天空の城ラピュタ

天空の城ラピュタの都市伝説&その後の考察|ネタバレや評価も総まとめ

1986年8月2日に公開されたスタジオジブリの宮崎駿監督のアニメ映画『天空の城ラピュタ』。

 

分かりやすいストーリー構成で子供から大人まで楽しめる、ジブリ作品でNO.1人気の作品です。

 

『天空の城ラピュタ』のあらすじや都市伝説について総まとめしましたのでご紹介します。

この記事の目次

スタジオジブリ『天空の城ラピュタ』のあらすじ&ネタバレ

 

スタジオジブリの最初の作品『天空の城ラピュタ』

『天空の城ラピュタ』はスタジオジブリ立ち上げ第一号のアニメ映画であり、当時無名だったことからも配給収入は5億8300万円と振るいませんでしたが、その後スタジオジブリを代表する作品となり、「Yahoo!映画」での評価では歴代1位となっています。

 

『天空の城ラピュタ』は宮崎駿さんが少年時代に描いていた冒険活劇が骨子となっているようで、時代が大人向けアニメを制作する風潮が強まる中で、純粋に子供向けの作品を作ることを目的に生まれました。

 

宮崎駿さんは『天空の城ラピュタ』以前に、テレビアニメ『未来少年コナン』やアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』、『風の谷のナウシカ』などで業界では天才として知られていたものの、世間的な知名度はまだまだ低いものがありました。

 

スタジオジブリの配給収入が赤字から黒字に転じたのは『魔女の宅急便』からだと言われていますが、宮崎駿さんが自ら全盛期だと語るこのあたりの作品はやはり現在になっても歴代トップクラスの人気を誇っています。

 

まずは『天空の城ラピュタ』のあらすじについてご紹介していきますが、ネタバレとなりますのでまだ視聴していない場合は自己責任にてお読みください。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – 男たちに追われる少女

 

飛行船に囚われていた少女

おさげ髪をした少女は飛行船に囚われており、黒服を着た男たちと空中海賊に追われて飛行船から落下してしまいます。

 

シータは帝国軍の飛行船に監禁されていましたが、通信をしていた司令官の黒服の男の隙を突いて瓶で殴り、奪われていた青い石のついたペンダントを取り返すも追い詰められてしまい、逃げるために遥か上空を飛行している飛行船の窓の外を伝ってとなりの部屋まで行こうとしていました。

 

しかし、となりの部屋の窓まできたところで、黒服の男が勢いよく入ってきて少女に向かって拳銃を発砲したため少女は足を滑らせて落ちてしまいます。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – パズー、シータと出会う

 

パズーは孤児ながら逞しく生きていた

パズー10代前半の少年で、幼くして両親を亡くしながらも炭鉱で働きながら逞しく生きていましたが、ある日炭鉱でシータと出会うことになります。

 

パズーは店で弁当を買うと、仕事場である親方のいる炭鉱に向かいました。

 

パズーがいつものように親方の手伝いをしていると、空から女の子がゆっくりと落ちてきました。

 

慌てたパズーは女の子を無事キャッチしましたが、何度も親方に報告するも親方はそれどころではなくパズーを呼びつけます。

 

パズーは親方に言いつけられて下に待機していた従業員を滑車で上に上げようとしていましたが、女の子のことが気になってしまいボーッとして滑車を止め忘れてしまい、親方の「ブレーキ!」の掛け声でわれに返ってギリギリで止めることができました。

 

炭鉱では目当ての銀はまったく採掘できず、この日は残業なしで上がりだと親方から告げられてパズーは自宅に戻ります。

 

その時、飛行船でシータを追い詰めていた空中海賊のドーラ一家は少女が落ちた地点に捜索にきていました。

 

 

パズーの吹くトランペットで目を覚ました少女

少女はパズーの家のベッドで寝ていましたが、朝にパズーが吹いていたトランペットの音で目が覚めて屋根の上に上がります。

 

少女ははしごを登って屋根に上がると、そこには少年がトランペットを吹いており、パズーと自己紹介をしてくれました。

 

少女もシータと名乗ると、飛行船から落ちたのになぜ無事なのか不思議な様子でした。

 

パズーは少女が首から下げている青い石のネックレスの力だと思い、ネックレスをかけて屋根から落ちてみましたが、力は発揮されずそのまま屋根を突き抜けて部屋の中へ落ちてしまいました。

 

部屋の中でパズーは「このせいじゃなかったみたいだ」と言うと、心配したシータも下に降りようとして落ちてしまいパズーの上に乗っかってしまいました。

 

ふたりは笑い合うとパズーは朝食の準備をしながら、シータに父親が発見した天空にあるという島・ラピュタの写真を見せてあげます。

 

パズーは父親がラピュタの発見について世間から詐欺師扱いされて死んでしまった過去を話し、父親の汚名を晴らすためにもパズーが絶対にラピュタを見つけると誓ったことを話しました。

 

その時、家の外にオートモービルが止まり、中からシータを追っていた空中海賊たちが出てきたため、パズーはシータに男装をさせると家から飛び出し、うまく空中海賊の男をごまかして脱出することに成功しました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – ドーラ一家に追われる二人

 

ドーラ一家はシータの飛行石を狙っていた

パズーは何とか家から脱出できたものの、すぐに海賊の男は気づいて追いかけてきます。

 

その頃、パズーの親方のところにもドーラ一家の海賊たちがシータについて聞き込みをしていました。

 

すると親方のところに向かっていたパズーは海賊たちと鉢合わせをしてしまいますが、親方が海賊の行く手を阻み、パズーたちに手を出さないように庇ってくれました。

 

体力自慢の炭鉱マンである親方の威厳に海賊も引かず、ドーラ一家で一番力持ちの長男が前に出て殴り合いで決着をつけることになります。

 

交互に殴り合う親方とドーラ一家の長男はどちらも一進一退でしたが、ヒートアップした観衆の男がドーラ一家の海賊を殴りつけたため、多人数の乱闘に発展してしまいます。

 

パズーとシータはその隙に親方の婦人の手引きで裏口から逃げることができましたが、そこには一枚上手のドーラ一家の女ボス、ドーラがオートモービルで待ち構えており追いかけてきます。

 

その時ちょうど汽車が通りがかり、パズーは機関士と知り合いで海賊に追われていることを伝え乗せてもらいます。

 

無事に海賊を撒くことができたかと思えば一難去ってまた一難、今度は前方から帝国軍の装甲列車がやってきました。

 

連れ去りに来たと思ったシータはひとり逃げ出し、パズーもその後を急いで追います。

 

その後をさらに追ってきた海賊たちでしたが、帝国軍の装甲列車から放たれた大砲で線路が破壊され、ドーラ一家は難を逃れたものの、途切れた線路にしがみついていたパズーとシータは谷底に落ちてしまいます。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – 飛行石の秘密

 

谷底に落ちていくふたりは飛行石に助けられる

谷底に落ちていったパズーとシータでしたが、飛行石が眩い光を放ち、ふたりの体は宙に浮いて静かに降りていきました。

 

パズーはゆっくりと降りていく中で「シータが降りてきた時もそうだったよ」とシータが空から降ってきた時のことを話しました。

 

ふたりは地面に降り立つとランプに火を灯して明かりを点け、炭鉱の中で食事にすることにしてました。

 

シータは生まれ育ったゴンドアについてパズーに語り始めます。

 

シータもパズーと同様に両親を亡くして一人で畑をしながら生活していたようで、そこに帝国軍が来て無理やり誘拐されたということでした。

 

シータは母の死に間際に飛行石のネックレスをくれたこと、決して人に見せたり渡したりしてはいけないと教えられたことを話しました。

 

すると、そこへ穴の奥から老人が現れ、それはパズーも知っているポムじいさんでした。

 

 

飛行石について教えてくれるポムじいさん

ポムじいさんはシータが町に降り立った昨日から石が騒ぎ始めていたためこの炭鉱に来ていたことを話してくれました。

 

その時、パズーとシータの周囲の岩壁がほのかに光り始め、ふたりが驚きの声をあげるとポムじいさんは「どれ、見せてやるかな」というと、壁岩に杭を打って欠けを作るとその表面は青白い美しい光を放って消えてしまいました。

 

ポムじいさんは「このあたりの岩には飛行石が含まれているんだよ」というと、シータの飛行石が反応して光を放ち始めました。

 

ポムじいさんはそれを見て驚くと、シータのペンダントに埋め込まれた飛行石は結晶だと教えてくれます。

 

そして、ポムじいさんはその昔はラピュタ一族だけが飛行石を結晶にする技術を持っていたこと、その結晶を使って巨大な島を空に浮かべたことを教えてくれました。

 

パズーはその話を聞くとラピュタのことだと思い喜ぶと、シータはポムじいさんにまだラピュタがあるのかを聞きました。

 

ポムじいさんは、鉱山の石たちが騒ぐときは上空にラピュタが来ているからだと祖父に教わったことを語り、パズーは今上空にあがればラピュタを見つけられることを確信します。

 

ポムじいさんに見送られたパズーは絶対にラピュタを見つけることに意欲を燃やしました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – シータ、帝国軍に連れ去られる

 

帝国軍・特務機関の司令官・ムスカが現れる

炭鉱から地上に出たところを待ち伏せしていた帝国軍のムスカにシータは再び捕らえられてしまいます。

 

シータはパズーに言っていなかったことがあると言うと、自分の本当の名前は「ルシータ・トエル・ウル・ラピュタ」だと告げました。

 

パズーが「ラピュタ」という言葉に驚いた瞬間、帝国軍の飛行機が突然目の前に現れたためパズーはシータを地下に逃がそうとしましたが、中から出てきた兵士に銃剣の柄で殴られて気絶し、シータは捕まってしまいます。

 

シータはムスカに連れられてロボット兵を見せられ、ムスカはラピュタはかつて全世界を圧倒的な科学力で支配していた恐怖の帝国だったことを語ります。

 

そして、ムスカはシータの本当の名前を語ってラピュタの正当な王位継承者だと教え、シータが協力すればパズーは釈放すると取り引きを持ちかけます。

 

牢屋の中で目を覚ましたシータの元に、ムスカに連れてこられたシータは「パズー、お願いがあるの。ラピュタのこと忘れて」と告げると、困惑するパズーに「ごめんなさい、いろいろ迷惑かけて。ありがとう、パズーのこと忘れない」と告げて行ってしまいました。

 

放心するパズーにムスカは謝礼として金貨を何枚か与え釈放しました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – パズー、ドーラ一家の力を借りる

 

シータを取り返すためにパズーはドーラ一家と手を組む

パズーは帝国軍に連れて行かれたパズーを助けるために空中海賊であるドーラ一家に力を借りることになります。

 

帰ってきたパズーに親方のところの子供・マッジが気づいて婦人を呼びましたが、シータのことを聞く婦人にパズーは力なく「もういいんだ」とだけ答えて自宅に戻りました。

 

自宅の扉を開けると、パズーはドーラ一家の兄弟たちに捕まってしまい、柱にくくりつけられてしまいます。

 

パズーはドーラに出て行くように叫びましたが、「えらそうな口をきくんじゃないよ。娘っ子ひとり守れない小僧っ子が」と全て看破されている様子でした。

 

そして、ムスカから貰った金貨を見て「やれやれ、娘を金で売ったのかい」とドーラが呆れるとパズーは否定して、「シータがそうしろって言ったんだ」と言いました。

 

しかしドーラはさらに呆れて「だから、いじけてノコノコ帰ってきたわけかい。それでもお前男かい!えぇっ!!」と声を荒らげます。

 

そして、パズーを助けるためにシータが脅されて言わされていたことをドーラは見抜いており、「泣かせるじゃないか。男を助けるためのつれない仕草。あたしの若いころにそっくりだよ」と言うため兄弟たちは将来シータはママのようになるのかと戸惑っている様子でした。

 

 

その時、帝国軍の通信を傍受したドーラ

ドーラは食べていた食事を豪快にテーブルから払い落とすと、通信機に耳を傾けて帝国軍の同行をつかみました。

 

すぐに出立するというドーラにパズーは「仲間に入れてくれ」とお願いします。

 

パズーがいたほうがシータが言う事を聞くだろうと判断したドーラは「40秒で支度しな!」というとパズーを連れて行くことにしました。

 

 

その頃、シータは帝国軍の要塞にいた

パズーがドーラ一家に加わった頃、ムスカはシータを連れて帝国軍の要塞にいました。

 

シータは監禁された部屋の中で、まだ小さかった頃に母親から教えてもらった秘密の言葉を思い出していました。

 

その言葉は「われを助けよ、光よよみがえれ」という意味を持ち、シータは無意識に「リテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール…」と、その言葉を口に出して呟くと途端に首から下げた飛行石が眩い光を放ち始めました。

 

驚いているシータの元にムスカが駆けつけてきて、「すばらしい、古文書にあったとおりだ。この光こそ聖なる光だ」と言うと、「どんな呪文だ!教えろ、その言葉を!」とシータに呪文を教えるように詰め寄ります。

 

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – ロボット兵が動き出す

 

シータの呪文に反応して動き始めたロボット兵

シータの唱えた呪文によりロボット兵は長い眠りから覚め、シータを助けるために要塞を破壊し始めます。

 

 

ロボットは圧倒的な力で破壊をしながら飛行石を持っているシータの元へ行こうとしていました。

 

それに気づいたムスカはシータを連れて行こうと強引に手を引っぱるとシータが叫んだため、ロボット兵は主の居場所に気づいたのか壊れた羽を広げて猛スピードで上層階まで飛び上がりました。

 

シータは北の塔の最上階に上がっており、ロボット兵が目の前に迫ってきたため怖がって逃げてしまいますが、塔の上に姿を現したロボット兵がシータに手を差し伸べたところで帝国軍による砲撃に被弾してしまいます。

 

攻撃を受けたロボット兵は一度倒れましたが、砲撃で吹き飛ばされたシータを抱き抱えると、圧倒的な破壊力の光線であっという間に要塞を焼き払ってしまいました。

 

気を失っていたシータが意識を取り戻すと、破壊の限りを尽くしているロボット兵に「やめて!」と叫びます。

 

 

パズーはフラップターでシータの元に向かっていた

要塞でロボット兵が破壊の限りを尽くしている頃、パズーはドーラと一緒に羽のついたフラップターに乗ってシータ救出に向かっていました。

 

パズーはシータの姿を捉えるとドーラに伝えますが、向かう途中で飛んできた破片にドーラが被弾してしまい気を失ってしまいます。

 

パズーは操縦桿を握ると崖に衝突の直前で急上昇を試みますが、ドーラが意識を取り戻して操縦桿を支え急上昇に成功しました。

 

その時、シータを抱きかかえていたロボット兵は状況を理解したのか、シータを塔の塀の上に立たせてくれましたが、その瞬間に胸に大砲が被弾して火を吹いてしまい、シータは壊れ行くロボット兵の手を取り泣き叫びながらパズーの声を呼びました。

 

ドーラは「最後のチャンスだ!すり抜けながらかっさらえ!」と言うと、パズーはフラップターに足をかけて逆さになり、塔の最上階の塀で待つシータを抱きかかえ、シータの救出に成功しました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – パズー、シータ、タイガーモス号へ

 

ドーラ一家の飛行船・タイガーモス号へに乗り込んだパズーとシータ

パズーはシータを助けた後、ドーラ一家の自慢の飛行船・タイガーモス号へ乗り込み、ラピュタを目指します。

 

ゴリアテに狙われていたドーラたちは何とか逃げ切ると、ドーラの息子たちが待機していたタイガーモス号へと戻ってきました。

 

船に乗せて欲しいというパズーに、ドーラは飛行石も持たないのに乗せて何のメリットがあると突っぱねますが、ラピュタを観たいため船で働くことを条件に乗せてもられることになりました。

 

シータはドーラに連れられて動きやすいように着替えを貸して貰い、持ち場となる調理場に案内しました。

 

一方、パズーは機械の整備ができる特技を活かして、整備士のじっちゃんと呼ばれている老人の元で働くことになりました。

 

その頃、飛行石を手にしたムスカは、飛行石の指し示す方角にラピュタがあると確信して巨大飛行船・ゴリアテに乗り込んでラピュタを目指していました。

 

 

夜にパズーは船の見張りをする

パズーは夜間にドーラ一家の兄弟たちと交代で船の見張りをしていましたが、シータはドーラの目を盗んでパズーがいる見張り台に登っていきます。

 

シータはパズーと一緒に毛布にくるまると、本当は怖くてラピュタに行きたくないこと、ロボット兵が破壊されてしまったこと、亡き母から教わった秘密の言葉の中に滅びの呪文もあることなど、いろいろパズーに話してくれました。

 

そして、この話はドーラのいる部屋にも連絡管でつながっており、ドーラは横になって静かに聞いていました。

 

パズーとシータが話をしていると、シータはふいに雲の下に光があることに気づき、それはいつの間にか真下に来ていたゴリアテでした。

 

ゴリアテはタイガーモス号めがけて大砲を打ってきましたが、間一髪で雲の中に逃げ切り難を逃れます。

 

ドーラはパズーに「お前は目がいい。見張り台だけ雲から出して追跡する」と言うとパズーに指示を出し、レバーを回して見張り台を切り離し、ハンドルを回して羽を出しました。

 

シータは船に残るようにドーラは言いましたがシータが「なぜ?」と返すので「なぜって、お前は女の子だよ」と言うと、「あら、おばさまも女よ。それに私 山育ちで目はいいの」とパズーと一緒にいるためにドーラを納得させました。

 

パズーとシータは見張り台から夜通し見張りを続け、朝日が昇ってくる方向にシータは「パズー、おかしいわ。夜明けが横から来るなんて」と言いました。

 

パズーは「そうか!ぼくらは東へ進んでるはずなんだ」と船が進んでいる方向が北になっていることをドーラに伝えると、ドーラも風の影響で針路が狂ったことに気づきます。

 

 

突如、低気圧の中心が目の前に現れる

シータは近づいてくる巨大な雲に気づきますが、それは巨大な低気圧の中心でした。

 

ドーラは「そいつは低気圧の中心だ!風に船を立てな、全速力!引きずりこまれるよ!」と言うと、パズーたちの乗っている見張り台はどんどん雲に引き寄せられていきました。

 

収容はできないというドーラに、パズーとシータは必死に見張り台に捕まっていましたが、船は雲の上に出て迫りくる雲の塊を確認します。

 

ドーラが「竜の巣だ!」と言うと、パズーは「竜の巣?これが…」と、生前に父親が雲の塊の中で観たラピュタの写真を思い出します。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – ラピュタに降り立つ

 

ラピュタを目指して竜の巣につっこむ

パズーは「父さんは竜の巣の中でラピュタを見たんだ!」とドーラに伝えましたが、ドーラは「入ったとたんにバラバラにされちまうよ!」と返します。

 

 

その時、いきなり雲の中から姿を現したゴリアテにタイガーモス号は一斉に砲撃を受け、ドーラはパズーの言葉に「よーし!行こう 竜の巣へ!」と腹をくくりました。

 

しかし、ゴリアテの砲撃でパズーとシータを乗せた見張り台のワイヤーが切れて飛ばされてしまい、タイガーモス号は大砲に被弾してしまい竜の巣に巻き込まれてしまいます。

 

ゴリアテの中ではラピュタ探索の指揮官・モウロ将軍が喜んでいましたが、危険が迫っているため退避を促す操縦者にムスカはラピュタはこの中にあると竜の巣へ入ることを指示します。

 

パズーは暴風が吹き荒れ、雷が鳴り響く中で、何とか目を開けたところパズーの目には父親がラピュタに向かう姿が映っていました。

 

パズーは必死に父親に呼びかけましたがその瞬間にそれまで猛威を奮っていた風が止み、見張り台は無事竜の巣の中に入ることができました。

 

 

ラピュタに降り立ったパズーとシータ

無事竜の巣を抜けたパズーとシータは、無事ラピュタの中庭に着陸させることができました。

 

鳥のさえずりが聞こえてきて、パズーは芝生の上に倒れていることに気づきました。

 

パズーはシータを起こすと、ふたりで芝生のヘリに行き下を眺めてみると遥か下に海が見えていました。

 

ふたりはついににラピュタに降り立ったことがわかると喜び合いましたが、シータを抱いてクルクルと回っている内にラピュタから落ちそうになって笑い合っていました。

 

すると、そこにロボット兵の音が聞こえてきて、パズーは「シータの出むかえかな?」と言いましたがシータは飛行石を持っていませんでした。

 

ロボット兵が見張り台に触ろうとしたため、「おねがい、それを壊さないで。それがないと帰れなくなるの」とシータが話しかけるとロボット兵は理解した様子でしが、ロボット兵がゆっくり見張り台をどけると、そこには鳥の巣がありました。

 

鳥の巣を守ったロボット兵は、パズーとシータを案内するように歩いていきましたが、到着した場所には多くのロボット兵が眠っており、そこはお墓でした。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – 帝国軍、ドーラ一家も到着する

 

ドーラ一家は帝国軍に捕まっていた

パズーとシータはロボット兵のお墓に花を添えていると、ラピュタ城の裏側で大きな爆発音がしたためふたりは向かってみると、帝国軍が到着しており、ドーラ一家は捕縛されている様子でした。

 

 

どうやら帝国軍は城の中から大量の財宝をゴリアテに積んでいるところのようで、指揮官のモロウ将軍は「どうだ欲しいか?お前らにはたっぷり縄をくれてやる」と得意げになっているようでした。

 

帝国軍の無法ぶりにシータが「あの人たちが上の庭へ行ったら」とロボット兵を心配するので、パズーは「シータ、飛行石を取り戻そう。ここを奴らから守るにはそれしかないよ」と言い、ラピュタは目覚めの石である飛行石を持っているムスカを待っていると確信しました。

 

そして、ムスカがラピュタを手に入れたら財宝の略奪よりもさらに酷いことが起きると思い、シータに滅びの言葉を使うことを示唆します。

 

パズーとシータは城に巻き付いた木の根や蔦を伝ってドーラたちの元を目指しましたが、途中でシータはパズーを守るためにムスカに捕まってしまいます。

 

パズーはシータを助け出すために捕縛されている真下までやってきて、ドーラに逃げ出すためのナイフを手渡すと、ドーラから拳銃サイズの大砲と2発の弾を受け取りました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – ムスカの独裁が始まる

 

飛行石を持ったムスカはラピュタの力を見せつける

飛行石を持ってラピュタの深層部に入ったムスカは城の制御装置を発見し、ついに独裁を始めてしまいます。

 

ムスカはシータを連れて深層部の入口まで来ると、部下を置いて中へと入っていくと、そこにはびっしりと木の根が群生していて容易には進めない状態になっていました。

 

その頃、モロウ将軍にはムスカが深層部にいることが伝えられており、「青二才め、本性をあらわしおったな」というと小隊を招集してムスカの後を追っていました。

 

ムスカは木の根をかき分けて中に入っていくと、そこには大きな飛行石が輝きを放っており、それを観たムスカは近くにある石で作られた文字盤をメモと照らし合わせると「読める!読めるぞ!」とラピュタ語を読めることに興奮している様子でした。

 

「あなたはいったい誰?」と聞くシータに、ムスカは振り返ると「私も古い秘密の名前を持ってるんだよ、リュシータ。私の名はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」ともうひとりの王位継承者であり元々ひとつの王家だったことを明かします。

 

ムスカは爆薬を仕掛けて中に入ろうとするモロウ将軍と兵たちを城の地下へと誘導すると、動揺するモロウ将軍に「言葉をつつしみたまえ。君はラピュタ王の前にいるのだ」と言い、ラピュタの力を見せつけるために地上に向けて光線を発射し、地上ではまるで核のような爆発が起こってしまいます。

 

その力を観たモロウ将軍は「すばらしい、ムスカくん。君は英雄だ、大変な功績だ!」と言うと拳銃を抜いてムスカに発砲しましたが、それは立体映像であり、ムスカは「君のアホ面には心底うんざりさせられる」と言うと「死ね!」という言葉とともにモロウ将軍たちがいる足場を開けて空に放り出してしまいました。

 

その頃、パズーはシータの元へ行くためにラピュタの深層部に入ることができる穴をよじ登っていましたが、ムスカはロボット兵を目覚めさせて逃げようとしていたゴリアテに集中攻撃を加えて沈めてしまいました。

 

その時、シータはムスカの隙をついて飛行石を取り返して逃げ、ムスカは笑いながら後を追ってきましたが、シータはパズーと壁越しに再会することができ、穴伝いに飛行石をパズーに渡して海に捨てるように叫びました。

 

その様子を見ていたムスカは拳銃を打つと、シータの命と引き換えに飛行石を返すように言いました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – ラピュタが崩壊する

 

王座の間に追い詰められたシータ

ムスカは拳銃を使ってシータを王座の間に追い詰め、ふたつのおさげを打ち抜いてしまいます。

 

おさげを失ったシータは髪が下りてしまい、ムスカは今度は耳を打ち抜くと脅しました。

 

そこにパズーが現れて、「石は隠した、シータを撃ってみろ。石は戻らないぞ」と言うと、ムスカはシータの命を盾に「石の在り処を言え!」と脅してきました。

 

パズーは「シータと二人きりで話がしたい」と言うと、ムスカは「3分間待ってやる」と弾込めを始めました。

 

パズーはドーラたちを逃がしたことをシータに伝えると、滅びの呪文を教えて欲しいと言いました。

 

パズーとシータはたとえ二人の命が亡くなっても、ムスカもろともラピュタを滅ぼしてしまおうと思ったのでした。

 

「時間だ!」というムスカに、パズーとシータは重ね合わせた手の中に飛行石を掲げ、「バルス」と滅びの呪文を唱えました。

 

 

ラピュタの崩壊が始まる

滅びの呪文により眩い光を放ち始めた飛行石の光に、ムスカは目が眩んでしまい目が見えなくなります。

 

ムスカは視力を失って壁伝いにフラフラと歩いていましたが、崩れ始めた城に巻き込まれて遥か下の海へと落ちて行ってしまいました。

 

城がどんどん崩れていく中、ドーラたちはギリギリまでふたりの帰還を待っていましたが、いよいよ危険になってきたため城を離れました。

 

悲しむ息子たちにドーラは「あの子たちはバカどもからラピュタを守ったんだよ」と言いましたが、城の崩壊は止まって大きな木の根が露出し、その中に眩く輝く飛行石が見えていました。

 

そして、パズーとシータは木の根に守られて落下から免れており、引っかかっていた見張り台に乗り込むとラピュタを後にしました。

 

そして、パズーとシータはオーニソプターを連結させて飛んでいるドーラたちに合流し、再会を喜び合いました。

 

ドーラも「よく生きてたね!」とシータを抱きしめると、ラピュタ城からくすねてきたいくつかのお宝を見せてくれました。

 

パズーはオーニソプターでシータをゴンドアまで送り届けるためにドーラ一家と別れましたが、見えなくなるまで手を振り続けていました。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』ネタバレあらすじ – その後の結末

 

『天空の城ラピュタ』はその後どうなる?

スタジオジブリ作品はその後をぼかして視聴者に想像させる余地を残すことが多いですが、『天空の城ラピュタ』のその後の結末についても都市伝説が浮上しています。

 

『天空の城ラピュタ』はパズーとシータがドーラ一家と別れるところまでしか描いておらず、その後はエンディングのスタッフロールで主題歌「君をのせて」が流れながらラピュタの木が世界を回っている様子が描かれています。

 

そして都市伝説的に、その後パズーはシータをゴンドアまで届けると、一緒に暮らすわけでもなくあっさりと別れの握手を交わして元の炭鉱の町に戻ってしまうという噂が語られるようになったようです。

 

 

この都市伝説の真相についてはスタジオジブリが明確に否定しているようで、確かに二通りのエンディングが用意された映画はあるものの『天空の城ラピュタ』はそれに該当しないというものでした。

 

この噂は『天空の城ラピュタ』の小説版で、その後の話が少しだけ書かれていたこと、宮崎駿さんが制作時に描いた原画の中にエンディングのその後のような絵があったことに起因しているようです。

 

 

 

 

『天空の城ラピュタ』の評価・感想・海外の反応

 

スタジオジブリNO.1の人気を誇る『天空の城ラピュタ』

『天空の城ラピュタ』は「Yahoo!映画」での評価においてはスタジオジブリ作品の中で最も高い評価を得ている作品で、5点満点中4.56点なので実に9割の人が”良い”と評価していることになります。

 

『天空の城ラピュタ』について「良い・普通・悪い」に分けて評価と感想をご紹介します。

 

 

『天空の城ラピュタ』”良い”の評価・感想

”良い”の評価の感想にはジブリ作品の中で一番最高だという声も多い

『天空の城ラピュタ』を”良い”と評価する感想の中には「ジブリ作品の中で一番好き」という声は非常に多いようです。

 

宮崎映画のなかで一番好き。
起承転結がはっきりしてて、単純明快。
静と動、明と暗、上と下みたいな二重構造を映像にも台詞にもわかりやすく明確に入れてきたり。
龍の巣の嵐の中で、一瞬静寂が来て眼下に海を見るシーンとか。
塔の上で少女を掠うシーンは映画史上最高のクライマックスだね。
印象的なセリフが多いのも特徴だと思う。

 

引用:Yahoo!映画 – いつ見ても面白いし感心させられる

 

この感想にあるように『天空の城ラピュタ』は子供向け作品として難しくないようにストーリー構成が組んであるため起承転結がはっきりしています。

 

宮崎駿さん自身は後半でストーリーが破綻している部分もあると語っていますが、わかりやすいからこそ楽しめるのでしょう。

 

シータを救うため、ラピュタを見つけるために翻弄するパズーに心打たれます。
最後にドーラがシータを抱きしめるところは、ホロっとさせられました。
個人的には、ジブリで最も面白い作品です。

 

引用:Yahoo!映画 – ジブリで最もテンポがある映画

 

最初は敵だったキャラが味方になるというのは感動するものですが、『天空の城ラピュタ』でもドーラ一家に追われていましたが最終的には良き仲間となりました。

 

ドラゴンボールでいう悟空とベジータのように、かつての敵と協力して共通の巨大な敵を倒すというのはやはりカタルシスを感じてしまうでしょう。

 

とにかくあの世界観が素晴らしい。絵もさることながら、音楽が素晴らしい。
パズーとシータがラピュタに降り立ったシーン。ここで使われているオーケストラ調の曲が、壮大で荘厳なラピュタのイメージにぴったり当てはまるのだ。
あとはラピュタ脱出後~「君をのせて」までの曲の流れもまた素晴らしい。
ストーリーはシンプルな冒険物語だが、その中に人間の欲の深さが描かれている。結局人間(の欲望)を止められるのは人間(ここではパズーとシータ)だけ、ということなのだろう。それは今も昔も変わらない。

 

引用:Yahoo!映画 – 何度観ても

 

『天空の城ラピュタ』の音楽を務めたのは久石譲さんですが、雄大な空の中に浮かぶラピュタが現れるシーンなどの音楽は鳥肌が立った人も多いでしょう。

 

久石譲さんの絶妙にマッチした音楽は『天空の城ラピュタ』のクオリティを一段と高いところに引き上げています。

 

 

『天空の城ラピュタ』”普通”の評価・感想

”普通”の評価の感想には感情移入できない声が多い

『天空の城ラピュタ』を”普通”と評価した感想の多くには「キャラクターに感情移入できない」という声も少なくないようです。

 

「バルス」の意味と使い方はじめて知りました(笑)
30年前に観たら、スゴい物語だったと思う。
今観ても全く違和感なしなので。
宮崎駿ワールド、堪能しました。

 

引用:Yahoo!映画 – バルス

 

この感想の人は最近初めて『天空の城ラピュタ』を観たようですが、同作のロマン溢れる冒険はどれほど時代を経ても感動するでしょう。

 

スタジオジブリが立ち上がって最初の作品ですが、現在もなお1位というのはすでにスタートからジブリは完成されていたことになります。

 

そこそこ楽しめる内容だとは思うので人気作なのも解かるのですが、
その要素は殆ど他の作品の引用なので、「ナウシカ」「カリオストロの城」「紅の豚」の方が出来としては優れていると思います。
なので、繰り返し観たくなる作品ではないですが、そこそこ面白いと思います。

 

引用:Yahoo!映画 – カリオストロの良い所取り?

 

後述しますが『天空の城ラピュタ』は宮崎駿さんのテレビ向けアニメ『未来少年コナン』の後の時代という設定のため、やはり引用された部分は多かったでしょう。

 

そういう意味で考えれば、完全に独立しているジブリ作品の方が出来は上だという声も少なくないのかもしれません。

 

ロボットや飛行船の造形は見事だし、その後の宮崎作品というよりその後の日本アニメ世界に多大なる影響を与えた業績は立派。
ただ、どうしても主役たちのキャラが薄いせいで、お話として感情移入しづらく、私はハマりませんでした。
私は、ナウシカや紅の豚や千と千尋とかのほうが断然好きだなあ。

 

引用:Yahoo!映画 – やっとストーリーを覚えた

 

『天空の城ラピュタ』は王道ファンタジーのためどうしても記号的なキャラクターにならざるを得なかったのかもしれません。

 

そういう点では『風の谷のナウシカ』のナウシカや、『紅の豚』のポルコ・ロッソの方がキャラクターは立っていて魅力的でしょう。

 

 

『天空の城ラピュタ』”悪い”の評価・感想

”悪い”の評価の感想には細かい指摘が多い

『天空の城ラピュタ』で”悪い”の評価をつける感想の多くには細すぎる指摘をして素直に楽しめない人が多いようです。

 

子供向けのアニメ映画にあまり言っても仕方ないが、宮崎監督がこの映画の解説で「映画として非常に問題のある構成になっている部分がある」と語っていた通りの映画だと自分も感じた。
音楽に関してはジブリ映画の中でも一番なんじゃないかなっていうくらい良かったと思う。

 

引用:Yahoo!映画 – 終盤の展開が雑

 

この感想は最低評価をつけながらも『天空の城ラピュタ』について一定の評価をしているため、ある種フェアな酷評でしょう。

 

久石譲さんの音楽など良い部分は良いと言えるだけに楽しめなかったのはもったいないですね。

 

はやおさんファンて基本教養レベルが低い子たちが大半だから
この程度のお絵書きでラプチャーしちゃうんでしょーな。
そもそもアニメ観る人種ってやっぱりアニメしか観ない子たちだから
鑑賞レベルが低いというか他にそれしか知らない子ばっかだから
何もわからず点滴うってる延命治療者のようにボーと受けるだけなんでしょー。

 

引用:Yahoo!映画 – まー所詮はやおファンてのは・・

 

宮崎駿さんの作品には必ずこうした的外れな酷評をする人間がいるものですが、口調が非常に似通っているため一人の人間が自作自演しているのかと思ってしまいます。

 

酷評して悦に入っているのかもしれませんが、『天空の城ラピュタ』は非常に教養レベルが高い層にもファンはたくさんいるため、自ら教養レベルが最底辺だということを露呈しているようです。

 

透けて見える色眼鏡は19世紀ヨーロッパで発明されてるが、色は青、緑、茶褐色などで、黒は1930年代にレイバンがパイロット用として開発したのが史上初。パイプ男のあれだ。それがだんだん変化して、レトロファッションに変化していった。本物のレトロサングラスなんてないのだ。つまり、ムスカの手下は、タイムマシンで過去に行った未来からの使者ということかな?

 

引用:Yahoo!映画 – レトロ風黒眼鏡は、戦後のファッション。

 

この感想では『天空の城ラピュタ』でムスカの手下がかけていたサングラスは当時の時代背景の中では無かったことを説明しています。

 

細かいことと言えばそれまでですが、やはり気になってしまう人は心から楽しめなくなるのでしょう。

 

 

『天空の城ラピュタ』について海外の反応

海外の反応は約9割が大絶賛

海外の人は日本人に比べて非常に素直に観賞し、感情的に表現することが上手いですが、『天空の城ラピュタ』はAmazon.comのの評価で90%近い人が”良い”と評価しています。

 

「天空の城ラピュタはあなたをとりこにするだろう」 アメリカ
私がこの映画を観たのは、もう3年ほど前のことです。これ以上素晴らしい映画は存在しないんじゃないでしょうか。このアニメと比べると、ほとんどのハリウッド映画は毎週放送してるテレビドラマ程度のものに見えてしまいますね。このラピュタは優れた独創性を持つ宮崎駿監督と、彼の率いるスタジオジブリによって作られた素晴らしい映画です。

 

引用:超訳コネクト – 海外の反応】 「天空の城ラピュタ」 米アマゾン・レビュー

 

海外の感想は日本人にとって非常に大げさに感じるものが多く何か照れくさくなってしまうものもありますが、『天空の城ラピュタ』は多くの人の感性に影響を与えたのは事実でしょう。

 

宮崎駿さんの独創性は唯一無二のものですが、ここまで世界で受け入れられるというのはメッセージ性を深い視点で盛り込んでいるからなのかもしれません。

 

「最高の宮崎映画」 ポーランド
遠い未来、僕が死ぬ直前に、僕に同情した誰かがラピュタのディスクとプレーヤーを生命維持装置に入れて再生ボタンを押してくれないものかと、本気で願ってる。そうしてくれれば、僕はこの映画を観る度に感じていた究極の美と一緒に、あの世に旅立っていけるわけだから。

 

引用:超訳コネクト – 海外の反応】 「天空の城ラピュタ」 米アマゾン・レビュー

 

なんとも面白い感想ですが、死の間際に観たいものが『天空の城ラピュタ』という人も中々少ないえしょう。

 

しかし、それほどの作品に出会えるというのは本当に希なことだと思いますので、『天空の城ラピュタ』はこの人を心から幸せにしたということでしょう。

 

「これこそ本物の冒険」 ロンドン
初めて見たのは子供の頃、学校をサボった時だった。見終わった後は映画の世界から出て行きたくなかった覚えがある。これは、少年が困難を乗り越えて一人前の男になるための、息を飲むような冒険の話だ。見る者に対して、これは本物だと思わせる力を持つ映画でもあった。
海賊、エージェント、ミステリー、愛と勇気が夢を実現させる…、当時8歳の僕には、何もかもがたまらなくカッコよく見えたし、完全に心を奪われてしまったもんだ。この映画を子供の頃に観ることが出来なかった人たちには、お気の毒としか言えないね。でも、心に若さを持つ人なら、今から観ても決して遅くはないと思う。

 

引用:超訳コネクト – 海外の反応】 「天空の城ラピュタ」 米アマゾン・レビュー

 

この感想の人は多感な時期に『天空の城ラピュタ』を観賞したようですが、少年時代には冒険心が掻き立てられたことでしょう。

 

他にも、『天空の城ラピュタ』を観てアニメーターを目指したという感想もありました。

 

 

『天空の城ラピュタ』の都市伝説・裏話についての考察

 

『天空の城ラピュタ』には都市伝説・裏話が多い

スタジオジブリ作品には都市伝説・裏話が多いものですが、『天空の城ラピュタ』は特に多いようです。

 

『天空の城ラピュタ』の都市伝説や裏話、裏設定について総まとめしましたのでご紹介します。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – バルスはトルコ語だった?

バルスはトルコ語の「バルシュ」から来ていた?

『天空の城ラピュタ』の終盤でパズーとシータが滅びの呪文「バルス」を唱えますが、これはトルコ語の「バルシュ」から来ているという都市伝説があります。

 

『天空の城ラピュタ』が『金曜ロードショー』などで放送される度にツイッターやニコニコ動画などネット上で「バルス祭り」が勃発しますが、この「バルス」という滅びの呪文がトルコ語の「bans(バルシュ)」から来ているという都市伝説があります。

 

この「bans(バルシュ)」というトルコ語は日本語訳が「平和」であり、滅びの呪文なのにこうした言葉を選んだということは、本当は滅びを与える言葉ではなく平和に向かうための希望の言葉でもあるという宮崎駿さんらしい言葉のチョイスだと言われていますが、公式で認められているわけではないようなので真相は不明です。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – ロボット兵の正体

ロボット兵には2種類のタイプがある

ロボット兵はよく『風の谷のナウシカ』に登場する巨神兵と混同されがちですが、まったく別物です。ロボット兵には戦闘用と番人の2種類のタイプがあるようです。

 

『風の谷のナウシカ』の巨神兵は「火の七日間」という世界のほとんどを焼き尽くした最悪の最終戦争で用いられた人造生体兵器で、これは現代で言う核兵器を意味しているのでしょう。

 

一方で『天空の城ラピュタ』に登場するロボット兵は、大きさは人の2、3倍程度であり、材質はセラミックでできています。

 

そして、ロボット兵には2種類のタイプがあり、ひとつはパズーとシータがラピュタに降り立った時に庭園を歩いていた番人タイプ、そしてもうひとつが帝国軍が攻めて来た時にムスカに利用されてしまった戦闘タイプのものです。

 

このロボット兵は実は『ルパン三世 2ndシーズン』にも登場しており、宮崎駿さんが製作した第155話「さらば愛しきルパンよ」の物語中にラムダという名前のロボット兵が登場していますが、デザインは『天空の城ラピュタ』のものとほとんど一緒となっています。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – ラピュタのモデルは?

『天空の城ラピュタ』にはいくつもモデルがあった?

世界遺産のような荘厳な佇まいをしているラピュタ城ですが、モデルとなったのもまた複数の世界遺産だったと言われています。

 

都市伝説的な憶測に過ぎませんが、『天空の城ラピュタ』のラピュタ城にはいくつかのモデルとなった場所があると言われています。

 

長い歳月を経て荒廃が進み、どこか物悲しくなるようなノスタルジーな気分にさせてくれるラピュタ城の佇まいですが、”空中都市”と呼ばれるペルーにあるマチュピチュや、宮崎駿さんが製作時にロケハンとして訪れたイギリス・ウェールズ地方、巨大な熱帯雨林の中に佇む朽ちた寺院・ベンメリア遺跡、そしてフランス・サン・マロ湾上に浮かぶ小島の修道院・モンサンミッシェルなど世界遺産の数々がモデルになっていると言われています。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – 飛行石のモデル

飛行石のモデル候補はいくつかある?

シータが持っていたラピュタ一族に伝わる飛行石ですが、モデルとなった石には3つの種類があるようです。

 

冒頭で空から落ちてきたシータを浮かせて守り、ラストシーンではムスカを前に滅びの呪文「バルス」を唱えてラピュタを崩壊させた飛行石。

 

美しい光を放つこの飛行石はジブリショップなどでグッズとして販売されており、素材としてはラピスラズリだと記載されています。

 

このことから飛行石の第一のモデル候補はラピスラズリと言われており、日本名は”瑠璃”と呼ばれる青い宝石です。

 

二つ目のモデル候補はホタル石で、この石は紫外線を当てると発行するという特徴を持っていますので、飛行石の着想を得た石だったのかもしれません。

 

三つ目のモデル候補はバライバトルマリンという石ですが、こちらも透き通るような青色をした美しい宝石です。

 

 

飛行石の着想は『沙漠の魔王』

宮崎駿さんが飛行石の着想を得たのは少年時代に読んだ福島鉄次さんの絵物語『沙漠の魔王』だと言われています。

 

この『沙漠の魔王』は『千夜一夜物語』の中の有名な物語『アラジンと魔法のランプ』を題材とした作品であり、空を飛ぶために飛行石の力を利用しているようです。

 

また、『沙漠の魔王』は『風と谷のナウシカ』にも色濃く影響を与えている作品だと言われています。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – 時代背景について

パズーの父親が撮影した写真から時代がわかる

パズーの父親も飛行機乗りの冒険家で、ラピュタを撮影した写真には日付が刻印されていました。

 

『天空の城ラピュタ』の本編では時代背景について語られることはありませんが、パズーの父親が撮影したラピュタの写真には”1868.7”とクレジットされているため、パズーが10代前半の少年であることから1870~1880年代の話ということになります。

 

この時代は各国がこぞって航空技術の開発に注力しており、1883年にはフランスで世界初の電動プロペラを使った飛行機の開発に成功しています。

 

そして、宮崎駿さんのインタビュー本である『風の帰る場所』によれば、『天空の城ラピュタ』の舞台はイギリスであり、作中で登場する重火器類や乗り物も当時のイギリスのものを参考にしていると語っています。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – シータはドーラの娘?

元々シータはドーラの娘という設定だった?

ドーラは空中海賊”ドーラ一家”のボスでシータから飛行石を奪おうとしていましたが、実は元々の設定ではシータの母親だったとなっているようです。

 

物語冒頭で赤いずきんをかぶった空賊たちがシータを執拗に追ってきますが、この男たちのボスがドーラであり、泣く子も黙る空中海賊”ドーラ一家”でした。

 

原案が出来上がる段階でシータはドーラの娘だという設定になっていたようで、物語中でも「あたしの若いころにそっくりだよ」と言いますが、確かに設定のラフ画では美人だったのだろうと思わせる、シータを勇敢な感じにしたような似てなくもない印象のようです。

 

しかし、もしドーラがシータの母親だったのなら話はまったく違うものになっていたでしょう。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – ムスカの先祖?

ムスカのモデルとなったキャラクターがいた?

ムスカのモデルとなったキャラクターは宮崎駿さんが製作した『未来少年コナン』に登場するレプカだと言われています。

 

名前の響きもとても似ていますが、帝国の特務機関の長官としてシータの飛行石を付け狙っていたムスカの先祖はレプカだったとされており、『天空の城ラピュタ』の設定資料集となるロマンアルバムでは『未来少年コナン』の後の時代が『天空の城ラピュタ』だと書かれてあります。

 

そのため、『未来少年コナン』でインダストリア行政局長で独裁者でもあるレプカは、非常に性格が似ているムスカの先祖だと言われるようになったようです。

 

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – ムスカも落下していた

よく見るとムスカも落下中だった?

左の画像の中央の瓦礫の右上あたりに落下に巻き込まれたムスカがいるようですが、見えるでしょうか?

 

『天空の城ラピュタ』の終盤でパズーとシータが3分間の話し合いの末に下した決断、ラピュタを崩壊させる滅びの呪文「バルス」を唱えてラピュタ城の崩壊が始まります。

 

その中で瓦礫やロボット兵が落下していく中にムスカがいると話題になりました。

 

動画で確認することは極めて難しいですが、静止画で見ると確かにスーツを着たムスカらしき人物が映っていることがわかります。

 

どうやらムスカは頭から真っ逆さまに落ちていったようですね。

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 – パズーは海賊になった?

パズーは「海賊にはならない」と言ったものの…

『天空の城ラピュタ』の物語中盤でパズーとシータがドーラの飛行艇に乗った時、「でもパズーを海賊にしたくない」とシータが言い、パズーも「ぼくは海賊にはならないよ」と言いますが、その後海賊になったと都市伝説が浮上していました。

 

シータはパズーが助けてくれることでドーラ一家に入らざるを得なくなることを心配して「海賊にしたくない」と言いましたが、パズーもはっきりと「僕は海賊にはならないよ」と返していました。

 

しかし、それから十数年の歳月が経ち、パズーの声優を務めた田中真弓さんはテレビアニメ『ONE PIECE -ワンピース-』にて海賊・ルフィの声優を務めることになりました。

 

このことからネット上では、「パズーは海賊になってしまった」と囁かれるようになり、しかもルフィは「俺は海賊王になる!」と言っていますのでシータにとって最も最悪な職業に就いてしまったことになります。

 

 

 

 

『天空の城ラピュタ』都市伝説・裏話の考察 -『ふしぎの海のナディア』の関係

『天空の城ラピュタ』と『ふしぎの海のナディア』には関係があった?

『天空の城ラピュタ』が『未来少年コナン』の後の時代だということは先述しましたが、『ふしぎの海のナディア』とも関連があったと言われています。

 

『ふしぎの海のナディア』は1990年4月13日から1991年4月12日まで39回に渡って放送されたアニメで、監督を庵野秀明さんが務め、キャラクターデザインを貞本義行さんが務めていました。

 

庵野秀明さんのインタビューが掲載されている「ふしぎの海のナディア絵コンテ全集」によれば、宮崎駿さんが製作した『未来少年コナン』の続編にあたる『未来少年コナン2』の企画から『天空の城ラピュタ』と『ふしぎの海のナディア』が生まれたと語られているようです。

 

『未来少年コナン2』の原案は、コナンと少女が不思議な力を持ったペンダントを探して潜水艦で世界を旅する話で、そのペンダントを狙う悪党一派との戦いを描いたものだったようです。

 

ちなみに『未来少年コナン2』は『未来少年コナンII タイガアドベンチャー』と名前を変えて、1999年10月16日から2000年4月1日まで早川啓二さん監督で24回に渡って放送されました。

 

 

 

 

 

『天空の城ラピュタ』について総まとめすると・・・

1986年8月2日に公開されたスタジオジブリの宮崎駿監督のアニメ映画『天空の城ラピュタ』について総まとめしてきました。

 

『天空の城ラピュタ』はスタジオジブリ作品の中で一番人気の作品であり、出発点でもあります。

 

近年のスタジオジブリの作品は若手監督の台頭もあり評価がイマイチの作品もありますが、ジブリファンは宮崎駿さんの息子・宮崎吾朗さんが少しでもセンスを受け継いで貰いたいと思っているかもしれません。

 

 

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