ノルディック複合競技者の渡部暁斗選手は結婚しており、嫁の渡部由梨恵さんもスキー競技者です。
双子の兄弟がいるという噂もある渡部暁斗選手の家族や結婚相手・子供の情報、またこれまでの経歴やプロフィールを総まとめしました。
この記事の目次
渡部暁斗のプロフィール
名前：渡部 暁斗（わたべ あきと）
生年月日：1988年5月26日
出身：長野県白馬村
身長：173cm
体重：60kg
種目：ノルディック複合
渡部暁斗選手はノルディック複合競技者でソチオリンピック、平昌オリンピック、北京オリンピックと3大会連続でメダルを獲得しています。
また、渡部暁斗選手は長野県白馬高等学校在籍中の2006年にトリノオリンピックに出場しています。早稲田大学スポーツ科学部進学後は2009年世界選手権の団体戦で、日本の14年ぶり金メダル獲得に貢献しました。
2010年1月にはノルディック複合・ワールドカップオーストリア・ゼーフェルト大会で3位となり、初めてW杯個人戦の表彰台に登り、2月にはバンクーバーオリンピックに出場し、個人では日本勢最高の9位となっています。
大学卒業後は北野建設に所属し、2011年シーズンは序盤から好調で、ワールドカップ開幕戦の フィンランド・クーサモ大会でW杯自己最高順位となる2位になります。12月のゼーフェルト大会でも同順位に入ると、2月5日 イタリア・ヴァル・ディ・フィエンメ大会で念願の初優勝を果たし、日本人のW杯優勝は2004年3月の高橋大斗選手以来4人目となります。
その後、このシーズンでは4勝を挙げて、日本人としては1995/96シーズンの荻原健司選手以来のW杯総合2位という快挙を果たしています。
2012～13シーズンは世界選手権で出場4種目中3種目で4位と表彰台をあと一歩で逃し続けてしまうものの、世界選手権後はW杯で2大会連続で2位に入り、2013～14シーズンは夏から好調な滑り出しを見せ、サマーグランプリでは初の総合優勝を果たしました。
年末にはオリンピック前最後のW杯となったオーベルストドルフ大会でも3位に入り、個人総合2位と好調を維持してオリンピック本番を迎えました。
渡部暁斗の輝かしい戦歴～オリンピックでは3大会連続メダル獲得
ソチオリンピックで銀メダルを獲得した渡部暁斗
ソチオリンピックでは初戦の個人ノーマルヒルで、前半ジャンプでトップだったエリック・フレンツェル選手から6秒差の2位につけると、後半クロスカントリーではフレンツェル選手と共にトップ集団を形成します。
終盤まで互いにトップに出ながら激しく競り合い、スタジアムに入ったところで仕掛けたエリック・フレンツェル選手のスパートに離されたものの、4.2秒差で2位に入り銀メダルを獲得しました。
オリンピックでのノルディック複合の個人でのメダルは、1994年・リレハンメルオリンピックで銀メダルを獲得した河野孝典選手以来20年ぶり2人目となります。
しかし次の個人ラージヒルで終盤クロスカントリーでの転倒が響いてしまい6位入賞、団体戦では5位入賞となっています。
世界選手権・ラージヒル個人で銀メダルを獲得した渡部暁斗
そして平昌オリンピックシーズンまでの2014～15シーズンは個人第1戦のルカ大会で4位となるスタートをきり、1月4日のショーナッハ大会で2位となり、シーズン初の表彰台も獲得しました。
2月にファルンで開催された世界選手権では個人・団体とも表彰台獲得はならなかったものの、世界選手権後のW杯では2勝をあげ、W杯個人総合では3シーズンぶりの2位となります。
2015～16シーズンは初戦のリレハンメル大会で2位でスタートすると、自身最多のシーズン8度の準優勝、4度の3位など安定した成績を残し、2年連続の総合2位となりました。
2016～17シーズンは世界選手権直前の札幌大会第2戦で2シーズンぶりに優勝すると、世界選手権直後のオスロ大会でも優勝し、最終的に総合3位となり6シーズン連続で総合順位3位以内に入りました。
世界選手権ではラージヒル個人で銀メダルを獲得します。
2017～18シーズンはフィンランド・ルカでのW杯開幕戦で3位となると、翌日の第2戦でシーズン初勝利をあげW杯通算10勝に到達し、1月26日からオーストリア・ゼーフェルトにおいて3日間連続で行われた3試合で自身初の3連勝を達成し、自己最多の1シーズン4勝に到達します。
また、トリプルでも優勝を飾り、さらに2月3日の白馬大会でも優勝し、4連勝を達成しました。
平昌オリンピックで2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗
平昌オリンピックでは2大会連続で銀メダルを獲得しました。
平昌冬季オリンピックのノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルで、渡部暁斗さんが、銀メダルを獲得した。2014年のソチオリンピックに続き2大会連続、2度目。
やはりこの朗報には沢山の人が祝福のコメントをつぶやいています。
渡部暁斗選手、ノルディック複合、銀メダル、おめでとうございます‼︎♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ pic.twitter.com/agk6CqJpUH
— 鉄拳 (@Tekken_omachi) 2018年2月14日
羽生さんたちワンツーフィニッシュでメ ダル取ったんか
— 真上青牙＊創作 (@magamiBF) 2018年2月17日
ｽｹﾞ━━━ヽ(ﾟДﾟ)ﾉ━━━!!!!
渡部暁斗さんも銀おめでとやで！
平昌オリンピック
— dragon19641121 (@dragon19641121) 2018年2月14日
ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルで
渡部暁斗(29)=銀メダル。
おめでと〜う！ pic.twitter.com/ViVqw9IJfR
渡部暁斗選手、銀メダルおめでとーーー✨✨先頭の選手の背中を見ながらゴールするのは悔しかっただろなぁ…_(:3」z)_
— めぐまつ@石投げど素人ハンター (@04megmatsu02) 2018年2月14日
金メダルに届かなかったことは悔しいことですが、それでも銀だけでも誇らしいことですね。
ワールドカップで日本勢通算勝利数最多の19勝
平昌オリンピック後の2018～19シーズンは、ワールドカップ開幕戦の団体戦で5年ぶりの表彰台入りとなる準優勝を果たしました。個人では2位3回、3位2回で総合2位となっています。
2019～20シーズンは不調が続いていたものの、後半で調子を取り戻しラハティ大会でシーズン初優勝を達成しました。
2020～21シーズンは、ラハティ大会で山本涼太選手とペアを組んだ団体スプリントで3位となり、この種目でのワールドカップ日本勢初表彰台となりました。個人戦でもシーズン初優勝を飾り、2006年にワールドカップデビューしてから212戦目にして、通算勝利数が荻原健司さんに並ぶ日本勢最多の19勝となりました。
北京オリンピックでは個人と団体で銅メダル
出典：https://www.sponichi.co.jp/
2022年の北京オリンピックでは、開会式で日本選手団の旗手を務めた渡部暁斗選手。
個人ノーマルヒルでは前半のジャンプで98メートルの9位となり、後半のクロスカントリーはトップと1分16秒差でスタートしました。先頭集団を追いレースを進めていきましたが、結果は25分40秒1で7位。この種目で3大会連続でのメダル獲得とはなりませんでした。
個人ラージヒルでは、前半のジャンプで5位につけてトップと54秒差でクロスカントリーをスタートすると、先頭に追いつき集団をトップで引っ張ります。しかし、激しく追い上げてきたノルウェーの2人にかわされ、トップとわずか0秒6差の27分13秒9で3位となりました。惜しい結果ではありましたが、見事に銅メダルを獲得しています。
さらに、渡部善斗選手、永井秀昭選手、山本涼太選手とともに出場したノルディック複合団体でも、28年ぶりの表彰台となる銅メダルを獲得しました。
渡部暁斗、弟の善斗（ともに北野建設）、永井秀昭（岐阜日野自動車）、山本涼太（長野日野自動車）で臨み、前半のジャンプは４位で折り返し。後半の距離で日本は順位を上げ、４走の山本が３位で逃げ切った。同競技の団体では１９９４年リレハンメル五輪の金メダル以来となる表彰台。競技後のセレモニーでは４人で手をつないでジャンプし、喜びを分かち合った。
エースの渡部暁は個人ラージヒルの銅に続く今大会２個目のメダル獲得。「いい働きはできなかったけど、チームの皆に助けてもらった。団体戦のメダルはチームの皆で喜べて、個人で取るよりも何倍もうれしさがある。この瞬間を皆で共有できてうれしい」と喜びをかみしめた。
渡部暁斗と結婚した嫁・渡部由梨恵も平昌オリンピックのスキー選手
オリンピック選手としても活躍されていてとても人気の渡部暁斗選手。
調べてみたところ、渡部暁斗選手はすでに結婚されているそうで、なんと嫁も競技をやられているのです。
渡部暁斗の嫁・渡部由梨恵
名前：渡部 由梨恵（わたべ ゆりえ）
生年月日：1989年01月12日
身長：158cm
体重：53kg
嫁の渡部由梨恵さんはフリースタイルスキー、ハーフパイプ競技者です。お二人は同じ早稲田大学の同級生で、大学3年生の頃から交際をされていて、銀メダルをとった後にプロポーズされ、2014年に結婚しました。
平昌オリンピックにも渡部由梨恵さんは出場しており、夫婦揃ってのオリンピック出場となっています。しかし、結果に関しては本人も肩を落としていた様です。
平昌五輪第１１日（１９日、フェニックス・スノーパーク）フリースタイルスキー女子ハーフパイプ（ＨＰ）予選で、ともに初出場の鈴木沙織（城北信用金庫）は７１・８０点で１４位、渡部由梨恵（白馬クラブ）は５６・６０点で２２位にとどまり、ともに敗退した。
渡部由梨恵さんは思う様な結果を出せませんでしたが、それでも夫婦揃ってのオリンピック出場というのは凄いことです。それだけでも誇れることですね。
渡部暁人の子供は1人…息子の名前は悠然くん
渡部暁人の息子・悠然くん
出典：https://hina-interest.com/
渡部暁斗選手と由梨恵さんの間には、2020年11月9日に長男の悠然（ゆうぜん）くんが誕生しています。
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2022年の北京オリンピック後のインタビューで、渡部暁斗選手は、悠然くんが誕生したことで「生きる意味みたいなものが芽生えた」と語っていました。
息子の存在がオリンピックでのメダル獲得につながったのかもしれませんね。
「僕の人生の中ではすごく大きな変化。それまでは自分の存在に対してそんなに興味がありませんでした。でも息子が生まれたことによって、彼の成長を最低限見届けなきゃいけない責任感や見届けたいという気持ち、生きる意味みたいなものが自分の中に芽生えてきています」
悠然くんとともに、北京オリンピックでの渡部暁斗選手の活躍を応援していた由梨恵さんも、夫が2つのメダルを獲得したことに安心する様子を見せていたようです。
喜んでましたね。喜んだというか、安心していましたね。僕が苦しんでいるという姿も、自分でも言ってましたし、そういうのを伝えてきていたので、そういう苦しんだ中で、苦しむ自分を見てきた中で、「いいレースだったね」と言ってくれています
渡部暁斗の家族には双子の弟がいる？
嫁と夫婦揃ってプレイヤーというのも凄いことですが、実は渡部暁斗選手には双子の弟がいると噂になっています。
しかしこの噂実は間違いで、実際に弟はいるものの双子ではないそうです。
そしてなんと弟の善斗さんもプレイヤーで、2013年3月のノルウェー・オスロ大会では弟さんも3位に入り、1995年の荻原兄弟以来となる日本人の兄弟選手によるW杯表彰台獲得を果たしています。2016～17シーズンの世界選手権では暁斗さんと善斗さんでペアで出場した団体スプリントで銅メダルを獲得しています。
弟・渡部善斗もオリンピック出場
名前：渡部 善斗（ワタベ ヨシト）
生年月日：1991年10月4日
出身：長野県白馬村
もちろん弟の渡部善斗さんもオリンピックに出場しています。
2014年のソチオリンピックでは、個人ノーマルヒルで15位、個人ラージヒルで35位、団体では5位という成績を残しています。
2018年の平昌オリンピックでは、個人ノーマルヒルで12位、個人ラージヒルで20位、団体で4位といずれも前大会よりも順位をあげています。
3大会連続で出場となった2022年の北京オリンピックでは、個人ノーマルヒルで13位、個人ラージヒルで25位となっています。また、兄の暁斗さんと出場した団体で銅メダル獲得に貢献し、冬季オリンピックで初の「兄弟メダル」獲得を果たしました。
まとめ
・渡部暁斗の結婚した嫁もフリースタイルスキー、ハーフパイプ競技者で平昌オリンピックに出場した。
・渡部暁斗には3つ下の弟がおり、兄弟揃ってオリンピックに出場した。また双子の弟がいるという噂はデマである。
渡部暁斗選手のプロフィールを解剖していきましたが、まさか夫婦でのオリンピック出場、更に兄弟でのオリンピック出場と華麗なる一族ですね！
渡部暁斗選手だけではなく、弟さんの活躍にもこれからは目を向けていきましょう。
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