妻と子供2人が殺害された「つくば母子殺人事件」の犯人は父親の野本岩男で、その極悪非道な犯行が注目されています。
この記事では、野本岩男の起こした「つくば母子殺人事件」の詳細、実家や出身高校、勤務先の病院、殺害した妻・野本映子との結婚の経緯、事件のその後や現在、出所予定などについてまとめました。
この記事の目次
- 野本岩男が起こした「つくば母子殺人事件」は妻の野本映子と子供2人を殺害した事件
- 野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細① 母子の遺体発見
- 野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細② 遺体は野本映子さんとその子供2人である事が判明
- 野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細③ 父親・野本岩男が逮捕される
- 野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細④ 野本岩男の供述内容
- 野本岩男の実家は茨城県の農家
- 野本岩男の出身高校や出身大学とその後の経歴
- 野本岩男の勤務先の総合病院について
- 野本岩男と殺害した妻の野本映子との結婚について
- 野本岩男が殺害した妻・野本映子の野本岩男と出会うまでの経歴
- 野本岩男のその後
- 野本岩男は今現在も服役中で出所は早くとも2027年か
- まとめ
野本岩男が起こした「つくば母子殺人事件」は妻の野本映子と子供2人を殺害した事件
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「つくば母子殺人事件」は、1994年11月に発覚した殺人・死体遺棄事件で、総合病院に務める内科の医師だった野本岩男が、妻の野本映子と子供2人を殺害し、横浜市鶴見区の京浜運河に死体を遺棄した事件です。
当時は、医師という社会的地位の高い職業についている人間が、自分の妻と実の子供2人を殺害した事件として注目を集め、さらに、被害者である妻の野本映子さんが過去に離婚歴があり、ランジェリーパブで働いていた事なども発覚した事から、ワイドショーなどで連日センセーショナルに報じられました。
今回はこの「つくば母子殺人事件」の犯人・野本岩男についてまとめていきたいと思います。
野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細① 母子の遺体発見
まずは、野本岩男の起こした「つくば母子殺人事件」の詳細を見ていきます。
1994年11月3日、横浜市鶴見区にある京浜運河で、ビニール袋に入れられてロープでグルグル巻きに縛られ重りとして数個のダンベル（鉄アレイ）がつけられた、年齢30代〜40代の女性の遺体が発見されました。
遺体が発見されたのは、腐敗ガスの浮力によって遺体が浮かび上がってきたためでした。
司法解剖の結果、発見された遺体にはロープ状のもので首を絞められた跡があり、死因は頸部圧迫による窒息死と断定され、神奈川県警横浜水上署と鶴見署は合同捜査本部を立ち上げ、殺人事件として捜査を開始しました。
同年11月7日、女性の遺体が発見されたのと同じ場所から今度は幼い女児の遺体が発見され、さらに同年11月12日には、幼い男児の遺体が立て続けに発見された事を受けてマスコミに大きく報じられるようになります。
野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細② 遺体は野本映子さんとその子供2人である事が判明
警察の捜査により、殺害された女性と子供2人は、失踪した時期や遺体の特徴、服装や指紋照合によって、同年10月29日から行方不明になり、その数日後に茨城県警つくば中央署に捜索願が出されていた、主婦の野本映子さん（当時31歳）、その長女の愛美ちゃん（当時2歳）、長男の優作ちゃん（当時1歳）である事が判明しました。
母子3人の捜索願を出していたのは、この母子の家族の父親で、茨城県つくば市在住の内科医・野本岩男（当時29歳）で、同県の猿島郡猿島町の総合病院で内科部長を務める人物でした。
野本岩男は、10月29日の夕方に勤務先の病院から帰宅すると、妻の野本映子さんと子供2人が居なくなっていたが、妻は子供を連れて実家に帰る事がよくあるので心配していなかったと警察に説明しています。
しかし、それから数日後に妻の野本映子さんの実家に電話をしたところ、帰っていない事を知り、慌てて捜索願を出したという事でした。また、野本岩男は、妻子が失踪した理由に心当たりはないとも述べています。
野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細③ 父親・野本岩男が逮捕される
野本岩男は、妻子を殺害された哀れな被害者を装っていましたが、警察は最初から野本岩男が妻子を殺した犯人ではないかと疑っていました。
まず、発見された野本映子さんと子供2人の遺体は靴を履いておらず素足で、服装も部屋着のままでした。また、足の裏が綺麗で争った形跡がありませんでした。この事から、野本映子さんと子供2人は自宅で殺害された可能性が高いと見られていました。
さらに、警察による野本岩男の周辺捜査により、野本岩男と野本映子さん夫妻の仲がうまくいっていなかった事も判明していました。野本岩男には勤務先の病院などに愛人が複数人おり、警察はこの事件は家庭内トラブルが原因との見方を強めていたのです。
さらに、野本岩男の両手のひらには擦り傷、右の手の甲には小さな傷が残されており、野本岩男は警察からの問いかけに飼い犬に引っ掻かれたと説明しました。
しかし、警察はこの傷を野本映子さんと子供達を殺害した時についた傷だと見ていました。ロープを強く引っ張る時に手のひらに擦り傷ができるため、この傷は野本映子さんの首をロープで絞めた時についたものだろうと疑っていたのです。
この頃になるとマスコミも野本岩男を犯人と疑うようになり、ワイドショーなどではあからさまに父親の野本岩男を疑惑の人物として報じていました。
そして、同年11月25日、神奈川、茨城両県警の合同捜査本部はこの野本岩男を殺人及び死体遺棄の容疑で逮捕します。
野本岩男は、取り調べに17日間にわたって容疑を否認し続けましたが、Ｎシステム（自動車ナンバー自動読み取り装置）に遺体を捨てに横浜の大黒埠頭（ふとう）に向かう野本岩男の自動車のナンバーが記録されており、その証拠を突きつけられた上で捜査員に「早く白状して、妻子を成仏させるように」と説得され、ついに自供に至ったのでした。
野本岩男「つくば母子殺人事件」の詳細④ 野本岩男の供述内容
野本岩男は取り調べに、以前から妻の野本映子さんと子供の教育方針や自身の愛人問題や多額の借金などが原因で夫婦仲は破綻しており、10月29日の早朝に朝帰りした野本映子さんに離婚を切り出されたと供述。
さらに、供述によれば、野本映子さんは、野本岩男に慰謝料として1億3000万円、子供の養育費として毎月100万円を求められた上、「（愛人の）看護師との関係を病院長に直訴して、2人とも辞めさせる」、「そんなに嫌いなら私を殺してください」と言って、ロープと包丁を持ち出し、自分の首にロープを巻きつけてソファーから飛び降りるなどして挑発したようです。
これに野本岩男は逆上し、10月29日の午前5時半頃に、野本映子さんの首をロープで絞めて殺害したと供述。さらに、野本岩男は、殺害後には自首や自殺を考えたが、母親を亡くし、父親が殺人者になった子供2人を哀れに思って、寝ているところを首を絞めて殺害した事なども供述しました。
野本岩男は野本映子さんと子供2人を殺害した日とその翌日も普通に勤務先の病院に出勤しており2日間妻と子供の遺体を自宅に置いたままにしていたようです。
そして、10月31日の早朝、野本岩男は、ビニール袋に入れて重りとして鉄アレイをつけた野本映子さんと子供2人の遺体を自動車に乗せて運び、首都高速の大黒埠頭の非常駐車場から海に投げ込んだという事でした。
その後、野本岩男は、野本映子さんと子供2人を殺害した翌日の30日に新宿歌舞伎町のストリップ劇場やソープランドに行っており、さらに3人を遺棄した翌日の11月1日には愛人の看護師（当時25歳）と旅行代理店へ行き、北海道旅行の予約を入れていた事なども明らかになりました。
野本岩男の実家は茨城県の農家
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野本岩男は、昭和40年に茨城県岩井市の農家で次男として生まれました。幼少期から聡明で、地元の小学校中学校をトップクラスの成績で卒業しています。
野本岩男の実家の詳しい場所や家族構成、家庭環境などは不明ですが、実家の農家は長男の兄が継いだと思われます。
野本岩男の出身高校や出身大学とその後の経歴
野本岩男は地元の中学校をトップの成績で卒業後、県立水海道第一高等学校に進学し、1983年3月に卒業しています。県立水海道第一高等学校は県内でも有数の進学校でした。
高校卒業後、野本岩男は一浪して筑波大学医学部に入学。1990年に医学部を卒業し、研修医として筑波大付属病院などで働いています。
筑波大学時代の同級生からは、当時の野本岩男について「温厚で明るい好青年で、殺人を犯したとは信じられない」といった証言も出ていました。
野本岩男の勤務先の総合病院について
その後、野本岩男は収入面の理由から筑波大附属病院から茨城県猿島郡猿島町にある総合病院に転職しています。野本岩男はこの勤務先の病院での評判もよく、上司や患者は「熱心で親切な先生だった」と裁判などで証言しています。
ただその評判の一方で、野本岩男はこの総合病院で働く看護師を愛人にしており、他にも合計で8人の愛人がいるという噂も流れていたようです。
野本岩男と殺害した妻の野本映子との結婚について
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野本岩男は愛人が8人いると噂されるなど、女癖が悪い男というイメージも持たれており、野本映子さんを殺害したのも痴情のもつれが元々の原因でした。そもそも、野本岩男は野本映子との結婚を最初から望んでいなかったようです。
続けて、野本岩男と野本映子の結婚についても見ていきます。
野本岩男と野本映子の出会いは医学部卒業後すぐ
野本岩男は、筑波大学の医学部を卒業した1990年の夏に、医師や看護師らが参加するテニスの会に参加し、そこで野本映子さんとはじめて知り合っています。
野本映子さんには野本岩男の2歳年上で、過去に離婚歴がありその前の夫との間に2人の子供がいましたが、その2人の子供は離婚時に前の夫のもとに置いてきていました。
野本岩男は野本映子さんの離婚歴や子供がいる事を知っていましたが、交際しすぐに同棲を始めています。
野本岩男は複数人の恋人がおり、野本映子さんもその恋人達の1人という扱いでしたが、ある日、野本映子さん妊娠します。この時は野本岩男は結婚を拒み中絶させています。
しかしその後、またしても野本映子さんが妊娠。野本映子さんは「結婚しなくてもいいから産みたい」と言って出産しています。
野本映子と衝動的に結婚
野本岩男との子供（殺害された長女の愛美ちゃん）が生まれた後も、野本映子は結婚したいとは言い出しませんでしたが、野本岩男はその健気な様子を不意にいじらしく思い、また、父親のいない子供も不憫に思って、半ば衝動的に野本映子さんと結婚したようです。
周囲の人々は2人の結婚を子供ができた事での自然な成り行きと見て祝福もされましたが、野本岩男は結婚式も披露宴も行いませんでした。
結婚を後悔し愛人を複数作る
野本岩男は野本映子さんと結婚した事をすぐに後悔し、結婚からわずか1ヶ月後には一時期単身赴任していた日立市内の病院の看護師と交際を始めています。
野本岩男には野本映子さんに対して「結婚してやった」という意識があったのか、愛人の存在を隠そうともせず、複数の女性に対して「妻とは別れるから結婚してくれ」などと口説いていたようです。
このような有様なので、次第に夫婦仲は冷え切り、やがて女性問題での口論が絶えないようになります。
野本岩男が多額の借金を作ったため野本映子はランジェリーパブなどで働いていた
さらには、野本岩男には当時年収が約1300万円ありましたが、複数の女性と愛人関係を続けるのにかかる費用や、投資用に神戸や大阪などに3つのマンションを購入していたため、その借入金の利子返済などによって多額の借金を抱えるようになります。
この借金のために、野本岩男は家庭にもほとんど金を入れなかったようで、野本映子さんは生活費を稼ぐために昼は微生物研究所の事務員、夜はランジェリーパブのアルバイトをしていました。
このランジェリーパブについては、当時のマスコミがかぎつけて、ワイドショーや週刊誌などで面白おかしく報じら、世間からの誹謗中傷の対象とされました。この事は被害者に対する重大な人権侵害だとして現在も批判されています。
野本映子さんは子供の生活費のために致し方なくランジェリーパブで働いていただけであり、裁判では野本映子さんが子供の服を買うお金がないためミシンで自作していたとの内容も明らかになっています。
こうした日々についに絶えられなくなった野本映子さんは、事件のあった10月29日についに離婚を切り出し、怒りに任せて1億3000万円もの慰謝料を求めたというのが真相ではないかと思います。その結果この身勝手な野本岩男という男が逆ギレし、野本映子さんは31歳の若さで殺害される事になってしまいました。1歳と2歳の子供まで殺害された事を考えれば、この経緯はあまりにも悲劇的ですし、野本岩男の身勝手さと極悪非道ぶりは決して許されるべきではないでしょう。
なお、野本映子さんはこの結婚生活をつづった日記を残しており、それが警察の家宅捜索で押収されています。そこには野本映子さんの苦悩や怒り、それでもなお夫や子供を愛する気持ちが赤裸々に綴られており、野本岩男は野本映子さんは殺害後にその日記を読み、改めて野本映子さんの愛情の深さに気がつき、泣き崩れたという情報も報じられていました。
野本岩男が殺害した妻・野本映子の野本岩男と出会うまでの経歴
野本岩男が殺害した妻・野本映子さんの経歴についても簡単に紹介しておきます。
野本映子さんは、東京都大田区の生まれで、1982年に私立の女子校を卒業後に蕎麦屋の息子と最初の結婚をし、土浦市内に夫婦で蕎麦屋を開店してその間に2人の子供にも恵まれますが、経営はうまく行かずに程なく経済的に破綻し、野本映子さんは子供を夫の元に残して離婚しています。
その後、野本映子さんは看護師を目指して、筑波メディカルセンターでアルバイトを始めました。そこで、前述の医療関係者の参加するテニスの会に参加し、野本岩男と出会い交際することになったのでした。
野本岩男のその後
「つくば母子殺人事件」のその後、野本岩男は逮捕され裁判を受けています。
検察側は、野本岩男は妻子3人を殺害して海中に投棄するという凶悪犯であり、純粋無垢な子供を殺すなど慈しみの心は全く感じられず極刑をもって臨むしかないとして、死刑を求刑しました。
対する弁護側は、野本岩男は妻の野本映子さんが自分の首にロープを巻いて殺してくれと迫ったため殺害しただけで、子供2人殺害についても母親を亡くし、父親が殺人者となって生きていく事を不便に感じて衝動的に殺害しただけえ計画性はないとして情状酌量を求めました。
また、大学時代の友人や病院の同僚らが、野本岩男について「温厚で明るい好青年」、「熱心で親切な先生だった」などとかばうような証言をし、さらには、当時のマスコミが野本映子さんを悪女のように仕立てて報じていた事から3000超の減刑嘆願書などが届けられました。
そして、1996年2月22日、横浜地方裁判所は弁護側の主張を認める形で野本岩男に無期懲役の判決を下します。この判決に対して検察側は「身勝手な理由で3人を殺害しているのに刑が軽すぎるとして改めて死刑を求め」、弁護側は逆に「夫婦喧嘩の末の突発的な犯行で、無期懲役は重すぎる」と主張してそれぞれ控訴しています。
しかし、1997年1月30日に東京高裁は控訴を棄却し、なおも被告側は上告しますが、その後取り下げ、1997年2月14日に野本岩男の無期懲役刑が確定しています。
なお、野本岩男は「つくば母子殺人事件」を起こす前は、医師免許を持つ医師でしたが、その後、医道審議会での処分により、医師免許は取り消しになっているはずです。
野本岩男は今現在も服役中で出所は早くとも2027年か
野本岩男は現在も無期懲役刑で服役中です。収監されている刑務所は千葉刑務所か岡山刑務所だといわれています。
野本岩男の仮出所についてですが、現在の法律では無期懲役囚の場合、最低でも30年間は仮出所の審査が受けられないため、刑確定から30年後という事になります。
未決勾留期間（逮捕から刑が確定するまでの期間）は、この仮出所が可能になる最低期間30年からは差し引かれないため、野本岩男が仮出所するのは、最も早くても刑が確定した1997年から30年後にあたる2027年になると思われます。
仮に、2027年の仮出所となった場合、野本岩男は62歳か61歳になっているはずです。とはいえ、犯した罪の重大さ（身勝手な理由で3人を殺害）から見て30年で仮出所というのは難しいかも知れません。
まとめ
今回は1994年10月に起きた父親による母子殺人死体遺棄事件「つくば母子殺人事件」とその犯人の野本岩男についてまとめてみました。
当時総合病院に勤めていた野本岩男は、妻の野本映子さんと結婚し2人の子供がいましたが、勤務先などに複数人の愛人を作っており、夫婦仲は冷え切っていました。さらには、野本岩男は愛人との交際費用や投資用マンションの購入などのために多額の借金を抱えており、医師でありながら家計は逼迫し、妻の野本映子さんは子供との生活費や夫の借金返済のためにランジェリーパブなどで働かざるを得ない有様でした。
そうした事から、ある日、野本映子さんが離婚を切り出し、慰謝料として1億3000万円を請求し、さらには勤務先の病院に愛人のことを全て告発すると言い始めたため、野本岩男は激昂し、野本映子さんと2人の子供を殺害し、車で遺体を運んで海中に投棄したのでした。
この極悪非道な犯人・野本岩男の実家は茨城県岩井市の農家でしたが、次男だったため家業は継がずに、地元の進学校「県立水海道第一」を経て筑波大学医学部へと進学し医者になりました。勤務先は筑波大学附属病院を経て、茨城県猿島郡猿島町の総合病院へと転職しています。
妻の野本映子さんとの出会いは研修医になったばかりの1990年で、野本岩男に結婚する気はなかったものの、子供ができた事から衝動的に結婚していますが、結婚からわずか1ヶ月で浮気をはじめ家庭を顧みない身勝手な生活を送っていたようです。
「つくば母子殺人事件」のその後、野本岩男は裁判を受けて、無期懲役判決が確定しています。
現在も野本岩男は服役しています。収監されているのは千葉刑務所は岡山刑務所と言われていますがはっきりしません。野本岩男の仮出所は最短でも2027年とみられていますがが、3人を身勝手な理由で殺害した非道な犯行内容から最短の30年での仮出所が認められる可能性は低そうです。
