武藤敬司のプロフィール

 

 

武藤敬司、日本やアメリカで活躍した人気プロレスラーだった

 

 

武藤敬司さんといえば、「新日本プロレス」や「WCW」で活躍した人気プロレスラーとなります。

 

 

1984年に「新日本プロレス」よりデビューした武藤さんは、1980年代後半に敢行した北米修業中に「ザ・グレート・ムタ」のギミックを手に入れたことをきっかけに、日本より先にアメリカでブレイクを果たしております。

 

アメリカ時代の武藤さんは、毒霧や凶器攻撃でスターレスラーを苦しめるトップヒールの１人として人気を博していたそうですね。

 

帰国後も「ザ・グレイト・ムタ」のギミックを引き続き利用した他、武藤敬司としても闘魂三銃士と呼ばれるトップスターの１人となった武藤さんは、1990年代のプロレスブームの牽引役として大活躍することになりました。

 

この記事では、そんな武藤さんのこれまでの経歴や若い頃にイケメンだったという噂の他、職業病とでも言うべき膝の故障の詳細について紹介させて頂きます。

 

 

武藤敬司の経歴…柔道の元強化指定選手で実家は造園業だった

武藤敬司、「柔道一直線」の影響で柔道を開始していた

 

 

山梨県富士吉田市に生まれ育つこととなった武藤敬司さんですが、実家は「藤光造園」という造園会社を営んでいたそうですね。

 

出生時から体重4000gの健康優良児として生まれて来た武藤さんは、小学時代から学年で一番大柄な上に、バク宙やバク転をこなすような抜群の運動神経の持ち主でした。

 

そんな武藤さんは、小学2年時に見たドラマ「柔道一直線」の影響で柔道を習い始めた他、小学5年頃より少年野球チームに入団しエースで4番として活躍しました。

 

中学進学後の武藤さんは、野球を断念して柔道に専念しており、山梨県立富士河口湖高校時代には国体に出場するようなエリート柔道家へと成長することになりました。

 

 

武藤敬司、柔道の強化指定選手だった時代もあった

 

 

高校を卒業後の武藤敬司さんは、宮城県仙台市にある「東北柔道専門学校（現：仙台接骨医療専門学校）」に進学しています。

 

専門学校時代の武藤さんは、「全日本ジュニア柔道体重別選手権大会」の95㎏以下級で3位の成績を収めるなど好成績を残した結果、強化指定選手に選ばれたこともありました。

 

そんな武藤さんがプロレスの道に進んだきっかけについては、接骨院に勤務していた東北柔道専門学時代の先輩が常連客だった「新日本プロレス」の関係者に紹介してくれたそうですね。

 

その結果、本来は実業団選手になってもおかしくなかった実力を持つ武藤さんですが、専門学校卒業後に「新日本プロレス」に入団することになりました。

 

 

武藤敬司、新人時代は挫折しそうになったこともあった

 

 

1984年に「新日本プロレス」に入団した武藤敬司さんですが、同期に橋本真也さんや蝶野正洋さん、船木誠勝さんのいる黄金世代だったそうですね。

 

とはいえ、当の武藤さんは「新日本プロレス」の練習が厳しすぎたため、入団早々に根を上げて退団しそうになったとか。

 

この環境のなかで延々繰り返される地味な練習に、いきなり武藤は音を上げてしまう。そして、コーチ役であった山本小鉄に「すいません、辞めますわ」と発言。
ふるいにかけ、残った者だけがデビューできるプロレスラー。去る者は追わずが当たり前な世界のはずだが、この時の山本は武藤の夜逃げを「もうちょっと頑張ってみろ」という言葉で制止。

 

引用：かつての新日本プロレスにも「レインメーカー」はいた！　現在のプロレスブームの源流・武藤敬司

 

本来ならば「去る者は追わず」がモットーだった「新日本プロレス」関係者が武藤さんを引き留めた背景には、アマ格闘技のエリートで身長188㎝という得体もあり、将来のスター候補として期待をかけていた部分が大きかったと言われております。

 

 

武藤敬司の若い頃がイケメンすぎた…モテ伝説の詳細とは？

武藤敬司、若い頃がイケメンすぎると評判に

 

 

 

 

現在はイカツイおじさんといった風貌な武藤敬司さんですが、若い頃はイケメンだったことで有名となります。

 

日テレ衝撃のフサフサ時代、武藤敬司が紹介されていましたw若い頃は、あのぎぶあっぷまで待てないワールドプロレスリングで司会の山田邦子に「武藤さんに会いた～い」。とイケメンの代表だったよな・・・

— para080 (@para080) April 1, 2011

 

 

若かりし頃の武藤さんについては、TOKIOの元メンバーの山口達也さんに似ていたとの意見もあります。

 

Tokioの山口達也が武藤敬司に似ているのか？武藤が若い頃はイケメンだったのか？両方だろうな〜

— テイクTANNO (@TAKETANNO) April 28, 2013

 

 

そんな武藤さんがイケオジになれなかった理由に関しては、若ハゲが原因だったそうですね。

 

 

武藤敬司、モテ伝説が凄すぎた

 

 

武藤敬司さんの若い頃については、とにかく女性にモテたことでも知られております。

 

武藤さんの髪の毛がふさふさだった頃の「新日本プロレス」では、会場に来る女性客の９割が武藤さんのファンだったとの伝説もあります。

 

そんな武藤さんは、バレンタインデーになるとファンからダンボール4～5箱分ものチョコレートを貰っていたため、故郷の山梨の幼稚園に寄付していたそうですね。

 

武藤さんの女性人気に対しては、「新日本プロレス」側も目をつけていたそうで、プロレス観戦ついでに観光も出来る3泊4日の香港ツアーを企画したこともありました。

 

とはいえ、当の武藤さんが会社の都合を考えずにツアー初日に婚約を発表したため、女性客が激怒して現地で暴動寸前になったこともあったとか。

 

 

武藤敬司の凄さとは…魅せる技が上手だった

 

武藤敬司さんに関しては、日本プロレス界を代表する天才との評価も存在します。

 

武藤さんに対するプロレスファンの評価の中には、「デカいのに軽やかに動けて凄い」といった身体能力を絶賛する声があります。

 

 

武藤さんは、自身の代名詞となっている「ムーンサレトプレス」を筆頭に、ヘビー級なのにも関わらず飛び技が得意なレスラーとして有名でした。

 

 

 

また、武藤さんは「シャイニングウィザード」や「フラッシングエルボー」といった説得力と華やかさを併せ持つ必殺技を次々と編み出していることでも評価されています。

 

11お前名無しだろ (ﾜﾝﾐﾝｸﾞｸ MM3f-7nTe)2019/09/30(月) 17:35:11.69ID:oWVZcDQyM
フラッシングエルボーやスペースローリングエルボーみたいな、
人智を超えた説得力を持つ技を生み出した功績は大きい
あのロック様がパｋ…リスペクトした上に、「娯楽スポーツ界最高の美技」と称するくらいだしな

 

引用：武藤敬司って過大評価だよね？

 

 

武藤さんが天才だと評価されている理由に関しては、その他にも他人の必殺技をよりグレードアップしたバージョンで使用出来るセンスが凄いといった声もあるようですね。

 

47以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします2018/12/18(火) 01:03:09.396ID:3URG/Tri0
藤波のドラゴンスクリュー
膝裏まで抱えるから回転する前に一瞬膝カックンみたいな形になる

武藤のドラゴンスクリュー
ふくらはぎぐらいまでしか持たないから綺麗にクルッと回る

こんな感じか

 

引用：久しぶりに昔のプロレスの試合見たけどやっぱり武藤敬司は天才だわ

 

 

武藤敬司は膝の故障で歩けない時期もあった…レントゲン写真が痛々しかった

 

武藤敬司さんは、長年のプロレスラー生活の代償で膝に「肢体不自由（下肢）7級」レベルの故障を負っていることでも有名でした。

 

膝に負担のかかる技を使い続けたため、両膝の軟骨の減少・摩滅等、膝に持病を抱えており、直立したつもりでも膝が「く」の字に曲がっている。後遺症は重く、カニ歩きでないと階段を昇り降り出来ない、プライベートでは300m以上は断続的でなければ歩けないなど酷い状態である。

 

引用：武藤敬司

 

武藤さんの膝がここまで悪化した理由については、ムーンサルトプレス（プロレス技なので相手の体に当てずにマットめがけて膝で着地する）を使い過ぎたことが原因だったと言われております。

 

武藤さんの膝に関しては、現代医学では回復させる方法がないらしく、右膝を４度、左膝を1度手術したものの状態が改善せずにプライベイトでは車椅子に乗って移動する状況だったとか。

 

 

そんな武藤さんは、意を決して2018年に両膝の人工関節​置換術を受けたため、現在は以前よりも状況が改善しているそうです。

 

とはいえ、可動域が改善したことに喜んでスクワットをしたところ、膝の皿が割れる大怪我をしてしまったこともあるため、激しい運動などは相変わらず御法度となっています。

 

 

武藤敬司の全盛期の年収…横浜に豪邸を建てていた

 

プロレス界のトップスターだった武藤敬司さんですが、2016年に発売した共著「生涯現役という生き方」によると全盛期の年収は6000万円だったとか。

 

この額は日本プロレス界歴代でもアントニオ猪木さんやジャイアント馬場さんに次ぐレベルの高収入である一方で、プロレスのギャラだけではなくグッズのロイヤリティやタレント活動の収入も込みの額となります。

 

 

そんな武藤さんの自宅については、神奈川県横浜市青葉区にコンクリート打ちの豪邸を建てています。

 

 

武藤敬司の家族情報…嫁は元タレントで娘も芸能活動をしていた

 

 

武藤敬司さんは、1992年にタレントの芦田久恵さんと結婚しています。

 

２人の馴れ初めについては、蝶野正洋さんの中学時代の同級生だった芦田さんが応援のために「新日本プロレス」の観戦に来ていたところ、武藤さんが一目ぼれしてしまったそうですね。

 

武藤さんと蝶野さんは同期入団の友人同士だったため、蝶野さんを介して芦田さんを紹介してもらい交際に至ることになりました。

 

結婚後の２人の間には、1996年に長男・壮司朗さんが、2000年に長女・愛莉さんが誕生しています。

 

 

愛莉さんに関しては、芸能界で活躍しており、ジュニアアイドルグループ「MAHARI GIRL’S」のメンバーだったこともありました。

 

2021年現在は女子大学生となっている愛莉さんは、桜美林大学の芸術文化学群に在籍しているのではないかとの噂になっております。

 

長男の壮司朗さんについては、少年時代は柔道をやっていた一方でアメフトに転向していたらしく、青山学院大学ではオフェンスラインのポジションで活躍していました。

 

そんな壮司朗さんの現在は、恐らくは一般企業に就職したものと思われます。

 

 

武藤敬司の現在…ノアで現役を続行していた

 

武藤敬司さんのその後に関しては、2000年代になると「新日本プロレス」から距離を置き、北米に再進出して古巣の「WCW」に所属したり、帰国して「全日本プロレス」の社長兼レスラーに就任したりと、往年のファンからすると迷走に思える行動が続いていました。

 

そんな武藤さんが2013年に立ち上げた新団体「WRESTLE-1」についても、赤字体質から脱却出来ずに2020年に活動を停止してしまったそうですね。

 

 

とはいえ、そんな苦境下でもプロレスラーを引退することは微塵も考えていなかった武藤さんは、2021年2月より「プロレスリング・ノア」に入団し現在も現役を続けています。

 

 

武藤敬司についてまとめてみると…

 

武藤敬司さんについては、昔はイケメンで女性人気が抜群だった一方で、若ハゲのせいでスキンヘッドに移行せざるを得なかったようですね。

 

武藤さんの今後より一層の活躍を祈りつつ、この記事のまとめを終了させて頂きます。