女優で映画監督の水井真希さんが32歳の若さで突然この世を去りました。
この記事では水井真希さんの年齢や大学、これまでの経歴、結婚の有無、師匠である西村喜廣さんや、大学教授「K」からの性被害の告発、現在と死因などについてまとめました。
この記事の目次
水井真希のプロフィール
水井真希のプロフィール
生年月日:1990年8月10日
没年月日:2023年7月23日(没年齢32歳)
出身地 :日本(千葉県と言われているが真偽不明)
身長 :157cm
水井真希(みずい・まき)さんは、映画監督、女優、脚本家、グラビアアイドルとして活躍されていた方です。2023年7月23日に32歳という若さで亡くなりました。
水井真希さんは生前、2人の映画関係者からの性被害を告発していました。水井真希さんの死因は公表されておらず突然の死去と過去の性被害告発が関連付けられ注目されています。
ここでは、この水井真希さんについて紹介していきます。また、過去に水井真希さんが告発していた性被害についても改めてまとめます。
水井真希の年齢は32歳(没年齢)
出典:https://news.biglobe.ne.jp/
水井真希さんの生年月日は1990年8月10日で、2023年8月10日の誕生日で年齢は33歳になるはずでした。
しかし、水井真希さんは誕生日を迎える直前の2023年7月23日に亡くなっています。没年齢は「32歳」でした。
水井真希の大学
水井真希さんの出身大学は公表されていません。
というか、水井真希さんは大学には進学していない可能性が高いようです。過去に以下のようなツイートを投稿されていました。
エリア66撮影会ご参加ありがとうございました
— 水井真希 (@mmizui) October 2, 2021
大学はおろか高校にも行ってないのでカテキョは想像の産物ですが、寸劇のお付き合いありがとうございました pic.twitter.com/3ThNj1UsxL
水井真希の経歴① 園子温監督や西村喜廣監督のもとで師事
出典:https://livedoor.blogimg.jp/
水井真希さんは10代の頃に園子温監督にアシスタントとして働きながら師事し、その後、園子温監督の映画仲間である特殊造形作家で映画監督の西村喜廣さんのもとに師事し映画制作の現場を学んだ経歴を持ちます。
園子温監督の2005年公開映画「Strange Circus 奇妙なサーカス」や、山口雄大監督の2006年公開映画「MEATBALL MACHINE 〜ミートボールマシン〜」、井口昇監督の2008年公開映画「片腕マシンガール」などに現場スタッフとして携わりました。
水井真希の経歴② 女優やグラビアアイドルとして活動
水井真希さんは現場スタッフとして関わりつつ、特殊メイク、造形技術を活かして幽霊役として映画出演したのをきっかけに女優としても活動を開始。
西村喜廣監督の2008年公開映画「東京残酷警察」、2009年公開映画「吸血少女対少女フランケン」、2010年公開の「きょーれつ! もーれつ! 古代少女ドグちゃんまつり! スペシャルムービー・エディション」、「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」などに出演。
同時にグラビアアイドルとしても活動し、いわゆる“着エロアイドル”としてイメージビデオや雑誌などに多数出演し、かなり際どいグラビアを披露しています。
2011年以降は主演やメインキャストでの出演も増やし、「青春H イチジクコバチ」、「終わらない青」、「ヘルドライバー」、「劇場版はらぺこヤマガミくん」、「青春H 星の長い一日」、「冴え冴えてなほ滑稽な月」、「岩」、「歯まん」などに出演しています。
水井真希の経歴③ 映画監督としてもデビュー
水井真希さんは2013年に、実際に自身が巻き込まれた拉致事件に基づいたサスペンスファンタジー映画「【ら】」を企画、脚本、監督し、映画監督としての活動をスタートさせています。
映画「【ら】」はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014のオフシアターコンペティションで入選を果たしたのをはじめ、ボストンアンダーグランドフィルムフェスティバルを含む国内外の10の映画祭で上映され話題になりました。同映画は2015年3月に国内の映画館で公開されています。
水井真希さんが監督として発表した作品は「【ら】」のみです。
水井真希の結婚
出典:https://cdn.base.geonet.jp/
水井真希さんは結婚はされておらず生涯独身でした。
水井真希さんは何度も性被害にあっていた事を告白している事から見ても、結婚しても良いと思えるようなよい男性に巡り会えなかったのかも知れません。
ちなみに、水井真希さんはグラドルとして活動していた2010年に結婚をテーマにしたイメージビデオ、月刊水井真希6月号「水井真希のブライダルカタログ」を発表しており、この中でウエディングドレス姿を披露しています。(見出し冒頭の画像)
ただ、この「水井真希のブライダルカタログ」はエロスを全面に押し出した内容で、男性の欲望を満たすための結婚をテーマにしたような内容で、人によっては不快に感じるので視聴は注意が必要です。
水井真希は映画監督・西村喜廣からの性被害を告発していた
水井真希さんは10代の頃から特殊造形作家で映画監督の西村喜廣さんのもとで修行をされていましたが、その頃に西村喜廣さんからの性被害や(殴る、罵倒する、物を壊すなどの)体罰被害にあっていた事を2022年自身のTwitterで告発しています。
アトリエではミスに対する体罰(拳骨)は至極普通の事でした
— 水井真希 (@mmizui) August 30, 2022
有限会社化に伴い、私の月給は5万円になりました
各種保険なし、交通費なし
実家暮らしでしたが生活がままならないので、夜はキャバクラ等でバイトしていました
この頃から、氏と私(未成年)は肉体関係を持つ様になりました(合意の上です
水井真希さんは西村喜廣さんから受けた性被害などの内容をTwitterで連続投稿して説明しています。
かなり長いので簡単にまとめますが、水井真希さんは西村喜廣さんに師事した最初の1年はノーギャラでアトリエで働いていましたが、何かミスをすると体罰を受けていたそうです。
その後、西村喜廣さんのアトリエが有限会社化すると月給は5万円になるも、それだけでは生活できないため夜はキャバクラで働かざるを得なかったそうです。この頃から水井真希さんは西村喜廣さんと合意の上での肉体関係(ただし、水井真希さんは当時未成年)を持つようになったそうです。
しかし、西村喜廣さんは結婚していて嫁と子供がおり、水井真希さんとは不倫の関係だったそうです。しかも西村喜廣さんは水井真希さんの他にも複数の女性と肉体関係があったそうです。
水井真希さんはこの当時、西村喜廣さんの機嫌が悪いと殴る、罵倒する、物を壊す、などの暴行を受けていた事も暴露。鼻血が出るほど顔面を殴られた時には、西村喜廣さんの嫁も交えた話し合いを行なった事もあったそうです。
水井真希さんと西村喜廣さんのそうした関係は2017年春まで継続していたようですが、水井真希さんはようやく「自分は(西村喜廣さんの)サンドバッグだったのだ」と気がつき、西村喜廣さんとの関係を絶ったそうです。
しかしその後、西村喜廣さんから強制性交被害を受けたと19歳少女から相談を受けたため、告発に踏み切ったという事でした。
あくまでも水井真希さん側の主張なので全てが真実かどうかはわかりませんが、西村喜廣さんには以前から暴力的な噂が少なからずあり、水井真希さんの告発に信ぴょう性を与えています。
「ゆうばり叛逆映画祭2018」の授賞式で、椅子を投げて暴れる、映画祭の主催者の西村喜廣。この明らかな「暴力的行為」も「西村喜廣の周辺の世界」に住む人にとっては「また西村さんが『やんちゃ』してる」程度の認識。だから「外側」から「暴力」を指摘されても、認識できない。#西村喜廣 #暴力 pic.twitter.com/RxP5aqfMrX
— Yuki Matsuzaki (ON STRIKE!) 松崎悠希📽️ (@Yuki_Mats) August 4, 2023
👇で故 水井真希さんからグルーミングや未成年への性加害を告発されている西村映造の西村喜廣は、映画「ヘドローバ」では子役への虐待を指示していました。水井さんは「暴力」を受けていた当時「暴力と認識できなかった」と言っていますが、彼の周辺は「これ」が「暴力ではない」世界です
— Yuki Matsuzaki (ON STRIKE!) 松崎悠希📽️ (@Yuki_Mats) August 4, 2023
※閲覧注意 https://t.co/qSekpGBxGE pic.twitter.com/gxxYNUNLtD
水井真希は大学教授からの性被害も告白
2022年に西村喜廣さんから受けた性被害を告発した水井真希さんですが、同年12月には、「K」という映像業界関係者で大学教授なども務める男性からの性被害(強姦ストーカー被害)を受けた事も告発しています。
強姦ストーカー被害に遭った時のお話です
— 水井真希 (@mmizui) December 16, 2022
加害者は現在も映像業界にいて、ドキュメンタリー映画祭を主催したり、大学で教授をしている権力者です#metoo https://t.co/lM2zApuW1b
水井真希が性被害を告発していた大学教授は金子遊なのか
水井真希さんが性被害を受けたと告発した、「K」という大学教授ですが、多摩美術大学などで准教授も務める批評家で映像作家の金子遊さんではないかと言われています。
これは金子遊さん本人が自身のブログで、水井真希さんが性被害を告発した大学教授「K」とは自分を指していると思うと書いているためです。
批評家の金子遊です。はじめに、この度亡くなられた故人・水井真希氏につきまして、心からお悔やみを申し上げます。
現在、水井氏個人のツイッター・アカウントに「K」の性犯罪やストーカー行為について書いた投稿が掲載されています。彼女は名指しを避けましたが、この「K」は当方を指しているのではないかと思います。
ただし、金子遊さんは、水井真希さんが告発したような性加害やストーカー行為は行なっていないと主張しています。
金子遊さんはその後「道義的責任」を取るという理由で、東京ドキュメンタリー映画祭のプログラムディレクターを降板となり、多摩美術大学も年度末を持って辞任する事が発表されています。
水井真希の現在…32歳で死去で死因は非公開
すでに触れていますが、水井真希さんは2023年7月23日に32歳で亡くなっており、現在はこの世にいません。
水井真希さんの死去は、同年7月28日に水井真希さんの姉が、水井真希さんのTwitterアカウントで発表しました。
水井真希の姉です
— 水井真希 (@mmizui) July 28, 2023
突然のご報告、失礼します
2023年7月23日、水井真希は永眠いたしました
昨日、家族にて見送りは済ませております
生前、皆様にはご迷惑をおかけし
また、大変お世話になりました
今まで本当にありがとうございました
水井真希さんの死因は発表されていません。
水井真希さんは死去の12日前の7月11日にも普段と変わらぬ様子でツイートを投稿されていました。
水井真希さんの死因については様々な憶測が飛んでおり、自死説や病死説、事故説、他殺説まで出ています。
水井真希さんは腎臓の持病があったようですが、仮に病死であれば死因はそのように公表される可能性が高いと思われます。
死因をあえて公表していないという点から、水井真希さんは過去の性被害を苦にして自死を選んだのではないかとの見方が有力となっていますが、あくまでも憶測です。
また、他殺説については、実質的に性加害者側が死に追いやったものという意味合いのものから、口封じのために殺害されたのではないかといった声までネット上では見られるようです。
遺族があえて死因を公表しないというのは、それなりの理由があるのでしょうから、あまり深く追及しない方が良いです。
まとめ
今回は、2023年7月23日に32歳という若さで亡くなった女優で映画監督の水井真希さんについてまとめてみました。
水井真希さんの年齢は2023年8月の誕生日で33歳でしたがその直前に亡くなりました。
水井真希さんの大学は不明で、本人のツイート内容などから大学には進学していない可能性が高いようです。
水井真希さんの経歴については、10代の頃から園子温監督や特殊造形作家で映画監督の西村喜廣さんに師事して映画制作の世界に入り、程なくして女優やグラビアアイドルとしてデビューしました。
2013年には、映画「【ら】」を監督、脚本、企画として製作し映画監督としてもデビューしています。
水井真希さんは生涯結婚はしておらず独身でした。
水井真希さんは2022年に、師匠である西村喜廣さんから暴力や性被害を受けた事を告発。さらに、大学教授「K」からのストーカーと性被害も告発しています。
水井真希さんは現在はすでに亡くなっています。死因は公表されておらず、自死説や病死説、事故説、他殺説など様々な憶測が飛んでいます。