「BMS界の巨匠」とも評され、音ゲーにも多くの楽曲を提供した作曲家のSHIKIさんが死去されました。
この記事ではSHIKIさんのBMP界で残され偉大な功績を振り返りつつ、本名や年齢、家族、結婚、親族による死亡発表や真偽確認、死因についてなどをまとめました。
この記事の目次
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)のプロフィールや経歴
SHIKIさんは、BMS制作、ボーカロイドプロデューサー(ボカロP)などで活躍したネットの人気作曲家の1人で、「SEPIA」、「Air」、「Lapis」など、今なお音ゲーファンの間で絶大な人気を誇る楽曲を多数生み出しました。
SHIKIさんは、「BMS」での音楽制作がまだ初期だった2001年頃に活動を開始し、テクノロック系の楽曲「Digitalic Rain」を発表してBMS作曲者としてデビュー、「Silent Sky」、「Cold Breath」などのハイテンポの人気曲を次々と作曲発表して話題なりました。
BMSイベント「LiZ vs OMT」の主催や、BMS界最大のイベント「THE BMS OF FIGHERS(BOF)」(音ゲーとしてのBMSの大会)にも何度か出場して好成績を収め、2008年の大会では、1人チーム「友達なんか要りません」で出場したチーム戦スコア部門1位、個人戦スコア部門でもエース曲である「Lapis」で1位を獲得し2部門制覇という驚異的な成績を残しています。
BMS界では伝説的な人物であり「BMS界の巨匠」とも評されました。
SHIKIさんは、人気漫画「ローゼンメイデン」の登場人物をテーマに作曲した「ローゼントランス」シリーズでも人気を呼び、一部からは「ローゼントランスの巨匠」とも呼ばれています。
ボカロPとしては、2008年にニコニコ動画で作品投稿を開始し、「とらいあんぐる☆Girl’s Heart」、「SETSUNA」などのヒット曲を生み出しています。
また、 SHIKIさんは過去には同人音楽バンド「GILDIA」にも参加されていました。
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)は大手メーカーの音ゲーにも多数楽曲提供
SHIKIさんは、BMS界にとどまらず、大手メーカーの音ゲーにも多数の楽曲を提供していて、SEGAの音ゲー「maimai」 に「Death Scythe」、「LUCIA」、「METATRON」が、同じくSEGAの音ゲー「CHUNITHM」に「Lapis」と「AIR」が、「KONAMI」の音ゲー「beatmaniaⅡDX」に「Sephirot」が収録されています。
また、2021年7月からは新たに音ゲー「SOUNDVOLTEX」で「Pure Ruby」、「- Jupiter -」が配信されています。
また、カラオケ「JOYSOUND」で、「とらいあんぐる☆Girl’s Heart」、「SETSUNA」、「blue ray」が配信されるなど、商業面でも成功を収めていました。
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)の本名は「伏木」と言われている
SHIKIさんは本名を明かされていませんでしたが、ネット上ではSHIKIさんの本名(苗字)は「伏木」だとの情報が出ています。
SHIKIさんの本名が伏木(?)で、聖火ランナー云々は本当にやってたらしいからどうしようマジか……
— すずしろ (@stella_equites) July 18, 2021
本当らしい
— あるば (@Aruba_Re) July 18, 2021
ちょっと本名出せんけど、伏木さん(SHIKIさん)の家族の中に聖火ランナーの方いるのも確認できたし、過去ツイの写真に写ってる顔と一致した
SHIKIさん本人のツイートから家族(父親)が1964年の東京オリンピックの聖火ランナーとして参加していた事が判明していて、その父親の苗字が「伏木」という方だった事からSHIKIさんの本名が「伏木」だという説はほぼ確定と見られているようです。
ウチの親父は1964年の東京オリンピックの時に小学生で聖火ランナーをやった(実際に走者記念メダルもある)らしく、すげーなぁと思ってたのだが調べたら日本国内で聖火リレーに参加したのは100713人と。思ったより敷居低いな?
— SHIKI (@shiki_maidguy) August 10, 2016
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)の年齢は非公開
SHIKIさんは年齢も非公開です。1964年の東京オリンピックの時点で父親が小学生だったという事などから、SHIKIさんの生年は早くとも1970年代半ばから1980年代では無いかと推測されていて、年齢は30代から40代では無いかと言われていました。
あくまでも推測であり、正確な年齢は不明です。
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)の家族について
SHIKIさんのTwitterでの投稿から家族は、上でも触れた父親が1964年の東京オリンピックの聖火ランナーだったという父親と、母親、兄、妹、2014年7月に亡くなった祖母の存在が確認できます。
年齢や職業などの家族について詳しい情報は明かされていません。ただ、お兄さんか妹さんの少なくともどちらかは結婚されていてSHIKIさんにとっての姪っ子が生まれているようです。
SHIKIさんはTwitterで家族とのエピソードをよく投稿されていたので、家族との仲はかなり良かった模様です。
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)の結婚について
SHIKIさんはTwitterの投稿内容などからおそらく結婚はされていないようです。
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)が死亡した事を家族(兄)が発表
2021年7月16日、SHIKIさんの公式BBSで、SHIKIさんの親族を名乗る方が、同年7月6日にSHIKIさんが死亡したとする内容を投稿されました。
皆様へ
SHIKIと仲良くしてくださり、また応援を頂きありがとうございました。
SHIKIは2021/7/6に逝去しました。
親族一同、皆様へこれまでのご恩に感謝申し上げます。
誰でも書き込みのできるBBSでの死亡報告だった事から、当初はデマも疑われていましたが、その後、SHIKIさんの兄を名乗るかたがTwitterで改めてSHIKIさんの死亡を投稿。
この度、SHIKI死去につきましては親族として関係者へお伝えする術がなくこの様な形を取らせていただきました。たくさんのお声をありがとうございました。なお故人、家族の特定行為はどうぞお控えください。
— F/S.S. (@FSS00844040) July 18, 2021
同日には、SHIKIさんとも交流があったコンポーザー、コスプレイヤー、DJなどとして活躍する voidさんが、家族に連絡を取り、SHIKIさんの死亡が事実である事を確認したとするツイートをされました。
SHIKI ( @shiki_maidguy ) につきまして pic.twitter.com/2r2uO0SPqE
— void (Mournfinale) / ぼれ (@void_inzalis) July 18, 2021
これによって、SHIKIさんが亡くなられた事が事実だと確認されました。音ゲーファン、ボーカロイドファンなどを中心にネット上で哀悼のコメントが多数上がっています。
SHIKI(BMS制作などで活躍した作曲家)の死因は?
SHIKIさんが死亡した事が確認されましたが、死因などは公表されておらず不明です。
SHIKIさんは推測されている年齢からみても、病気で死亡する事が多いような年代では無いと見られており、死因については様々な憶測が飛んでいる状況となっています。
SHIKIさんは死亡の直前まで、普段と変わらない様子でツイートをされていて、あまりにも突然の死でした。
そして、voidさんがTwitterで発表したファンや関係者に向けての告知文では、「ご遺族からの伝言概要」として以下の文章が掲載されていました。
これをご覧になることになる多くの方が、真剣に音楽に取り組んでおられそれ故に健康等顧みる暇なく取り組んでおられることを心配されておりました。皆様に置かれましては、十分にご自身の体調と相談の上大切にした上でのご活躍を願っておられました。
この内容から、SHIKIさんが音楽制作に真剣に取り組むあまり、身体に過度な負担がかかった事が死因に関係していると見られています。
ネット上ではSHIKIさんの死因について「心臓系の病気」や「脳関係の病気」では無いかとの推測が出ているようです。
まとめ
今回は、BMS制作やボーカロイドプロデューサーとして活躍した作曲者のSHIKIさんについてまとめました。
SHIKIさんは早くからネットを中心に活躍し「BMS界の巨匠」とも評された方で、大手メーカーの音ゲーや、カラオケなどにも楽曲を提供されていました。
SHIKIさんの本名は「伏木」である事がほぼ特定されていて、年齢は30代〜40代との説が有力です。家族については、父や母、兄と妹、祖母、姪っ子の存在が確認されています。結婚はされておらず独身だった可能性が高いです。
2021年7月6日に死亡した事がネット上で親族によって発表されました。死因については明かされていません。
SHIKIさんのご冥福をお祈りします。