思い出のマーニー

思い出のマーニーの都市伝説と考察!あらすじとネタバレ&評価も総まとめ

2014年7月19日に公開されたスタジオジブリの米林宏昌監督によるアニメ映画『思い出のマーニー』。

 

『借りぐらしのアリエッティ』から4年ぶりに監督を務めた作品です。

 

舞台を現代日本に置き換えた『思い出のマーニー』のあらすじや都市伝説について総まとめしましたのでご紹介します。

スタジオジブリ『思い出のマーニー』のあらすじ&ネタバレ

 

不思議な魅力を持つ作品『思い出のマーニー』

『思い出のマーニー』の原作者はイギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンで、児童文学作品として愛されてきました。心を閉ざしてしまった少女・アンナが海沿いの村に住む少女・マーニーとのふれあいを通じて心を通わせていく成長物語です。

 

『思い出のマーニー』は原作のイギリスから現代日本に舞台を置き換えて、主人公の少女・アンナも日本名の杏奈と変えていますが、マーニーについては原作と同様に金髪で青い目を持つ白人少女です。

 

『思い出のマーニー』はスタジオジブリの若手監督・米林宏昌さんによりアニメ映画化され、「第88回アカデミー賞長編アニメ映画賞」にノミネートされましたが、惜しくも受賞を逃しています。

 

 

宮崎駿、高畑勲に続く若手監督・米林宏昌

『思い出のマーニー』には宮崎駿さん、高畑勲さんは一切関わっておらず、本作のプロデューサーである西村義明さんは次代のスタジオジブリを担っていく作品になると語っており、『借りぐらしのアリエッティ』とともに米林宏昌監督は今後スタジオジブリの顔となる監督になっていくでしょう。

 

『思い出のマーニー』の企画が立ち上がったきっかけは、2012年にスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんが米林宏昌監督に対して「これを映画にしてみないか?」と持ちかけたことによります。

 

原作である『思い出のマーニー』は宮崎駿さんも推薦していたこともあり米林宏昌監督は監督を引き受け、宮崎駿さんによる前作『風立ちぬ』や高畑勲さんの『かぐや姫の物語』が大人向けのテイストだったことから「もう一度子供のためのスタジオジブリ作品を作りたい」という思いを製作発表時に語っています。

 

企画が立ち上がった頃に製作の打ち合わせで宮崎駿さんが舞台のイメージとして抱いていたのは瀬戸内海だったそうですが、宮崎駿さんの描いたイメージボードが『崖の上のポニョ』に似ていたため、米林宏昌監督がイメージがまったく異なる北海道の湿地を選びました。

 

スタジオジブリの制作スタッフとともに米林宏昌監督は釧路湿原や根室にある藻散布沼に取材に行き、『思い出のマーニー』の舞台背景となる架空の海辺の村を築き上げています。

 

北海道を舞台に選んだのはスタジオジブリ作品では初のことだったようです。

 

ここからは『思い出のマーニー』のあらすじをご紹介していきますが、ネタバレとなりますので自己責任にてお読みください。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈の性格の理由

 

壮絶な幼少期を送り心を閉ざした杏奈

杏奈が人に対して心を閉ざしてしまった理由は、幼少期に置かれた過酷な環境にありました。

 

杏奈は幼少期に両親と祖母を亡くして孤児となっており、葬儀の最中に杏奈の引き取り手について親族が揉めている様子を見たことで「自分はいらない子なんだ」と思うようになり、結局親族の誰も杏奈を引き取らなかったことから養護施設に入所させられてしまいます。

 

その後義両親に引き取られて新しい生活がスタートした杏奈でしたが、養父が亡くなってしまい養母・頼子とのふたりでの生活を送ることになります。

 

杏奈は頼子からは本当の母親のような愛情を受けていると感じていましたが、ある時頼子が役所から児童手当を受給していることを知ったことで、その愛情にも疑問を抱き始めてしまいます。

 

杏奈は頼子に対しても心の距離を置き始め、「おばちゃん」と他人行儀で振舞うようになっていきます。

 

杏奈はどんどん生きることに対して無気力になっていき喘息を患ってしまいます。

 

 

”普通”だと言われる杏奈

杏奈は頼子にも同級生にも”普通”という表現をされますが、これは杏奈が拒絶し過ぎも深く関わりもしない無気力な姿勢から周囲には”普通”に見えていました。

 

杏奈はある日学校で喘息で倒れてしまい、頼子は自宅に医者を呼んで診てもらうことになりました。

 

クラスメートが杏奈のかばんを持ってきてくれましたが、頼子が「杏奈、皆さんと仲良くやってます?」と聞くと、クラスメートは「普通です」と答えるのでした。

 

その玄関でのやり取りを聞いていた医者は杏奈に「相変わらず心配性だね、お母さん」と言いますが、杏奈は「お母さん…?」と違和感を感じてしまいます。

 

その後、医者と頼子は杏奈について話をしましたが、「あの子、いつも普通の顔なんです」といつも無表情でいることを心配するように言いました。

 

頼子は血が繋がっていないことから関係が上手くいっていないことを心配しましたが、医者は杏奈の喘息を田舎で療養することを勧めてきました。

 

 

孤独の中で成長していった杏奈

両親、祖母が生きていた頃の幸せな記憶と、養母すら信じられなくなった天涯孤独の苦しみと喘息との闘病から、杏奈は誰とも深く付き合おうとはせず内にこもるようになっていきました。

 

友達はできず孤独な日々が続き、杏奈はそうした自分すら激しく憎むようになり、暗い表情が晴れないまま成長していくことになります。

 

杏奈は「この世の中には魔法の輪があり、他の人たちは輪の中におり、自分は輪の外にいる」と考えるようになります。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、喘息の治療で親戚の家へ

 

養母との不仲から親戚の家に移った杏奈

杏奈は頼子をおばちゃんと呼び、関係に亀裂が生じていたため喘息の療養を契機に親戚の大岩家に住み込むことになります。

 

杏奈が田舎の小さな駅に到着すると、そこには親戚の叔父と叔母である清正とセツが迎えに来てくれていました。

 

セツは杏奈に「もう、覚えてないよね」と幼少期に会っていたことを覚えているか聞きましたが、「おばちゃんから聞いてます」と杏奈はやはり頼子のことを”おばちゃん”と呼びました。

 

杏奈と頼子の関係が良くないことは明白だったものの、セツはそのことには敢えて触れずに杏奈を歓迎してくれました。

 

セツは事前に頼子から杏奈との関係が上手くいっていないことを聞いていました。

 

杏奈は大岩家の家に向かう道中に丘の上に見えた建物を見て気になったので聞いてみると、”サイロ”という家畜の飼料を貯蓄している貯蔵庫で、現在は使われていないことが分かりました。

 

大岩家に到着した杏奈は、家を出て行って現在は使っていないセツの娘の部屋を借りることになり、荷物のバッグを開けると頼子からの手紙が入っていました。

 

手紙には「何か変わったことがあったら手紙をください」と書かれており、一緒に大量のはがきが入っていました。

 

セツは杏奈に「頼子は心配性だから書いてやりなさい」というと、杏奈は仕方なく「無事に着きました。とてもいいところです。叔父さん叔母さんもとても親切です」と当たり障りの無い文章を書きました。

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 海辺の町の屋敷に来た杏奈

 

ハガキの投函のために郵便局に来た杏奈

杏奈は頼子へのハガキをポストに投函するために郵便局に向かいましたが、アクシデントから海辺の屋敷を見つけます。

 

郵便局へとやってきた杏奈でしたが、地元の人が近づいてきたことに逃げるようにしてその場を離れましたが、そのはずみでうっかり足を踏み外して丘を転げ落ちてしまい海辺まで出てしまいました。

 

杏奈はそこで普段は海の中にあるであろう一軒の屋敷を見つけましたが、その屋敷をどこかで見たことがあると感じた杏奈は干潮だったこともあり屋敷まで歩いて行くことができました。

 

屋敷の周りを見て回った杏奈は、草が生え放題で人が住んでいる気配もないことから、「やっぱり誰もいないんだ」と思い、2階の窓が気になって見上げた瞬間に記憶が遠のいて眠ってしまいました。

 

杏奈が再び目を覚ました時は満潮になっていて屋敷は海の中で孤立しており、帰るにも帰れない状態になっていたため杏奈は途方に暮れていました。

 

その杏奈を見つけた地元住人で、白いひげを蓄えた老人の十一がボートを漕いで来てくれて助けてくれました。

 

十一はとても寡黙な変わり者で、地元では”10年に一度しか喋らない”と噂されており、いつもひとりでいることから子供達からもからかわれる存在でした。

 

ボートで岸に戻る途中で杏奈は屋敷を振り返ると、誰もいなかったはずの屋敷に明かりが灯っているように見えましたがすぐに消えてしまいます。

 

大岩家に戻った杏奈は清正とセツに屋敷のことについて訪ねると、ずっと外国人が別荘として使っていて何人も人が入れ替わっているが現在は使われていないということでした。

 

その夜に杏奈は金髪の少女が屋敷の2階でおばあさんに髪をとかして貰っている夢を見ました。

 

 

屋敷のスケッチに行った杏奈

絵を描くことが好きな杏奈は翌日に屋敷をスケッチするために出かけ、十一にお願いしてボートの上から湿地に佇む屋敷をスケッチしました。

 

杏奈はその翌日もスケッチをしに行こうと思いましたが、セツに呼び止められて近所に同世代の少女・信子のいる家へ一緒に届けものに出かけました。

 

そこでセツと信子の母は七夕祭りの話で盛り上がり、杏奈と信子に一緒にお祭りに行くように勧めます。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 自分の性格に嫌気が差した杏奈

 

信子に酷い言葉を投げかけた杏奈

杏奈はセツに勧められて信子とお祭りにいくことになりましたが、信子に酷い言葉を投げかけて自己嫌悪に陥ります。

 

杏奈は言われるままに信子と一緒に七夕祭りに行きましたが、信子が「どうしてこんな田舎に来たの?」と聞いて来るも杏奈が答える前に他の友達と話始めてしまったためカチンときます。

 

願いを書くように短冊を渡された杏奈は「毎日が普通に過ごせます様に」と書きましたが、信子が短冊を奪い取り「杏奈ちゃん、普通って何?」と茶化しました。

 

さらに信子は杏奈が答える前に少し青みがかった瞳に気づいて「杏奈ちゃんの目の色、よく見るとすごく綺麗。ちょっと青が入っていて…」と言いかけましたが、信子の無神経さに頭にきた杏奈は遮るように「いい加減放っておいてよ、太っちょ豚!」と感情を爆発させて叫んでしまいました。

 

その様子にビックリした信子は「普通の意味が分かったわ」と落ち着いた様子で言うと「でも可哀想に、普通のふりをしても無駄。だってアンタはアンタの通りに見えているんだから」と憐れむように杏奈を見透かすような言葉を投げかけてきました。

 

しかし、信子は杏奈と仲直りをしようと手を差し出しましたが、杏奈はショックを受けてしまいその手を振り払って走り出してしまいます。

 

 

「私は私の通り」という言葉が頭を回る杏奈

信子に言われた「アンタはアンタの通り」という言葉が頭から離れなくなった杏奈は、振り払うように屋敷の見えるところまで走ってきました。

 

屋敷が見える岸部に来た杏奈は、「私は私の通り…醜くて、バカで、不機嫌で、不愉快で、だから私は私が嫌い!」と泣きながら叫びます。

 

「だからみんな私を…」と、両親の葬儀で引き取り拒否されたことに始まる暗い記憶が吹き出してきて杏奈は俯いてしまいました。

 

家に帰ろうとした杏奈でしたが、岸辺にボートが一隻停泊していたのを発見し、乗り込んで慣れない手つきで屋敷を目指しました。

 

杏奈は上手く操作ができずにボートが屋敷のある岸辺に突っ込みそうになると、夢の中で見た金髪の少女が「ロープをこっちに投げて」と話しかけてきました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、金髪の少女と出会う

 

金髪の少女に助けられた杏奈

金髪の少女が言うとおりにロープを投げ渡した杏奈は、無事にボートを岸辺に停泊させることができました。

 

杏奈は「私の夢の中に出てきた子にそっくり」と言うと、金髪の少女は「夢じゃないわ、私どうしてもあなたと知り合いになりたいの」と言って手を差し出してきました。

 

驚いた杏奈は「私を見たことがあるの?」と聞くと、金髪の少女は「えぇ、しょっちゅう」と返してきました。

 

その時屋敷の中で話し声が聞こえてきたため、金髪の少女は杏奈を連れて急いで木陰に隠れると、空家のはずの屋敷には電気が付いており、中から金髪の少女の母親が出てきました。

 

金髪の少女は杏奈をボートで岸部まで連れて行き、その途中で「あなたは私の大事な秘密よ」と言い、続けて「誰にも話していないし、これからも離さない。ねぇ、約束して」と杏奈にお願いしました。

 

杏奈も応えるように「私たちのことは秘密よ、永久に」と言って、握手を交わしました。

 

家に戻ると信子の母親が七夕祭りでの杏奈の暴言について抗議に来ていました。

 

杏奈は柱の影で隠れて聞いていると、セツの「不良なもんですか、あの子が」と杏奈をかばっている声が聞こえました。

 

信子の母親が帰った後に杏奈が姿を現すと、セツは「聞いてたのかい?気にするんじゃないよ」と優しく迎えてくれました。

 

 

次の日も金髪の少女と会った杏奈

杏奈は翌日にも満潮の時間に岸辺に行くと、金髪の少女がボートで迎えに来てくれました。

 

金髪の少女は杏奈に「乗って!ピクニックよ!」と楽しそうに話しかけてきましたが、日は落ちようとしていました。

 

杏奈が金髪の少女の名前を聞くと、「言ってなかった?マーニー。知っていると思ってた」と教えてくれました。

 

マーニーは一晩に3つずつ質問をして杏奈のことを知っていきたいとルールを作り、早速「あなたはなぜこの町にいるの?」と聞いてきました。

 

杏奈は「私、喘息なの」と答えると、逆に「あなたはあの屋敷に住んでいるの?」とマーニーに聞きました。

 

マーニーは「2歳の時からずっとね。ばあやとねえやと一緒にね」と答え、「おばちゃんって誰?」と聞いてきました。

 

杏奈は「私の保護者よ。私のことを厄介に思って私をこっちによこしたの」と頼子について教えました。

 

「兄弟は何人?」と杏奈が質問するとマーニーは、「私は一人っ子」と返し、「大岩さんのとこの生活はどんなのなの?」というマーニーの質問に答えようとした杏奈は急に記憶が思い出せなくなり、気づいたら一人でボートに乗っていました。

 

 

マーニーが遠くから走ってくる

気づいたらボートに一人で乗っていた杏奈の元に、マーニーが急いで駆け寄ってきました。

 

「杏奈!探したのよ、あなた急にいなくなってしまうんだもの」とマーニーが言うため、杏奈は「私どこにも行ってないわ、ただあなたの質問に答えようとして…」と答えると、マーニーは唐突に屋敷へのパーティーに誘ってくるのでした。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 屋敷のパーティーに呼ばれた杏奈

 

杏奈をドレスアップさせてパーティーに参加させたマーニー

華やかなパーティーに尻込みした杏奈でしたが、マーニーが自分の髪飾りをつけてあげて、ばあやのショールを被せ、花の入ったかごを持ってパーティーに参加しました。

 

屋敷では多くの人が集まる盛大なパーティーが開かれており、外で待っていた杏奈の元にピンクのドレスに着替えたマーニーがやってきました。

 

屋敷の中に入るとばあやが杏奈に気づいて「その人は誰ですか?私のショールをつけて」と怒って追いかけてきましたが、マーニーに連れられて2階の部屋に入ると、追いかけてきたばあやに布団を被せて逃げました。

 

そしてマーニーは落ちていた部屋の鍵を使ってばあやを部屋に閉じ込めました。

 

マーニーの父親が「かわいい花売り娘が来ています」とパーティーで紹介すると拍手が起こり、母親が「その花を貰えるかしら?小さな魔女さん」と言い、「誰か花代を払ってくれないかしら」と言うとパーティーの客人たちが杏奈の周りに集まって大金を差し出してきました。

 

その和から抜け出すと、人ごみの奥の方で男性がマーニーの手に口づけをしてダンスをする様子が見えました。

 

緊張をほぐすために父親がワインをくれたため杏奈は飲むと気を失ってしまいます。

 

気がついた杏奈はテラスにあったテーブルで寝ており、マーニーがやってきました。

 

杏奈は少し面白くない様子で「一緒に踊っていたのは誰?」とマーニーに聞くと、「和彦?幼馴染よ」と答えました。

 

すっかり不機嫌になった杏奈を楽しませようとマーニーは手を取ってダンスを始めますが、踊り慣れていない杏奈は足元がおぼつかず、マーニーが笑ったのに釣られて杏奈も笑い出してしまいました。

 

マーニーは杏奈を抱きしめると「また私を見つけてね」と不思議なことを言うと、「それから誰にも言わないでね、約束よ」と言うと杏奈の記憶はそこで途切れ、郵便局前で倒れているところを通りがかりの車に助けられて大岩家に戻りました。

 

靴が片方無くしてしまいましたが、清正とセツは優しく杏奈を出迎えてくれました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – セツに頼子のことを聞かされた杏奈

 

杏奈は翌日に靴を探しに行った

翌日に元気に朝食を食べた杏奈は、無くした片方の靴を探しに浜辺に行ってみると、木の上に靴が置いてあるのを発見してマーニーがやったのだろうと思って屋敷に行って見ると昨晩のパーティーが嘘のように蛻の空となっていました。

 

杏奈は家に帰ってくるとセツと一緒に収穫したトマトを包丁を使って手馴れた手つきで切っていました。

 

するとセツが、「思い出すわね、頼子のところに杏奈ちゃんが来た時のことを」と頼子の話を始めました。

 

「一緒にいられなかった5年間を埋めるんだって。杏奈ちゃんが包丁を上手に使えるのはそのせいね」と頼子がどれだけ杏奈との時間を作っていたかを語りました。

 

そしてセツは続けて心配性の頼子から度々泣きながら杏奈について電話があったこと、たくさんの杏奈の写真も送られてきたことを話し、見せてあげると言いましたが杏奈は浮かない顔をするのでした。

 

その昼に昼寝をした杏奈は、ふと目を覚まして胸に抱いていたスケッチに描かれていた少女を見て、マーニーが「私のこと探してね」という言葉を思い出しました。

 

時計を見ると17時を回っており、杏奈は慌てて「私、マーニーのことを忘れそうになるなんて」とすぐに岸辺に向かいましたが、マーニーがボートで迎えに来る姿はありませんでした。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 姿を消してしまったマーニー

 

忽然と姿を見せなくなったマーニー

杏奈の中で心の雪解けが進む中で、対照的にマーニーはその姿を見せなくなってしまいました。

 

杏奈はマーニーに会えなくなってしまってからも、丘の上から屋敷のスケッチを続けていました。

 

すると、2日目に同じく丘で絵を描いていた画家の女性・久子が「此処いいかしら?」と話しかけてきて隣に座りました。

 

杏奈が描いていたマーニーの似顔絵を見た久子は「その子、私の知っている子によく似ている。とてもいい子だった」と話しました。

 

杏奈は「そう、いい子。でも一週間も会ってない。私が忘れたから起こっているのかな?」と言うと、久子は「ちゃんと話せば友達なら大丈夫」と慰めてくれました。

 

久子は「ちょっと見て貰える?」というと自分が描いていたマーニーの屋敷の絵を見せて、「あの屋敷のことが好きなの。でも早く描き上げないと人が入るみたいよ。改修工事も進んでる」と教えてくれました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、彩香と出会う

 

彩香は杏奈をマーニーだと思う

改修工事のことを久子から聞いて驚いて屋敷までやってきた杏奈はメガネをかけた少女・彩香と出会います。

 

久子の言うように屋敷は改修工事が着手されている様子で、杏奈は2階のマーニーの部屋を見上げるとそこには眼鏡をかけた少女・彩香がいて、窓を開けたため杏奈は慌ててその場から逃げようとしました。

 

すると彩香が「あなたマーニー?」と話しかけてきたため、杏奈は驚いて振り返りました。

 

彩香は杏奈を玄関から案内して中に入れてくれると、内装はまだ工事が入っておらず、彩香が自分の部屋だと通してくれた部屋はマーニーの部屋でした。

 

彩香は「前はあなたの部屋だったんでしょ?あなた、いつもあそこから私の部屋を見ているじゃない」と言うため、絢香は「この屋敷が好きなだけ」だとはぐらかしました。

 

すると絢香に「嘘、さっきマーニーって呼んだらあなた驚いたじゃない」と逃げようの無い質問をされたため、杏奈も開き直って「どうしてマーニーを知っているの?」と聞き返しました。

 

絢香は引き出しから一冊の日記を取り出してきて杏奈に渡してくれました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – マーニーの日記を読んだ杏奈

 

現実と空想の区別がわからなくなった杏奈

明らかに空家だった屋敷にマーニーが現れ、パーティーが開催されるなど現実感の無い体験に杏奈は空想だと思っていた部分がありましたが、実際にマーニーの日記が見つかって現実と空想の区別がつかなくなりました。

 

彩香に手渡された日記はマーニーのものに間違いなく、そこには杏奈と一緒に過ごした日々の内容が書かれていましたが”杏奈”とは書かれていませんでした。

 

最後のページには杏奈を招待したパーティーのことが書かれてあり、花売りの格好をした杏奈とテラスでダンスをしたこと、ばあやを閉じ込めた一件で怒られてボート乗りはしばらくできなくなったことが書かれてありました。

 

その後の日記はまるで誰かに意図的に破られたように無くなっており、杏奈は「マーニーは私が作り上げたの。空想の中の女の子。でも、これはマーニーの日記だわ。まるでここに住んでいたみたい」と狐につままれたような気分になりました。

 

彩香はマーニーが日記を取りに来たと思っていたため、杏奈がマーニーではないことがわかるとがっかりした様子で落ち込んでいました。

 

杏奈は喘息の療養のために札幌からこの町にやってきたことを彩香に話すと、彩香は東京から引っ越してきたと教えてくれました。

 

マーニーを空想の中の少女だとは信じられない彩香は、「きっとマーニーはいるのよ。探しみる」と語りました。

 

杏奈も「ねぇマーニー、あなたは誰なの?」と不思議な気持ちに包まれていました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、マーニーと再開する

 

数日後に再びスケッチした杏奈

杏奈は彩香との出会った日から数日後に、再びスケッチをしていると後ろからマーニーが声をかけてきました。

 

「それ私?」と後ろから声をかけてきたマーニーに、杏奈はようやく会えた嬉しさから抱きついて「マーニー、マーニー」と喜びをかみしめました。

 

マーニーは杏奈の絵を見て「なんて上手なの、自分の絵を描いてもらったのは始めてよ。嬉しいわ」とお礼を言いました。

 

マーニーと会えて嬉しくなった杏奈は大岩家の自分の部屋にまねこうとしましたが、マーニーは「私はお屋敷のそばから離れられないの」と言うため、杏奈はそれを受け入れて「分かった。マーニーの好きなところに行くよ」と言いました。

 

杏奈はマーニーについていき、花を積んだりきのこを採ったりして楽しんでいました。

 

杏奈はマーニーが父親に教わったキノコ採りについて楽しそうに語る姿を見て、「あなたは恵まれた人。私、あなたなら良かった」と羨むこともなく言いました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、マーニーに身の上を打ち明ける

 

マーニーに慰められた杏奈

杏奈は誰にも話したことがない心の闇を唯一心を開いているマーニーにだけ話し、思い切り泣きました。

 

杏奈は自分の両親と祖母が事故で亡くなり天涯孤独になったことを話し、「わざと死んだわけじゃないって分かってるけど許せないの。私を一人ぼっちにしたこと」と涙を流しながら怒りました。

 

マーニーはそれを聞くと、「あなたは幸せだと思う。貰い子でもその時引き取ってくれた両親こそ親切な人じゃない」と慰めました。

 

しかし、杏奈は頼子が役所から児童手当を受け取っていたことを話し、自分をダシにしてバレないようにお金をコソコソと貰っていたという風にマーニーに話しました。

 

その話を聞いてもマーニーは「でも、そのこととおばさまがあなたを愛しているかは別よ」と言いましたが、長い間不信感を抱いて生きてきた杏奈は簡単には考えを変えられず頑なに否定し続けました。

 

マーニーはそんな杏奈を優しく抱きしめながら「泣いていいのよ」と慰め、「私はあなたを愛しているわ。今まで会ったどんな女の子よりもあなたが好き」と愛おしむように意味深な言葉をかけました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – マーニーも心の闇を語る

 

マーニーも恵まれた環境ではなかった

杏奈は父親のことを楽しそうに語るマーニーを「恵まれた人」と感じましたが、実はマーニーも過酷な生い立ちを持っていました。

 

マーニーはキノコ狩りをしていたのはずっと昔の話であり、母親はほとんど旅行で家に寄り付かず育児放棄をしていました。

 

そう言うと、マーニーは崖から一歩踏み出して落ちていってしまい、杏奈は慌てて崖から下を覗くとマーニーは崖下の浅瀬を歩いていました。

 

マーニーは続けて父親も仕事で年に2回しか帰ってこないことや、屋敷では家政婦である厳しいばあやと双子のねえやしかいないことを話します。

 

それでも、マーニーは両親が帰ってきた時に開かれる盛大なパーティーでは、たくさんの人が集まる中で美しい新品のドレスを着てダンスを楽しむことができるため、「世界で一番恵まれた子」だと寂しげに語りました。

 

しかし、マーニーはばあややねえやから酷い仕打ちを受けており、ねえやたちにサイロに連れて行かれいじめられていたことを打ち明けました。

 

あまりに酷い話しに杏奈は怒りを顕にしましたが、「私、あなたなら良かった」と慰めの言葉をかけ、「私もマーニーのことが一番好きだよ。今まで会った誰よりも。…なんか私たち入れ替わっちゃったみたい」と微笑みました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、マーニーとサイロに行く

 

マーニーのためにサイロに行くことを提案した杏奈

杏奈はマーニーの話を聞いてからサイロが怖い場所ではないことを証明して慰めたいと思い、サイロに行くことを提案しました。

 

杏奈はマーニーの手を引きながら歩いていると、マーニーは突然「あなたと一緒なら大丈夫だと思うわ、和彦…」となぜか”和彦”の名前を口にして先に坂を登って行ってしまいました。

 

するとそこに彩香がやって来て「見つけたのよ。日記の続きよ」と言うと、杏奈が一瞬目を離した隙にマーニーの姿は消えていました。

 

「日記の切れ端を見つけたの」という彩香に、杏奈は先に登っていってしまったマーニーが心配になり「また今度」と断りを入れて追いかけるように坂を登っていきました。

 

彩香は「大発見なのにな…」と呟きましたが、杏奈はサイロにたどり着くと扉は開かれており、中に入ると上の方にマーニーがいるのを見つけました。

 

しかし、マーニーは見たこともないようなコートを羽織って隅でうずくまっており、杏奈が近づくと「和彦!」と言って抱きついてきました。

 

杏奈が「しっかりして!杏奈よ!」と声をかけると、マーニーは正気に戻ったのか杏奈のことを思い出しました。

 

コートをかけ直すと杏奈とマーニーは眠ってしまい、夢の中で杏奈は幼い頃に祖母が子守唄を歌ってくれたこと、そしてマーニーが和彦とサイロを出て行く姿が見えていました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈を置いて消えたマーニー

 

杏奈を置いて和彦とサイロを出て行ったマーニー

信じていたマーニーにすら置いて行かれたことがショックで杏奈は「ひどいよ…」と呟き続けました。

 

夢の中で和彦と出て行ったマーニーは杏奈が目を覚ましてみると本当に居なくなっており、サイロを飛び出した杏奈は降りしきる雨の中走り続けました。

 

杏奈は幼少期に親族から引き取られずに養護施設に一人ぼっちにされた記憶と重ね合わせ、「あなたまでも私を置いて行ってしまった」と大きなショックを受けていました。

 

杏奈は木の根っこに足を取られて転倒してしまい、雨に長く打たれていたことから高熱を出してしまい寝込んでしまいました。

 

熱にうなされながらも杏奈は夢の中でマーニーと再会することができ、どうして自分を置いて行ってしまったのかを問いただしました。

 

すると、マーニーは「そんなつもりはなかったの。だってあの時、あなたはあそこにいなかったんですもの」と驚くべきことを口にしました。

 

続けてマーニーは「私はここからいなくならなければならない」と話し、「あなたにさようならをしなければならないの」と別れの時が来たことを伝え、杏奈に許してくれるようにお願いしました。

 

杏奈は「もちろんよ、許してあげる」とマーニーの言葉を受け入れると、「あなたが好きよ、マーニー。決してあなたのことを忘れないわ。永久に…」と別れを告げました。

 

 

彩香はマーニーの日記の切れ端を読んでいた

杏奈が熱にうなされていた頃、彩香はマーニーの日記の切れ端を読んで和彦やサイロのことを知って、兄を連れてサイロに向かったのでした。

 

彩香は兄と一緒にサイロに向かう途中で倒れている杏奈を発見して、大岩家まで送り届けてくれたのでした。

 

そして、熱が下がり元気になった杏奈は訪ねてきた彩香からマーニーの日記の続きを知ることとなります。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、出生の秘密がわかり始める

 

画家・久子の話で明らかになった杏奈の出生

屋敷の見える丘の上で出会った画家の久子を訪ねた杏奈は自分の出生の秘密を知ることになります。

 

杏奈はサイロでの一件をまったく覚えていない様子で、彩香はマーニーの日記の切れ端と一緒に見つけた絵を手渡してくれました。

 

その絵の裏には「to Marnie from Hisako」と書かれており、杏奈は丘の上で出会った画家の久子だと気づきます。

 

久子の元を訪ねていった杏奈は、マーニーの日記を見せて「教えてください。マーニーのこと」とお願いします。

 

久子は神妙な面持ちで「辛い話になるわよ」と念押しすると、マーニーとは幼い頃に友達だったことを明かしました。

 

 

マーニーは悲運の人生を送っていた

マーニーは美しい金髪と華やかな容姿からは想像もできないほど過酷な人生を歩んでいました。

 

幼少期にマーニーの屋敷によく遊びに行っていたという久子は、マーニーが杏奈に話してくれたように両親のことや、パーティーの事について自慢話を聞いていました。

 

しかし久子は、それらはまやかしであり、本当はマーニーの両親はほとんど子供を顧みない親だったこと、お手伝いのばあややねえやに苛められていたことも知っていました。

 

マーニーは大きくなると心の拠り所だった幼馴染の和彦と結婚して北海道の札幌に移住し、2年後んは絵美里という女の子をもうけたことでようやく心の安らぐ家庭を手に入れました。

 

しかし、その幸せは長くは続かず、和彦が病気で亡くなってしまいます。

 

マーニーは最愛の人を亡くしたショックから体を壊してサナトリウムに入ってしまい、預ける縁者がいなかったことから絵美里は小学校に上がる時に全寮制の学校に入れられました。

 

 

杏奈のように親を恨んだ絵美里

病気とはいえ一人ぼっちにさせられた絵美里はマーニーのことを恨んで育ちました。

 

成長して14歳になった絵美里はまるで別人のようにわがままで独立心が旺盛な少女に育っており、仕方が無かったとはいえ孤独にさせた母・マーニーを恨んでいました。

 

絵美里は交際していた男との子供ができたため、マーニーと和解する前に男の元へ行ってしまい音信不通となってしまいました。

 

しかし、絵美里とその夫はその後子供を残して交通事故で亡くなってしまい、マーニーは絵美里が遺してくれたその子供だけは大切に寂しくないように育てたいと思い愛情をかけていました。

 

そのマーニーの思いも虚しく、最愛の娘を失った悲しみから翌年に病気で亡くなってしまいまいた。

 

この話が今から10年前の出来事だと久子は杏奈に教えてくれました。

 

そして、マーニーが屋敷を好きだったこと、辛いことがあり寂しくても前向きに笑顔で生きていたことを話してくれました。

 

久子は杏奈に「あなたもマーニーにあったのね」と訪ねてきた理由を悟りました。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 杏奈、心の明るさを取り戻す

 

久子の話から杏奈はマーニーの真実を知る

杏奈は久子が教えてくれた10年前の話からマーニーのことを知り、心の氷が本当の意味で溶け始めました。

 

久子にマーニーの話を聞いた数日後に、頼子が札幌から迎えにきました。

 

杏奈は彩香と遊んでいましたが、ついに夏の短い療養は終りを迎えて札幌に帰ることになりました。

 

杏奈が「不思議~、マーニーが私たちを会わせてくれたのね。」と彩香と話していると、それを傍で聞いていた十一が「マーニー…青い窓に閉じ込められた少女。昔の話だ…」と呟きました。

 

杏奈はマーニーのことを知ったことで謎が溶け、すっかり元気な性格になっていたため頼子へのよそよそしい態度も消えていました。

 

その様子を見た頼子は、自治体から児童手当を受け取っていたこと、お金の援助は受けても杏奈への愛情は変わらないことを伝えました。

 

それを聞いた杏奈は「知ってた、おばちゃんが話してくれたことが嬉しい」と笑顔で返しました。

 

 

頼子は一枚の写真を杏奈に見せた

杏奈がいない間、頼子は古いアルバムから懐かしい写真を見つけていました。

 

それは杏奈が頼子の元に初めて来た時に握り締めていた写真で、頼子は養護施設の人が「杏奈のおばあ様のもの」だと言われていたことを伝えました。

 

写真を見た杏奈はとても驚きましたが、それは白黒写真とはいえマーニーの屋敷だったからでした。

 

杏奈は写真の裏を見ると、そこには「私の大好きな家 マーニー」と書かれており、杏奈は初めてマーニーが自分の祖母だったことを知ると涙を流して「おばあちゃん…」と呟きました。

 

杏奈がいつもつけていたブルーの髪留めは、マーニーが色々な辛いことを乗り越えて来たことから、似た境遇の杏奈に「だから杏奈も」と言ってつけてくれたものでした。

 

 

 

『思い出のマーニー』ネタバレあらすじ – 頼子と打ち解けた杏奈

 

児童手当の誤解も消え、頼子と打ち解けた杏奈

杏奈は長年抱えていた頼子への不信が消えて心のわだかまりが無くなり、すっかり明るい女の子になっていました。

 

杏奈は帰る途中で久子の元に寄り、その晴れ渡った杏奈の顔を見た久子は「なんだかとってもいい事があったみたいね」と微笑みました。

 

杏奈はちょっと前まで「おばちゃん」とよそよそしい呼び方をしていた頼子を「母です」と久子に紹介しました。

 

杏奈が”母”と呼んでくれたことに感激した頼子は涙が溢れてしまいます。

 

久子は「手紙書きます。素敵なお知らせがあるので」と約束してくれて後にしました。

 

駅へと向かう途中で岸辺からボートに乗った彩香と十一が杏奈に向かって手を振って見送って暮れていました。

 

そして、その向こう側にはマーニーの屋敷があり、マーニーとの不思議な体験を思い出しながら杏奈は素敵な思い出を胸にしまい、明るい気持ちで故郷に戻っていきました。

 

 

 

 

『思い出のマーニー』の評価・感想

 

『思い出のマーニー』の評価と感想

『思い出のマーニー』を劇場やDVD、BDなどで鑑賞した人の評価や感想を「良い・普通・悪い」に分けてご紹介します。

 

 

『思い出のマーニー』の”良い”の評価・感想

『思い出のマーニー』を”良い”という評価と感想

『思い出のマーニー』を”良い”と評価した人の感想には、「ジブリ作品で一番」という評判の人も少なくないようです。

 

マーニーに「許すよ」と言ったところ泣けました。許せないという思いからようやく解放されて、あんなちゃんが前を向いて歩いていける、希望に溢れるシーンだったと思います。ジブリ作品の中で1番泣ける映画です

 

引用:Yahoo!映画 – 感動します

 

『思い出のマーニー』は過酷な生い立ちを持つ杏奈とマーニーの心の心情を描いているため、非常に心の琴線に触れる作品だったと感じる人は良い評価をつける傾向があるようです。

 

自分の殻に閉じこもり周囲と仲良くできない主人公がマーニーという少女と出会い意気投合して愛情の大切さを学んでいく。
途中までは夢か現実か分からず戸惑う場面もあるが、最後は涙が・・・。
田舎のおじさん、おばさんがいい味出してるね。
見た後に、爽やかでちょっぴり切なくなるような素晴らしいファンタジー映画だった。

 

引用:Yahoo!映画 – ジブリで一番好き!

 

『思い出のマーニー』はスタジオジブリの往年の作品のようなテイストをほのかに残しつつも、米林宏昌監督による独自の感性が生きる新しい印象になっているようです。

 

作品を視聴中、ワタクシは感動、感動の嵐に巻き込まれました。
エンディングまでに幾度となく涙を流したものです。
なんやら影のある主人公やね…
行動もやや衝動的やな…
この微妙なセリフって…このシーンは何や…
開始からしばらくの間は頭の中が「?」マークでした。
しかし物語が展開すると、その意味するもの達を徐々に意識しながら、
ワタクシはその世界に深く深く入り込んで行きました。

 

引用:Yahoo!映画 – ジブリの新たな代表作では!

 

杏奈は中盤まではかなり心を閉ざした状態で情緒不安定な様子が多いため言動を不思議に思う人も多かったようですが、物語の進行とともに成長する姿に感動した人は多かったようです。

 

 

『思い出のマーニー』の”普通”の評価・感想

『思い出のマーニー』を”普通”という評価と感想

『思い出のマーニー』を”普通”だと評価する感想の中には「怖い」「意味が分からない」としながらも一応楽しめた人が多かったようです。

 

最後の衝撃の事実に感動、といいたいところだが、いくらハートウォームな音楽で盛り上げようとも、背筋がゾッとしかならない。
レビュアーさんの「世にも奇妙な物語」との評価はまったくその通り。
少女の持つ危うげな世界観、やりたいこと、ねらいはなんとなく分かるし共感もする。
しかし、フランス人形みたいな可愛いブロンド少女が洋館の二階の窓から微笑んでる様はどうだ。

 

引用:Yahoo!映画 – こわいよ

 

『思い出のマーニー』は非常にミステリアスな展開のため、普通だと評価した人の多くには「怖い」という意見も少なくないようです。

 

いったいアレは夢だったのか現実だったのか
それとも杏奈の妄想だったのか…?? みたいな。
個人的には
【杏奈とマーニーが会う度にマーニーの日記の内容が変わる】
とか
【杏奈がマーニーにプレゼントした物がマーニーの遺品として出てくる】
みたいな演出があれば良かったなぁ…。

 

引用:Yahoo!映画 – 『世にも奇妙な物語』みたいな話ですよね

 

『思い出のマーニー』を『世にも奇妙な物語』のようだという意見も少なくないようで、どうせならもっと時系列の辻褄が合わないような奇跡を描いても良かったという声もあるようですね。

 

とてもいい話ではあるのですが、ちょっと・・・話がめんどくさいと思います。
話の展開にはおお!とはなるけどもうちょっとばかし話を整理してほしい。
「君の名は。」とかは、どゆことどゆこと!?ってなるけど、
気になるというより、意味わかんない・・と思ってしまいます。

 

引用:Yahoo!映画 – こんがらがるかな・・

 

『思い出のマーニー』は『君の名は。』と比較されることが多いようですが、原作のボリュームが多く2時間に収めるのが難しい作品だったため説明不足が目立ったようですね。

 

 

『思い出のマーニー』の”悪い”の評価・感想

『思い出のマーニー』を”悪い”という評価と感想

『思い出のマーニー』を”悪い”と評価する人の感想はほとんどが「分からない」というものが多く、杏奈に全く感情移入ができなかったようです。

 

え?だから何なの?っていうストーリー。
空想シーンとかまたかって感じで超退屈。
大人があれだけ集まって、あーだこーだ言って出来たアニメがこれとか・・・。
時間の無駄の一言。

 

引用:Yahoo!映画 – 退屈

 

『思い出のマーニー』の杏奈の精神的な不安定さを表現した演出に共感が持てない人は”悪い”と評価する傾向が強いようです。

 

何が伝えたいかわからん!
B級映画にも届かないんじゃないかってぐらいおもんない。
主人公の性格が酷すぎる

 

引用:Yahoo!映画 – く・ソ

 

杏奈に同調できない人にとっては『思い出のマーニー』はとことんまでに面白くないという評価をする傾向にあるようです。

 

映像はやっぱり綺麗で、最初は「どんな内容かな」とワクワクしながら見てたのですが、見終わってから「え?」みたいな、面白くありませんでした。

 

引用:Yahoo!映画 – よく分かりません。

 

『思い出のマーニー』は一度見ただけでは全体の内容を把握するのが難しいため、何が起こっているか分からない人にとっては面白くないと感じたようです。

 

 

 

『思い出のマーニー』の都市伝説の考察

 

『思い出のマーニー』には謎、都市伝説が多い

杏奈の不思議な体験を描いたアニメ映画『思い出のマーニー』は、公開直後から謎や都市伝説についてネットで盛り上がっていました。

 

あらすじの紹介の中でも謎めいた部分が多かったと思いますが、『思い出のマーニー』は劇場公開後に視聴者の間で都市伝説について語られてきました。

 

『思い出のマーニー』の都市伝説について詳しく総まとめしましたのでご紹介していきましょう。

 

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 杏奈はハーフ?

杏奈はハーフと勘違いされた

杏奈の目は青みがかった外国人のような色をしているためハーフだと勘違いした人が多いようです。

 

初見で劇場で『思い出のマーニー』を鑑賞した人は、一度ではストーリーを把握できずに杏奈がクォーターだという結論を出せなかった人も少なくないようです。

 

中には「杏奈は何かの病気?」と勘違いした人もいたようです。

 

信子にも目の色を指摘されて激怒した時の杏奈は、自分がマーニーの孫でクォーターだったということも知りませんでした。

 

マーニーが和彦との間にもうけた絵美里がハーフということになり、杏奈の実母ということになります。

 

また、杏奈の目については別の都市伝説もあり、頼子が「いつも普通の顔をしている」と医者に言ったように常に無表情だったこと、マーニーを「自分が作り出した空想の少女」と語っていたことから統合失調症なのではとも言われていました。

 

当然、マーニーはファンタジー世界で表現された演出のひとつであり、杏奈の祖母であるマーニーが杏奈を助けるために働きかけた幽霊のような存在でしょう。

 

そのため、杏奈は統合失調症とは無関係だと言えるでしょう。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 杏奈が「ふとっちょ豚」と言った理由

杏奈が信子に暴言を吐いた理由とは?

杏奈の青い目を見た信子は「綺麗」と言って盛り上がっていましたが、それにカチンときた杏奈は「ふとっちょ豚!」と言ってしまいました。

 

この時杏奈が信子にキレてしまった理由は、もちろん信子が人の話を聞かずに質問するだけして盛り上がっていた無神経さにもあるでしょう。
 
しかし、それとは別に杏奈は自分は”魔法の輪”の外側にいる人間で、信子は内側にいる人間だと住み分けして相容れない存在だと感じていたため、心に闇が無く順調に生きているように見えた信子への劣等感もあったのでしょう。 
 
信子は学校では委員長を務めるようなリーダーシップを取れる大人の考え方ができる少女であり、杏奈にとっては同年代でありながらとても上から目線で茶化されたように感じたのでしょう。 


こうした体験は少なからず誰にでもありますが、当時の杏奈は深い心の闇を抱えていたため、必要以上に感情が爆発してしまったのでしょう。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – マーニーは幽霊なのか?

マーニーは幽霊以外に説明がつかない?

『思い出のマーニー』の劇中ではマーニーが幽霊だという説明はされませんが、杏奈が体験したマーニーとの日々を鑑みると幽霊としか説明がつかないと結論づけられています。

 

マーニーの住んでいた屋敷は空家であり、普段は人の住んでいる気配は無いものの、杏奈が訪れた時だけに反応し、マーニーとのコミュニケーションが終わると杏奈は意識を無くして気づいた時にはどこかに倒れているという体験をしています。

 

また、ボートのオールが動かせなくなったことでマーニーが現れたり、マーニーが屋敷のそばから離れられないと言っているあたりに屋敷に憑いた地縛霊のような印象を与えています。

 

幽霊だとはっきり説明してしまうとまた違った作品になってしまうため、敢えてマーニーが見えることは”ちょっと不思議な体験”のように描いていたのでしょう。

 

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 杏奈は祖母の話を元に追体験していた

 

マーニーが幽霊ではないという説は杏奈の追体験

マーニーが幽霊だという設定でも説明がつくものの、実際は幽霊ではなく杏奈が生前の祖母・マーニーから聞いていた話を元に追体験をしていたというものです。

 

『思い出のマーニー』はスタジオジブリ作品の中では珍しくホラー要素の強い作品で、特に視聴者が怖いと思ったシーンは終盤のサイロでマーニーが忽然と姿を消したシーンだったようです。

 

サイロを最後にマーニーが姿を見せなくなってしまった理由は、杏奈が生前のマーニーから話を聞かされていたのはサイロまでだったからだとする説があります。

 

杏奈はマーニーの屋敷を見つけた時から度々意識を失って、夢の中で追体験をしていたということになりますが、これでは辻褄が合わなくなるシーンがいくつもあります。

 

もしマーニーとのコンタクトが杏奈の追体験だとすると、先述の統合失調症という説も真実味が帯びてしまいますが、『思い出のマーニー』という作品は児童文学であり、精神病などという重い設定を主軸に置くことはしないでしょう。

 

ということは、マーニーは杏奈を助けるために現れた幽霊的な存在と考えて、ファンタジー作品であると認識する方が自然だと言えます。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 思い出のマーニーは百合なのか?

杏奈とマーニーが”愛している”とお互いに言い合うのは百合だから?

『思い出のマーニー』でよく言われる都市伝説としては”百合なのか”というものがありますが、当然杏奈とマーニーは家族愛であり百合ではありません。

 

”百合”とは女性同士が性別を超えて愛し合う同性愛に対して使われる隠語ですが、『思い出のマーニー』のポスターに書かれたキャッチコピーが「あなたのことが大好き」だったことから、すでに”百合”という憶測が飛び交っていたようです。

 

マーニーが少女時代の姿で登場したため、同世代の少女の”百合”だと勘違いした人が少なくなかったようですが、杏奈とマーニーは孫と祖母という関係からくる家族愛だり、性的な”愛情”とは別物であることが分かります。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 『アナと雪の女王』のパクリ?

『思い出のマーニー』は『アナ雪』に似ている?

『思い出のマーニー』も杏奈とマーニーのWヒロインですが、公開前年には世界的大ヒットを飛ばしたディズニー映画『アナと雪の女王』が公開されていたことから、「パクったのでは?」と囁かれていました。


 

『思い出のマーニー』のパクリ疑惑を否定する理由としては、企画の発足から絵コンテ制作に20ヶ月以上を費やしていることから、『アナと雪の女王』の公開前から制作を進めていました。

 

スタジオジブリの信念からも安易なブームやパクリに便乗することは無いことも理由として挙げられるでしょう。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 杏奈は夢遊病を患っている?

幽霊でも統合失調症でもなければ夢遊病?

杏奈は幼少期から祖母のマーニーに少女時代の話を色々聞かせてもらったことから記憶に残っており、マーニーの湿っ地屋敷を観た瞬間に夢遊病が始まったという説もあります。

 

この夢遊病説も統合失調症や追体験説と同様にまったく作品には当てはまらないもので、杏奈はしっかりと意識を持って動いている中でマーニーと会い、その中で十一や久子や彩香といった人物と交流をする中でマーニーの確信に迫っています。

 

夢遊病のような杏奈の自己完結型の行動ではありませんので、終盤に久子が「あなたもマーニーを見たのね」という言葉からもやはりマーニーは幽霊だった説が一番有力でしょう。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 日記を破ったのは誰だ?

都合よく破られていたマーニーの日記

サイロにマーニーが行くという日記の部分は破られており、後に彩香が破られたページを発見することで雨に打たれて倒れていた杏奈を見つけることにつながります。

 

普通に考えるならマーニーの日記のサイロの部分を破いたのはマーニー本人でしょう。

 

ここまでの流れからマーニーが幽霊だと確定して説明するなら、マーニーは杏奈をサイロには連れて行きたくなかったのでしょう。

 

そのためマーニーの最後の手がかりとなるであろうサイロの部分は破きましたが、結局杏奈は自らサイロに行くことを提案してしまいます。

 

その結果として、サイロの部分はマーニーの日記の最後のページであることからマーニーは消えてしまい、置いて先に行ってしまったと勘違いした杏奈は降りしきる雨の中で倒れてしまい気を失ってしまいました。

 

そのままだと生命の危険があるため、マーニーは彩香が破れたページを見つけるように細工をして杏奈を助けに行くように仕向けたのかもしれません。

 

しかし、都市伝説で言われている説は、ページを破いたのは杏奈というものがあります。

 

理由は和彦にマーニーを取られたくないと嫉妬をしていたため、サイロに和彦と行くページを観た杏奈が破いてしまったというものです。

 

しかし、全体的な流れから言えばいくら杏奈が和彦に嫉妬心があったからといって、日記を破くという行為に意味はないでしょう。

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 杏奈のマーニーの絵が似ていた謎

杏奈が描いたマーニーの絵が本人にそっくりだった

杏奈は屋敷でマーニーと出会った日からマーニーの似顔絵をスケッチに描くようになりましたが、久子にも「私が知っている子によく似ている」と言われるほどそっくりに描けた理由が謎だと言われています。

 

謎だと言われる理由は、実際に見たことが無い祖母の少女期の顔をなぜスケッチできたのかというものですが、この疑問は杏奈がマーニーを屋敷で見ていることから簡単に説明ができます。

 

こうした説を語る人は、幼少期に祖母・マーニーから聞いた情報を元に想像で描いたのでは、というように理由づけていますが、その方が似せて描くことが難しいでしょう。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 舞台は釧路湿原?

舞台は釧路湿原だった?

劇場で前情報がない状態で『思い出のマーニー』を観た人は、舞台となった場所は釧路湿原だとずばり当てた人も少なくなかったようです。

 

先述したように、『思い出のマーニー』のロケ地として米林宏昌監督は北海道の釧路湿原を選んでおり、湿地や港町など釧路の特徴をよく出していました。

 

特に地元の人はひと目で釧路湿原だと分かった人も多かったのでしょう。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 宮崎駿が参加しない理由

宮崎駿は敢えて全てを米林宏昌に任せた?

『思い出のマーニー』には宮崎駿さんや高畑勲さんなどスタジオジブリの二大巨匠はまったく絡んでいませんが、この作品は一切制作時に宮崎駿さんが助言を出していない唯一の作品だと言われています。

 

『思い出のマーニー』の監督選びの際には、先述のとおりスタジオジブリの次世代の監督を育てるために『借りぐらしのアリエッティ』を制作した米林宏昌監督に白羽の矢が立ちました。

 

米林宏昌監督はいい意味で宮崎駿さんや高畑勲さんとは違った”ジブリ色”を出すことを考えており、宮崎駿さんも自らが築き上げてきた世間のスタジオジブリに対する固定観念をぶっ壊してほしいと思っていたため全く参加しませんでした。

 

 

そのため、視聴者の中には往年のスタジオジブリ作品にあるテイストが薄かったため物足りないと感じた人もいたようですが、「やはりスタジオジブリには宮崎駿しかいない」と思わせることも宮崎駿さんの狙いにあったと囁かれています。

 

本当かどうかは不明ですが、宮崎駿さんなら言いかねないですね。

 

『思い出のマーニー』は興行的にも評価も振るわなかったため、スタジオジブリは長編アニメーションをしばらく休止するとプロデューサーの鈴木敏夫さんから発表されたと言われています。

 

これも都市伝説に過ぎませんが、本当だったなら宮崎駿さんの狙いは当たったと言えるでしょう。

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 6時間を超えるアニメだった?

『思い出のマーニー』は2時間に収められるボリュームではなかった

元々の原作『思い出のマーニー』は非常にボリュームのある小説であり、2時間余りの映画の尺に収めるのは無理だと言われていました。

 

原作を知る人がスタジオジブリのアニメ映画『思い出のマーニー』を見た時、かなり説明を端折っていたためわかりづらかったという意見が相次ぎました。

 

 

そのため、『思い出のマーニー』の評価は完全に二分してしまい、原作を知らない人は比較的楽しめたものの、原作を知る人は駄作だという評価も多かったようです。

 

当然、スタジオジブリの米林宏昌監督を始め、制作スタッフは原作のボリュームを熟知しており、当初は6時間を越えるアニメとして考えていたようです。

 

そのため、前後編や3部作などで公開することも検討されたようですが、第一部から興行的に成功できる目算も無かったことから、無理やり2時間の尺に収めるように脚本を書き上げたようです。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – 原作を無視した内容になる予定だった?

尺を端折った分原作の内容を無視した部分が多かった?

先述のとおり『思い出のマーニー』は6時間の予定を2時間の尺に収めて作ったため、ある程度は原作の内容を省くことになったのは仕方のないことだったようです。

 

それでも、米林宏昌監督の手腕もありスタジオジブリの作品として一定の評価を得ることはできましたが、

 

『思い出のマーニー』の舞台として参考にした釧路湿原にロケに行った際に、米林宏昌監督は原作通りのイメージで映画を作成することは日本では無理だと痛感したそうです。

 

そのため、米林宏昌監督は『思い出のマーニー』は参考程度に留めて、完全にオリジナルの作品として作ったらどうかと提案したそうです。

 

すると、宮崎駿さんは激怒して「それなら俺が作る!」と息巻いてしまったため、それは本末転倒だと考えた米林宏昌監督は原作『思い出のマーニー』のストーリーを軸に釧路湿原を活かすことにしたようです。

 

 

『思い出のマーニー』都市伝説考察 – キャッチコピーが刺激的すぎた

「あなたのことが大好き」というキャッチコピーは話題を呼んだ

先述しましたが、「あなたのことが大好き」というキャッチコピーから”百合”を連想する人も少なくなかったようです。

 

『思い出のマーニー』のこのキャッチコピーはプロデューサーの鈴木敏夫さんが考案しました。

 

このキャッチコピーに落ち着くまで当然いくつかの候補がありましたが、そのどれもが過激的な内容で、スタジオジブリの築いてきたイメージを悪い意味で崩壊させてしまうため御蔵入りとなったようです。

 

都市伝説では、以下のような候補となるキャッチコピーが考案されていたと言われています。

 

  • あなたとワタシの秘め事
  • イケない関係って好きですか?
  • ふたりだけの禁じられた遊び
  • ふたりの密会

 

これらのキャッチコピーを見ると物語の本質とはかけ離れたもので、完全に視聴者が面白半分で考えたキャッチコピーであることが分かりますので、都市伝説でしょう。

 

『思い出のマーニー』はスタジオジブリの築き上げてきた世間が持つ固定観念を良い意味で壊すことを目的に米林宏昌監督が指揮を執った作品ですが、それだけに色々と都市伝説を生む話題性のある作品となったようですね。

 

 

 

 

 

 

 

スタジオジブリ『思い出のマーニー』について総まとめすると・・・

2014年7月19日に公開されたスタジオジブリのアニメ映画『思い出のマーニー』について総まとめしてきました。

 

『思い出のマーニー』はスタジオジブリのこれまでの作品になかった、ホラー的な要素もある意欲的な作品になったと言えるでしょう。

 

Wヒロインという設定もスタジオジブリ作品では初めての試みであり、色々と誤解は招いたものの良い意味で話題性が生まれたとも言えます。

 

米林宏昌監督の作品は『借りぐらしのアリエッティ』と合わせて賛否両論がはっきり分かれていますが、『思い出のマーニー』の次の作品にも期待したいですね。

 

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