群馬県太田市での親子殺傷事件で逮捕された三原理稀容疑者が注目されています。
この記事では三原理稀容疑者の生い立ちと親などの家族、高校時代の新体操エースの経歴、職業や前科の噂、自宅やSNS、殺害された手塚由佳さんの長女との結婚の過去、事件の概要とおぞましい動機、現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
三原理稀は群馬県太田市の親子殺傷事件で逮捕された男

出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
2026年9月25日、群馬県太田市の閑静な住宅街で世間を震撼させる凄惨な殺人事件が発生しました。手塚由佳さん(当時52歳)が自宅で何者かに刃物で十数カ所を刺されて殺害され、同じく自宅にいた長男(当時26歳)も頭部などを切りつけられ負傷するという痛ましい事件です。
群馬県警は事件直後から捜査を開始し、翌26日には手塚さんの長女(28歳)の元夫である三原理稀(みはら・りき)容疑者(30歳)を長男に対する殺人未遂容疑で全国に公開手配しました。
その後、三原理稀容疑者は9月27日に群馬県高崎市内のパチンコ店で身柄を確保され、逮捕に至っています。
この記事では、この事件の中心人物である三原理稀容疑者について、生い立ちや親など家族構成、高校時代の新体操のエースとしての経歴、職業や容姿、元妻(長女)とのトラブル、と事件の動機、前科やSNSの有無、そして現在の状況に至るまでを詳しくまとめていきます。
三原理稀の自宅など基本情報
名前: 三原理稀(みはら・りき)
年齢: 30歳(2026年9月事件当時)
居住地(自宅): 栃木県佐野市伊勢山町
出身地: 群馬県北群馬郡榛東村
職業: 職業不詳
容疑: 殺人未遂(逮捕時)、後に手塚由佳さん殺害の容疑も視野に捜査
被害者との関係: 亡くなった手塚由佳さんの長女(28)の元夫
三原理稀の外見の特徴(タトゥー・ギャル男風)

公開手配時や逮捕時に明らかになった三原理稀容疑者の容姿は、世間に強いインパクトを与えました。左腕には目立つタトゥー(ボディアート)が施されており、髪は金髪に染められ、前髪をクネっとさせた特徴的なヘアスタイルでした。
ヒゲを生やしており、周囲からは「ギャル男風」のルックスだと表現されていました。この風貌から、後述する「好青年だった」と言われる過去の学生時代とのギャップに、当時の同級生たちは一様に驚きとショックを隠せなかったと報じられています。
三原理稀の生い立ちと経歴① 親など家族構成について

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凄惨な事件を起こした三原理稀容疑者ですが、彼がどのような家庭環境で育ったのか、その「生い立ち」についても報道で一部明らかになっています。
三原理稀の出身地は群馬県北群馬郡榛東村
三原理稀容疑者の出身は群馬県北群馬郡の榛東村(しんとうむら)であることが分かっています。事件当時住んでいた「栃木県佐野市」は、大人になってから、あるいは結婚後に移り住んだ場所とみられます。
三原理稀の家族構成:両親と弟の4人家族
榛東村の実家では、父親、母親、三原理稀容疑者本人、そして弟の4人家族で暮らしていました。近隣住民の証言によれば、ご両親は共働きであり、三原理稀容疑者が高校生、弟が中学生ぐらいの時期に、榛東村の別の地域から現在の実家がある場所へ越してきたとのことです。
トラブルとは無縁だった実家時代
凄惨な事件を起こした犯人の家族となると、複雑な家庭環境を想像しがちですが、近隣住民によると三原家は「会えば挨拶をするし、どちらかといえば社交的なご家族だった」と語られています。ご近所トラブルなども一切なく、ごく一般的な、温かい家庭環境で育ったことが窺えます。それだけに、なぜ彼が凶行に及んでしまったのか、ご両親やご家族の心痛は計り知れません。
三原理稀の生い立ちと経歴② 中学・高校時代…正義感が強く新体操で活躍
三原理稀容疑者の経歴を語る上で欠かせないのが、彼の「新体操」への打ち込みです。逮捕後、かつて三原容疑者を知る多くの関係者が「信じられない」と口を揃えた背景には、彼の輝かしいスポーツの実績がありました。
三原理稀の中学時代:体操部のエースで正義感の強い少年
中学時代の三原理稀容疑者は、学校に体操を専門に教える教師がいた影響で全盛期を迎えていた「体操部」に所属していました。当時の同級生によると、三原理稀容疑者は部内でも「エース級」の存在だったといいます。
また、性格面でも注目すべきエピソードがあります。中学時代、かなりスパルタな教師がおり、その教師に理不尽にいびられている生徒がいると、三原理稀容疑者が間に入って庇うこともあったそうです。当時は困っている友人を助ける「正義感の強い素朴な少年」として周囲から慕われていたという事です。
群馬県立前橋工業高校へ進学とインターハイ出場
中学卒業後、三原理稀容疑者は群馬県内にある男子新体操の伝統校「群馬県立前橋工業高校」に進学しました。高校でも新体操部に所属し、過酷な練習に打ち込みます。
その実力は折り紙付きで、2012年および2013年には、新体操団体競技の群馬県代表メンバーとして全国高校総合体育大会(インターハイ)に出場するという輝かしい記録を残しています。
日本体操協会の過去の大会記録等にも「前橋工業高・三原理稀」の名前が確かに刻まれています。新体操部の仲間たちからの評判は「好青年」で「凝り性」、さらには「仕事や部活に対してストイックに取り組むタイプ」だったと証言されています。
一つのことに集中して取り組む才能が、かつてはスポーツという正しい方向に向いていたのでしょう。
三原理稀の職業と手塚由佳さん長女との結婚とDVから執着心への変貌
高校を卒業した後、三原理稀容疑者の人生の歯車は徐々に狂い始めたようです。
三原理稀の職業について
事件当時の報道では「職業不詳」とされていますが、高校卒業後は地元で就職し働いていたことが分かっています。学生時代の「凝り性」で「ストイック」な性格は仕事にも活かされていた可能性がありますが、一方で、人間関係や恋愛においては、その「凝り性」が「異常な執着心」へと歪んでいったと指摘する元友人の証言もあります。
手塚由佳さんの長女との結婚・離婚と同居
その後、三原理稀容疑者は被害者である手塚由佳さんの長女(事件当時28歳)と結婚します。しかし、結婚生活は長くは続かず、間もなく離婚に至りました。
ところが、異常なのは離婚後の関係性です。報道によれば、三原理稀容疑者は「離婚後も妻の家族と同居を続けていた」あるいは、妻の実家に頻繁に出入りするなど、完全には関係を断ち切っていませんでした。
「私が悪いんだ…」元妻(長女)を追い詰めた執着とDV
三原理稀容疑者は長女に対して異常なほどの独占欲を見せていたといいます。復縁を執拗に迫り、それに伴う家庭内暴力(DV)が日常化していました。
のちに長女が警察に駆け込んだり、事件発生直後に近隣住民の家に逃げ込み「私が悪いんだ、私が悪いんだ…」と錯乱状態でパニックに陥りながら自らを責める言葉を発していた事実から、三原理稀容疑者が長女に対して日常的に強烈な精神的支配(モラルハラスメント)や暴力を行っていたことが痛いほどに伝わってきます。
三原理稀が事件を起こすまでの時系列
この悲劇は、決して突発的なものではありませんでした。事件に至るまでには明確な「予兆」があり、警察への相談も行われていました。ここでは事件までの経緯を時系列で追っていきます。
2026年6月:警察への初回の相談
手塚さんの長女が、三原理稀容疑者とのトラブルに関して群馬県警太田警察署に相談を持ち掛けます。この時点で、すでに警察は両者の間にDVやストーカー的な問題があることを把握していました。
2026年9月19日(事件6日前):殺害予告
事態が急激に悪化します。長女は自宅に近い栃木県警に対し、三原理稀容疑者から「母親と弟を殺して、俺も死ぬ」と恐ろしい脅迫を受けたことを相談しました。この極めて危険な内容は、直ちに群馬県警にも共有されました。
2026年9月24日(事件前日):警察からの避難指導
長女の身辺に深刻な危険が迫っていると判断した地元の太田警察署は、長女に対して電話で連絡を取り、「自宅を離れてすぐに避難したほうがいい」と強く指導しました。
しかし、長女はこの提案を断らざるを得ませんでした。なぜなら、母親である手塚由佳さんが「がんの再手術を受けたばかりで休職中」であり、身体的に動かすことが困難だったからです。警察は「何かあればすぐに連絡するように」と伝えるに留まりました。
2026年9月24日夜(事件前夜):LINEでの犯行ほのめかし
犯行の前夜、三原理稀容疑者は知人に向けてLINEで「嫁親とごたついててかなり遅くなりそうで」というメッセージを送信していました。この時にはすでに、元妻の「親(手塚由佳さん)」を標的にした襲撃計画を企てていたことが窺えます。
三原理稀が手塚由佳さんを殺害した群馬県太田市の親子殺傷事件の全貌
そして、最悪の結末である事件当日を迎えます。
2026年9月25日正午すぎ、三原理稀容疑者は、群馬県太田市市場町にある手塚さん宅へ向かいました。事前に刃渡り約20センチメートルの包丁を用意して持ち込んでおり、初めから殺意を持った「計画的犯行」であったことは疑いようがありません。
三原理稀容疑者は、何らかの理由で無施錠だった玄関から手塚さん宅の室内に侵入しました。
当時、自宅内には長女と長男は外出しており、母親の手塚由佳さんが一人でいました(※報道によっては長男と同居中だった等ありますが、長男は後に鉢合わせます)。三原理稀容疑者は手塚由佳さんを標的にし、胸や腕、肺や腹など十数カ所をメッタ刺しにしました。
死因は刃物で刺されたことによる出血性ショックでした。がんの手術を乗り越えたばかりの弱り切った身体に、元娘婿から幾度も刃物を突き立てられる恐怖と無念は計り知れません。
その後、外出先から長女と長男(26歳)が帰宅し、室内にいた三原理稀容疑者と鉢合わせます。三原理稀容疑者はその場で長男の後頭部や背中をも包丁で切りつけ、殺害しようとしました(殺人未遂容疑)。
長女は恐怖のあまり家を飛び出し、近隣住民に助けを求め、九死に一生を得ました。
犯行後、三原理稀容疑者は自身の車を現場近くの店舗駐車場に乗り捨て、全身黒ずくめの服装のまま、なぜか靴を履かずに「靴下のまま」徒歩で現場から逃走しました。
三原理稀の前科の噂とSNS(Facebook・Instagram・X)について

事件後、三原理稀容疑者が全国に公開手配されると、そのショッキングな容姿とともに様々な憶測がネット上を飛び交いました。
前科や逮捕歴はあるのか
公開手配の際に使用された三原理稀容疑者の写真が、警察が撮影したようなマグショット(逮捕時の顔写真)に見えたこと、また左腕にタトゥーが入っていたことなどから、SNSや一部のネット掲示板では「過去にも前科があるのではないか?」「前科持ちに違いない」といった声が多く上がりました。
しかし、現在の時点で三原容疑者の過去の具体的な「逮捕歴」や「前科」を裏付ける公式な報道はありません。6月の段階で警察に相談履歴は残っていましたが、それはあくまで「相談・指導」の段階であり、今回の殺人未遂・殺人事件が彼にとって決定的な重大犯罪の初逮捕である可能性が高いとみられています。
SNSアカウントの特定状況
昨今の事件では、容疑者のFacebook、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなどのSNSアカウントが即座に特定されることが珍しくありません。三原理稀という名前も珍しいため、特定が容易かに思われました。
しかし、本件に関しては、同姓同名のアカウントが存在するものの、本人のものと断定できる有力なSNSアカウントはネット上でも特定されていません。前述した知人へのLINEのメッセージ以外には、ネット上での目立った発信活動は見受けられず、あくまでクローズドな人間関係の中で自己中心的な感情を爆発させていたことが窺えます。
三原理稀の動機…なぜ元妻でなくその家族を狙ったのか

本事件において最もおぞましいのは、三原理稀容疑者の動機でしょう。
DVやストーカー事件の多くは、執着している相手本人(この場合は長女)を直接の標的にします。しかし、三原容疑者は事件の6日前に「母親と弟を殺して俺も死ぬ」と宣言していました。
なぜ彼は長女本人ではなく、長女の「親」と「弟」を狙ったのでしょうか。
犯罪心理や過去の類似事件から推測すると、この動機は長女に対する「最大の復讐(精神的苦痛)」を与えるためだったと考えられます。「自分を拒絶したお前のせいで、お前が一番大切にしている家族を奪ってやる。一生後悔して苦しめ」という、極めて身勝手で歪んだ逆恨みです。
長女が事件直後に「私が悪いんだ」と錯乱状態になったことからも、三原理稀容疑者の最大の目的が「長女の心に一生消えないトラウマを植え付けること」であったとすれば、これほど残虐で卑劣な動機はありません。
三原理稀の逃走劇の終わりと現在の状況

出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
凶行に及んだ後の、三原容疑者の逃走劇と逮捕、そして現在の状況について見ていきます。
パチンコ店でのあっけない逮捕
公開手配から1日経った2026年9月27日の午後2時過ぎ。群馬県警の捜査員が、事件現場の太田市から約40kmほど離れた高崎市内のJR高崎駅近くにあるパチンコ店で三原理稀容疑者を発見しました。
驚くべきことに、三原理稀容疑者はパチンコ店の休憩スペースにある椅子に無表情で座っていました。警察官が5〜6人で取り囲み、職務質問をして声をかけると、暴れたり逃走を図ったりすることもなく、素直に応じたといいます。そのまま店外の駐車場に連行され、長男に対する殺人未遂容疑で逮捕されました。
大それた殺害予告を実行に移しておきながら、自ら死ぬこともなく、40km離れたパチンコ店で時間を潰していたという事実は、彼がいかに短絡的で無責任な精神状態であったかを示しています。
三原理稀容疑者の現在の状況
現在、三原理稀容疑者は群馬県警前橋警察署で取り調べを受けていると報じられています。
警察の調べに対し、長男への殺人未遂容疑については「間違いありません」と容疑を全面的に認めています。さらに、「包丁を自分で用意し、持ち込んだ」と計画性を裏付ける供述をしているほか、死亡した手塚由佳さんに対する殺害行為への関与もほのめかしているとのことです。
群馬県警は、三原理稀容疑者が手塚さんと長男を殺害しようと思い準備した計画的犯行と断定し、今後、手塚由佳さんに対する「殺人罪」での再逮捕と立件に向けて、犯行の詳しい動機や逃走経路の裏付け捜査を進めています。
まとめ
今回は、群馬県太田市で発生した、手塚由佳さんが殺害され、その長男も怪我を負わされた殺傷事件の犯人、三原理稀容疑者についてまとめてみました。
三原理稀容疑者の事件は、かつては理不尽から友人を守り、インターハイに出場するほど新体操に打ち込んだ「好青年」が、いかにしてタトゥーを刻み、執着とDVに塗れた「凶悪犯」へと転落してしまったのか。人間の心の闇の深さを突きつけられる事件です。
また、本事件は警察の介入や指導があったにも関わらず最悪の事態を防げなかったという点で、社会に大きな課題を残しました。「母親が病気で動けない」という切実な理由で避難できなかった被害者家族に対し、加害者を隔離するなどのより強力な法的措置が取れなかったのか、今後のDV・ストーカー対策のあり方について深い議論が求められます。
がんの手術を乗り越え、シングルマザーとして懸命に子どもたちを育て上げていた手塚由佳さんの命は、理不尽な悪意によって理不尽に奪われました。
遺された長女と、重傷を負った長男の心の傷は計り知れません。三原理稀容疑者には今後、法廷の場で自身の犯した罪の重大さと向き合い、厳正な裁きが下されることが待たれます。事件の全容解明に向けた、警察の今後の捜査の進展が注視されています。


















