作家・北本かつらさんと結婚しましたが、だいたさん側の不倫疑惑や多忙によるすれ違いなどを経て、2007年1月にスピード離婚。
現在のイケメン旦那・小泉貴之さん。
2012年9月の「文具祭り」というイベントで知り合ったアートディレクター・小泉貴之さんと2013年5月に再婚しました。
だいたひかるが2016年12月に乳がんを公表~手術から退院まで
だいたひかるさんは、2013年の再婚を機に妊活のため仕事をセーブしていたといいますが、2016年12月に週刊誌「女性自身」やテレビ番組出演をし、乳がんを公表しました。
だいたひかるの乳がんのステージはⅡB(2016年時点)
だいたひかるさんの乳がんは、2016年初め頃に発覚。当初の検査ではステージⅡAだったといいますが、手術にあたりリンパ転移が発見され、ステージⅡB期であることが判明したそうです。
乳がんの手術では右胸を全摘、転移部分の切除もしています。
「乳がんのステージIIA。リンパに転移しているかどうかは手術してみないとわからない。部分切除だと3分の1残せるけどリスクがどうのこうのって。ホルモン受容体陽性ってタイプだからホルモン療法が期待できるとか、お経みたいで……。よくわからないから、聞き方変なんですけど、『オススメはなんですか?』って聞いたんですよ。シェフのオススメは? みたいに(笑)。そしたら全摘って言われました。手術説明の後すぐにおっぱい再建の説明もされて、え? そんな同時に話す? って、またビックリでした。ドラマと違う!って(笑)」
リスクは最小限にということで、右乳房を全摘出することに夫婦で決めた。
夫の小泉さんは、当時を「リンパに転移していてステージIIB。脇の下も切除し、腫瘍は周りの組織と一緒に45ミリの塊を取り出していて、大きな手術でした。すぐに抗がん剤やって、1週間後にはもう大丈夫だよってスピーディに解決してあげたい。でもそれは無理なことだし、明るい今日にする! しか頭になかったですね」と振り返る。
乳がんのステージについて。
乳がんの10年生存率(1990年治療開始)
(日本乳癌学会「全国乳がん患者登録調査報告第29号」より
Tis:乳管内にとどまるがん。非浸潤がん(超早期)
- 0期:しこりや画像診断での異常な影を認めないもの
- 1期:2cm以下のしこりで、リンパ節への転移がないと思われるもの
- 2期:2cmを超える5cm以下のしこりがある、もしくはリンパ節への転移が疑われるもの
- 3a期:しこりが5cmを超えるもの
- 3b期:しこりが皮膚などに及んでいるもの
- 4期:しこりの大きさを問わず、他の臓器に転移がみられるもの
引用:早期発見の生存率
乳がんを公表した芸能人の乳がんステージ
近年では、乳がんを公表する芸能人が増えていますが、それぞれのステージをご紹介します。
・北斗晶さん・・・ステージⅡB。
【復帰】北斗晶の乳がんステージ・余命・現在の病状まとめ【闘病ブログ】
・小林麻央さん・・・ステージⅣ
【最新】小林麻央さん乳がん余命・ステージ4・現在の病状まとめ!ブログ開設【骨や肺に転移・手術】
・南果歩・・・ステージⅠ
・麻木久仁子・・・ステージ0
もちろん個人差があるので一緒くたにはできませんが、ステージとしては北斗晶さんとだいたひかるさんは、同じステージⅡBであったようです。
だいたひかるの乳がん手術から退院後
だいた夫妻。
だいたひかるさんの乳がんによる入院・手術・退院までのスケジュールは以下の通りです。
・2016年初めに乳がん判明
・2月25日に入院
・2月26日に手術→リンパ節への転移判明
・3月3日に退院
・4月11日に抗がん剤治療開始して、10月終了。
その後はホルモン治療を続けていたといいます。
現在はホルモン治療中で1日1錠、薬を飲んでいるという。「がんを経験したからには人に伝えたいことがあります。がんを怖がって過ごすより、なるべく病気を忘れて笑って過ごすということ。これに尽きます」と語るだいたさんだが、再発や転移の不安がよぎることもあるそう。
そんなとき、小泉さんは「虫歯のようなもの。できたら取ればいい、虫歯になったらどうしようって心配しても仕方ないよ。万が一、再発したとしても、悪いところを取って、いつものひかるちゃんになればいい」と話しているという。
「再発・転移が心配なら検査するしかないですし。生き物は死亡率100%。余命200年なんて人、いませんからね。がんに振り回されていないで、乳がんあるあるネタを作ってみようかなと思うくらい(笑)」
だいたひかるさんの闘病生活は、乳がん発覚から現在まで含めて、夫・小泉貴之さんの支えがあってこそだったようです。
「夫は、だいたの不安を打ち消すように部屋中に『大丈夫』と書いた張り紙をしたそうです。最終的には右のバストを全摘出することを夫婦で決断。入院前日には最後のバストを夫が撮影したそうです。さらには撮っているうちに、なぜか夫まで脱ぎ始め、だいたは顔面が肉球になるほど笑っていたとか」(週刊誌記者)
だいたひかるの現在① 2019年3月に乳がんの再発を公表
2016年に乳がんを全摘出しただいたひかるさんですが、2019年に乳がんの再発を公表しています。ブログによると4mmの小さい乳がんということなので、ステージはⅠと思われます
だいたひかるさんは、2019年2月下旬のブログで、全摘した方の右胸にしこりが見つかり、「切除手術をして、良性か悪性か見極めることになりました」と告白しました。そして、3月6日に胸のしこりの切除手術を受けていました。
その後、3月20日夕方に更新したブログで、「検査結果は再発でした」と説明しています。
https://ameblo.jp/daitahikaru-blog/entry-12448338116.html
「全摘しても再発するのか…と皆さんの不安を煽りそうで嫌なのですが、全摘して再発する人はごく稀なケースなので、全摘した皆様ご心配なくです。これから薬を変えたり、放射線をするなど次の手を打ちます」と今後、放射線などの治療を受けることを伝えていました。
だいたひかるの現在② 文房具大好き芸人として活躍
文房具大好き芸人。
画像に写っているバッグのようなものは、文房具が大好きだというだいたひかるさんのアイデアから生まれた商品です。コンセプトは「机の上ではペンたて、外ではショルダーポーチ」とのこと。
2013年発売のショルダーペンケース【送料無料】です。
お値段は15,000円(税込)とお高めですが、肩からかけることもできますし、いろいろと入りそうなので、文具はもちろん小物が多い人には良いかもしれませんね。
なおこのショルダーペンケースの企画が始まった直後に、だいたひかるさんはのちに再婚する夫・小島貴之さんと出会い、また販売2日後に入籍したそうです。だいたさんにとって運命的な商品開発であったのかもしれません。
出典:https://www.buntobi.com/
オリジナル文房具ブランドを発足
2018年9月には、文具メーカー・ハピラとの共同で商品開発したオリジナル文具ブランド「WATASHIDAKE?」の発足を発表しています。
9月4日(日)、だいたはレギュラー出演している文具イベント『第26回 文具祭り』(東京カルチャーカルチャー)の場で、今回のオリジナル文具ブランド『WATASHIDAKE?』の発足を発表。
「私、文房具が好きすぎて、ブランドを立ち上げました」と切り出しただいたは、ブランドのマークについて、自身のネタでも多用されるフレーズ「私だけ?」ときのこの「茸(たけ)」をかけていると説明します。
引用:よしもとニュースセンター : 「今年、一番力入れました!」だいたひかるがオリジナル文具ブランド『WATASHIDAKE?』を発足
だいたひかるの現在③ がん治療を中断し不妊治療により妊娠・出産
がん治療を中断し、不妊治療を再開
2013年に小泉貴之さんと結婚しただいたひかるさんは、2014年38歳の頃から不妊治療を開始しましたが、2016年に乳がんが判明し不妊治療を中断していました。
2019年に乳がんが再発してからもがん治療を続けていただいたひかるさんですが、45歳となった2020年9月に治療を中断し、不妊治療を再開することを公表しました。
がん治療を中断すると再発のリスクが高まると告げられたといいますが、子供を産みたいという夢を取ったと明かしています。
「(乳がんの)治療を中止して卵を迎えにいこう、みたいな。ずっと冷たいところにいたので、1回だけでもあたたかい所に戻してあげたいなっていう、そういう気持ちで決断しました」と、凍結保存していた受精卵を使い、不妊治療を再開させることを決断。「治療をやめると30%から40%、再発のリスクが上がります」と言われたが、「怖いんですけど、ゼロじゃない可能性にかけたくなって。夢を取りました」と思いを吐露。
受精卵移植により妊娠、2022年に第一子出産
だいたひかるさんは2021年5月に凍結保存していた受精卵を体に戻し、その1週間後に妊娠判定が出たことを公表しました。
お笑い芸人のだいたひかるさんが5月21日、公式ブログで妊娠を報告した。だいたさんは乳がん治療を中断して不妊治療を選択したことを公表。ただ、現状は受精卵が着床したことがわかった段階で「まだまだ第一関門突破」としている。
だいたさんは同日更新したブログで「おかげさまで妊娠していました 今(妊娠)3週と5日だそうで、普通妊娠なら気付かないレベルの初期ですが…受精卵がしがみついて着床してくれました!」と45歳での妊娠となったと報告。
出典:https://article.auone.jp/
2022年1月に第一子男児誕生
そして2022年1月14日、だいたひかるさんは46歳で、帝王切開により待望の第一子となる男の子を無事に出産しました。
小泉氏は「皆さま、やりました~(祝)本日、1月14日この晴天の下、元気な男の子を授かることが出来ました。妻と赤ちゃんがやってくれました。母子ともに元気です」と報告し「細く長く険しい道のりを乗り越えて…愛情たっぷりの妻とド根性の息子が父にさせてくれました」と喜びをつづった。 「体をはって、命をかけて挑んでくれた妻には本当に感謝しかありません。心から誇りに思います」と伝えた小泉氏。「皆さまからいただいた、たくさんのたくさんのご声援、届いてくれました本当にありがとうございます」と記し、だいたと愛息子の写真で結んだ。
旦那・小泉貴之さんのコメントにあるように、命がけで妊娠・出産に挑んだだいたひかるさん。
今後は自身の身体を大切にしながら、旦那さんとお子さんと幸せな家庭を築いていってほしいですね。