鬼束ちひろさんは代表曲「月光」で知られるシンガーソングライターですが、過去にはDV事件・精神障害・薬での自殺未遂などの騒動がありました。また、2021年には救急車を蹴り器物損壊の疑いで逮捕されるという事件も起こしています。
この記事では、鬼束ちひろさんの昔から現在までを画像と共に振り返ります。
この記事の目次
鬼束ちひろのプロフィール
名前:鬼束ちひろ(おにつか ちひろ)
出身地:宮崎県日南市南郷町
生年月日:1980年10月30日
身長:154cm
学歴:宮崎県立日南高等学校卒
所属事務所:NAPOLEON RECORDS
レコードレーベル:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
職業:シンガーソングライター
楽曲:月光、蛍、流星群、ラストメロディーなど。
19歳の2000年2月9日に1stシングル『シャイン』でデビュー。半年後にリリースした2ndシングル『月光』で、一躍脚光を浴びた女性シンガーソングライターです。
鬼束ちひろは精神的な病気?薬による自殺未遂の過去も?デビューから現在まで
鬼束ちひろさんといば、デビューから現在までの外見の変化が著しいです。一時期は、かつての面影がないぐらいの変貌ぶりで”精神的におかしくなってしまった”、あるいは”病気なのではないか”と疑われたりとしたことがありました。
ここでは、そう言われるようになった鬼束ちひろさんのデビュー時から現在までをご紹介しながら、その時々で起こった事件もまとめています。
鬼束ちひろさんのデビューから現在まで
2000年発売「シャイン」。
デビュー曲
2002年発売「流星群」
急性腸炎のため半年程度活動停止。
2003年「私とワルツを」
2004年「育つ雑草」。
以降、体調不良や事務所とのマネジメント契約切れなどで、一時期休止状態に。休業中の2005年7月にはストーカーによる住宅侵入罪(ストーカー規制法違反による)事件もありました。
【復帰】2007年「everyhome」。
2008年に再び体調不良にて休業していますが、2009年3月には復帰。
2009年「帰り道をなくして」
2010年、交際相手による暴行事件。
DVした彼氏は逮捕されました。
ちなみに鬼束ちひろさんを殴った元彼氏。
2011年4月にテレビに出演し、暴行事件を語る。
しかし内容よりもそのビジュアルに注目が集まりました。一体彼女に何が…。
なお暴行事件については、以下のように回顧しています。
暴行事件について「大変ですよ、殴られたり」とコメント。相手については「魅力的な男性でしたよ、ただ『手癖』が悪かったんじゃないかな」と語った。 「人生に道があるとしたら、ボコってなったところですよ」「もっと大変なことはいっぱいある」と終始意味深な語り口で、聞き手の男性アナウンサーも困惑気味だった。
この頃は、ニコ動画出演での奔放な言動も話題に。
2012年には、始めたばかりのTwitterで「あ~和田アキコ殺してえ」「なんとか紳助も殺してえ」などの暴言も。
鬼束がTwitterを開始したのは、2012年6月22日。しかし開始早々、呟く内容といえば、「異常ありぃぃぃい!!!! イィィぃエェェェェエ!!!!!!」など、ハイテンション過ぎる内容ばかり。
さらには、「あ~和田アキコ殺してえ」「なんとか紳助も殺してえ」と衝撃的ともいえる呟きをしたのである。
ちなみにここまでの投稿はすべて、Twitterを開始した6月22日の出来事だ。
「さすがになりすましなのでは?」と疑う声もあったが、鬼束の公式サイトでもアカウントが告知されており、まぎれもない本物。大問題になったことを受けて、翌日には公式サイト上に謝罪文が掲載され、Twitterのアカウントも非公開になった。
2013年テレビ番組「アウトデラックス」出演時。
メイク・ファッションはもちろんですが、言動のやばさもありました。
MCのマツコ・デラックス(43)にファッションのテーマについて聞かれた彼女は、「セクシャルヴァイオレンス」と言い、その後のトークでも突如「リフレッシュ!」「ディスイズアペン!」と叫ぶなど、ぶっ飛んだところを見せていた。
しかしここから、一気に変化が!
2014年6月イベント出席時。
真っ赤な口紅はそのままですが、目元など一気に毒が抜けたように。
2014年11月テレビ番組「アウトデラックス」出演時。
すっぴん?というぐらいですね。番組内では、これまでの苦悩や恋愛話について語っています。
マツコはさらに、鬼束のように嘘をつかずに正直に生きられる人間は「スゴい」と褒めたが、鬼束は「陰で泣きますけどね、叩かれて」と、知られざるプライベートを明かす。
鬼束は「鬼束ちひろって検索したら『精神崩壊』『精神異常』って(出てきた)」と語り、「もう疲れちゃったんですよ。人間界で生きにくい」と、胸の内を明かした。
また、鬼束は夏バテで14キロ痩せたと報告した。マツコはすかさず「夏バテだけ? 恋してるんじゃないの?」と追及するも、鬼束は真顔で「秘密です」とのみ答えた。この表情を見て矢部は「してるやん、(隠すの)下手くそ」と指摘し、マツコも「恋をしてる女の顔だもん」と続けた。
それでも鬼束は否定しようと「でも、ドラァグクイーン(男性同性愛者の女性的表現の一種)みたいな格好してても、今の私でいいと言ってくれる人が好きなので」とはぐらかす。しかし、マツコに「そういう人と会えたのね?」と返されて、鬼束は照れてしまう。その表情を見たマツコは、鬼束に恋人ができたことを確信したようであった。
2016年11月「good bye my love」リリース。
もともと美人ですが、落ち着いた大人っぽさを感じます。
2020年2月 NHK BS「The Covers」に出演
黒髪で清楚な感じの大人の女性といった感じです。デビュー20周年を迎え、原点回帰でナチュラルに戻したと言われています。
出典:https://www.amazon.co.jp/
2021年2月「スロウダンス」リリース
ただ美しいだけでなく、妖艶さも感じますね。
鬼束ちひろさんの容姿の変化をまとめましたが、一時期は派手なメイクとファッションをしていたものの、現在は落ち着いた綺麗な大人の女性になっています。
鬼束ちひろはパニック障害を告白……薬で自殺未遂の過去もあった
以上のように鬼束ちひろさんには、DV事件や度重なる休業、そしてそのビジュアルの変化などがあり、精神的な病気や薬をやっているのでは、と疑われたりすることも少なくありませんでした。
もちろん違法な薬をやっているような事実はありませんが、2011年に発売した鬼束さんのエッセイ「月と破片」ではパニック障害を発症していたことと、睡眠薬・安定剤による自殺未遂の過去を語っています。
パニック障害を発症していたことも告白。02年の全国ツアーのとき、観客の顔が突然悪魔に見え、マイクを持つ手がガタガタと震えた。ライブはなんとかこなしたが、その後も数回同じことがあり、パニック障害だと分かった。そのツアー以来発作は出ていないものの、今でもステージに立つと不安になると書いている。
自殺未遂の経験もある。活動を休止していたころ、「ただもう、死にたくなった」ので、自宅で、ウイスキーと一緒に睡眠薬と安定剤を大量に飲んだ。ただ、死体が腐るのは嫌だったので、母親と知人に「私、もう死ぬから」とメールを送っていた。駆けつけた2人に起こされ病院に運ばれたという。
意識は朦朧としていたものの自力で歩けたくらいなので大事にはならなかったが、以来自殺願望はなくなったとし「これからの人生は死のうなんて考えずに、買えるだけのシャネルを買って生きてやる! 死にたいという欲求が、物欲とさらなる生命力にシフトした」と綴っている。
また上記はいずれも2000年代前半頃の話だと思いますが、鬼束ちひろさんは同じ頃の事務所移籍(契約終了)について以下のように語ることがありました。
移籍の発端となったのは2003年(平成15年)に声帯結節を発症してからの活動の流れに違和感を覚えたことで、このことについて「「いい日旅立ち・西へ」のあたりから周囲と波長が合わなくなってきた」「楽曲自体には問題はなかったが、周囲を信用できなくなってきて無理が生じた」
引用:鬼束ちひろ wiki
忙しい芸能生活や周囲との関係が円滑にいかなかったこと、それからパニック障害や自殺未遂の過去。いずれにしても、そもそもの性質が繊細な人だったのかもしれませんね。
鬼束ちひろが奇抜ファッションだった理由
鬼束ちひろさんは、2011年から2013年ごろまで奇抜ファッションをしていた理由について、以下のように語っています。(以下、2011年の記事より)
デビュー当時はスタイリストが用意する清楚な服装が「『超』がつくほど不満だった」。現在は派手な服が好きなようで、「とうとう気が狂ったんじゃねえか?」と思われるくらいのコーディネートが最高なのだという。
ただその後、2014年頃からは普通の格好というか、元の鬼束ちひろさんのファッションに戻っています。2014年に出演したアウトデラックスでは、好い人の存在を匂わせていましたので、その影響もありそうですね。
鬼束ちひろの現在① FNS歌謡祭で”月光”を12年ぶりに披露した姿が話題に
鬼束ちひろさんが2016年12月のFNS歌謡祭で披露した「月光」が、いろんな意味でがすごいと話題になりました。
「月光」を披露した鬼束ちひろさん。
全身を使いながら、力強く歌い上げています。
鬼束ちひろさんといえば昔からジェスチャーをつけながら歌うイメージもありましたが、照明の位置もあってか、なかなか過激な感じに見えてしまいますね。
そんな鬼束ちひろさんに対する、ネットの声をご紹介です。
33: 2016/12/07(水) 23:20:30.10 ID:nBTdGCj/0歌よりも奇怪なパフォーマンスに目が行く
人に見せるようなものじゃなかったな
44: 2016/12/07(水) 23:23:38.49 ID:DZAmpJTF0もうTVに出ることはない
音感が狂っていた
あの頃の声も出ない
66: 2016/12/07(水) 23:29:15.15 ID:3Wras9ql0
329: 2016/12/08(木) 07:31:03.49 ID:Y4w8iT5f0>>66
月光はキーそのままだな
366: 2016/12/08(木) 09:43:41.80 ID:5Nz9gvyM0>>66
感動した
綺麗だね
ライブ行きたい
48: 2016/12/07(水) 23:24:25.46 ID:BOBtu3+Z0テレビ出しちゃだめなやつだろあれ
58: 2016/12/07(水) 23:28:05.35 ID:q38A9+sk0やっぱり生放送がよいね!
61: 2016/12/07(水) 23:28:36.69 ID:Y4pePJl30なんだかんさフジの歌番組が一番おもろいわ
唯一のフジがマシなやつ
64: 2016/12/07(水) 23:28:58.81 ID:sQQlsNYO0鬼束緊張してたな頑張った
テレビに出続けてほしいわ
賛否両論ありますが、鬼束ちひろさんは緊張しているようだという見方があります。滅多にないテレビでの歌披露(月光は12年ぶり)で、鬼束さんはもともと緊張しやすいタイプとも言いますので、この時はまさに緊張状態だったのかもしれませんね。
鬼束ちひろの現在② 結婚していて旦那がいる
2018年7月27日、鬼束ちひろさんがインスタグラムを更新して3年前(当時)に結婚していたことを明かしました。
歌手の鬼束ちひろ(37)が27日、インスタグラムで約3年前に結婚していたことを明らかにした。
所属レコード会社によると、結婚は事実という。夫は北海道出身だが、年齢や職業は明らかにしていない。
「たまたま出会って、たまたま結婚したので、あまり実感がない。夫はいい意味で普通。過剰すぎる私のブレーキをかけます」などとつづり「鬼束さんじゃなくなったのか」という書き込みには「鬼束ちひろのままです。旦那が鬼束に嫁いだ的な」と夫が鬼束姓を選択したことを示唆した。
鬼束には歴代の恋人にあてた曲があるそう。夫へは「火の鳥」「トワイライト」がそうなのだという。
情報をまとめると、
・鬼束ちひろさんと旦那はたまたま出会い、2015年夏頃に結婚
・鬼束ちひろさんの旦那は一般男性で北海道出身、年齢や職業は明らかにしていない
・鬼束ちひろさんが旦那にあてた曲は「火の鳥」「トワイライト」
鬼束ちひろさんはその後に旦那について語ったことはなく、旦那との間に子供がいるかは明らかになっていません。
鬼束ちひろの現在③ 現在も歌手活動継続中
鬼束ちひろさんは現在も歌手活動継続中です。
・2016年11月2日に21thシングル「good bye my love」
・2018年8月22日に22ndシングル「ヒナギク」
・2020年11月25日に8thアルバム「 HYSTERIA」
・2021年2月24日に23rdシングル「スロウダンス」
をリリースするなど歌手活動は好調のようです。
鬼束ちひろの現在④ 救急車を蹴り器物損壊の疑いで逮捕
出典:https://www.daily.co.jp/
現行犯逮捕された鬼束ちひろさん。
そんな現役で歌手活動を続ける鬼束ちひろさんが、2021年11月28日、救急車を蹴ったとして器物損壊の疑いで現行犯逮捕されたという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
鬼束ちひろさんはこの日、友人と渋谷区のパチンコ店を訪れていましたが、その友人が突然けいれんを起こして倒れてしまったそうです。周囲の人や鬼束ちひろさんが救急車を呼びましたが、鬼束さんは突然、友人が乗せられた救急車を蹴り始めたというのです。
目撃者によると、救急車の右後方部分が2、3センチほどへこんでいたといいます。
逮捕された鬼束ちひろさんは容疑を認め、「通行人に嫌みを言われ、パニックになって蹴った」と供述していたとのこと。
鬼束容疑者は当時、現場近くで友人女性とパチンコをしていたと説明。友人が体調が悪くなったため、救急車を呼んで乗せるところだった。消防から警視庁に通報があり、署員が現行犯逮捕した。署によると同容疑者は「通行人に嫌味を言われ、パニックになった」などと供述している。
ネット上では、現場にいた60代ぐらいの通行人男性に 「ギャンブル中毒者なんて助けるな!」などと言われたとの情報もありますが、真偽の程は不明です。
「“通行人男性の嫌味が最低だ!”と鬼束さんに同情する声もあがっています。事実かどうかはわかりませんが、通行人男性の発言がネットで拡散されているんです」(ウェブライター) その内容はこうだ。 『ギャンブル中毒者なんて助けるな! 救急車を呼ぶのに税金が何万かかるか知ってんのか! そのまま野垂れ死にさせろ!』 発言の真偽を確かめるべく、パチンコ店周辺を聞き込みするも、その発言を聞いた人は見つからなかった。
鬼束ちひろさんは逮捕後に薬物検査を受けましたが、結果は陰性だったそうです。また、事件当時は飲酒もしていなかったようで、友人を助けに来てくれた救急車を、シラフの状態でへこむ程蹴ったという鬼束ちひろさんの暴力的な行為には驚きの声があがりました。
「鬼束さんは事件当時、飲酒はしていなかったようです。また逮捕後には警察署への留置前に薬物検査も実施しましたが、結果は陰性でした。喜怒哀楽が激しいと自ら語っていた鬼束さんは、最近のインタビューではコロナ禍で不安定な世の中を《見ない努力をずっとしてる。パチンコ行ってる》と明かしていました。 友人が搬送されるといった事態の最中にさらなる予想外の出来事が起きてしまい、一層混乱してしまったのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
鬼束ちひろさんは、警視庁の調べに対し「自分が一番悪いのは分かっている。でも、私に嫌みを言った男は許せない」などと話していたそうです。事件から2日後には処分保留で釈放され、在宅で捜査が続けられることとなりました。
過去に自伝的エッセイで、マネージャーの車のフロントガラスを蹴り破ったことなどを綴っていたこともあり、鬼束ちひろさんの”蹴り”は常習だったとも言われています。
また、鬼束ちひろさんは事件当時、相当パニック状態だったようで、鬼束さんの精神面を心配する声もあがっていました。
現場関係者によると「鬼束さんは救急隊員にも『触らないで!』とわめいていた。興奮状態で明らかに様子がおかしかった。救急車の後ろのドアは少し凹んでいた」という。鬼束容疑者の蹴りは通称「オニツカキック」と呼ばれ、常習だったという情報もある。
嫌味を言われたという鬼束ちひろさんには同情の声もありますが、しっかり反省し今後も素敵な歌声を聞かせ続けてもらいたいですね。
まとめ
・鬼束ちひろは2014年頃からは、デビュー当時のようなナチュラルな風貌に戻した。
鬼束ちひろさんは、これまでの変遷からも好き嫌いが分かれるかもしれませんが、類まれな才能を持つ人だと思いますので、これからの活躍にも期待です!
【関連記事】
・メンヘラの特徴を持つ芸能人15名!女9名・男6名のエピソードまとめ