藤井秀悟は元プロ野球選手

 

 

藤井秀悟さんは愛媛県伊予市出身の元プロ野球選手です。

 

高校時代は野球の名門である今治西高校に進学し、「伊予の怪腕」と呼ばれるほど注目されました。

 

1995年の春の甲子園にはエースで4番・主将として出場しますが、準々決勝で肘を負傷し、準決勝は登板できずに敗退しています。

 

1996年には早稲田大学人間科学部に進学し、エースとして活躍します。そして、1999年のドラフトでヤクルトスワローズに2位（逆指名）で指名され、プロ入りを果たします。

 

 

ヤクルトから日ハムへは、3対3のトレードで移籍しています。

 

その後、日ハムから巨人にはFAで移籍していますが、球団からは戦力外通告を受けていて、「クビだとイメージが悪いからFA」という理由で自分の意思ではないFAをしています。

 

巨人から横浜へは、村田修一選手が巨人にFAしたことでの人的補償として移籍することになりました。

 

2014年には横浜から戦力外通告を受け、トライアウトにも参加しましたが、NPBからのオファーはなく、現役引退を決断しています。

 

 

藤井秀悟の成績

 

藤井秀悟さんの現役時代の成績を見ていきましょう。

 

年度	登板数	勝利	敗戦	防御率
2000	31	1	0	4.73
2001	27	14	8	3.17
2002	28	10	9	3.08
2003	1	0	0	3.38
2004	15	4	6	5.51
2005	28	10	12	3.43
2006	27	7	8	4.41
2007	25	7	10	5.05
2008	19	3	8	3.25
2009	22	7	5	3.53
2010	23	7	3	3.76
2011	1	0	0	5.40
2012	16	7	7	3.75
2013	21	6	5	3.54
2014	0	0	0	－

 

通算成績は83勝81敗、防御率3.77でした。

 

次にタイトルや表彰の成績を見ていきます。

 

 

プロ入り2年目で最多勝を獲得しています。14勝8敗の成績は、間違いなくエースの成績です。

 

その後も、コンスタントに7勝を挙げているので、エースとは言えなくても、先発の4～5番手としては非常に優秀な投手だったと言えます。

 

 

藤井秀悟の年俸の推移

 

続いて、藤井秀悟選手の年俸の推移を見ていきます。

 

 

生涯獲得年俸は8億3960万円です。入団時の契約金1億円を合わせると、プロ野球選手としては9億3960万円を稼いだことになります。

 

年俸1億円には到達していませんが、コンスタントに5000万円以上を稼いでいるのがすごいですね。

 

 

藤井秀悟はヤジで泣くのが有名な選手

 

藤井秀悟さんと言えば、「ヤジで泣く」が有名です。

 

プロ入り2年目の2001年5月22日、東京ドームでの対巨人戦でのこと。先発していたヤクルトの藤井秀悟さんは巨人打線を8回まで1点に抑えていて、ヤクルトが8対1でリードしていました。

そして9回表。先発していた藤井秀悟さんに打席が回ってきます。巨人のキャッチャーは村田真一捕手でした。村田真一さんは藤井さんに「打つな」という意味の言葉をささやきます。

 

「大量リードをしている時は、ピッチャーは打ってはいけない」というプロ野球界の暗黙の了解があったんです。

 

村田捕手はその不文律をこそっと教えたのですが、プロ入り2年目の藤井秀悟さんは全くその不文律を知らず、村田捕手の注意を冗談のようにとらえたようです。

 

村田捕手の注意を無視して、藤井秀悟さんはフルスイング！結果はショートゴロでしたが、藤井さんは一塁まで全力疾走して、アウトになりました。

 

藤井さんが打った瞬間、巨人ベンチからはヤジが飛びました。ファーストを守っていた清原和博選手も藤井さんにぶつかられたような仕草をしました。

 

そして、アウトになった藤井さんがベンチに戻る時も、巨人ベンチから激しいヤジが飛んだんです。

 

ヤジがよほど口汚いものだったのか、この時、既に藤井さんの目には涙が溜まっていました。

 

そして、9回裏のマウンドに藤井秀悟選手が上がります。それまでは8回を1点に抑えていたのに、突如として乱れます。

 

 

ワンアウトも取ることができず、ノーアウト満塁でKOされ、途中降板しました。

 

高橋由伸選手にデッドボールを与えた時、高橋選手からは思いっきり睨みつけられ、一塁ベース上にいた清原選手からはヤジを飛ばされています。

 

その後は守護神の高津臣吾が抑えてヤクルトが勝利しますが、この時泣いていた藤井秀悟さんはヒーローインタビューを拒否しています。

 

 

藤井秀悟が結婚した嫁や子供の有無について

藤井秀悟さんはなかなかのイケメンですが、結婚しているのでしょうか？嫁や子供はいるのかを調べました。

 

 

同級生と結婚

 

藤井秀悟さんは、プロ入りした2000年のシーズンオフに早稲田大学の同級生だった美穂さんと結婚しています。

 

プロ入りしてすぐに同級生と結婚するなんて、しっかりした考えの持ち主なのかな？と思いますよね。でも、実はそういうわけではなかったようです。

 

 

不倫をフライデーされ離婚

 

藤井秀悟さんは2002年に不倫をフライデーされています。

 

フライデーの報道によると、2001年から元CAの女性と不倫をしていました。しかも、その元CAの女性の証言によると、その女性以外にも不倫相手がいたようです。

 

この不倫を報じられた後、藤井秀悟さんは元同級生の嫁と離婚しています。

 

嫁としては、新婚2年目で不倫され、しかも1人だけではなく複数人と不倫するような旦那はいらないですよね。

 

 

子供はいない

 

藤井秀悟さんは、結婚して1年半程度で不倫が発覚して離婚しています。そのため、子供ができる前に離婚したようで、子供はいません。

 

藤井秀悟さんの不思議なところは、なぜかフライデーの編集者と仲良くなっていることです。

 

自分の不倫を暴いたフライデーに恨みを持つのが普通だと思いますが、なぜか当時の編集者といまだに仲良くしているんです。

 

編集部の二人


昔、この敏腕編集者様に
Fridayされて記事をかかれてしまった


あれから仲良くしてもらってる

 

引用：Friday | 藤井秀悟オフィシャルブログ『野球小僧』Powered by Ameba

 

子供ができる前に離婚することになったけれど、その離婚の火種をばらまいたフライデーと仲良くなっている。本当に不思議な人です。

 

 

藤井秀悟はフリーアナウンサーと交際報道あり

 

 

藤井秀悟さんは2002年のフライデー報道をきっかけに離婚し、それ以降はずっと独身です。

 

藤井さんは高年俸のプロ野球選手であり、しかもイケメンですから、かなりモテてていたようです。

 

2007年4月の週刊ポストでは、フリーアナウンサーの渡辺真理さんと車の中でキスしている写真を撮られ、熱愛と報じられました。渡辺真理さんは超人気フリーアナウンサーですよね。

 

しかし、この報道を受けて、藤井秀悟さんも渡辺真理さんもどちらも交際を否定しました。

 

この時、藤井秀悟さんは29歳、渡辺真理さんは39歳ですので、恋愛に年齢は関係ないものの、どちらも「その時のノリ」「気軽な遊び」的な感じの関係だったのかもしれません。

 

それにしても、渡辺真理さんと熱愛報道されるなんて、さすがイケメンプロ野球選手です。

 

 

藤井秀悟の「afo」伝説とは

 

藤井秀悟さんは、野球好きのネット民が集まる「なんでも実況J」で「afo」と呼ばれていて、大人気でした。

 

というのも、藤井秀悟さんのエピソードは「アホの子なの？」と思うようなおバカなもの、ほほえましいものが多いからなんです。

 

藤井秀悟さんの「afo」伝説を紹介していきます。

 

 

村田修一選手の人的補償でDeNAに移籍する時の会見で、「怪盗ロワイヤル」と「戦国ロワイヤル」にはまっていて、課金もしていると話しています。

 

この2つのゲームはモバゲーが運営していて、モバゲーの親会社はDeNAですね。

 

そして、「ゲームで親会社を支えています。本当に貢献しているから選ばれたのかな。これからは野球でも貢献します」と話しました。

 

藤井秀悟さんのキャラを考えると、これはジョークなのか本気なのかわかりません…。

 

ただ、不倫を報じたフライデーと仲良くなるというエピソードも含め、なんとなく憎めないし、ほほえましいと感じるafoエピソードが多いですね。

 

 

藤井秀悟の現在

 

藤井秀悟さんは現役を引退しています。現役引退後は、巨人の打撃投手を2019年の秋季キャンプまで務め、2020年からはDeNAの球団広報兼打撃投手を務めています。

 

藤井秀悟さんは「球界No.1ブロガー」と呼ばれるほどブログを頻回に更新していて、現在でも更新中ですので、球団広報にはピッタリな人材なのだと思います。

 

ただ、打撃投手としては限界が近いのかもしれません。

 

 

 

2021年の春季キャンプでは肩の痛みを訴えていました。

 

また、2015年には心臓の持病で投薬治療を受けていることを告白しています。

 

 

藤井秀悟のまとめ

藤井秀悟さんのプロフィールや経歴、成績や年俸の推移、結婚した嫁や子供の有無、afo伝説や現在をまとめました。

 

なんか憎めなくて、ほほえましい藤井秀悟さん。これからも、打撃投手や球団スタッフとしてプロ野球界に貢献してほしいですね。