芸能界やテレビ業界では「性被害問題」が大きな問題になっていますが、元女子アナのYouTuberが過去に芸人やフジテレビ社員からの性被害を告発して話題になってます。
性被害を告発した青木歌音さんのプロフィールや経歴、性分化疾患と性別適合手術、昔の男時代のエピソードや衝撃画像、彼氏や結婚の有無、アナウンサー時代の性被害の告発などをまとめました。
この記事の目次
青木歌音は元男の子YouTuber&女子アナ
青木歌音
生年月日:1992年8月13日
出身:東京都
身長:169.7cm
所属:石井光三オフィス
活動:タレント、YouTuber
青木歌音さんは元女子アナで現在は「元男の子YouTuber」として活躍している女性です。
2025年に芸人のTKOの木下隆行さんから性被害を受けたことを告発し、注目を集めています。
青木歌音の経歴
1992年に日本人の父親とスペイン系フィリピン人の母親の間に生まれた青木歌音さんは、高校卒業後に大学に進学しますが中退し、21歳の時に音楽の専門学校に入ります。
2014年2月からYouTube動画の投稿を始め、所属事務所の人に声をかけてもらい、芸能活動を始めました。
2015年4月から2016年3月までBSスカパー!『チャンネル生回転TV Allザップ!』に出演し、『非公認女子アナウンス部の女子アナ研修生』という企画に出演し、この時の経験から「元女子アナ」と名乗るようになっています。
その後、次のようなバラエティ番組に出演しました。
・人生が変わる1分間の深イイ話(2016年)
・月曜から夜ふかし(2017年)
・ハートネットTV(2018年)
・よるのブランチ(2022年)
・そこまで言って委員会NP(2022年)
現在は、主に「元男の子YouTuber」としてYouTubeをメインに活動していて、現在はチャンネル登録者数62万人で、人気チャンネルになっています。YouTubeでは野球関係や「元男の子」として性別適合手術を受けた経験等の動画が多くなっています。
青木歌音の性別は?性分化疾患で手術済み
青木歌音さんの性別は女性です。
出生時の性別は男性でしたが、22歳の時に性別適合手術を受けて、身体の性別も戸籍上の性別も女性になっています。
クラインフェルター症候群という性分化疾患だった
青木歌音さんは性分化疾患を持っています。
青木歌音さんの性分化疾患は、クラインフェルター症候群です。クラインフェルター症候群とは、男性の性染色体にX染色体が1つ以上多い染色体疾患です。
通常男性はXY、女性はXXの性染色体(遺伝情報の発現と伝達を担う生体物質)を持つ。しかし、青木の性染色体は生まれつきXXYだった。
青木歌音さんはY染色体を持っているので、身体は男性です。しかし、一般男性よりもX染色体が1つ多いので女性的な部分を多く持っていることになります。
青木歌音さんは普通の男性が持っている男性ホルモン量の半分もなかったとのことです。
男性として生まれるも体が徐々に女性的に
男性として生まれた青木歌音さんですが、性分化疾患のクラインフェルター症候群を持っていたため、思春期に入ると、身体の変化が周囲と違うことに気づき始めます。
・胸が膨らんでくる
・トレーニングをしてもあまり筋肉がつかない
なので学校に行くときは当時胸を潰すサラシを知らなかったので、お家にあるガムテープをぐるぐる巻きにして、胸に巻きつけて学校に行っていました。
引用:性分化疾患で元野球部が女性に…青木歌音、望まない変化への苦悩を告白「トランスジェンダーとは違います」 | エンタメ総合 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
高校3年生の夏ごろから女性ホルモンを飲むようになり、遠目から見ると、女性にしか見えないような身体つきになりました。
性自認に戸惑い&変化が出る
男性として生まれた青木歌音さんでしたが、性自認はあやふやな感じだったようです。幼稚園時代には「あなたは男の子だから」と言われてモヤモヤしたと話しています。
ただ、父親の影響で将来の夢は「プロ野球選手」でしたし、中学校の時にはチームメイトに言われて、彼女を作ったこともありました。
「自分は男性」でもなく「女性」というわけでもなかったのですが、大学生になると、お尻を触られたりしたことで、男性として生きていくことを苦痛に感じるようになります。
そんなことが頻繁に起きて、もう日常的に男として生きていくのが怖くなって、外も歩けなくなるくらい。大学を辞めちゃったんですよ。
引用:性分化疾患で元野球部が女性に…青木歌音、望まない変化への苦悩を告白「トランスジェンダーとは違います」 | エンタメ総合 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
そして、21歳になると、性自認は女性になっていきました。
良くも悪くも思考っていうか、自分の性自認が安定しちゃったんですよね、女性として。逆にその頃はもう女で生きた方が都合いいんじゃないかみたいな。
引用:性分化疾患で元野球部が女性に…青木歌音、望まない変化への苦悩を告白「トランスジェンダーとは違います」 | エンタメ総合 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
性自認が女性として安定していったタイミングで、青木歌音さんは髪を伸ばし、メイクをするようになりました。そして、初めて病院を受診します。
性別適合手術を受けて戸籍も変更
性自認が女性になっていったタイミングで病院を受診しましたが、そこで初めて性分化疾患(クラインフェルター症候群)と診断されました。そして、医師から「今後あなたは、男と女、どっちで生きていきたいですか?」という選択を迫られました。
その時にはもう「見た目が男性になる」という想像ができなかったので、女性として生きていくことに決め、女性ホルモンを服用し、キャバクラで働きながら手術のための費用を貯め、合計で120万円かけて、22歳の時に性別適合手術を受けました。
2段階踏む必要があって、睾丸摘出と本体の除去。費用は睾丸の方が20万円、本体の方が100万円ぐらいです。睾丸は30分ぐらいで終わるんですけど、本体は女の人と同じ作りにするために技術力が必要で8時間ぐらいかかる大手術。
引用:元男の子YouTuber・青木歌音の壮絶半生 父と絶縁で家出、キャバクラ勤務で手術費稼ぎ性転換 | ENCOUNT
そして、戸籍も女性に変更して、身体も心も戸籍も完全に女性になりました。ただ、性自認は完全に女性になったわけではないようで、性別適合手術を受けて約10年経ってからでも、女らしく振る舞う事に嫌悪感や心が苦しくなる時があるそうです。
青木歌音の昔の男時代はプロ野球選手を目指していた?当時の画像は?
青木歌音さんは男性として生まれましたし、性別適合手術を受けるまでは男として生活していました。
青木歌音さんは現在は本田翼さんに似た美女ですが、昔の男時代は将来の夢が「プロ野球選手」でバリバリの野球少年でしたし、自称「ジャガイモ」とか「ゴリラ」と言うほどのゴリゴリ系だったんです。
父親の希望で野球を始める
青木歌音さんは、父親の希望で小学校1年生の時から野球を始めました。父親は高知高校で甲子園準優勝した時の選手だったそうで、(当時)息子である青木歌音さんに野球をやらせて、プロ野球選手になってもらいたいという夢がありました。
その頃の青木歌音さんはどちらかと言うと、女の子っぽい遊びが好きだったこともあり、「野球をやりたくない」と父親に言ったら、父親は烈火のごとく怒り、勝手に「上目黒ファイアーズ」という地元の野球チームに入団させられることになりました。
本人は野球をすることにあまり乗り気ではなかったのですが、肩が強いなど野球の才能を発揮し始め、ピッチャーになりました。試合に出るようになると、他のチームの凄いピッチャーを見て、闘争心が芽生え、野球に本気で取り組むようになります。
中学生になると、最初はあまり球速が出なかったものの、父親に相談してトレーニングを重ねたことで、軟式野球で球速が128キロにまで出るようになります。中学生の軟式野球で球速128キロというのは、全国大会レベルなので、青木歌音さんは本格的に野球に取り組み、才能を開花させていたことがわかります。
野球の強豪校にも進学
青木歌音さんは東京都在住でしたが、父親の希望で、野球推薦で高知県の高知高校に進学します。父親の母校ですね。
東京の高校生が高知県にスポーツ留学するというのは、青木歌音さんがいかに野球に本格的に取り組んでいたのかがわかりますし、野球の強豪校からスポーツ推薦をもらえるなんて青木歌音さんの実力が本物だったことがわかります。
高知高校では青木歌音さんは寮に入りましたが、強豪校だったこともあり、高校での部活・寮生活は軍隊以上に厳しいものだったとYouTubeで話していました。
寮を脱走して東京に戻る
ただ、そんな軍隊のような生活を送っている中で、身体は女性的変化していき、いつからか女友達といる方が安らぎを覚えるようになっていきました。そして、男子寮にいることが苦痛になり寮を脱走します。
青木歌音さんが寮を脱走したことで野球部の先輩たちも連帯責任を取らされて罰を受けることになり、青木歌音さんは先輩たちにボコボコにされます。
ただ、これ幸いと青木歌音さんは「ボコられて病んだ」と親に報告して学校を退学し、東京に戻って共栄学園高校に転校しました。
ちなみに、高校2年生の時には球速142キロを投げられるまでに成長していて、共栄学園高校でも野球部に入りましたが、強豪校ではなかったので、そこまで厳しい練習ではなかったようです。
男時代の画像がすごい
現在の青木歌音さんは本田翼さんに似た華奢でかわいらしい女性ですが、昔の男時代は自称「ジャガイモ」「ゴリラ」のようなタイプでした。
https://twitter.com/memory_kanon/status/1659823105815236609
青木歌音さんの昔の男時代の写真を見てみましょう。
ゴリッゴリの男性ですよね。
このような中学・高校時代なら、自称「ジャガイモ」とか「ゴリラ」というのもうなづけます。ここまで変わると、整形なのでは?と思うかもしれませんが、本人は美容整形を否定していました。
ちなみに、青木歌音さんは歯科矯正の手術と性別適合手術はしていますが、それ以外の美容整形手術はしていないとのこと。本人の努力と女性ホルモンで、こんなにも人間は変わることができるんですね。
青木歌音の彼氏や結婚情報
彼氏と一緒にYouTubeをやっていたことも
青木歌音さんはこれだけのルックスを持っていますので、過去には彼氏がいたことがあります。
女性を自認してから性別適合手術を受ける前にも彼氏はいましたし、ワタルさんという彼氏が青木歌音さんのYouTubeに出演していたこともありました。
結婚前提で破談になったことも
2024年5月には結婚前提で交際していた彼氏と破局して病んでいることも報告しています。
この時の彼氏は実家がお寺の次男で、結婚も視野に入れて相手のご両親とも関係は良好だったけれど、長男が急死して、次男である彼氏がお寺を継ぐことになったため、破局したとのことです。
動画を見る限り、彼氏がお寺を継ぐから「元男の子である青木歌音さんとは結婚できない」というわけではなく、「お寺を継ぐから今の仕事を辞めてお寺の雑務などを引き受けてほしい」と言われて青木歌音さんがそれを拒否しての破局のようです。
2025年に彼氏がいることを報告
2024年に結婚前提だった彼氏との破局を報告した青木歌音さんですが、2025年2月には彼氏がいることを報告しました。
https://twitter.com/memory_kanon/status/1886079735660429818
青木歌音さんはモテるし彼氏があまり途切れることがないタイプなのかもしれません。
青木歌音はアナウンサー時代に芸人からの性被害を告発
2023年末から芸能界での性加害・性被害が大きな問題になっていますが、青木歌音さんも性被害を受けていました。
フジテレビ制作陣からの性被害を訴えた
2024年12月からフジテレビでの性上納システムなどが大きなニュースになりましたが、青木歌音さんもフジテレビの制作陣から性被害を受けていたとXに投稿しました。
https://twitter.com/memory_kanon/status/1879010155926605894
これが本当だったら、こんなことが日常的に行われていたんですね。芸能界おそるべしです…。
青木歌音さんは、当時は仕事をもらうために怯えながら顔色を伺っていたとのこと。明らかにパワーバランスの差があるので、「嫌だ」と思ってもなかなか断れないし、性被害を受けても訴えることができないのでしょう。
TKO木下からホテル強制連行
青木歌音さんは、もう1つの性被害を訴えました。それはTKO木下隆行さんからホテルに強制連行された性被害です。
https://twitter.com/memory_kanon/status/1883106616205255070
https://twitter.com/memory_kanon/status/1884958526621229256
青木歌音さんはTKO木下さんからDMが来て食事に誘われ、2人で会ったところ、食事後にホテルに強制連行されたと訴えました。
SNSには「TKO木下さん」とは書かれていないものの、ヒントを見ると明らかに木下隆行さんのことですし、木下さん本人も、当時のことを認めて謝罪動画を出しました。TKO木下さんは再びテレビやラジオの出演見合わせに追い込まれています。
国民的芸人からも性被害を受けていた!国民的芸人は誰?
2024年1月にも、青木歌音さんは「国民的芸人から性被害を受けた」と訴えていました。この国民的芸人は前述のTKO木下さんとは異なります。また、その時の動画を見る限り、関西弁の芸人のようです。
番組のキャスティング権も持っているような大物芸人のようで、DMで食事に誘われたとのことです。食事の後にホテルに誘われ、パニック状態になり、断ることができなかったとのこと。
さらに、断ることで今後の芸能界での立場に影響が出るのを恐れたことや、ホテルの室内で相手が威圧的に怒りを見せたこともあり、「業界での自分の立ち位置を守るために、最終的に受け入れてしまったという感じ」と述べる。
引用:性加害告発の元女子アナ、“国民的お笑い芸人”からの被害も告白していた 7年前から言及も話題ならず… Page 2 Sirabee
この関西弁の国民的芸人は一体誰なのかが気になりますが、「今もバンバンテレビに出ている」・「関西弁」・「国民的芸人」・「2017年の時点でキャスティング権を持つような大物」とのことで、ある程度は絞り込みできそうです。
青木歌音のまとめ
青木歌音さんのプロフィールや経歴、性別と性分化疾患による性別適合手術、昔の男時代の野球エピソードと画像、彼氏や結婚の有無、アナウンサー時代の芸人からの性被害の訴えなどをまとめました。
青木歌音さんは性被害を訴えた後、殺害予告も来ていたようなので、ちょっと心配です。ただ、2025年シーズンのプロ野球の始球式が決まっているようなので、今後の活躍が楽しみですね。