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愛川欽也の若い頃から死因!嫁のうつみ宮土理や子供(息子/娘)・葬儀と家族の現在も総まとめ

名司会者だった愛川欽也さんですが、若い頃は苦労人で様々な職を転々としていたようです。

 

今回は愛川欽也さんの生い立ちや若い頃の経歴、結婚歴と嫁うつみ宮土理さんとの馴れ初め、子供や自宅、死因や葬儀、家族の現在を紹介します。

愛川欽也とは

 

愛川欽也(あいかわ きんや)
本名:井川敏明(いがわ としあき)
生年月日:1934年6月25日
出身地:東京都豊島区巣鴨

 

愛川欽也さんといえば、「なるほど!ザ・ワールド」や「11PM」といった人気番組で司会を担当していた他、俳優・声優・タレントなどマルチに活躍しました。

 

 

テレビ黎明期世代だった愛川欽也さんはもともとは俳優で、下積み時代には「いなかっぺ大将」や「悟空の大冒険」といったテレビアニメに声優として出演していた時期もありました。

 

 

司会者としてブレイクして以降は、俳優業でも仕事が増えていき、NHKの朝ドラや大河ドラマに出演するなど、本業でも爪痕を残しています。

 

 

そんな愛川欽也さんの俳優としての代表作には、映画「トラック野郎」シリーズのやもめのジョナサン役ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の神林清明役などが挙げられます。

 

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴① 私生児の生い立ち

愛川欽也の母親は壮絶な人生を送った女性だった

 

愛川欽也さんの母親・みいさんは、旧住友金属(現日本製鉄)の城下町として有名な茨城県鹿嶋市出身でした。

 

農家の出だったみいさんは、3歳の時に父親が死亡し、貧しい少女時代を過ごしていたものの、19歳の時に地元の大地主の長男と結婚します。

 

しかし、あまりに身分が違い過ぎたため旦那の実家からは結婚を反対され、さらに結婚を見届けた後に母親が急死。さらに、結婚2年目に旦那が結核で死亡するなど不幸が続いたようです。

 

旦那の死後は、折り合いの悪かった舅の手で家から追い出されてしまい、みいさんはわずかな手切れ金を片手に東京へ上京したといいます。

 

 

実は私生児だった

 

東京へ上京後のみいさんは、質屋や飲み屋で働いた後、神田にあるミルクホールという軽食店でウエイトレスをしていたそうです。

 

そんなみいさんは28歳の時、店の常連客だった印刷会社社長・善三さんに見初められて、愛人になったと言われています。

 

その後、みいさんは店を辞め、善三さんのポケットマネーで巣鴨にある一軒家に囲われていたようです。

 

ちなみに、善三さんは当時50歳近い中年男性で、みいさんとは父娘ほどに年が離れていましたが、妻との離婚話をほのめかして、みいさんを繋ぎとめていました。

 

しかし、本当は妻と離婚する気はなかったのか、みいさんが愛人生活3年目に妊娠すると、困ったような表情を浮かべたそうです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴② 母親からは溺愛されていた

 

不幸な人生を過ごしていたみいさんにとって、愛川欽也さんの誕生はこの上ない喜びだったようです。

 

そのため、愛川欽也さんが赤ん坊の頃は、片時も離れずに育児に勤しんでいたとのこと。

 

そんな母親の愛情を受けて育った愛川欽也さんでしたが、近所の子供たちがメンコやベーゴマ遊びをしていても混じることはなかったそう。

 

それどころか、国民学校(現在の小学校)の帰りに、喫茶店に立ち寄ってコーヒーを飲むことが日課のませた子供でした。

 

また、勉強もかなりできるタイプだったようで、国民学校に入学する前には漢字もすらすら読めるようになっていたとか。

 

そのため、一歩間違えたら餓鬼大将でもおかしくはありませんでしたが、「弱い者いじめはしない」「女の子には優しくする」との母親の教えを忠実に守っていたそうです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴③ 父親が家に寄り付かなくなる

 

愛川欽也さんの父・善三さんも遅くできた息子のことを可愛がり、夜中に自宅に顔を出す機会も多かったそう。

 

そんなある日、寝ている愛川欽也さんを無理やり起こした善三さんは、良かれと思ってお土産のシュークリームを沢山食べさせたところ、愛川欽也さんは大腸カタルを発症。

 

大腸に炎症が起きることで、大腸表面の粘膜が赤くはれて、ただれたり(びらん)、掘れたり(潰瘍)する状態となり、腹痛や下痢・下血が起きる病気です。主に若い方に発症することが多いものの、最近は中高年で発症する方も増えてきています。

 

引用:大腸カタル

 

この時ばかりは、普段は温厚なみいさんも激怒したそうで、「この子を殺すつもりですか?」と善三さんに詰め寄ったとか。

 

その結果、善三さんとみいさんの仲は悪化してしまい、次第に父親が家に来る機会も減っていったようです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴④ 戦中に疎開を経験

 

みいさんの愛情を受けてすくすくと育った愛川欽也さんですが、1941年から始まった太平洋戦争の余波で、1944年には実家を離れて長野に学童疎開をしています。

 

そのため、疎開中は巣鴨に残った母親と離れ離れで暮らすことに。

 

そして何より辛かったのは、戦中の物資不足のせいで満足に食事もとれなかったことでした。

 

 

そんな愛川欽也さんを不憫に思ったみいさんは、面会の度に着物と引き換えに手に入れたかりんとうなどを差し入れてくれたそう。

 

しかし、疎開時代の愛川欽也さんはあまりにひもじすぎて、近所の農家の庭先からりんごを盗んで食べたことまでありました。

 

その後、疎開生活に耐えきれなくなった愛川欽也さんは、1人で夜汽車に乗り、実家へ逃げ帰ってしまったそうですね。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑤ 空襲を経験したことも

疎開先から実家に逃げ帰った愛川欽也さんですが、みいさんから怒られることはなく、また一緒に暮らすことになりました。

 

 

ただし、疎開先の粗末な食事情の影響で栄養失調になっており、軽い黄疸の症状が出ていたことから、帰郷後すぐに入院することに。

 

退院後ようやく母子水入らずの暮らしに戻れたそうですが、空襲が激化しており、庭に掘った防空壕に隠れることも珍しくない状況でした。

 

そのため、みいさんの判断で、愛川欽也さんだけ埼玉の片田舎に再度疎開することになりました。

 

ちなみに、疎開先は善三さんの知人の家で、居心地は悪くはなかったといいます。

 

ただ、愛川欽也さんと離れて暮らすことに耐え切れなくなったみいさんの判断で3か月ほどで実家に連れ戻されることに。その後、今度は母子で茨城県に疎開したようです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑥ 戦中・戦後は苦労が多かった

茨城疎開時代の愛川欽也さんですが、避難先となった場所はみいさんの遠縁の初老夫婦が住む家でした。

 

ただし、おばあさんがかなり意地悪なタイプで、愛川欽也さんが食事をお代わりしただけで、「よく食べるね」と嫌味を言われたそう。

 

そのため、母親が着物を売って食費などを収めていたそうですが、おばあさんの感じの悪さは変らなかったといいます。

 

そのせいで、戦中に実家が空襲で焼け落ちて行き場所がなくなったのにも関わらず、終戦後は茨城の疎開先を離れざるを得ない状況に追い込まれました。

 

 

その後は、これまたみいさんの遠縁にあたる秋田県の親戚の家に居候をすることになったそうですが、鶏小屋の世話などの雑用をしながら学校に通うなど気を遣う日々でした。

 

愛川欽也さん一家が東京に戻って来られたのは、終戦から2年以上過ぎた時期だったようです。

 

ただし、父親の善三さんが1946年頃に病死しており、経済的な後ろ盾がなかったせいで、実際は遠縁の住む埼玉県大宮市(現さいたま市)で暮すことになっています。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑦ 名門浦和高校に進学

大宮に引っ越しをした後の愛川欽也さんは、地元の私立中学に編入します。

 

しかし、善三さんの死後の愛川家は経済的には決して楽ではなく、野球グローブが買えなかったせいで、友達と野球で遊べないなど悔しい想いもしたそうです。

 

 

中学を卒業後は、埼玉を代表する進学校である浦和高校に入学しています。

 

浦和高校の主なOB
・岡本圀衞(日本生命元社長)
・奥田健太郎(野村ホールディングス社長)
・加瀬豊(双日の元会長)
・金子眞吾(凸版印刷の元会長)
・木村惠司(三菱地所の元会長)
・国部毅(三井住友ファイナンシャルグループ会長)

 

浦和高校は、政財界に数々の人材を輩出している名門で、愛川欽也さんも当初は弁護士を目指していたそうです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑧ フランス映画に魅せられて俳優を目指す

大宮に移住して以降、母親のみいさんが昼間は食堂で、夜は夜間家政婦として働きながら家計を支えていました。

 

そのため、本来は勉学に打ち込み一刻も早く母親に楽をしてあげないとならない立場だった愛川欽也さんですが、近所の映画館で観たフランス映画にハマり、俳優を志すことに。

 

その後は、地元の劇団で大道具作りの裏方を経験した後、高校2年の時に俳優座の養成所に入所した愛川欽也さんは、結局は、浦和高校を中退しています。

 

 

養成所時代の愛川欽也さんは、ダンスホールのジャズバンドのドラムのアルバイトを経験したことをきっかけに、バンド活動に熱中していきました。

 

現在ではさして儲かりもしないバンド活動ですが、当時は、キャバレーやストリップ劇場などで生バンド需要が高かったため、ギャラも高かったそう。

 

その結果、愛川欽也さんの服装はどんどん派手になっていき、養成所からも足が遠のいてしまったようです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑨  俳優への熱意を失って本屋を経営

養成所時代の愛川欽也さんは、前述の通り、演技の勉強よりもバンド活動に熱心だったため、同期や後輩にどんどん追い越されていきました。

 

 

その結果、俳優への熱意を失った愛川欽也さんは、知人の実家が本屋だったことを聞きつけ、支店を任せてもらったこともありました。

 

本屋経営時代の愛川欽也さんは、『エミリー夫人の寝室』という発禁本で一儲けをするなど、独特の嗅覚を発揮していたようです。

 

ただし、もう一度新たな発禁候補の本を大量に仕入れたところ、目論見が外れて大損をする羽目に。

 

そのせいで、せっかく開店した本屋を閉じることになってしまったようです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑩ バンドのマネージャーをしていた時期も

不真面目な研究生だった愛川欽也さんですが、俳優座の養成所は何とか卒業できました。

 

また、「面通し」と呼ばれているオーディションも受け、映画方面の仕事を探していたそうですが、落選続き。

 

そんな折、キャバレーを経営している中学時代の同級生からバンドの手配を頼まれた愛川欽也さんは、自らマネージャーとなり、2組のバンドを結成することになりました。

 

 

この時期の愛川欽也さんは、マネジメント料としてギャラの2割をピンハネしていたため、かなり羽振りが良く、みいさんにお小遣いをあげることもあったとか。

 

ただし、あまりに調子に乗り過ぎて、給料日だけ店に顔を出すようになった結果、バンドメンバーから謀反を起こされて、マネージャーを首になってしまったそうですね。

 

おまけに、服装が派手だったため繁華街でチンピラに絡まれて背中を刺され、入院することに。

 

一歩間違えれば、闇社会の住人になってもおかしくない時期でもありました。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑪ 母親の再婚話にショックを受ける

 

迷走に迷走を重ねた若き日の愛川欽也さんですが、母・みいさんが再婚をするといったショッキングな出来事に遭遇します。

 

みいさんの再婚理由の中には、加齢で働き詰めの人生が厳しくなったという切実な内容も含まれていました。

 

そのため、この時ばかりは、みいさんのためにも真面目な人生を送れば良かったと後悔したそう。

 

そして、みいさんの再婚後は別居して暮らし、心を入れ替えて小さな劇団から俳優としてのキャリアをやり直すことを決意

 

なお、この時期の愛川欽也さんには、養成所時代の友人が(広島での被爆の影響か)若くして白血病で亡くなるなど、悲しい出来事が相次いだようです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑫ 声優としても活動

下積み時代の愛川欽也さんですが、1960年代に入ると生活費稼ぎのために声優業を開始しています。

 

 

当時はまだテレビアニメ黎明期だったこともあり、洋画吹替などにも積極的にチャレンジし、「ルート66」や「お熱いのがお好き」といった人気作に出演。

 

また、「マッハGoGoGo」や「ハクション大魔王」といった人気アニメにも出演し、存在感をアピールしています。

 

 

 

その他、子供向け番組「おはよう!こどもショー」では、マスコットのロバくんの着ぐるみを被り、番組に出演していた時期もあったようです。

 

 

愛川欽也の若い頃の経歴⑬ ブレイクのきっかけはラジオ番組

声優として大きな成功を収めていた愛川欽也さんですが、当時は声優のギャラが安く、声優業だけでは経済的に厳しかったため、色々な仕事をこなしていました。

 

その中の1つが、1970年より始まったラジオ番組「パックインミュージック」のDJでした。

 

そして「パックインミュージック」での軽快なトークが大好評で、一躍人気DJの地位に上り詰めています。

 

 

その結果、1974年より始まった深夜番組「11PM」の司会に抜擢され、司会者の道へ進むことになったのです。

 

 

 

愛川欽也は映画「トラック野郎」シリーズの生みの親だった

 

テレビ黄金時代を代表する司会者の1人であった愛川欽也さんですが、実は、邦画史に残る大ヒットシリーズの生みの親なんです。

 

愛川欽也さんが企画した伝説の大ヒットシリーズには、映画「トラック野郎」シリーズが挙げられます。

 

愛川欽也さんが映画の企画に挑戦した背景には、「仁義なき戦い」シリーズの後釜を欲していた東映関係者より、「何か良いアイデアあったら教えてよ」と声をかけられていたからだそう。

 

そのため、自身がかつて吹き替えを担当していた米ドラマ「ルート66」のようなロードムービーを作りたいと思い立ち、企画を練り始めたといいます。

 

 

 

その結果、当時中年だった自分が出演してもおかしくない舞台設定として、長距離トラック運転手を題材にすることを思いつき、「トラック野郎」シリーズの原案を東映に持ち込みました。

 

ちなみにこの「トラック野郎」シリーズは、記念すべき第1作「トラック野郎・御意見無用」が、1975年の邦画の年間興行ランキング8位になる大ヒットを記録。

 

1975年から1979年にかけては、計10作品が作られるほどの成功を収めました。

 

 

 

愛川欽也の結婚歴① 最初の嫁は俳優座の同期

 

タレント・うつみ宮土理さんとおしどり夫婦で有名だった愛川欽也さんですが、実は、最初の結婚相手は、俳優座養成所時代の同期であった通子さんでした。

 

2人の結婚時期は1957年頃で、できちゃった婚だったようですね。

 

当時の愛川欽也さんはまだ売れない俳優で、声優業で成功するのも後年の話でしたから、通子さんは女優の夢を諦め、家事や育児に専念していたと言われています。

 

 

愛川欽也の結婚歴② 不倫愛の末にうつみ宮土理と再婚・馴れ初めは?

 

通子さんと婚姻中だった1970年代前半頃より、愛川欽也さんは、8歳年下のタレント・うつみ宮土理さんと不倫関係に陥ってしまいます。

 

うつみ宮土理さんは、実践女子大学を卒業後は朝日新聞社に就職し、英字雑誌「ディス・イズ・ジャパン」編集部に勤務するような才女。

 

その後、縁あって芸能人に転身したうつみ宮土理さんでしたが、女優業やバラエティ番組で活躍し、売れっ子タレントの1人となっていました。

 

それだけにかなり勝気な性格で、共演話が舞い込んで来た際、愛川欽也さんも「あんな生意気な女はごめんだ」と難色を示していたとか。

 

しかし、1972年より放送された歌番組「きんきんケロンパ歌謡曲」にて、司会者としてコンビを組んでいくうちに、お互いに惹かれ合うようになっていきました。

 

 

離婚時は仲間たちからなじられた

 

不倫関係に陥った2人ですが、熱愛のきっかけとなった「きんきんケロンパ歌謡曲」は1974年に打ち切りに。

 

とはいえ、売れっ子芸能人同士ということもあり、翌1975年にはトークバラエティ番組「シャボン玉こんにちは」で再共演を果たします。

 

その後も2人の情熱が覚めることはなく、1978年になると、愛川欽也さんが通子さんに離婚を切り出しました。

 

当然ながら非は一方的に愛川欽也さん側にあるため、通子さん側は離婚を拒絶。

 

その結果、離婚交渉は難航し、愛川欽也さんが全財産を渡すことでようやく離婚が成立したとか。

 

愛川欽也さんの不倫劇に関しては、俳優座の元同僚たちにも知れ渡るようになり、「糟糠の妻を捨てた見下げた男」としてなじられたそうです。

 

また、醜聞がマスコミにスクープされた後は、世間から大バッシングを受けることになりました。

 

しかし、倫理観が緩い時代だったこともあり、1981年には最大の代表作「なるほど!ザ・ワールド」が始まるなど、不倫スキャンダルがキャリアに悪影響を及ぼすことはありませんでした。

 

 

愛川欽也の子供は前妻との間に2人

愛川欽也さんには、前妻である通子さんとの間に2人の子供が誕生していますが、うつみ宮土理さんとの間には子供はできなかったようです。

 

 

愛川欽也さんの第1子は、1958年生まれの俳優・井川晃一さん

 

高校時代にアメリカ留学をしていた井川晃一さんは、そのまま現地の大学にも進ますが、日本で俳優になる夢を諦めきれずに、大学を中退して帰国することになりました。

 

今のところ、これといった代表作はない状況ですが、父親の愛川欽也さんと長年の間「西村京太郎トラベルミステリー」で共演していたため、父子仲は悪くなかったように思われます。

 

 

愛川欽也さんの第2子は、1960年生まれの女優・佳村萌さんです。

 

佳村萌さんも、女優としては芽が出なかったようですが、歌手活動の他、本の挿絵やカバーイラストといった分野にまで進出し、マルチな活動を展開していたようです。

 

 

愛川欽也の自宅

 

芸能人として大成功を収めた愛川欽也さんだけに、自宅情報なども気になりますよね。

 

愛川欽也さんの自宅は、東京都渋谷区南平台町の高級住宅街の一角にありました。

 

敷地面積が158坪もあるような豪邸だったため、土地の価値だけで9億円以上もあったことになります。

 

 

愛川欽也の晩年

 

愛川欽也さんは晩年、情報バラエティ番組「出没!アド街ック天国」の司会の傍ら、「劇団キンキン塾」を立ち上げ、後進の育成にも励んでいました。

 

愛川欽也さんの「劇団キンキン塾」への情熱は本物だったそうで、目黒区青葉台に敷地面積180坪もの劇場「キンケロ・シアター」まで設立。

 

その他にも、年1本ペースで自主制作映画を制作していました。

 

ただし、生来の女好きで再婚後も浮気を繰り返していた愛川欽也さんは、「劇団キンキン塾」の女優にまで手を出していたというエピソードも。

 

 

出典:https://trend01.net

 

ちなみに、愛川欽也さんの浮気相手は任漢香さんという在日中国系女性でした。

 

愛川欽也さんの任漢香さんへの愛情は人並み外れていたようで、都内に3階建ての一軒家をプレゼントし、2人の愛の巣としていたと言われています。

 

また、自主制作映画でも任さんを必ずヒロインに据えるなど、公私混同もしていました。

 

 

愛川欽也の死因と葬儀

 

司会業も俳優塾も順調だった中、2014年12月に体調不良に陥り病院で診断を受けた愛川欽也さんは、末期の肺がんであることが判明しています。

 

その後、「重粒子線治療」という先端治療を受けたものの、症状は悪化の一途をたどり、2015年2月に「出没!アド街ック天国」を降板

 

以降も引き続き自宅で治療を続けていましたが、2015年4月15日に80歳で亡くなりました。

 

愛川欽也さんの葬儀は、東京・西五反田にある桐ケ谷斎場で親族のみの密葬という形で執り行われたようです。

 

なお、愛人だった任漢香さんは葬儀に参加することはできなかったと言われています。

 

「娘はな、愛川さんが亡くなったことも教えてもらえず、あとで事務所から聞かされたんや。もちろん死に目にも会っていない。これが何よりもつらかったんやって…。“せめて彼の葬儀には行きたい”って言うて聞かなくてね…。でも、親族だけの密葬やったし、うつみさんも娘を呼ぶことはしなかったんです。私も密葬だと知ってからは、娘が参列したらややこしいことになると思って、“おまえは参列するな!”って、無理矢理止めたんです。娘にはかわいそうなことしたけど…」(前出・任の父親)

 

引用:「愛川欽也の10年来の愛人」女優の父 2人の関係を告白

 

愛川欽也の家族の現在

 

愛川欽也さんの死後、うつみ宮土理さんと前妻の子供たちの間で遺産相続問題が勃発することになりました。

 

遺産相続問題の原因は、うつみ宮土理さんと子供たちの間の不仲だったようです。

 

愛川さんには前妻との間に、長男で俳優の井川晃一(56)と長女で女優の佳村萠(55)の2人の子供がいる。「うつみと2人の間には相当根深い確執があります」と肥留間氏。2人は密葬には参列したが、その後は顔を合わせていないというほどだ。

 

引用:うつみ宮土理の激高会見でみえた十数億円遺産めぐる“銭闘”危機 前妻子供と確執も

 

ちなみに、愛川欽也さんの主だった遺産に関しては、自宅と「キンケロ・シアター」の他、3階建てのビルが3棟ほど。

 

ただし、愛川欽也さんとうつみ宮土理さんの共同名義の物件ばかりで、遺産に該当する部分は5~6億円程度の時価だったと言われています。

 

愛川家の遺産相続トラブルに対しては、ネット上でも賛否両論の声が挙がりました。

 

 

 

 

愛川欽也のまとめ

 

愛川欽也さんは俳優、声優、司会者として活躍した一方で、女性関係にはだらしなく、死後も数々のトラブルが起きている人物と言えるかもしれません。

 

愛川欽也さんのご冥福を祈りつつ、この記事のまとめを終了させていただきます。

 

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