小久保裕紀さんは元プロ野球選手で、2017年まで日本代表監督を務めました。現役時代はスター選手であったことに間違いありませんが、監督としての手腕は疑問を呈されたことが多く、それと合わせて過去の不祥事(脱税・不倫離婚)について言われることがあります。
この記事では、小久保裕紀さんの脱税事件と元嫁との離婚につながった不倫騒動、そして再婚の噂や現在についてまとめています。
小久保裕紀のプロフィール
名前:小久保裕紀(こくぼひろき)
出身地:和歌山県和歌山市
生年月日:1971年10月8日
身長:182cm
出身高校:和歌山県立星林高等学校
最終学歴:青山学院大学
所属チーム
福岡ダイエーホークス (1994〜2003)
読売ジャイアンツ (2004〜2006)
福岡ソフトバンクホークス (2007〜2012)
小久保裕紀さんは、現在野球日本代表の監督を務めています。現役時代は、福岡ソフトバンクホークスと読売ジャイアンツに所属していました。
1994年に福岡ソフトバンクホークス(当時ダイエー)に入団しプロ入り、2年目以降からレギュラーとして定着しやがて4番を任されるようになり、2000年にはチームの選手会長に就任するなどして主力として活躍。
巨人へ移籍。
2003年時は、オープン戦にて試合中に膝に大怪我を負い、その後はほとんどリハビリに当てられました。多くのファンが来季の復帰を待ち望む中、2003年末に読売ジャイアンツに無償トレードにて電撃移籍。その理由には、チーム側との不調和(主に球団社長との不和や2003年のリハビリ費用及びそのためのアメリカ渡航費2000万円のサポートが全くなかった等)が言われています。
2004年以降の巨人におけるシーズンでは、本塁打を量産しシーズン41本塁打を達成、打率も自己最高にもなる.314を記録しました。2006年には主将を任され活躍していましたが、シーズン中の6月には右手親指箇所の古傷を再び負傷骨折し、長期離脱・チームも不振に終わりました。
ミスターホークス。
やがて2006月に小久保裕紀さんは、FA権を行使し福岡ソフトバンクホークスに復帰。その理由としては巨人との条件面が折り合わず、また何よりもホークス側との交渉の際に王貞晴監督(当時胃の摘出手術後のやせ細かった状態だった)が駆けつけたことが挙げられています。
2009年以降は秋山幸二監督下でキャプテンに任命され、2011年には日本シリーズ優勝・MVP獲得。2012年8月に現役引退表明、同年10月19日のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦の対日ハム戦において最後の打席となりました。
通算成績は、413本塁打、2041安打、打率.273をマーク。
現役引退後、2013年から2017年まで野球日本代表監督に任命されていました。
小久保裕紀の脱税事件とは~1997年に逮捕された経緯
1997年に起きた”プロ野球脱税事件”
小久保裕紀さんの脱税とは、1997年に起きた”プロ野球脱税事件”における一連の騒動を指します。
事件の概要について。
名古屋市の経営コンサルタントと会社役員の二人が、新人のプロ野球選手に所得税の一部を免れるよう持ちかけ、税申告を引き受けた。そして、経営コンサルタント名義の偽の領収書で架空経費を計上したり、経営コンサルタントに架空の顧問料を支払ったことにして数百万円から数千万円の所得を隠した。多くの選手が、かつて所属した学校や社会人チームの監督などに、プロ入り時に受け取る契約金の中から多額の謝礼を支払う慣習の存在が明らかとなり、世間を騒然とさせた。
このプロ野球脱税事件では、小久保裕紀さんだけではなく宮本慎也さんや鳥越裕介さん、ヒデカズ(渡辺秀一)さんら、1000万以上の脱税をした5球団・10選手が在宅起訴されました。(1000万円以下のものは起訴されず。)
また小久保裕紀さんについては、脱税だけではなくチームメイトであった渡辺秀一さんへの、脱税を持ちかけた経営コンサルタントらを紹介した斡旋料として100万円を受け取ったとされています。
小久保裕紀の脱税額が多く悪質だと批判殺到
小久保裕紀さんは10名の起訴されたプロ野球選手の中では最も脱税額が多く、結果的にみても一番重い罰が下されています。
・脱税額・・・2833万円
・刑罰・・・懲役1年(執行猶予2年)/罰金700万円
・コミッショナー処分・・・出場停止8週間/罰金400万円
(その他・脱税関与者・処分についてはこちらから→プロ野球脱税事件 Wikipedia)
野球界からのコミッショナー処分には、有罪処分が出たのに、あまりに処分が軽いのではないかという声もありました。
何故脱税?
一連の脱税騒動の中で、小久保裕紀さんが脱税に手を染めた理由には、リトルリーグ時代の恩師の存在があったと言われています。
一連の脱税事件を主導していたのは「脱税コンサルタント」の坂本という人物。この坂本に小久保が出会ったきっかけとなったのがリトルリーグ時代の恩師であった。
実は小久保は「恩師に死ねと言われれば喜んで死ねる」と語るほど、この恩師のことを盲信していた。巨人への逆氏名を小久保自身は決めていたのに、この恩師から「ダイエーに行け」と言われたのでダイエーに入団したほど。
小久保は盲信する恩師に紹介されたコンサルタントであったがゆえに信じ込み、「少しヤバイなと思った」(小久保談)にもかかわらず、脱税に手を染めてしまったのだ。
このプロ野球脱税事件については、背景として「かつて所属した学校や社会人チームの監督などに、プロ入り時に受け取る契約金の中から多額の謝礼を支払う慣習」といったものが存在したこと。また新人プロ野球選手が、悪どい経営コンサルタントらの口車に乗せられてしまった面と、それ以上にずる賢い人間たちがいる世の中でやや選手らに同情的な声もあります。
しかしながら一連の違法行為を正当化できるものではなく、裁判長が判決時にいったとされる通りに、多くの野球ファンの失望を招いた行為であったことに違いありません。
実刑判決を小久保に告げる際、裁判長は「フェアプレーとスポーツマンシップにのっとり国民の模範となるよう期待されているのにその期待を裏切り、 多くのプロ野球愛好者、とりわけ少年少女の夢や希望を汚した」と痛烈に批判した。
また小久保選手に限っては3000万近い脱税額に100万円もの紹介料も手にし、一連の脱税事件においては主犯格とも扱われています。これ以上の庇いようもありませんね。
小久保裕紀の元嫁との離婚や子供について
小久保裕紀と元嫁の結婚や子供~離婚について
無類の女好き?
小久保裕紀さんは、1995年に4歳年上の女性と結婚し1男1女の二人の子供に恵まれましたが、2008年に離婚しています。
元嫁については一般女性ということで情報がありませんが、離婚原因については小久保裕紀さんの度重なる女性問題とされています。
小久保裕紀の女性問題や浮気相手について
小久保裕紀さんの女性問題についてですが、中でも福岡の女子アナウンサーとの浮気は同棲状態にあったとも言われています。
当時の週刊文春により報道された内容で、要点をまとめると以下のような女子アナとの不倫騒動がありました。
・「地方局の滝川彩(仮名)という女子アナと交際していると聞いています」
・元妻の親族は「小久保さんは自宅を出て、新たに部屋を借りたのですが、そのアナウンサーと 『同棲状態にあるようだ』と、離婚調停中に元妻から直接聞かされました」
・さらに親族は「弁護士を通じて調査をお願いしたところ、実は小久保さんはホテルで
滝川アナとは別の女性と宿泊したこともあった。さらに別の女性から、小久保さんとの交際を 匂わす匿名の手紙が届くなど、女性の影が尽きなかった」
引用:【野球】ソフトバンク小久保裕紀が離婚 原因は27歳女子アナとの不倫略奪愛 更に他の女性の影も(週刊文春)[02/05]
小久保裕紀さんの不倫相手である女子アナは、ネットで立花麻理アナウンサーであると言われています。
TVQ九州放送のアナウンサー・立花麻理さん。
立花麻理アナ。
2012年に音楽家と結婚し、2014年8月には第一子が産まれているそうです。現在は復帰し、アナウンサーとして活躍。
小久保裕紀さんの選手経歴からは、キャプテンも任されるなど人望の厚さが見て取れますが、女性問題に関してはだらしない一面を持っています。女子アナとの不倫問題を筆頭にさまざまな女性問題があり、美人局にもあったといいます。
ダイエー時代の高知キャンプ中には美人局(つつもたせ)に遭った。自宅に持ち帰ることのない遠征用バッグには、遊び用のケータイを忍ばせていたという。福岡の地元テレビ局の女子アナウンサーと不倫の関係に陥り、2008年に離婚が成立。2人の子どもは妻のところへいった。かつて試合がない日のチーム練習にはいつも、小学生だった長男を連れて来ていた。長男は自慢の父と離れ離れになり、ひどく落ち込んだ時期があったという。
2012年の小久保裕紀さん引退に際しても、元嫁はもちろんですが、子供達がサプライズ登場することもありませんでした。自身の女性問題で離婚したとはいえ、寂しいものですね。
小久保裕紀の現在~再婚の噂もなく日本代表監督を解任に
女性にだらしないという小久保裕紀さんですが、その後再婚の話はありません。不倫同棲までしていたと言われる女子アナは、すでに違う方と結婚しているようですので、不倫略奪婚といった流れにもならなかったようです。
小久保裕紀さんは2017年まで日本代表の監督を務めましたが、2016年頃からその采配が「無能」と言われるようになり、解任が近いとも言われていました。
小久保裕紀さん控えめにいって無能なのでは
— 砂銀 (@Cattleya868) 2016年11月12日
小久保裕紀さんの失敗で打線wwwwwwww
— ジェームス内野手 (@Murton_My_Hero) 2016年11月13日
1. 不振の山田起用
2. 回跨ぎ則本
3. 思い出代打おかわり
4. 4番中田
5. セ・リーグを見てない
6. セカンドが出来るからサードも出来るというパワプロ思考
7. 初回からバント
8. 監督を引き受けた事
9. 脱税
小久保裕紀さんの選手時代に思い入れがある人からは嘆きの声もありました。
18 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/11/12(土) 22:59:45.04>>13
選手側のリーダーとしては有能やったんよな
それが指導者の能力に繋がらない珍しいタイプなだけで
31 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/11/12(土) 23:02:44.13>>18
チームリーダーだった人は
監督としてはあんまり、、、、という人が多いというのはどっかで見たが
24 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/11/12(土) 23:01:09.47>>18
戦術は有能なヘッドコーチ置いて、小久保は余計なことせんで背中で引っ張っていけばええねん
14 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/11/12(土) 22:58:00.64 ID:Oq8nf7ik0.netやっぱ思い入れある選手に指導者になってほしくないわ
小久保裕紀さんは2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシックにて、準決勝でアメリカで敗れた後に、日本代表監督を解任となりました。
小久保裕紀さんの現在の活動ですが、BS1での野球解説、講演などを行っているようです。
また、野球の指導者をやることもあるかと思いますが、小久保裕紀さんの今後に注目です。