日本国内の悲惨な事故ランキング　20位　東海村JCO臨界事故

出典：http://www.news24.jp/

事故発生日：1999年9月30日

日付： 1999年9月30日
時間： 10時35分 (JST)
場所： 茨城県那珂郡東海村 JCO東海事業所
結果： 国際原子力事象評価尺度 (INES) レベル4
死者： 2名
負傷者： 1名、667名（被曝者）

引用：Wikipedia – 東海村JCO臨界事故

1999年9月30日に茨城県那珂郡東海村にある「住友金属鉱山」の子会社「株式会社ジェー・シー・オー」（以下「JCO」）の核燃料加工施設で発生した臨界事故であり、国内で初めて事故による被爆犠牲者を出してしまいました。

臨界事故発生直後、被爆の危険性からJCO社員の誰もが収束作業に向かいませんでしたが、日本政府から「作業しなくても行政命令を出すことになるため、作業することになる」と収束作業を強制しました。

この「東海村JCO臨界事故」が起きた原因は、JCOのずさんな管理体制でした。

日本国内の悲惨な事故ランキング　19位　ポケモンショック

出典：https://twitter.com/

事故発生日：1997年12月16日

1997年12月16日にテレビ東京および系列局 (TXN) で放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター』（ポケモン）の視聴者が光過敏性発作などを起こした放送事故・事件である。事件の影響でポケモンの放送が4カ月の間休止された。

なお、「ポケモンショック」の名称は俗称であり、他にも「ポリゴンショック」「ポケモンパニック」「ポケモン（ポリゴン）事件」「ポケモン（ポリゴン）騒動」「ポケモン（ポリゴン）フラッシュ」などとも呼ばれる。

引用：Wikipedia – ポケモンショック

「ポケモンショック」が起きたのは、1997年12月16日に放送されたテレビアニメ『ポケットモンスター（テレビ東京系）』の「第38話　でんのうせんしポリゴン」の後半頃に演出として表現されたフラッシングが原因でした。

パカパカと呼ばれるストロボやフラッシングが多用され、特にピカチュウの技「10まんボルト」がワクチンソフトのミサイルに当たった場面が効果がより強かったことから、事件発生後に「ポケモン チビっ子襲撃」という見出しが新聞紙面に踊りました。

子供達に発症した症状は光過敏性発作であり、主に発作や視覚系症状、不定愁訴、不快気分、頭痛や吐き気などが報告されました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　18位　福知山花火大会露店爆発事故

出典：https://www.youtube.com/

事故発生日：2013年8月15日

場所： 京都府福知山市由良川河川敷
日付： 2013年8月15日19時30分頃（UTC+9）
概要： 花火大会中、ベビーカステラ露店にて発電機へガソリン給油中に爆発。
原因： ガソリン携行缶の取扱不注意により気化したガソリンが飛散し、それが引火。
死亡者： 3名（8月19日時点）
負傷者： 59名（8月16日時点、当時は死者0）
損害： 屋台3棟全焼
容疑： 鳶職の男
引用：Wikipedia – 2013年福知山花火大会露店爆発事故

「福知山花火大会露店爆発事故」は、花火の打ち上げが始まる約1時間前に、爆発を起こした屋台の店主が携行缶でガソリンを発電機に流し込もうとしたところ、大量に気化していたガソリンに引火して大爆発を起こした事件です。

爆発が起きた原因は炎天下に長時間置かれていたことに加えて、発電機から発せられる熱風がガソリンの入った携行缶に浴びせられ続けたことで携行缶が高温になっていたことから気化が進んだと見られています。

日本国内の悲惨な事故ランキング　17位　セシウムさん騒動

出典：https://www.excite.co.jp/

事故発生日：2011年8月4日

場所： 愛知県名古屋市東区東桜1丁目14番27号 東海テレビ放送
日付： 2011年（平成23年）8月4日11:03:35 – 11:03:58 (日本標準時)
他の被害者： 原発事故の風評被害を受けた農家
犯人： テロップ作成担当の50代男性スタッフ(外注スタッフ)
動機： 興味本位の悪ふざけ
対処： 「ぴーかんテレビ」の放送打ち切り、テロップ作成スタッフの懲戒解雇、番組担当プロデューサー・ディレクターへの謹慎処分、東海テレビ役員の減俸・降格処分

引用：Wikipedia – セシウムさん騒動

2011年8月4日に放送された愛知県のローカル情報番組『ぴーかんテレビ』にて、同年に東日本大震災で被災した岩手県産米のプレゼント当選者が発表されましたが、画面に映し出されたテロップには「怪しいお米　セシウムさん」「汚染されたお米　セシウムさん」と映し出されていました。

20秒あまり放送され、直後から東海テレビ局には多くの苦情の電話が殺到し、番組では司会者が慌てて謝罪をしていました。

東海テレビの不適切テロップ問題に対する抗議の輪が広がる一方だ。同局に寄せられた抗議の電話とメールは既に計1万件を突破。農林中央金庫、ミキハウス、フジパンらが番組やCM提供を取りやめるなど、スポンサーが次々と降板している。

 

引用：exciteニュース – 「セシウムさん」はまだ甘い？　テレビ局で横行する「悪質ダミーテロップ遊び」の現実

この問題のテロップが流れた原因はリハーサルで使用されたダミーテロップであり、操作ミスにより放送されてしまいまったようです。

このテロップを作成したスタッフは解雇、番組は打ち切りとなりました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　16位　大津園児死傷事故

出典：https://www.sankei.com/

事故発生日：2018年5月8日

滋賀県大津市大萱6丁目交差点で直進車と右折車が衝突する事故が発生。現場近くを散歩していた保育園児2人が死亡。園児13人、引率の保育士3人が重軽傷を負った。

引用：Wikipedia – 2019年の日本

2019年5月に前を確認せずに右折した新立文子容疑者を避けようとした直進車が、交差点で信号待ちをしていた保育園の職員や児童らの列に突っ込む事故が発生しました。

無理やり右折した新立文子容疑者の車が原因での事故のため、園児らを車ではねた直進車を運転していた62歳の女性は釈放されています。

事故から5カ月後、重傷を負った当時3歳の女児の両親がインタビューに応じ、娘がおもちゃの車や電車にも恐怖感を示すようになり、深刻なトラウマを抱えてしまったことを明かしました。

新立文子容疑者は同年9月30日に、保釈中に出会い系サイトで知り合った男性にストーカー行為をしたとして、滋賀県警がストーカー規制法違反で逮捕しています。

日本国内の悲惨な事故ランキング　15位　東池袋自動車暴走死傷事故

出典：https://ja.wikipedia.org/

事故発生日：2019年4月19日

場所： 東京都豊島区東池袋の交差点
標的： 自動車、歩行者など
日付： 2019年4月19日12時25分ごろ (UTC+9)
原因： ブレーキとアクセルの踏み間違い
死亡者： 2人
負傷者： 9人（加害者を除く）
刑事訴訟： 未定

引用：Wikipedia – 東池袋自動車暴走死傷事故

2019年4月19日12時25分頃、東京都豊島区東池袋の東京メトロ東池袋駅付近の交差点において、当時87歳の通商産業省（現経済産業省）の元職員・飯塚幸三が運転する車が暴走し、通行人を次々と跳ね飛ばしたことで、この加害者男性を含む10人が重軽傷を負う「東池袋自動車暴走死傷事故」が発生しました。

この加害者男性の車に搭載されたドライブレコーダーを解析したところ、事故直前に妻が「危ないよ、どうしたの？」と声を上げており、加害者男性は「あー、どうしたんだろう」と状況が良く分かっていない様子で応じた直後、左車線の金属製の柵に接触していました。

パニックになった加害者男性はアクセルを踏み込んでしまい、時速100km/mほどのスピードで赤信号を2回無視して通過、横断歩道を自転車で通行中だった母子を跳ね飛ばし、その後人の群れに突っ込んで停車しました。

現在までに母子をひき殺した飯塚幸三は逮捕されることなく生活しており、ネット上では“上級国民”はだから無罪放免なのかと怒りの声が溢れかえっています。

日本国内の悲惨な事故ランキング　14位　福岡海の中道大橋飲酒運転事故

出典：https://twitter.com/

事故発生日：2006年8月25日

2006年（平成18年）8月25日に福岡市東区の海の中道大橋で、市内在住の会社員の乗用車が、飲酒運転をしていた当時福岡市職員の男（当時22歳）の乗用車に追突され博多湾に転落し、会社員の車に同乗していた3児が死亡した事故。

引用：Wikipedia – 福岡海の中道大橋飲酒運転事故

2006年8月25日に当時福岡市西部動物管理センターに勤務していた市職員の今林大服役囚は、飲酒をした後にナンパ目的で中央街に向かうため、友人1人を乗せて猛スピードで車を走らせました。

時速100キロで走行中、海の中道大橋のちょうど中央まで差し掛かった22時50分頃に、当時33歳の会社員男性とその妻である29歳女性、そして子供達3人を乗せた乗用車に後ろから衝突しました。

被害者の車は橋の欄干を突き破って数十メートル下の博多湾に転落し、両親は必死に沈みゆく車から子供達を救出しようとしましたが、3人の子供たちは溺死してしまいました。

現在、今林大服役囚は懲役20年の刑に服しており、被害者両親は癒えない悲しみを抱えたままその後3人の子供を出産し亡くなった3人の子供たちを弔い続けています。

日本国内の悲惨な事故ランキング　13位　中華航空140便墜落事故

出典：https://twitter.com/

事故発生日：1994年4月26日

日付： 1994年4月26日
概要： パイロットエラーによる失速
現場： 名古屋空港
乗客数： 256
乗員数： 15
負傷者数（死者除く）： 7
死者数： 264
生存者数： 7
機種： エアバスA300B4-622R
運用者： 中華航空（現：チャイナエアライン）
機体記号： B-1816
出発地： 中正国際空港（現：台湾桃園国際空港）
目的地： 名古屋空港(現・県営名古屋空港）

引用：Wikipedia – 中華航空140便墜落事故

140便は日本時間1994年4月25日17時53分に中正国際空港を離陸し、26日9時14分頃には巡航高度である10,000 mに到達しました。

「中華航空140便墜落事故」が起きた原因は、副操縦士が誤ってゴー・レバーを作動させてしまい、自動操縦の着陸復航モードが起動したことによります。

着陸態勢に入らなければならないところ、このミスにより機体は降下せず水平飛行を続けてしまったことから、機長は再着陸をするために副操縦士に代わって操縦桿を握りましたが、機体は上昇する前に失速し滑走路から110m地点の着陸帯に墜落しました。

日本人生存者によれば、墜落の直前に機内に機長から墜落するアナウンスがあったということです。

日本国内の悲惨な事故ランキング　12位　エキスポランド風神雷神II脱輪事故

出典：https://twitter.com/

事故発生日：2007年5月5日

【発生日時】
2007年5月5日、午後 0時 50分ごろ

【発生場所】
大阪府吹田市、遊園地エキスポランド、ジェットコースター風神雷神II

左側前列に乗っていた19歳女性は、保守作業員が歩くための通路手すりに頭部を強打して即死。そのすぐ後ろ、 2両目左側後列に乗車していた20歳女性も頭部を打って重症を負ったほか、残り18名の乗客も軽症を負うなどして病院に搬送された。 事故を目撃した入場客ら15人も気分が悪くなって治療を受けた。

引用：失敗学会 – エキスポランド、ジェットコースター事故

「エキスポランド風神雷神II脱輪事故」が起きた原因は、ジェットコースターの各車輪ブロックにあった5つの車輪を止めていたナットが折れたことで車輪ブロック全体が脱落、左側の支えが無くなったことで被害者の乗っていた車両が遠心力により投げ出されてしまいました。

エキスポランドでは装置の検査が長い間ずさんな体制が続いており、風神雷神IIに至っては15年間部品交換などが行われず車両の損傷に気づいていませんでした。

エキスポランドは事故後に全施設の点検を実施し、風神雷神IIは廃止しましたが、客の信用を完全に失ったことで客足は途絶えて2008年10月に倒産、再開することなく完全に閉園しました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　11位　信楽高原鐵道列車衝突事故

出典：https://www.sankei.com/

事故発生日：1991年5月14日

信楽高原鐵道列車衝突事故が起きた詳細な状況はこちら。

発生日： 1991年（平成3年）5月14日
発生時刻： 10時35分頃(JST)
場所： 滋賀県甲賀郡信楽町（現・甲賀市信楽町）黄瀬
路線： 信楽高原鐵道信楽線
運行者： 信楽高原鐵道
事故種類： 列車衝突事故
原因： 代用閉塞の不適切な使用・誤出発検知装置の誤作動
列車数： 3両（信楽高原鐵道車2両・JR西日本車1両）
死者： 42人
負傷者： 614人

引用：Wikipedia – 信楽高原鐵道列車衝突事故

「信楽高原鐵道列車衝突事故」は1991年5月14日10時35分頃、滋賀県甲賀郡信楽町（現・甲賀市信楽町）黄瀬を走っている信楽高原鐵道信楽線の小野谷信号場駅～紫香楽宮跡駅の間において発生しました。

信楽発貴生川行きの上り普通列車と、京都発信楽行きの下り臨時快速列車が減速しないまま正面衝突し、双方の車両の先頭車を始め原形をとどめないほど破壊されました。

両車両の乗客合わせて計42名が死亡し、614名が重軽傷を負う大惨事となりました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　10位　博多駅前道路陥没事故

出典：https://www.sankei.com/

事故発生日：2016年11月8日

場所： 福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目5番、同3丁目26番
日付： 2016年11月8日午前5時15分ごろ (日本標準時)
原因： 工事中の地下鉄トンネル上部の地盤が割れ、地面とトンネルを通す岩盤層の間にあった地下水や土砂が坑内に流れ込み、上部地盤が崩落
死亡者： 0人
負傷者： 1人（停電した近隣ビル内部での転倒による）
損害： 幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートルの道路陥没およびライフラインの停止

 

引用：Wikipedia – 博多駅前道路陥没事故

2016年11月8日午前4時25分頃に、博多駅正面にある「はかた駅前通り」の博多駅前2丁目交差点の直下から西に200m程の地点において、福岡市地下鉄七隈線のトンネル延伸工事が進められていましたが、作業員が”肌落ち”と呼ばれる地盤崩落の兆候に気づき、作業員を全員避難させました。

作業員が警察に通報したことから周囲の道路はすぐに封鎖され、人や車の通りが無くなってから約5分の午前5時15分頃に、地上道路に亀裂が発生し20分頃に北側、30分頃に南側が崩落し巨大な穴となりましたが、穴はさらに拡大していき7時20分までに直径30メートル、深さ15メートルの巨大な穴となりました。

この崩落の様子は付近のホテルに宿泊していた客などが動画撮影をしており、YouTubeなどの動画共有サイトに投稿して世界で話題になっていました。

避難が迅速だったことから奇跡的に被害者を出さずに済みました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　9位　明石花火大会歩道橋事故

出典：https://twitter.com/

事故発生日：　2001年7月21日

日付： 2001年7月21日
時間： 20時30分ごろ (JST)
場所： 兵庫県明石市のJR神戸線朝霧駅南側の歩道橋
死者・負傷者： 11人死亡
重軽傷者： 247人

引用：Wikipedia – 明石花火大会歩道橋事故

2001年7月20日に明石市大蔵海岸にて「第32回明石市民夏まつり花火大会」が開催されていましたが、2日目の21日午後8時30分頃に「明石花火大会歩道橋事故」は発生しました。

会場方面と駅方面からひしめき合うような見物客がJR神戸線朝霧駅南側の歩道橋で合流し、1平方メートルあたりに13～15人という人口密度になり、この異常な混雑が「群衆雪崩」を発生させました。

ドミノ倒しに圧迫されて11名が死亡し、247名の重軽傷者を出す大惨事となりました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　8位　関西国際空港連絡橋タンカー衝突事故

出典：https://www.asahi.com/

事故発生日：2018年9月4日

路線延長： 4.6 km
制定年： 2009年4月29日（一般有料道路関西国際空港連絡橋として）
起点： 泉佐野市りんくうIC/JCT
終点： 泉佐野市関西国際空港IC
接続する主な道路（記法）： 阪神高速4号湾岸線 E71関西空港自動車道

引用：Wikipedia – 関西国際空港連絡橋#タンカー衝突事故

「関西国際空港連絡橋タンカー衝突事故」は、2018年8月28日に発生した過去最強クラスの台風21号の暴風が原因でした。

2018年9月4日13時40分頃、日之出海運が所有している航空燃料タンカー「宝運丸」は、台風21号に備えて錨を下ろして停泊中でしたが、暴風より錨が外れてしまい流されてしまいました。

「宝運丸」は暴風に運ばれるまま関西国際空港連絡橋に衝突し、橋梁は大きく損傷したことから使用不可能な状態になりました。

なお、「宝運丸」の乗組員は海上保安庁のヘリコプターや日之出海運が手配した船で救助され、11人全員が無事でした。

日本国内の悲惨な事故ランキング　7位　日本航空123便墜落事故

出典：https://gendai.ismedia.jp/

事故発生日：1985年8月12日

日付： 1985年8月12日
概要： 圧力隔壁の破損、垂直尾翼の脱落による操縦機能の喪失
現場： 群馬県多野郡上野村高天原山の山中（御巣鷹の尾根）
乗客数： 509
乗員数： 15
負傷者数（死者除く）： 4
死者数： 520
生存者数： 4
機種： ボーイング747SR-46
運用者： 日本航空
機体記号： JA8119
出発地： 東京国際空港（羽田空港）
目的地： 大阪国際空港（伊丹空港）

引用：Wikipedia – 日本航空123便墜落事故

123便は伊丹空港に向けて羽田空港を18時00分に出発し、18時56分に伊丹空港に到着する予定でした。

「日本航空123便墜落事故」が起きた原因は、フライト中に突然の爆発音が起き垂直尾翼が破壊、補助動力装置も喪失したことから推力を失ったことによります。

123便は御巣鷹の尾根めがけて墜落していきましたが、尾根に接触後一度水切りのように機体が跳ね上がり、その後機体は衝撃で破壊され真っ二つに割れて尾根を滑り落ちました。

123便の乗員乗客524名のうち死亡者数は520名、生存者は4名のみであり、この死者数は単独機では日本および世界でも現在までに過去最多となっています。

日本国内の悲惨な事故ランキング　6位　桜塚やっくん事故死

出典：https://www.youtube.com

事故発生日：2013年10月5日

お笑い芸人としてブレークしていた桜塚やっくんは、2013年10月6日に熊本県荒尾市のあらおシティモールで開催される予定だった「美女♂menZ」のイベントに出演するため、山口県美祢市東厚保町の中国自動車道下り線を移動中でした。

前日5日に伊佐パーキングエリア付近において、桜塚やっくんはほかのメンバーが疲れていたことから運転を買って出ていましたが、「運転の難所」「魔のカーブ」と呼ばれる美祢IC～美祢西IC間の現場において曲がりきれずに中央分離帯に衝突する単独事故を起こしてしまいました。

桜塚やっくんは慌てて車外に出て事故の対応をしようとしたところを後続車にはねられてしまい、すぐに病院に搬送されたものの同日18時16分に心臓破裂により37歳の若さで死去しました。

人気お笑い芸人の訃報に世間は騒然とし、ファンは深い悲しみに包まれました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　5位　軽井沢スキーバス転落事故

出典：https://twitter.com/

事故発生日：2016年1月15日

場所： 長野県北佐久郡軽井沢町（国道18号碓氷バイパス）
日付： 2016年（平成28年）1月15日1時55分頃 (JST)
原因： 速度の出し過ぎによる運転ミス
死亡者： 15名（運転手2名、乗客13名）
負傷者： 26名

引用：Wikipedia – 軽井沢スキーバス転落事故

2016年1月15日1時55分頃、乗員乗客41名の乗せたバスは群馬県から長野県方面に向かう国道18号碓氷バイパスを走っていましたが、緩やかな下り坂に差し掛かったところで左側のガードレールに接触、跳ね返されるようにバスは対向車せにはみ出し、約100メートル先のガードレールを突き破って右側の斜面に転落しました。

3メートル下で大破したバスの中で、意識があり動ける比較的軽傷の乗客が110番通報し事故が発覚しましたが、運転手2人をのぞく死者13人は20歳前後の大学生でした。

「軽井沢スキーバス転落事故」が起きた原因は、バス会社の過酷な労働環境と、運転手の健康診断や酒気帯び検査を怠っていたずさんな管理体制が招いたものでした。

日本国内の悲惨な事故ランキング　4位　笹子トンネル天井板落下事故

出典：https://minkara.carview.co.jp/

事故発生日：2012年12月2日

場所： 山梨県大月市笹子町 中央自動車道笹子トンネル（上り線）
日付： 2012年12月2日午前8時5分頃 (JST)
概要： トンネルの吊り天井の落下
原因： 天井アンカーボルトの脱落。
死亡者： 9人
負傷者： 2人
損害： 上り線（一宮御坂IC – 大月JCT間）、下り線（勝沼IC – 大月JCT間）で長期通行止め
関与者： NEXCO中日本

引用：Wikipedia – 笹子トンネル天井板落下事故

2012年12月2日午前8時5分頃に、東京方面に向かう中央自動車道上り線にある笹子トンネルの、大月市側出口から約1,700メートル入った現場にて、重さ約1.2トンのコンクリート板約270枚がV字状に崩落しました。

この崩落の直撃を受けた走行中の車3台が下敷きとなり、2台から出火しました。

翌日3日まで救助活動が行われましたが、重軽傷者2名、9名の死亡が確認されました。

「笹子トンネル天井板落下事故」の原因は、換気ダクトの役割を果たしていたコンクリート板を含むトンネル自体の老朽化でした。

日本国内の悲惨な事故ランキング　3位　東名夫婦死亡事故

出典：https://www.tokyo-np.co.jp/

事故発生日：2017年6月5日

場所： 神奈川県足柄上郡大井町赤田 東名高速道路下り線54.8キロポスト先道路（中井PA – 大井松田IC間）
日付： 2017年（平成29年）6月5日21時35分ごろ (UTC+9)
攻撃手段： 高速道路上で相手の車を停止させる
攻撃側人数： 1人（同乗の女性1人を除く）
死亡者： 2人
負傷者： 3人（加害者を除く）
犯人： 男（当時25歳、無職）
動機： パーキングエリアでの駐車方法を注意された事を原因とする衝動的な暴力行為
対処： 逮捕・起訴
刑事訴訟： 自動車運転死傷行為処罰法違反（危険運転致死傷）
判決：懲役18年（横浜地裁）
求刑：懲役23年（横浜地裁）

引用：Wikipedia – 東名高速夫婦死亡事故

”あおり運転”が社会現象化するきっかけとなった「東名夫婦死亡事故」ですが、その事故につながる原因は現場手前のパーキングエリアにて被害者の萩山嘉久さんが加害者の石橋和歩服役囚に対して注意をしていたことでした。

注意を受けて逆上した石橋和歩服役囚は萩山嘉久さんが運転する車を追走し、あおり運転をしながら萩山嘉久さんの車両の前に出て、追い越し車線に強制的に停車させました。

石橋和歩服役囚は車を降りて萩山嘉久さんを車から引きずり降ろそうとしたため揉みあいとなっていましたが、そこに後続車が追突したため萩山嘉久さんと妻の友香さんの2人が死亡、長女と次女は奇跡的に助かりました。

あまりに身勝手な石橋和歩服役囚の行動は世間から糾弾され、あおり運転撲滅の機運が高まるきっかけとなりました。

日本国内の悲惨な事故ランキング　2位　福島第一原子力発電所事故

出典：https://gigazine.net/

事故発生日：2011年3月11日

日付： 2011年3月11日
時間： 14時46分 (日本標準時)
場所： 福島県双葉郡大熊町大字夫沢字北原22番地
座標： 北緯37度25分17秒 東経141度1分57秒
結果： 国際原子力事象評価尺度 (INES) レベル7（4月12日時点の原子力安全・保安院による暫定評価）

死者
地震・津波による死者： 2人（4号機タービン建屋内）
その他の死者： 2人
（原子力安全・保安院 地震被害情報（第169報）、pp.50-55、2011年6月14日15時30分現在）
原発による災害関連死を含めた死者： 1600人

負傷者
地震による負傷者 6人
1号機・3号機の爆発による負傷者 15人
被曝の可能性
従業員 30人（100 mSvを超過した人数）
住民 88人（除染を実施した人数）
その他の負傷者 19人

損害： 21.5兆円

引用：Wikipedia – 福島第一原子力発電所事故

2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生しましたが、約50分後に押し寄せた津波により福島第一原子力発電所は破壊されてしまいました。

地震により稼働していた地下にあった非常用ディーゼル発電機も海水により停止し、ポンプを稼働できなくなったため原子炉内部や核燃料プールへの注水がストップしたことで冷却ができなくなり、高まりすぎた熱により核燃料が溶け出しメルトダウンを起こしてしまいました。

それにより海水と接触して大規模な水蒸気爆発を起こし、周辺地域に大量の放射性物質が放出されてしまい、事故後は半径20 km圏内が「警戒区域」、20km以遠が「計画的避難区域」と指定され、現在もなお人が立ち入れない魔の区域となっています。

日本国内の悲惨な事故ランキング　1位　JR福知山線脱線事故

出典：https://toyokeizai.net/

事故発生日：2005年4月25日

発生日： 2005年（平成17年）4月25日
発生時刻： 9時18分頃 (JST)
場所： 兵庫県尼崎市久々知
座標： 北緯34度44分29秒 東経135度25分36秒座標: 北緯34度44分29秒 東経135度25分36秒
路線： 福知山線（JR宝塚線）
運行者： 西日本旅客鉄道（JR西日本）
事故種類： 列車脱線事故
原因： 速度超過・ATSの不備

統計
列車数： 1編成（7両編成）
死者： 107人(うち1人運転士)
負傷者： 562人

引用：Wikipedia – JR福知山線脱線事故

2005年4月25日午前9時18分頃に、兵庫県尼崎市久々知を走っている福知山線（JR宝塚線）において、福知山線塚口駅～尼崎駅間の右カーブ区間を走行していた快速列車が脱線する「JR福知山線脱線事故」が発生しました。

7両編成の内、前5両が脱線し、うち前4両は線路から完全に脱線して投げ出され、特に先頭の2両については沿線脇に建っていたマンション「エフュージョン尼崎」に激突し、ピロティ状になっていた駐車場に突っ込みました。

この事故により、運転手と乗客合わせて107名が死亡し、562名が重軽傷を負う前代未聞の大惨事となりました。

「JR福知山線脱線事故」が起きた原因は、極度の睡眠不足だった運転手の居眠り運転であり、直前の停車駅は大幅にオーバーランしており、事故現場となったカーブでは時速約116kmと大幅にスピート超過していました。

日本国内の悲惨な事故ランキングについてまとめると…

日本国内で現在までに起きた事故を悲惨度順にランキングとしてご紹介してきました。

国内ではまだまだ多くの悲惨な事故が起きてきましたが、こうした衝撃的な事故が起きる度に国の対策が進められ、再び同じような悲しみが生まれないようにしてきました。

今後はこのような悲しい事故がおこらないよう祈りばかりです。