2018年に異例の大ヒットを記録した低予算映画「カメラを止めるな!」で主人公の娘を演じた女優・真魚さんが話題です。
この記事では女優の真央さんの児童養護施設で育った生い立ちや経歴、両親や弟などの家族、彼氏や結婚の噂、現在の活躍などについてまとめました。
この記事の目次
真魚(女優)のプロフィール
真魚のプロフィール
本名 :非公開
生年月日:1991年8月5日
出身地 :愛知県豊橋市
身長 :162cm
血液型 :O型
真魚(まお)さんは、低予算のインディーズ映画でありながら、口コミによって話題になり、興行収入31.2億円を叩き出し話題になった2018年公開の「カメラを止めるな!」に、主人公の娘役で出演し話題になった女優です。
「カメラを止めるな!」は、無名の俳優らが主要キャストに名を連ねていましたが、彼らの演じた個性あふれるキャラクター達も大きな話題を呼んだ作品でした。その中でも、真魚さんの演じたキャラクター・日暮真央は後半の物語を大きく動かす重要な役柄で、それを演じた真魚さんも一躍注目の存在となりました。
この「カメラを止めるな!」をきっかけに真魚さんもブレイクし売れっ子となり、現在まで間を開ける事なく数々の作品に出演されています。
代表出演作としては、ドラマでは、「この恋はツミなのか!?」、「ドロ刑 -警視庁捜査三課- 」、「新しい王様 Season1」、「きのう何食べた?」、「これは経費で落ちません! 」、「全裸監督」、「ルパンの娘」、「G線上のあなたと私」、NHK朝ドラ「エール」、「未満警察 ミッドナイトランナー」、「最高のオバハン」など。
映画では、「検察側の罪人」、「いけいけ!バカオンナ」、「事故物件 恐い間取り」、「彼女」などに出演されています。
真魚(女優)の本名は非公開
出典:https://upload.wikimedia.org/
「真魚」というのはおそらく芸名だろうと言われていますが、真魚さんは本名は公開されていません。
一部のファンから、「真魚」というのは本名で、両親が空海の幼名の真魚から取ったのではという説や、映画ライターの真魚八重子さんの娘でそこから取った芸名ではという説なども出ているようですが、どちらも単なる噂です。
真魚(女優)の生い立ちや経歴① 児童養護施設で育った
真魚さんの生い立ちについても現在までにわかっている内容をまとめていきます。
真魚さんは子供時代児童養護施設で育った事を明かしています。
真魚さんは、豊橋市内の児童養護施設で育ち、市内の小・中学校、田原市の高校を卒業。
真魚さん本人のツイートによれば、3歳から18歳まで児童養護施設育ったという事です。
『テロルンとルンルン』の宮川監督がnoteに名前を書いてくれました。ありがとうございます。テーマの児童虐待には思うことが沢山ある。3歳から18歳まで児童養護施設で育った自分が現場に呼ばれた時、何が出来るかな。どんな役であれ観てくださった方になにか届けることが出来ますように。 https://t.co/X5SgkhdHeg
— 真魚 (@n_o_f_i_s_h) September 22, 2020
真魚さんが児童養護施設で育った理由などは明かされていないのですが、上のツイートで「児童虐待には思うことが沢山ある」と書かれている事から、両親や家族に虐待を受けていたのではないかとか、育児放棄を受けたのではないかといった憶測も呼んでいるようです。
本人が自ら児童養護施設で育った理由を語った事はないので、それらは全て信憑性の低い噂です。
なお、真魚さんは出身地愛知県豊橋市の公立の小学校、中学校を卒業されています。真魚さんの出身の小・中学校の特定はされていません。
真魚(女優)の生い立ちや経歴② 高校を卒業後に上京し古着屋の正社員に
真魚さんは、中学卒業後は愛知県田原市の高校へと進学し卒業されています。
この田原市の真魚さんの出身高校についても特定はされていません。ただ、真魚さんは東海テレビの情報番組「スイッチ!」に出演した時に「田原市の農業高校で、四角いメロンを作っていました」と話されていたので、「愛知県立渥美農業高等学校」が候補に上がっています。
4月19日(火)、真魚はドラマの宣伝のため、久しぶりに地元・愛知に帰郷し東海テレビの朝の情報番組『スイッチ!』のエンタメコーナーに出演。
「田原市の農業高校で、四角いメロンを作っていました」と、愛する三河をPRし、スタジオが大盛り上がりとなった。
真魚さんは高校を卒業後に上京し、下北沢の古着屋「New York Joe」で正社員として就職されています。
「カメラを止めるな!」で真魚さんが演じた日暮真央の母親の日暮晴美役を演じた女優のしゅはまはるみさんが、「カメラを止めるな!」のプロモーションをしに来た事をツイートされていました。
真魚が以前お世話になっていた古着屋New York Joe大繁盛店ですね
— しゅはま はるみ (@shuhamah) April 30, 2018
銭湯だった頃はしゅはまもお世話になりました
マネジャさん今度真魚連れて挨拶に来ます
ありがとうございますー!#下北沢 #シモキタ ビラ撒き広報隊#カメ止め https://t.co/2x1emsUMwd @kametome12 @sakina0530@newyorkjoe pic.twitter.com/Y2467ooiBK
真魚(女優)の生い立ちや経歴③ 23歳で役者を志す
真魚さんは、古着屋で働いていた23歳の時に、岩井俊二監督の映画「スワロウテイル」をDVDで観て、友人が感激してびっくりするくらい泣いているのを見て衝撃を受け、役者になろうと決意されたそうです。
真魚さんはそれからすぐに古着屋を辞め、役者の芸能事務所に所属されたそうです。
その時は、古着屋で正社員として働いていたんですけど『私、女優になります』と宣言し、辞めさせてもらうよう言いました。その時が23歳だったので女優を目指すには遅すぎるとはよく言われたんですけど、『でもやっぱ出たいし、こっちの世界に早く入りたい』と思いました。
ただ、真魚さんはそれまで演技の経験もなかったため、オーディションでは書類審査の段階で落とされるなど、かなり苦労をされたようです。当時の所属事務所からは「一番仕事が取れていない」と言われてしまったそうです。当時は、スタンドインやエキストラの仕事しかなかったという事でした。
真魚(女優)の生い立ちや経歴④ 「カメラを止めるな!」でブレイク
出典:https://movies-pctr.c.yimg.jp/
約4年間の下積み時代を送った真魚さんは、自分からグイグイ仕事を取りに行こうとの気持ちから心機一転し、それまで所属していた事務所を退所してフリーになっています。
そんな2017年頃、監督と俳優の養成スクール「ENBUゼミナール」のシネマプロジェクトを知ります。このプロジェクトでは、書類選考だけでは落とさずに全員のオーディションを行うというもので、真魚さんは「顔さえ出せば何か役をもらえるかも」との想いからそのオーディションに挑戦。
結果、当時まだ無名の監督であった上田慎一郎さんの目に留まり、「カメラを止めるな!」でも特に重要な役柄である主人公の娘の日暮真央役に抜擢されました。
真魚さんはこの「カメラを止めるな!」への出演が、初の長編映画への主要キャストとしての出演であるのはもちろん、名前のある役を演じる事すらも初めてだったそうです。
そして、この「カメラを止めるな!」が空前の大ヒットを記録した事により、真魚さんは一躍注目の女優となり、多くのメジャー作品に出演する売れっ子女優となりました。現在も変わらず活躍を続けられています。
真魚(女優)の家族① 両親について
真魚さんが児童養護施設で育った生い立ちを持つ事は既に触れましたが、なぜ児童養護施設で育つ事になったのかや、家族や両親に関する情報はほとんど明かされていません。
真魚さんは、AbemaTVで2018年8月13日に放送された「スピードワゴンの月曜The NIGHT」に、「カメラを止めるな!」の主人公役の濱津隆之さんと2人でゲスト出演されましたが、その際に同作の撮影秘話が明かされました。
その中で、真魚さんは、撮影前の脚本を作る段階で監督に提出したアンケートで、「これまでの諦めてきたこと」という質問に対して「両親との関係がよくなくて(仲良くする事を諦めた)」と書いたことを告白していました。
トークでは、製作現場での秘話も明かされた。シナリオ作成にあたり、あてがき用に「これまで諦めてきたこと」を一人ひとり提出。濱津は「これまで全部諦めてきているんで」困り果てたという。真魚は「両親との関係がよくなくて」と記した。
この事から、真魚さんは両親は健在であるものの、何らかの理由で関係が良くない事が推測できそうです。真魚さんが幼い頃から18歳まで児童養護施設で育ったのには両親と関係がよくない事も関連しているのかも知れません。
真魚(女優)の家族② 弟がいる
両親との関係はよくないという事を明かしている真央さんですが、家族情報としては両親の他に弟が1人いる事が明かされていて、その弟とはショートメールをやり取りするなど関係は良好な様子です。
Twitterの更新無いけど大丈夫か?って弟からショートメールがきてしまった〜 今年もたのしくやる 姉より pic.twitter.com/eFQTmNevVL
— 真魚 (@n_o_f_i_s_h) January 13, 2020
この他にも、真魚さんはTwitterでよく弟さんの事について触れられています。
『梅切らぬバカ』地元愛知でもかかるみたいで嬉しい!弟に連絡しました。 https://t.co/y4UPm8LEob
— 真魚 (@n_o_f_i_s_h) September 14, 2021
真魚さんの弟さんの年齢や名前、何をされている方なのかといった詳細な情報は不明です。
真魚(女優)の彼氏や結婚は?
真魚さんの彼氏や結婚にも興味が集まっていますが、彼氏や結婚に関する情報は噂なども含めて全く出ていないようです。
本人のTwitterにも彼氏や結婚に関連するようなツイートは1度もされた事が無いようです。
真魚(女優)の現在① 2021年の連続ドラマ「最高のオバハン」に出演
真魚さんは「カメラを止めるな!」で注目を集めて以降、女優として人気を一気に上げ、現在もテレビドラマや映画などに多数出演されています。
最新の出演作としては、2021年4月から5月にかけてフジテレビ系列で放送された東海テレビ制作のドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」に主要キャラの1人として出演されています。
真魚さんがこの作品で演じたのは、準主役の松本まりかさん演じる菊池いづみの同僚の編集者で、東大卒の才女ながら、結婚したいのに彼氏ができずに悩んでいるというキャラクターで、主役2人(大地真央さんと松本まりかさん)の魅力をより引き出すような味のある役柄でした。
真魚(女優)の現在② ワタナベエンターテイメントを退所しフリーに
「カメラを止めるな!」で注目を集めた後、真魚さんは多数の芸能事務所からオファーやスカウトを受け、最終的に大手芸能事務所のワタナベエンターテイメントに所属されていましたが、2021年9月末でワタナベエンターテイメントからの退所を発表し、現在はフリーで活躍されています。
2021年9月30日。ワタナベエンターテインメントを退社しました。所属中お世話になった皆さま本当にありがとうございました。今後も初心と感謝の気持ちを忘れず前へ動いていきます。これからもよろしくお願いします!真魚
— 真魚 (@n_o_f_i_s_h) September 30, 2021
事務所退所の理由などは特に発表されていません。
真魚(女優)の現在③ 今後も複数の映画に出演
出典:https://movies-pctr.c.yimg.jp/
真魚さんの現在の時点での出演予定としては、2021年11月に上映予定の映画「梅切らぬバカ」、2022年に公開予定の映画「ハザードランプ」への出演が発表されています。
この2つの映画での真魚さんの役名やどのような役柄かなどの情報は現在のところ発表されていません。
まとめ
今回は、2018年に低予算のインディーズ作品ながら異例の大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」への出演をきっかけにブレイクを果たした女優の真魚さんについてまとめてみました。
真魚さんは本名は公開されておらず不明ですが、「真魚」というのは本名ではないかという見方もあるようです。
生い立ちについては、3歳まで18歳まで児童養護施設で育ったという事が公開されていますが、詳しい事情は不明です。また、両親などの家族の情報もほとんど公開されていませんが、本人の発言などから、両親との関係は良くない事や、仲の良い弟がいる事などがわかっています。
これまでの経歴としては、高校卒業後に上京して、古着屋で正社員として働いたのち、「スワロウテイル」に衝撃を受けて23歳で役者を志し、約4年の下積み時代を経て、2018年の「カメラを止めるな!」が大ヒットしたのをきっかけにブレイクを果たしました。
その後はドラマ「G線上のあなたと私」や「最高のオバハン」などに主要キャストとして出演するなど、現在も女優として活躍を続けています。
一躍注目の女優となった真魚さんですが、彼氏や結婚などの情報は現在のところ出ていないようです。
現在については、2021年9月末で所属していたワタナベエンターテイメントを退所しフリーになった事が発表されています。今後については、2021年11月公開の映画「梅切らぬバカ」、2022年公開の「ハザードランプ」への出演が発表されています。