長野市の3人殺傷事件で逮捕された矢口雄資容疑者が注目されています。
この記事では矢口雄資容疑者の生い立ちや実家の親などの家族、高校や大学これまでの職業などの経歴、結婚の有無、長野市3人殺傷事件を起こした動機や現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
- 矢口雄資は長野市3人殺傷事件の犯人として逮捕された46歳無職の男
- 矢口雄資の生い立ち
- 矢口雄資の実家は長野市内で老舗時計店経営で祖父は医者の息子の家柄
- 矢口雄資の実家の家族…母親は亡くなり父親が1人で兄弟3人を育てていた
- 矢口雄資の経歴① 高校は長野市内の県立高校で軽音部所属の陽キャだった
- 矢口雄資の経歴② 「東京電機大学」理工学部
- 矢口雄資の経歴③ 20代の頃の職業は千葉のIT系企業勤務か
- 矢口雄資の経歴④ 近畿地方を経て事件の5年ほど前に長野市に戻っていた
- 矢口雄資の経歴⑤ 逮捕時の職業は「無職」だが工場勤務の様子も
- 矢口雄資の結婚
- 矢口雄資のアパートは長野市内の単身者向けで事件現場から3kmほど東
- 矢口雄資の現在…動機は未解明で事件については「わからない」などと供述
- まとめ
矢口雄資は長野市3人殺傷事件の犯人として逮捕された46歳無職の男
出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
矢口雄資(やぐち・ゆうすけ)容疑者(事件当時46歳)は、2025年1月22日の20時過ぎに、JR長野駅前で3人の男女が刃物で刺され男性1人が死亡し残る2人も重軽傷を負った事件で逮捕された無職の男です。
矢口雄資の生い立ち
長野市の3人殺傷事件の犯人として逮捕された矢口雄資容疑者の生い立ちですが、小・中学時代は明るい性格で人当たりが良く、今回の事件とは結びつかないという証言が多数出ています。
「週刊文春」(2025年2月6日号)に掲載の中学時代の同級生の証言によれば、矢口雄資容疑者は中学時代はバスケ部に所属し勉強は学年で中の上から上の下で、全体的にソツがなく、癇癪を起こしたり誰かを傷つけたといった話とは無縁だったという事です。
また、長野放送も矢口雄資容疑者の生い立ちについて報じており、小学校時代の卒業文集に書かれた内容や将来の夢が「教師」であった事、クラスでも人気者だった事などが明らかにされています。
小学校時代の卒業文集には「勉強をとにかくがんばりたい」と勉強への意欲をつづり、好きな言葉は「ベリーグッド」。欲しいものは「やさしい心」。将来の夢は、「教師」とつづっていました。中学校ではバスケットボール部に属し、同級生によりますと、明るい性格で運動神経もよかったということです。卒業文集では「カレーライス矢口君いちやくスターとなる」という文章があり、「良いお父さんになりそうな人」では1位に。
引用:【長野3人殺傷】矢口雄資容疑者(46)はどんな人物…中学時代は明るい性格で運動神経も良く人気者 ここ10年ほどは周囲との交流なく「引きこもりがち」
矢口雄資の実家は長野市内で老舗時計店経営で祖父は医者の息子の家柄
出典:https://times-abema.ismcdn.jp/
矢口雄資容疑者の実家は、長野市内で老舗時計店を経営している事がわかっています。
「NEWSポストセブン」などによると、矢口雄資容疑者の実家は事件現場となったJR長野駅から数kmほどの場所にあるようです。実家の時計店は80年以上続く老舗で、元々は矢口雄資容疑者の母親の両親が営んでおり、婿入りした矢口雄資容疑者の父親が後を継いで現在も経営しているという事です。
また、矢口雄資容疑者の実家の近隣住民の証言として、「祖父が医者の息子で家柄はいい」との内容が明らかにされています。
矢口雄資容疑者の生家である実家自体はこの時計店の近くの古い平屋の住宅で現在は父親が1人で住んでいるという事です。
矢口容疑者の実家は近所にある古い平屋建て住宅で、老いた父親が1人で住んでいるようだ。
引用:〈長野3人死傷〉元IT系、サーファー、バスケ部…かつては“陽キャ”だった逮捕された男…最近の「奇行」と緊迫の逮捕の瞬間
矢口雄資の実家の家族…母親は亡くなり父親が1人で兄弟3人を育てていた
矢口雄資容疑者の実家の家族については、時計店を営む父親と兄が2人いる事などが明らかになっています。矢口雄資容疑者の母親は既に亡くなっているという事です。
夕刊フジによれば、矢口雄資容疑者の母親は矢口雄資容疑者が幼い頃に亡くなったという事です。
知人らによると、長野市の小中高校を卒業。3人兄弟の末っ子で幼い頃に母を病気で亡くしたというが、中学時代の同級生は「頭も良く、明るくて優しかった。事件とはまったく結びつかない」と語るなど、驚きを隠せない。
引用:長野駅前で3人殺傷、46歳男の素性 知人ら「明るくて優しい…事件と結びつかない」と驚き 卒業文集の欲しいもの「やさしい心」
しかし、「週刊文春」(2025年2月6日号)に掲載の矢口雄資容疑者の実家近くに住む人物の証言によれば、矢口雄資容疑者の母親が亡くなったのは52歳の時で矢口雄資容疑者が大学生の時だったという事です。母親が亡くなった時の年齢まで具体的に証言しておりこちらの情報の方が信ぴょう性が高いように感じられます。矢口雄資容疑者の母親は乳がんで亡くなったという事です。
また、この実家近隣住民によれば、矢口雄資容疑者の父親は現在は身体が不自由で電動車いすに乗っていて時計店で働くのも大変そうにしているという事です。
「集英社オンライン」でも、矢口雄資容疑者の父親の足腰が弱っており実家の時計店はたまにしか開いていないとの内容が明らかにされています。
矢口容疑者の父親が長野駅前で経営していた時計店近くの商店主も、表情を曇らせた。
「時計店は閉店というわけではないんですが、お店をほとんど開けなくなってからもう3~4年は経ちますね。お父さんは足腰が相当弱っているみたいで、調子のいい時しかお店はやっていないような状態ですね。
引用:〈長野3人死傷〉“陽キャ”で高校時代はサッカー、軽音部に所属…キャラ変した背景に何が? 父は時計店を経営、20年以上前に病死した母はPTA役員だった
矢口雄資容疑者の家族については他にも元々時計店を営んでいた既に亡くなっている祖母がおり、祖母は生前に矢口雄資容疑者ら孫3人をとても可愛がっていて全員の大学の学費を出してあげていたとの内容も明らかにされています。
矢口雄資の経歴① 高校は長野市内の県立高校で軽音部所属の陽キャだった
矢口雄資容疑者の出身高校は長野市内の県立「長野吉田高校」である事が明らかになっています。
市内の進学校、長野吉田高校に進み、卒業アルバムでは笑顔を見せていました。
引用:「内気で物静かな普通の青年」バスケ部に所属の中学時代は優しくて大人しい性格【長野駅前3人殺傷事件】アパートでは1人暮らし 矢口雄資容疑者とは
「NEWSポストセブン」に掲載の高校の同級生の証言によると高校時代の矢口雄資容疑者は軽音楽部に所属しバンドを組んでいて陽キャだったそうです。
高校の同級生が沈痛な面持ちで語る。「高校時代はやぐっちゃんと呼ばれていました。運動神経も良かったけど軽音部に入って、バンドを組んで『イェーイ』って感じで、クラスでも目立ったグループの、いわゆる“陽キャ”だった。育ちが良い感じで人当たりもよかったから、事件が信じられません……」
引用:《長野駅前・3人連続殺傷》「バンド組んで、イェーイって」“陽キャだった”矢口雄資容疑者(46)が陥っていた“借金地獄”疑惑「債権回収書類が何十通も…」
また、読売新聞に掲載された高校の同級生の証言によれば、高校時代の矢口雄資容疑者は生徒会長候補にもなるなど人気者だったという事です。
高校の同級生の男性によると、矢口容疑者は高校時代、各クラスから選出される生徒会長候補になるなど、人気者だったという。
矢口雄資の経歴② 「東京電機大学」理工学部
矢口雄資容疑者は高校卒業後は「東京電機大学」の理工学部(偏差値50)へ進学した事を「週刊文春」(2025年2月6日号)が明らかにしています。
矢口雄資容疑者の大学時代の様子や、大学を卒業したのかどうかについては現在の時点では情報が出ていません。
矢口雄資の経歴③ 20代の頃の職業は千葉のIT系企業勤務か
矢口雄資容疑者の大学以降の経歴、職業については具体的な情報はありませんが、中学・高校時代の同級生によると20代の頃は千葉県内のIT系の企業に就職していたようです。
矢口雄資容疑者の20代の頃の職業が千葉県のIT系会社勤務だった事は「週刊文春」(2025年2月6日号)や、「集英社オンライン」が明らかにしています。
最後に会ったのは20年くらい前で、そのころは千葉に住んでいて、IT関係の仕事に就いていたはずです。
引用:〈長野3人死傷〉元IT系、サーファー、バスケ部…かつては“陽キャ”だった逮捕された男…最近の「奇行」と緊迫の逮捕の瞬間
矢口雄資容疑者が勤めていたというIT企業がどこかや、当時の矢口雄資容疑者どういった様子だったのかは現在の時点では情報が出ておらずわかっていません。
矢口雄資の経歴④ 近畿地方を経て事件の5年ほど前に長野市に戻っていた
矢口雄資容疑者の実家の近隣住民の証言によれば、矢口雄資容疑者は高校卒業後に長野市を出て、大学に進学後、いつのタイミングから不明ながら近畿地方に住んでいた事もあったという事です。
そして、事件から見て5年ほど前(2020年頃か)に長野市の実家へと戻ってきたという事でした。
矢口容疑者は長野市内の学校を卒業したのち、近畿地方で暮らすこともあったようです。それで5年ほど前に長野に帰ってきたんですが、それからは近所ともほとんど交流を持っていなかった。
引用:《長野駅前・3人連続殺傷》「バンド組んで、イェーイって」“陽キャだった”矢口雄資容疑者(46)が陥っていた“借金地獄”疑惑「債権回収書類が何十通も…」
長野市に戻った矢口雄資容疑者は、1年〜2年ほどは実家で父親と住んでいたという事です。ただ、当時は引きこもりがちで父親によると定職には付かずにアルバイトをしていたという事でした。
市内の実家に1、2年ほど住んでいましたが…。
矢口容疑者の実家の近くの人:「あまり外に出てみえない人だった。引きこもりがちだったのかなと。仕事はあまりうまくいかないで、ちょっと勤めたりしたけど、定職というよりはアルバイトだと(矢口容疑者の父は言っていた)」
引用:【長野3人殺傷】矢口雄資容疑者(46)はどんな人物…中学時代は明るい性格で運動神経も良く人気者 ここ10年ほどは周囲との交流なく「引きこもりがち」
矢口雄資の経歴⑤ 逮捕時の職業は「無職」だが工場勤務の様子も
矢口雄資容疑者の職業は、今回の事件での逮捕時の報道では「無職」とされていましたが、近隣住民によるといつも作業着を着ていたため工場に勤めていると思っていたとの証言も出ています。
いつも作業着を着ているから、どこか工場でも勤めているのかなと思って。ねずみ色っぽい作業着を上下着ていました、毎日同じ格好で。
引用:【長野3人殺傷】矢口雄資容疑者(46)はどんな人物…中学時代は明るい性格で運動神経も良く人気者 ここ10年ほどは周囲との交流なく「引きこもりがち」
可能性としては矢口雄資容疑者が日雇いの仕事をして生活費を稼いでいた可能性はありそうです。ただ、報道によれば矢口雄資容疑者は生活保護を受けており、借金も抱えていたという事で事件当時はほとんど働いていなかった模様です。
矢口雄資の結婚
矢口雄資容疑者が結婚している、あるいは過去に結婚歴があるといった情報は現在ん時点では出ていません。
矢口雄資容疑者は事件当時、単身者向けのアパートに1人暮らしをしていたという事で、このアパートの大家によると2020年から入居していたという事なので少なくとも2020年から事件を起こすまでの期間は結婚はしていなかった可能性が高いと思われます。
矢口雄資のアパートは長野市内の単身者向けで事件現場から3kmほど東
出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
矢口雄資容疑者が事件当時住んでいたアパートは4階建、単身者向けのワンルームで家賃は3万円〜3万5000円ほどという事です。アパートは事件のあった長野駅から3kmほど東で、矢口雄資容疑者はこのアパートの4階で1人暮らしをしていたという事です。
今回の事件では防犯カメラ映像をリレー方式にたどって、この自宅アパートが特定され矢口雄資容疑者の逮捕に繋がったという事です。
なお、矢口雄資容疑者のアパートですが、テレビニュースなどで外観が放送されており、それがヒントとなり長野県長野市大字西尾張部282-3にあるアパート「コーポAQA」である事が特定されています。
無職の矢口雄資容疑者(46)は26,000円/月の1ルーム(1K)のアパートに住み騒音問題を起こしていた。無職のくせに作業着、日頃からタオルを頭に巻いていた。病的な症状もあったように思うねぇ。事件当時のメガネは変装か。凶器はまだ見つかっていない。というか、黙秘してる。 pic.twitter.com/nAI5Vuyy0g
— 轟四十郎 (@irene3141592) January 26, 2025
矢口雄資容疑者は事件を起こす前からこのアパート周辺で大声で騒ぐなどの奇行もあったようです。
矢口雄資の現在…動機は未解明で事件については「わからない」などと供述
矢口雄資容疑者の現在ですが、2025年1月26日に殺人未遂容疑で逮捕された後、警察の取り調べが続いています。
2025年2月3日現在の時点では、矢口雄資容疑者は事件について聞かれても「わからない」などと供述するばかりで動機は未解明のままだという事です。
長野市のJR長野駅前で男女3人が殺傷された事件で、女性会社員(46)への殺人未遂容疑で同市の無職矢口雄資容疑者(46)が逮捕されてから2日で1週間となる。長野県警は面識のない3人への無差別殺傷とみるが、容疑者は事件に関し「分からない」と話しており、動機は未解明という。
矢口雄資容疑者の動機は未解明という事ですが、アパートの水道や電気が停められていて借金があり生活保護を受けるなど困窮していたという事がわかっており、これが無差別殺傷事件を起こした動機に関係しているのではないかと推測している方も多いようです。
まとめ
今回は、2025年1月22日に長野市で発生した3人殺傷事件で逮捕された矢口雄資容疑者についてまとめてみました。
矢口雄資容疑者の生い立ちについては老舗の時計店を営む実家の生まれで小・中学時代は爽やかで運動神経がよく勉強もそれなりにでき事件を起こすようなタイプには見えなかったという事です。
矢口雄資容疑者の実家の家族については、父親と兄が2人いる3人兄弟の末っ子である事がわかっています。母親は矢口雄資容疑者が大学生くらいの頃に乳がんで亡くなっているという事です。
矢口雄資容疑者の経歴については、長野吉田高校を経て東京電機大学理工学部へ進学し、20代の頃には千葉県内のIT系企業に勤めていた事などがわかっています。しかしその後の詳しい経歴はわかっておらず、事件の5年ほど前に長野市の実家に戻ってきてその後は実家近くのアパートで1人暮らしをしていたという事で結婚はしていなかったようです。逮捕当時の職業は「無職」と報じられています。
矢口雄資容疑者が事件を起こした動機ですが現在はまだ解明されておらず、現在も取り調べが続けられています。